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「舞い上がりは内部被ばく10倍=放射性セシウム、直接吸入と比較―原子力機構解析」 の削除と訂正と
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/224.html
投稿者 石井広国 日時 2012 年 1 月 14 日 11:31:31: lgrsLYVwCYBHY
 

@時事ニュース(は削除されたようなので、「ササユリの咲く頃に。」さまから以下はコピペです。)

「舞い上がりは内部被ばく10倍=放射性セシウム、直接吸入と比較―原子力機構解析」

 東京電力福島第1原発事故で、一度地面に降下し風で舞い上がるなどした放射性セシウムを取り込んだ場合の内部被ばく量は、大気から直接吸入するのに比べて約10倍多いとの解析結果を、日本原子力研究開発機構(茨城県東海村)がまとめた。北九州市で開催中の日本原子力学会で22日、発表される。

 同機構安全研究センターの木村仁宣研究員(放射線防護学)は「地面からの再浮遊を防ぐための除染が重要となる」と指摘している。

 東電や文部科学省などの調査データを基に、福島県南相馬市の測定地点で、ヨウ素131、セシウム134、137が空気から直接体内に入った場合(3月20日〜5月19日)と、地面に降下した分が再び浮遊して取り込まれた場合(4月3日〜6月4日)の内部被ばく量を算出した。

 その結果、セシウム134、137は直接吸入で0.0076〜0.0099ミリシーベルトだったのに対し、再浮遊では0.077〜0.09ミリシーベルトと約10倍に上った。一方、半減期の短いヨウ素131は直接吸入0.071ミリシーベルト、再浮遊0.045ミリシーベルトと大きな差はなかった。

 セシウム134の半減期は約2年、137は約30年で、再浮遊の影響が長く続くとみられる。木村研究員は「放射性物質の種類によって、被ばく経路に大きな違いがある」としている。 

[時事通信社]2011年9月20日12時6分
http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201109200045.html

以上は
「ササユリの咲く頃に。」さま(2011年09月22日)からコピペでした。
http://ameblo.jp/kenken4433/page-2.html#main


==================
その後、原子力研究開発機構は以下の如き“訂正“を言い出しました。
再浮遊なのかフレッシュ放射能なのか、とにかくたくさん浮遊してる狂この頃、訂正の訂正は出さなくていいんでしょうか。

二言めには「安全だ」とノタまう「専門家」がいますが、上司の命令でコロコロ変えられてしまう科学とは何なんでしょうか。その後事実はことごとく真逆に。5月以降飛来してないと言ってたが、7月にも12月にも大飛散している。真逆の展開になっているのではないか。

1、再浮遊の放射能は危険だ。

2、新鮮な誕生したてのフレッシュ飛来の放射能も危険だ。

コレラをそれぞれ揉み消したいお役人と学者とおえらい人たちがいるようですが・・・


==================
Aその後、原子力研究開発機構が、“訂正“。以下コピペです。
(投稿者:図は元PDFをご参照ください)


