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<脱原発のココロ>京大原子炉実験所助教 小出 裕章さん(62) 「ムラ」も無視できぬ存在/今度こそ止めたい(東京新聞)
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/114.html
投稿者 gataro 日時 2012 年 1 月 09 日 14:09:32: KbIx4LOvH6Ccw
 

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2012010902000055.html

<脱原発のココロ>京大原子炉実験所助教 小出裕章さん(62) 「ムラ」も無視できぬ存在(東京新聞「こちら特報部」)
2012年1月9日


 昨年十月三十日、東京都港区のJR浜松町駅近くの喫茶店。京都大学原子炉実験所助教の小出裕章(62)は約二時間、日本原子力学会会長で東京大学大学院教授の田中知(さとる)(61)らと向き合った。

-----------------ここから紙面版より直接貼り付け-----------------

 東京電力福島第1原発事故後、原発の危険性を訴え続けて四十年の小出は「不屈の研究者」として広く知られるようになった。一方の田中は、原発を推進することで互いに利益を得る企業や研究者の排他的集団「原子力ムラ」の中心人物だ。

 「原子力の学問をどうしたらいいか」と問われた小出は諄々(じゅんじゅん)と説いた。

 「原子力を推進するような学問はすペてやめるペきだ。ただ、今回の事故処理、使用済み核燃料、各原発の廃炉の問題などが残っている。これらの負の遺産を乗り越えるための専門家養育成する必要がある」

 面談を申し入れたのは田中側だ。小出は多忙を理由に一度は断るが、再三の申し入れに根負けし、上京した際に時間をつくった。

 田中は、面談の狙いについて「東大グローバルCOEの活動の一環で、いろんな人の意見を聞いている」と説明する。グローバルCEOとは、大学院の先端研究拠点を文部科学省が重点支援する事業のこと。田中らの拠点の名前は「世界を先導する原子力教育研究イニシアチブ」だ。小出の主張は届いたか。田中は「今はノーコメント。シンポジウムなどで成果を公表する機会はあるかもしれない」と書葉少なだ。

 小出自身もかつては原子力学会に所属していたが、三十年前、関西電力の副社長が会長に就任したのを機に脱会した。学会誌から名指しで批判され、小出の反論文を載せる、載せないでもめたこともある。いわば因縁の相手だ。

 小出は皮肉まじりに田中らの意図を推し量る。

 「東大は原子力を推進してきた学問の中心、学会は安全神話一辺倒の集まり。私のことは無視すればよかったが、事故が起きてからは、そうもいかなくなった。彼らも、ものすごい危機感を感じている。懲りずに推進の旗を振ろうとするだろうが、少なくとも私の意見も聞いたという形を作らざるを得なくなった」

 「こちら特報部」は福島事故発生翌日の昨年三月十二日、いち早く小出に電話取材した。小出は「政府や電力会社の説明はウソだった。もういいかげん、原発はやめろと
言いたい」と声を荒らげた。四月九日の特報面では単独インタビュー記事を掲載した。

  講演の参加者 急増1000人規模

 その後の活躍は「小出ブーム」といっても過言ではない。

 毎週末は講演で全国各地を飛び回る。既に三月末まで予定はいっばいだ。事故前も月に二、三回は講演をこなしていたが、参加者は十数人、多くても百人程度。それが事故後は千人規模も珍しくない。講演内容などをまとめた「小出本」は十六冊も発行され、ネット上にはファンサイトも登場した。マスコミの取材は引きも切らない。

 「とてつもなく忙しくなった。自分の仕事も手が付けられない状態だ」

 助教は昔で言うところの助手。事故前まで、助手よりも教授の方がありがたがられた。それが一転、事故を過小評価した「御用学者」の権威は失墜。放射能の恐怖におびえる人たちは、小出の言葉に救いを求めた。ついには、原子力学会会長までが「小出詣で」に出掛けたのだ。

<デスクメモ>

 厚遇されないとわかっていても、自ら正しいと信じる道を歩む。そういう生き方はなかなか実践できるものではない。まして、それを貫こうとすればなおさらだ。しかし、真理は探究できるものなのだろうか。“万年助手”を良しとする科学者には、確かに「ムラ」は似合わない。 (木)

