★阿修羅♪ > 中国3 > 129.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
薄熙来の政治生命は完全に絶たれた。その一方で、胡錦濤 の引退後も、つまり習近平体制下でも、・・・ブログ『毒蛇山荘日記』
http://www.asyura2.com/12/china3/msg/129.html
投稿者 メジナ 日時 2012 年 4 月 12 日 12:54:36: uZtzVkuUwtrYs
 

 2012-04-12 :(山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記』)
 http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20120412/1334193234

 薄熙来の政治生命は完全に絶たれた。その一方で、胡錦濤 の引退後も、つまり習近平体制下でも、薄熙来事件処理で存在感を増した胡錦濤 の「院政」の可能性が高まったと見られる。
 つまり、国家主席の座は習近平に渡すが、人民軍軍事委員会のポストにはそのまま居座り、「習近平体制下でも睨みをきかせる」ということになるのではないか・・・というわけである。

 さて、中国国営新華社通信は、11日未明、規律違反で共産党政治局員などの職務停止となった薄熙来(前重慶市党委書記)をめぐる事件について、次のように論評したもようだ。「胡主席の果断な決定」「胡錦濤同志(国家主席)を総書記とする党中央が果断な決定を下し、突っ込んだ調査と厳粛な処理を行った」・・・。
 
 それにしても、中国共産党内部の権力闘争の奥は深い。今秋の「18回共産党大会」で「政治局常務委員」が確実と見られ、習近平(国家出席)、李克強(首相)に続く第三の指導者の地位が予想されていた薄熙来が、瞬く間に政治生命を絶たれるのだから、政治家の権力闘争というものは、恐ろしい。薄熙来の失脚が明らかになると同時に、薄熙来が1990年代に市長を勤めていた「大連」でも、薄熙来人脈の実業家で、薄熙来の息子の英国留学の面倒を見てきたと言われる「大連実徳集団」会長・徐明が拘束・逮捕されたという。
 それと同時に、薄熙来事件の発火点である重慶では、薄熙来人脈の大粛清が始まったらしい。無論、中国共産党次期指導者たちをも巻き込んだ今回の政変劇が、このまま終熄するとは思えない。薄熙来の後ろ盾だったと言われる江沢民一派や、現政治局常務委員の周永康らの動向が気になるところだ。

★「胡主席の果断な決定」=薄熙来事件、法治徹底訴え−中国党機関紙

 【北京時事】中国国営新華社通信は11日未明、規律違反で共産党政治局員などの職務停止となった薄熙来前重慶市党委書記をめぐる事件について論評した同日付の党機関紙・人民日報の評論員文章を配信。
「胡錦濤同志(国家主席)を総書記とする党中央が果断な決定を下し、突っ込んだ調査と厳粛な処理を行った」と強調した。

 同文章は、薄氏の側近だった前副市長の米総領事館駆け込みを「国内外に悪影響をもたらした重大政治事件」と指摘。薄氏の規律違反は「党・国家イメージに大きな損害を与えた」と批判した。(2012/04/11-05:03)

★「胡・温・習」主導で解任=重慶前書記「毛沢東化」に反発−一枚岩でない中国指導部

 【北京時事】中国重慶市トップだった薄熙来前重慶市共産党委員会書記の解任事件は、胡錦濤国家主席や温家宝首相とともに、次期最高指導者の座を確実にしている習近平国家副主席が主導していたことが分かった。複数の共産党関係者が30日までに明らかにした。

 党関係者によると、胡、温、習氏は以前から、法を無視した暴力団一掃捜査や、大衆を動員した革命歌熱唱運動など、薄氏の「文化大革命(1966〜76年)」式政治手法に反対してきた。そこに2月6日、薄氏の元側近・王立軍前副市長による米総領事館駆け込み事件が発生し、胡主席らは薄氏だけでなく政治局常務委員の機密情報も米側に渡ったと危機感を強めた。

 直後の9日、最高意思決定機関・政治局常務委会議で、駆け込み事件を契機に薄氏の「指導責任」を問い、解任する方向性が固まったという。(2012/03/30-15:59)

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2012年4月15日 10:21:09 : atxcJA2ynI
【富裕層も逃げ出す中国と権力闘争】

http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/

薄熙来(はくきらい)前重慶市共産党委員会書記が失脚し、その妻が殺人等の罪で逮捕され、死刑判決となるといわれていますが、このような状況で理由は違いますが、フィリピン人の数万人以上の中国からの出国の陰に隠れて、実は富裕層が大量に中国から脱出していることが中国銀行等の統計で明らかにされています。

資産1億元(13億円)以上の資産家の<74%>がすでに中国を脱失していると報じられており、資産1000万元(1.3億円)以上はすでに脱出した資産家は14%、手続きをしている者は45%、併せて59%が脱出するとなっています。

ネズミは沈没する船を察知して逃げると言われていますが、これはそれだけネズミが危機を察知して生きる能力を保持している優れた生き物だからであり、中国人の資産家もこのネズミとすれば、内乱が起こるといわれている中国からすでに74%も脱出しているといわれているのもわかります。
優秀であればあるほど、子ども・妻を先に逃がし、アメリカ・カナダ・オーストラリアに基盤を作らせ、自分は最後の段階でプライベートジェット等で逃げるということになっていましても何ら不思議ではありません。

ここでなぜフィリピン人が大量に逃げているか、もう一つの理由が考えられます。
フィリピン人は富裕層のメイドとして雇用されていたはずであり、この富裕層が大量に中国から逃げる際に、「中国が内乱に陥り危ないから逃げるように」と示唆されていましても、何ら不思議ではないからです。

一人二人であれば単なる偶然ともいえますが、上記のとおり、メイドを雇う富裕層の60%、70%が「消滅」してしまえば、メイド側はパニックになっても何ら不思議ではありません。

中国の内部崩壊はすでに始まっているとみて間違いなく、富裕層およびメイドであるフィリピン人の大量出国はその前段階と言えます。

また、重慶市ですが、借金総額が5000億元(6.5兆円)をこえており、事実上破産状態に陥っていると中国で報じられていますが(税収は1000億元弱)、この5,000億元のかなりの部分が汚職で「消えて」いたとも言われており、薄熙来氏を追い込めば、重慶市を破産に追い込むことになり中国で金融危機が勃発しますし、放置すれば反撃にあうでしょうし、胡錦濤体制は今や重大な岐路に差し掛かっていると言えます。

胡錦濤・温家宝・習近平、三つ巴の戦いになるのか、それとも第4の登場人物が出てくるのか。

中国の権力闘争が無事に終わりましても、逃げた富裕層(すでに持ち出した資金量は3兆元、すなわち40兆円余りとも言われています)は中国には戻ってきません。

結果、抜け殻となった中国経済となり、その中国経済に日本が依存するということになれば、その先は悲惨な状態になると言えます。


02. 2012年4月15日 19:31:36 : sy4SxNTKOI
>>01 さんへ

フィリピンと中国の紛争問題での帰国。
中国メディアが下記の記事を掲示しております。

フィリピン在住中国人が大量引き揚げか=一触即発の南シナ海情勢−中国メディア
2012/4/13 8時44分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=60391


03. 2012年5月16日 04:42:10 : ZNDd7fqY5k

内情を詳しく知ると、三国志や清王朝とオーバーラップする。

歴史物語が目の前の現実で繰り広げられているよう。


  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
 重複コメントは全部削除と投稿禁止設定  ずるいアクセスアップ手法は全削除と投稿禁止設定 削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告」をお願いします。 最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 中国3掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 中国3掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