http://www.jaea.go.jp/fukushima/pdf/gijutukaisetu/kaisetu08_v2.pdf

平成 23 年 10 月 5 日
(独)日本原子力研究開発機構
解説
日本原子力学会 2011 年秋の大会「福島第一原子力発電所事故の防護措置と線量再構築 (2)吸入
摂取による公衆の内部被ばく線量評価」の発表内容について
新聞等で報じられました「東京電力福島第一原子力発電所事故で、一度地面に降下し風で舞い
上がるなどした放射性セシウムを取り込んだ場合の内部被ばく量は、大気から直接吸入するのに
比べて約 10 倍多いとの解析結果を、日本原子力研究開発機構がまとめた。」等の記事につきまし
て、出典元である日本原子力学会 2011 年秋の大会での発表予稿の内容に誤解を招く表現がありま
した。
そこでは、舞い上がり等により再浮遊したセシウムを取り込んだ内部被ばく線量の推定には、
土壌汚染濃度のモニタリングデータに再浮遊を大きめに見積もる再浮遊係数をかけて空気中濃度
を求め、それを用いて内部被ばく線量を評価したのに対し、大気から直接吸入するとした場合の
内部被ばく線量の推定には、実測された空気中濃度のモニタリングデータを用いて評価しました。
しかしながら、実測された空気中濃度は、本来、土壌に沈着したセシウムの舞い上がりが主た
る原因と考えられます。そのため、舞い上がり等により再浮遊したセシウムを取り込んだ内部被
ばく線量は、再浮遊係数を用いて推定した場合の方が、実測された空気中濃度を用いて評価した
場合の約 10 倍多く見積もられたという表現が正しく、結果的に誤解を招くことになりました。
ただし、土壌に沈着したセシウムは、降雨等により浸透したり土壌表面に固定されたりするた
め、時間とともに舞い上がりにくくなります。実際、5 月下旬以降、セシウムの空気中濃度は、
ほとんどの地点で不検出です。セシウムは土壌表面に比較的長期間留まるため、外部被ばくをも
たらしますが、今後、舞い上がり等で再浮遊するセシウムの吸入による内部被ばくの寄与はほと
んどないと考えられます。さらに今後とも、モニタリング測定を継続して、人へ被ばくをもたら
す経路の寄与を明らかにして、被ばく低減の措置の検討を行うことが重要となります。
ここでは、以下の通り訂正するとともに、その内容について説明いたします。
1. はじめに
本研究の目的は、福島第一原子力発電所事故で実施された緊急防護措置の実効性を検証し、今
後の緊急事態への備えに資するため、環境モニタリングデータ等の情報をもとに線量再構成を行
い、防護措置の実施による被ばく低減効果を検討することである。
当発表は「福島第一原子力発電所事故の防護措置と線量再構築」と題するシリーズ発表の一つ
で、様々な被ばくのうち吸入の寄与について検討を行った。発表では、計画的避難区域に指定さ
れた飯舘村、緊急時避難準備区域に指定された南相馬市、そして福島市を対象に評価した結果に
ついて報告した。ここでは、その一部として南相馬市でのセシウムによる評価結果を示す。
2. 評価
図 1 に原子力発電所事故時における人への主な被ばく経路と、そのうち、放射性物質の吸入に
よる被ばく経路の模式図を示す。
(a) 人への主な被ばく経路
(b) 放射性物質の吸入による被ばく経路
図 1 原子力発電所事故時における被ばく経路

