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フェアウィンズ・アソシエーツ アーニー・ガンダーセン氏 アップデート 2012年1月17日
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/316.html
投稿者 魑魅魍魎男 日時 2012 年 1 月 18 日 19:18:45: FpBksTgsjX9Gw
 

(要約です。専門的な内容ですが素人訳です。間違いは指摘して下さい)

本日はイアン・ゴダード氏のビデオを紹介。

その前にBEIR(Biological Effects of Ionizing Radiation)、ナショナル科学アカデミーの
報告書について。

NHKは、杉の雄花から25万ベクレル/kgの高いレベルのセシウムが検出されたと報じている。
春に花粉が飛ぶので極めて深刻である。
当局は「通常のバックグラウンドのたかだか10倍なので、深刻な健康被害は起きない」
と言っているが注意を喚起すべき問題だ。

ジャパン・タイムズは、福島県で4千ベクレル/kgの汚染イナゴが見つかったと報じている。
日本ではビールと一緒にイナゴを食べる。科学者は酒の肴にする量なら大丈夫と
言っているが、これも問題だ。

BIERレポートは、被曝量と発ガン率は比例関係にあり、これ以下は安全という閾値はないと
述べている。1シーベルトで発ガン率は10%、10ミリシーベルトで0.1%だ。

日本政府は、年間20ミリシーベルトの汚染地域の住民を帰そうとしているが、500人に1人が
ガンになる可能性がある。

BIERレポートの数字は年齢を考慮していない。年寄りはガンになる前に死ぬかも知れない。
若者は細胞分裂が活発だし、より長く生きるから、ガンになる率も高い。
若い女性は、全体の5倍もガンになりやすい。福島では、毎年100人に1人がガンになる。
5年間なら5人だ。

BIERレポートはガンに関する報告だけだから、他の被害を加えればもっとひどくなる。
飲み込んだり、吸い込んだりするパーティクルについても述べていない。

政府やIAEAは測定が難しいから測らないと言っているが、データは全く逆のことが
起きていることを示している。

===== イアン・ゴダード氏のビデオ =================

福島原発事故後、日本政府は、子供を含めて許容被曝量を年間1ミリから20ミリシーベルトに
引き上げたが、はたして安全なのか。

米国ナショナル科学アカデミーは、年間20ミリシーベルトの被曝は、
ガンを引き起こすだけでなく、最初に女性と子供が犠牲になると主張している。

このビデオでは、15カ国の原子力施設労働者40万人の調査結果も議論する。
彼らは年間平均2ミリシーベルト被曝している。福島の許容被曝量の10分の1である。

さらに、日本政府やマスコミにより国民が放射性降下物について間違った認識を植えつけ、
将来の安全なエネルギーについて正しい判断ができなくさせていることを指摘する。

米国ナショナル科学アカデミーは、低線量被曝の危険性について定期的な報告を
行っている。生のデータと説明を提供しており、彼らのリスク・モデルを幅広い被曝例に
当てはめることができる。20ミリシーベルトの発ガンの危険性についてもわかる。

この表は、100ミリシーベルトで生じると予想されるガンの可能性を年齢、性別に示している。
黄色の部分は、10万人当たり予想される全ガンの発生数である。
年齢が上がるとともに危険性は低くなる。子供は最も危険である。

グラフにしたものがこれだ。100ミリシーベルトのガンのリスクを一生涯に渡って示した。
20、10、2ミリシーベルトの場合も示す。
米国ナショナル科学アカデミーによると、安全な被曝量は存在しない。

明らかに20ミリシーベルトは安全ではない。最も危険なのは子供、若い女性である。
若い女性は同年齢の男性よりも2倍危険であり、30歳男性に比べ5歳の少女は5倍、
幼女は7倍危険である。女の子は最も危険に晒されているのだ。

米国ナショナル科学アカデミーのデータは、無料でマスコミや政府に公開されているが、
彼らは本当の危険性を知らせずに、20ミリシーベルトの被曝が安全だとか、
その危険性は不明だとか言っている。

