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爪検査で放射性物質の分析は可能ですが・・
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投稿者 taked4700 日時 2012 年 1 月 11 日 11:48:07: 9XFNe/BiX575U
 

http://nutmed.exblog.jp/13268385/

第T22回 爪検査で放射性物質の分析は可能ですが・・

今回の地震が自然界のイベントであるならば、今朝我が家の庭の桜の木に咲いた花もまた、同じように自然界のイベントだと考えると、少し複雑でもありますが、心休まるイベントでもあります。

さて、今日は読者からの問い合わせへの公開回答ですが、栄養医学研究所で行っている爪分析検査についての質問です。
「佐藤先生のブログを知ったのはツイッター仲間からの紹介でした。薬剤師という職業柄、医療人として薬の調剤に携わっています。大学の授業では、人間の体のしくみや働きについて多くを学んできたつもりですが、栄養やその必要性のこと、不足欠乏すると何が起こるかについては、ほとんど知らない自分が怖くなることがあります。
佐藤先生のブログは、薬剤師の私でもときどき辞書や大学の時の参考書を引っ張りださないと理解できないことが紹介されていますが、不思議と最後には難しいことは何1つないほど、理解できることばかりで、これを目からウロコが落ちると言うのだと自分なりに納得しています。 先日の東北大震災に続く福島の原発の放射能の問題が毎日の話題になっていますね。私の勤める調剤薬局にくる患者さんの多くが、やはり放射性物質のことが気になるようで、様々なことを質問されます。中でも1番多い質問が、話題になっている放射性ヨウ素やセシウムのことで、いったい自分の体内にはどれほどの放射性物質が溜まっててしまったのかを知る方法と、それを体外に排泄する方法のことです。以前のブログの中に、栄養医学研究所で爪を使って体の中にたまっているミネラルの分析ができることが紹介されていますが、この検査では溜まってしまったヨウ素やセシウムの量を分析することはできるのでしょうか?」

この方の調剤薬局と同じように、栄養医学研究所にはここ数日。行政の組織や病院、個人を含めて毎日のように、爪分析の問い合わせが増えています。 その内容はこの方の質問と同じものばかりです。
連日のように官邸や自治体から公表されている放射性物質についての数値の信憑性については私もわかりませんが、日本人がかつて経験したことのないことなので、余計に不安は募り、自分の体の中にどれだけの放射性物質が蓄積してしまったのかを知りたい、確認したいという気持ちになるのだろうと思います。

さて、結論から先に言いますと、現在栄養医学研究所で受託している爪分析検査では、ヨウ素はもちろんですが、人間が必要とする必須ミネラル、水銀、鉛などの重金属に加え、ウラニウムやジルコニウム、ストロンチウムも分析をして報告しています。最近までセシウムについては報告していませんでしたが、私の師匠の1人でもあり、爪分析検査をお願いしているドイツのDr.Buschからの強いアドバイスもあり、セシウムについても近々に報告をするようにしています。 Dr.Buschによれば、今後、早ければ5月末から6月末ころに爪または毛髪でミネラル分析をした日本人、特に東京以北の人では、ヨウ素もセシウムも高い数値が分析されはじめるだとうと言っています。

さらなる結論を言うと、爪分析でヨウ素やセシウムの量が分析できたとしても、残念ながらそれらのミネラルを体外に積極的に排泄させる効果的な方法は皆無であるということです。
だからと言って、分析をして体内に蓄積したミネラルの量を知ることが全く意味のない話ということではありません。 なぜなら、放射性を帯びたヨウ素やセシウムが体内に蓄積することで、体内からの被ばくという問題はありますが、それと同等、もしくはそれ以上に、ヨウ素やセシウム、ストロンチウムが長期間、体内に蓄積することによって、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、銅などの必要不可欠なミネラルの吸収だけでなく、それぞれの働きに影響を及ぼすこと、またビタミンやアミノ酸の吸収代謝にも影響を及ぼすということがあります。
放射性を帯びたミネラルの排泄を促進することは難しい面がありますが、それらの量を知ることは、必要なミネラルの過不足の積極的な改善を行うことができるところに意義があります。

分析を紹介して勧めている私が言うのもおかしいでしょうが、爪分析検査は有意義な検査であることは間違いありませんが、目的を明確にせず、また対症方法の目途もたてないままで、いたずらに分析をしても、はっきり言って意味はないと思います。  

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コメント
 
01. 2012年1月12日 04:58:59 : nIG8HY7hRE
人体内の放射性物質の量を正確にみつもることは、食生活の改善、転地、ばあいに
よっては移住の判断に資すること大であるとおもいます。

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