=======================================================

今度こそ止めたい 「収束宣言」でも事故は進行中(東京新聞「こちら特報部」)

 自身は「小出ブーム」をどう見ているのか。

 事故を引き起こした東京電力と政府は犯罪者だ。犯罪者が自らの罪をきっちり言うことなどあり得ない。小さく、小さく見せようとする。情報は隠す。それは3・11から今日まで全く変わっていない。だから私のような人間の話を聞きに来る。ありがたいとは思うが、こんなことにならなければ良かったと思う」

 英雄視されることを極端に嫌う。

 「運動の指導者になれとか、もっと政治とコンタクトを取れとか、さまざまなことを言ってくる人がいるが、政治もヒーローも大嫌いだ」

 事故後、原子力政策や再生可能エネルギ一に関する政府の審議会や委員会のメンバーに、原発に批判的な学者が起用されるようになったが、小出は「あまり興味がない。私には声はかからないし、かかってもやらない」と素っ気ない。

 “万年助手”の清貧な雰囲気に変化はない。大阪府熊取町の京大原子炉実験所の研究室は昼なお暗く、エアコンは「スイッチを入れたことがない。たぶん壊れている」。学内には「御用学者」のレッテルを貼られた教授もいるが、「そういう人たちは私とすれ違う時は横を向いている。事故後も相変わらずだ」。

 一九七九年の米スリーマイル島事故、八六年の旧ソ連チェルノブイリ事故、九九年の東海村臨界事故…。大事故のたびに反原発運動は盛り上がるが、いずれも尻すぼみに終わってきた。今度こそ勝てるのか。原発を止められるのか。

 「今までにない広がりで原発を考えてくれるようになった。ここまで来たんだから、今度こそは止めたい。でも、政府や電力会社の圧倒的な力の前に、私は負け続けてきた。今、この戦いに勝てるかと問われれば、大変不安だ」

 首相の野田佳彦は昨年十二月十六日、「事故収束」を高らかに宣言した。政府と電力各社は、原発の再稼働をあきらめていない。

 「事故は進行中だ。溶けた核燃料は原子炉格納容器の底を突き抜けているかもしれない。東電の発表によれば、格納容器床面のコンクリートを最大六十五a溶かしているが、外殻の鋼板まで三十七a余裕があるという。これは単なる計算にすぎない。仮定の置き方で答えはいくらでも変わる」

 「火力発電所と水力発電所があれば電力は足りるのに、政府と電力会社は毎日のように『停電するぞ、節電しろよ』というウソの宣伝を流し続けている。多くの人が、まただまされようとしているように感じる」

 「何かしたい」思いを行動に

 「収束宣言」の翌日、北九州市内で小出の講演会が開催された。ある女性が質問した。

 「3・11以来、何かしなければいけないという気持ちがあったが、何もしていない。何かできますか」

 小出はこう答えた。

 「こういう集会に行くと、『どうしたら原発をなくせるか』と聞かれるが、知っていればやっている。私は、原子力の学問の場にいる人間としてやらなければならないことを続ける。歌のうまい人は歌えばいい。署名もデモも一つの手段だ。これだけは自分がやりたいと思うことを、皆さんがやるようになった時、原発は必ず止まる」

  (敬称略、佐藤圭)
 

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コメント
 
01. 桂林 2012年1月09日 16:41:46 : GW5BWOQmN.CtY : kCTKqMxM66
この狭い日本に54基の原発があるとは知りませんでした。事故が起これば過疎地に作ったつもりなのに遠く離れた住宅地にも放射能が降り注ぎ、中国はいまだに東北と千葉の食物の輸入を認めていません。放射能に汚染されたがれき、除染によって集められたものの保管する場所もない、使用済み核燃料の処理も出来ません。福島原発が次の大型地震で崩れたら関東地方は又汚染されます。