真実を知らせないどころか、マスコミは低線量被曝リスク・モデルは存在しないと
信じ込ませようとしている。

だがメディアによる無視はさておき、低線量被曝リスクの研究は進んでいる。
2006年以降に判明した事実から、アカデミーのリスクモデルは正しいか
あるいはリスクを低く見積もりすぎていると評価されている。

2007年には、15カ国の40万人の原子力施設労働者について大規模な研究がされ、
被曝量とガン死に強い相関があることがわかった。

労働者の平均従業期間は10.5年、累積被曝量は19.4ミリシーベルト。
平均年間1.85ミリシーベルト。
福島の子供は、原子力施設労働者の10倍もの被曝を1年に受けるのだ。

この表は平均の累積被曝量と従業年数を各国ごとに示す。
全集団の平均年間被曝量は、約2ミリシーベルト。中央値は低く0.5ミリシーベルト。
福島基準の20ミリシーベルトの10分の1以下である。
平均従業期間10.5年間のはるかに少ない被曝量でもガン死のリスクが増える。

研究対象の90%の労働者が平均従業期間10.5年間で累積50ミリシーベルト以下。
年間5ミリシーベルト以下になる。福島の基準の4分の1だ。

15カ国から1ヵ国ずつを除いて被曝の影響への変化を検討した。
過剰リスク・レシオはBEIR VII リスクモデルより高く、また互換性があることがわかった。
ある特定の国のデータにより偏っていない。

喫煙が肺ガンに関係している可能性はあるが、喫煙が引き起こすその他のガンは、
被曝量との相関は低く、喫煙の影響は限定的である。

15カ国の51人の放射線科学者によるこの研究は過去最大のもので、
労働者の発ガンリスクが増えていることを指摘している。
平均的労働者の被曝量は年間2ミリシーベルト。
大半は年間5ミリシーベルト以下。福島の基準は平均よりも10倍、
大半の労働者よりも4倍も高い。

2009年には、ヤコブらがその他の研究も合わせて検討し、長期間の低線量被曝が
より有害であろうと述べている。

このチャートでは、青は原爆生存者で、それよりも赤の原子力施設労働者のほうが
右に寄っており、ガン死のリスクが高いことを示している。

今までの常識に反して、短期間の相当量の被曝より長期間の低線量被曝のほうが
危険だというのは重要な発見である。

最先端の研究は、高線量より低線量被曝のほうが影響が少ないという仮定に
疑問を呈している。日本の原爆被曝者から得た推定結果よりも、低線量被曝した
人のリスクは大きいか同程度であるからだ。

このグラフはリスクモデルの違いを示している。
2つの主なモデルが左。2番目が先ほどのショナル科学アカデミーのもの。
これら2つは、原爆生存者の短期間の被曝を元にしたモデルだが、3つ目は、
原子力施設労働者の低線量被曝から導かれたものでよりリスクが高い。

最新の研究は、主な被曝リスクモデルが、低線量被曝による発ガンリスクを
過小評価していると指摘している。

マクロレベルだけではなくミクロレベルでも研究は進んでいる。
低線量被曝が引き起こす遺伝子損傷のデータの信頼性が上がっている。

染色体転移は、染色体異常としても知られるが、有害化学物質や放射線による
ダメージを受けたDNA分子の修復欠陥による遺伝子の損傷であり、
ガンを生じさせると考えられている。
その頻度はガンのリスクを増大させると言われている。
被曝による染色体異常が、被曝によるガンを引き起こす基本的な原因である。

中、高線量被曝が染色体異常を起こすのはよく知られているが、
低線量被曝については不明であった。しかし低線量でもこのメカニズムが生じれば、
低線量でもガンが生じるということになる。

2010年にはバティらが、医療用X線が引き起こす染色体異常を研究し、
いくつかの研究のデータを集め、低線量の影響をより正確に捉えた。
10ミリシーベルト未満でも単位被曝量当たりの染色体異常頻度が
増加することを発見した。