(1)再浮遊による吸入
地表面に沈着した放射性物質は、風、雨滴の跳ね返りや地表を乱すその他の要因で再浮遊する
可能性があるが、その原因やプロセスに影響を与える要因は数多く複雑である。そこで図 2 に示
すように、モニタリングデータが比較的豊富な土壌汚染濃度(Bq/m2
)に再浮遊係数(1/m)を乗じて
土壌からの再浮遊による空気中の放射性物質の濃度(Bq/m3
)を推定し、再浮遊による吸入被ばくの
評価を試みた。再浮遊係数はこれまでの知見から、沈着直後で 10-6から 10-4
(1/m)、時間が経過
すると地表面の放射性物質が浸透したり、土壌に固定化したりしてその値は、10-10から 10-8
(1/m)
と小さくなることが知られている。本研究では、再浮遊による吸入被ばくを安全側に見積もるた
め、再浮遊係数をその上限と見られる約 10-4
(1/m)として評価を行った。
一方、事故で発電所から放出された放射性雲(プルーム)は、例えば、南相馬では 3 月 12 日、
原子力
発電所15 日、18 日から 20 日にかけて通過しているが、図 3 に示すように空気中の放射性物質濃度のモ
ニタリングデータは 3 月 20 日からしか得られていない。学会発表に先だって記した予稿では、放
射性物質の直接の吸入による被ばくを図 3 に示した実測された空気中の放射性物質濃度のモニタ
リングデータを用いて評価した。このデータは、実際には 3 月 20 日以降のプルームの通過の寄与
と土壌からの舞い上がりによる再浮遊の寄与が含まれていると考えられる。
土壌汚染濃度のモニタリングデータに再浮遊係数を乗じて放射性物質の空気中濃度を求め、再
浮遊による内部被ばくを評価した際、再浮遊係数として最も高い空気中濃度を導く安全側の上限
値(10-4
(1/m))を仮定したことから、実測された空気中濃度のモニタリングデータを用いて評価
した内部被ばくの約 10 倍という値となった。
図 2 土壌汚染濃度の測定結果
図 3 空気中濃度の測定結果
(2)プルームの通過による直接吸入
さらに学会発表の時点では、空気中濃度のモニタリングデータの得られていない 3 月 12 日及び
15 日のプルームの通過による直接吸入の寄与を評価するため、図 2 に示されるように 4 月 3 日か
ら得られている土壌汚染濃度のモニタリングデータが主に 3 月 12 日と 15 日のプルームの通過に
5/20 以降、
不検出よって土壌に沈着したと仮定して、その際の空気中濃度を推定した。放射性物質の土壌への沈着
は降雨の有無によって大きく異なる。12 日には降雨が観測されなかったため、土壌汚染は空気中
の放射性物質がある速度(沈着速度(m/s))で地表に沈着したとして、その時の空気中濃度を推定
した。また、15 日には降雨が観測されたことから、土壌汚染は空気中の放射性物質がある割合(ウ
オッシュアウト係数)で雨滴に取り込まれ、降雨によって地表に沈着したとして、その時の空気
中濃度を推定した。これらの空気中濃度の推定結果を用いて、プルームの通過による直接吸入に
伴う被ばくを評価した。
(3)まとめ
図 4 には、3 月 20 日以降の空気中濃度のモニタリングデータを用いて評価した吸入による内部
被ばく、土壌汚染濃度のモニタリングデータに再浮遊係数を乗じた空気中濃度を仮定して算出し
た吸入による内部被ばく、そして学会発表時に示したプルーム通過時の吸入による内部被ばくの
評価結果を、土壌汚染によってもたらされるセシウムによる外部被ばくの 1 年間での線量推定結
果とともに示す。ただし、図 4 に示した結果は、吸入被ばくについては、24 時間、屋外に居て空
気中の放射性物質を吸入したとした場合の結果であり、また外部被ばくも 24 時間、屋外に居続け
たとした場合の 1 年間の結果で、実際に受ける線量ではないことに注意しなければならない。
図 4 吸入による内部被ばくの評価結果
図 4 から明らかなように、仮に土壌汚染の再浮遊による内部被ばくを極めて大きめに見積もっ
たとしても、今回の事故による被ばくは土壌汚染からの外部被ばくの方が一桁大きいと推定され
る。さらに、放射性物質の吸入による内部被ばくは、プルーム通過時の放射性物質の吸入による
被ばくの方が、土壌沈着後に再浮遊したものの吸入による被ばくより大きいと推定される。
なお、土壌に沈着したセシウムは、降雨等により浸透したり土壌表面に固定されたりするため、
時間とともに再浮遊し難くなる。図 3 に示したように、南相馬では 5 月 20 日以降、セシウムの
空気中濃度は不検出であり、セシウムは土壌に比較的長期間留まるものの、今後、舞い上がり等
で再浮遊したものの吸入による被ばくの寄与はほとんどないと考えられる。今後とも、土壌汚染
濃度や空気中濃度等のモニタリング測定を継続して、人へ被ばくをもたらす経路の寄与を明らか
にして、被ばく低減の措置の検討を行うことが重要である。
以上
==============================
 

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コメント
 
01. 2012年1月14日 12:24:38 : 58tAMYUYUQ
年末からのセシウム上昇を

どうしても舞い上がりのせいにしたい

という意図を感じる・・


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