地震学、津波の研究もまだ始まったばかりです。機械は故障するし、運転の人為ミスは当然です。原発事故は交通事故や他の事故とは異なります。広範囲に、長期に災害が人間の健康をむしばみ、仕事と収入を奪い、財産を無価値にします。原発は全部止めるべきです。

電気をどうするかと言いますがこの10年で電気の消費は10%位減少しているそうです。今後人口は減り、省エネは進み、工場は海外へ生きるために脱出します。今後の電気の需要を誰も論じないは不思議です。原発の問題は原発が絶対に安全かのみをまず論じるべきで、電力需給や今後の電力対策は一緒に論議すべきではありません。

原発の再稼働については被害は何百キロに亘るのですから、地元市町村ではなく、全国民規模で決めるべきです。地元の首長が政府の責任でというのは何を考えているのでしょう。政府の政治家、役人が責任をとったことがありますか。政府が決めるのであれば決めた人は事故が起こったら全財産没収、終身刑務所行きぐらいのルールがなければまともな決定は出来ないはずです。とにかく、事故の恐怖をなくすことが国民のためです。

海外のTVはアジア各国(ネパールの山の中でも)外電を英文でそのままテロップで流します。日本の原発事故に関しては福島原発からの汚染水が海に流れた、子供の内部被ばく等々毎日のようにニュースが流れます。海外への輸出推進、観光促進等を行うためには日本は原発を廃止するという宣言をしなければ日本の信用は回復しないと思います。


02. 2012年1月09日 18:58:05 : KO480pNz02
あらゆる角度から、あらゆる歴史的、技術的、環境的、人間的条件を勘案しても、原発はこれ以上、絶対に稼動させてはいけない。

吉本隆明という老齢の批評家までひっぱりだして原発推進マフィアたちは原発の市民権獲得に必死だが、もう勝負はついた。

議論の余地はない。もし、もし、あの福島原発事故に対して日本政府や東電が迅速で的確な措置をとっていたら状況はかわっていただろう。
しかし、原発事故にこれほど無知で愚か、かつ呆然自失の混乱と狂乱をさらした。
この時点ですべてが明らかになったといえる。

われわれは大規模な原発災害に無力である。

これ以上、原発など稼動させる余地はどこにもない。


03. 2012年1月09日 19:30:48 : GYZbjsjWDe
結局、”原子力やかん”を止められるのは我々市民が力を一つにした時なのだ。
今がその時である。

04. 2012年1月09日 19:54:35 : xCKC9rBowQ
原子力村の住人はひっつこいで〜。
今死んだふりしていても必ずゾンビのように生き返るぞ。

息の根を止めて頭と胴体を切り離し、ぐちゃぐちゃにつぶしてしまうまでは安心できんで〜。

特に官僚どもは蛇みたいだからな。
すでに除染利権などの焼け太りも狙ってるし、気ィつけんとアカンデ〜。


05. 2012年1月09日 19:55:38 : txKoq6KBVw
消されていないチェルノブイリ映像あり
http://shinurayasu.wordpress.com/2011/12/14/%E3%80%8E%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%83%96%E3%82%A4%E3%83%AA%E5%8E%9F%E7%99%BA%E4%BA%8B%E6%95%85%E3%83%BB%E7%B5%82%E3%82%8F%E3%82%8A%E3%81%AA%E3%81%8D%E4%BA%BA%E4%BD%93%E6%B1%9A%E6%9F%93/

06. Ryukyuan.isao-pw 2012年1月09日 20:03:28 : YrP2vZDuHZBQs : u5btJ5mJr2
★福島原発災害の現状と子供達の未来
http://isao-pw.mo-blog.jp/isaopw/2012/01/post_f112.html
★既得権益利権集団の解体無くして展望は開けない!
http://isao-pw.mo-blog.jp/isaopw/2012/01/post_c775.html

07. 2012年1月09日 21:09:18 : txKoq6KBVw
東京新聞は地方発送もしろよ(^^)

08. 2012年1月09日 21:47:08 : E3FbHY7ktk
◎20120109 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章 他〖録音〗

http://www.youtube.com/watch?v=wvgs2R4Raio&list=UUyGnzLqERNQPVq20FzaIU6Q&index=1&feature=plcp