三段論法を適用すれば、低線量被曝は染色体異常を引き起こし、
染色体異常はガンを生じさせるので、ゆえに低線量被曝はガンを引き起こす、
ということになる。生体はそう単純なものではないが、もっともな結論ではある。

以上まとめる。

ナショナル科学アカデミーは、20ミリシーベルト未満の被曝でもガンのリスクは
増えると予測している。

2006年のレポート以降の研究でそれを支持する証拠が得られた。

最近の研究は、アカデミーのリスク・モデルはガンのリスクを過小評価していると
指摘している。

また20ミリシーベルト未満の被曝も遺伝子損傷を引きこすことがわかった。

新旧の研究結果から、日本の年間20ミリシーベルトという被曝許容量は安全ではないと
結論する。

============================================

イアン・ゴダード氏に感謝したい。
これらの報告から、福島の被曝許容量では、500人に1人がガンになるが、
実際はさらに深刻だ。女の子は5倍危険だ。100人に1人はガンになる。
しかもホット・パーティクルは考慮していないし、低線量被曝がリニアな相関関係よりも
悪い影響を与えることも考えていない。


===== (ここまで。以下コメント)=====================

ガンダーセン氏もゴダード氏も、日本のとんでもなく危険な被曝許容量を
非常に心配している様子がよく伝わってきます。

子供、とくに女の子は被曝をさせないように細心の注意を払うべきです。

 

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コメント
 
01. 2012年1月18日 19:35:58 : ZbEkMfgIXY
投稿に感謝。
非常によく整理されていて読みやすく、低線量被曝リスクモデルの解説も
こなれていて理解がすすむ、きわめて有用なものです。
東日本市民の脳内に貼られている「大丈夫だろ」のお札を
丁寧に剥がしてくれるテキストです。ありがとう。

02. 2012年1月18日 19:36:46 : Ik9EitRwfA
イアン・ゴダード氏の動画
>Fukushima Radiation NOT SAFE!
http://www.youtube.com/watch?v=ywKv0dj3UuY


03. 2012年1月18日 22:58:17 : 0fH6XngAP2
この記事の最大の錯誤は、日本の20mS/年という規制値が暫定的なものにすぎないとわかっていないことだ。

今年、規制値は大幅に改定される。もう非常時は終わったからだ。
そして、ビールのつまみに4千ベクレル/kgのイナゴを食う日本人など存在しない。


04. 2012年1月19日 01:31:06 : pPJ5gJb78A
>>03
逆だよ。

このビデオのように海外から20ミリシーベルトの許容線量を
激しく批判、非難されたので、しぶしぶ下げることにしたんだよ。

この値には、安全だという科学的根拠は全くなく、政府・東電の賠償が
少なくなるように決められたに過ぎないのだから。

非常時など全く終わっていない。4号機が倒壊すれば終わりだ。
現にセシウムがまた降下している。

イナゴはともかく、4千ベクレル/kgの魚などいくらでも獲れるし、
注意していないと食べることになるだろう。


05. 2012年1月19日 05:38:30 : moB4HUkETo
>彼らは年間平均2ミリシーベルト被曝している。福島の許容被曝量の10分の1である。
原発労働者は、ミスをしなければ内部被曝をしないですむ。福島で、放射性セシウム
500ベクレル/kgの食品を食べると、政府の話しでは、年5ミリシーベルトだが、
実際にはICRPの基準で17ミリシーベルト内部被曝するそうだ(ある学者の試算)。
20ミリシーベルトの外部被曝についても、アルファ線、ベータ線ははかってないの
で、その2倍程度の被曝になると言われている。

ICRPの内部被曝の基準は大甘で、とても現実に即してないと言われている。
厳しく見ると、その数百倍とかになってしまうということらしい。そうすると、がん
だけ考慮しても、大変なことになってしまう。


06. 2012年2月28日 16:26:16 : LS66vjQx4c
>> 3
最大の錯誤は、全体像と事実を認識していないお前だろwww

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