09. 2012年1月10日 01:30:58 : qPExNJiQAc
東京新聞(関西では中日新聞)が読める人はうらやましいなあ
小出先生の特集が読めるなんて
朝日新聞じゃ原発反対派の意見は賛成派の意見と一緒でないと載せられない
朝日新聞科学部は原発賛成派とずぶずぶや

10. 2012年1月10日 05:19:24 : AubGswuXdI
原発を止める最短ルートは、発送電分離でしょう。好きな会社の電力が買えるなら、
東電などより安い独立発電事業者(IPP)へ切り替えることができるからです。
IPPは、ガスコンバインド発電などによって、原子力より安く電力を作っていま
す。原発の廃炉費用や再処理さらに高レベル廃棄物の保管費用などの上乗せも
これからどんどん大きくなるでしょうから、IPPとの価格差はますます広がりま
す。

それ以外にできることは、節電でしょう。個人でできることで、とくに住宅の
地熱利用です。これをやると、暖冷房費がほとんどゼロになります。LED電球の
採用も効果があります。


11. 2012年1月10日 11:12:52 : kVRjv6w4OQ
この人、地方新聞の記事を読んだけど
原発と言うものを日本全体、いや世界レベルで真摯に考えてる人なんだね。
3.11ガレキ償却処理にしても日本全体で取組めとか(フィルター設置で)
農産物等にしてもわずかでも危険性のあるものは子供に摂取させるな、但し
大人は摂取してもいいのではとか(数値のボーダーライン以下の食品に限って)

電力は日本中の誰もが恩恵を享受してるのに一旦事故が起きるとパニックになり
被災地を突き離し、自分だけが安全ならといった利己的な考え方が多いなかで
考えさせられました、あまりにも身勝手過ぎないかと、、、国民全体で考え
後処理に当たらないとダメだと、、、

それも原発があるから人間が制御仕切れない悪魔の物質があるから、それによって
莫大な富を得る連中がいるから、、、国民も目先の便利さの誘惑に惑わされて、、

日本人は優秀?ならば原発抜きのエネルギーを世界に先駆けて研究開発すべきでは
この地球を自然をこれ以上、汚染崩壊させる事は人類絶滅につながりはしないか。


12. 2012年1月10日 11:24:04 : CGaB34XTl
>10. 2012年1月10日 05:19:24 : AubGswuXdI さん

大賛成ですよ。
先ず発送電分離をして、送電線は国有にし、電線使用量を国に払えばどの企業も送電線を自由に使う事が許されるのが良いのです。
多くの発電企業に自由参入させれば、いろいろな発電研究も又生まれます。
人々は自由に好きな発電企業を選べば良いのです。
外国では普通にやっているそうです。

送電線を買い取る為に東電に支払われる血税は被害者保障に当てるべきです。
これから東電が発電によってもうけた金は被害者にかけた迷惑料と、これからかけるであろう迷惑料として一定金額を企業が存続する限り払い続けるべきです。
いくら払っても、それでも足りないでしょうが・・・・・。

原発による発電を選ぶ人は初めに廃炉費用を上乗せした電気料を払うべきですし、事故のこれからかかる被害者保障も、東電とともに原発を選んだ人には責任があります。
今まで原発を推進してきた人にも原発推進論をTVなどで多くの人に発信した著名人や知識人は、人を原発に先導した責任があります。

今まで原発は総括原価方式で経費の103%を国民の血税で払ってきた、つまり原発は国民の血税で造られてきた。
おまけにかかった費用の他に3%のご褒美まで付いて。
原発は1基5000億円もする、そういう費用を一切考えに入れずに、燃料代だけで原発は一番安価だと国民を騙して来たのだ。

そうすれば原発ほどコストの高い発電は無い、原発ほど危険リスクの高いものは無いという真実を人々はやっと知るでしょう。

当然でしょう、電気器具だって、初めに廃棄処分の費用が取られるんですから。
燃料代だけで良い訳がありません。


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