実際に汚染されているのは事実ですね。
汚染源の特定という意味では、どこに接触させた時に線量が高いのか、
つまり数値ではなく場所には意味があります。

堀場製作所のRADIはγ線のみしか検出できないので、近距離で測った場合に
β線を誤検出して異常に高い値を出す可能性は少ないはずです。
都庁の敷地内であれば除染を求めてもいいでしょう。
既に除染後の数値なのかもしれませんので対策が取れるかどうかは不明ですが。

ではその汚染による実害がどの程度予想されるのか、
どういったことが起こるのかを見積もって対策しないといけないわけです。

再生鉄が心配な方は、ガイガーカウンターで表面線量を計測して差が出るほど
汚染されるためには、原料の鉄にどれだけの放射性セシウムが含まれていないと
いけないか、一度計算してみたらどうでしょうか。

>>02さん
震災瓦礫は、セメント工場に直行、そのままリサイクルというルートも出来そうな動きがあります。
建材の流通網からは、北や西に大きな被害が拡がることは少ないと考えられます。
鉄鋼は、経済的な理由ですが今後輸入が圧倒的に増えると思います。

「岩手県のがれき受け入れ、新たに３施設と交渉」
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120130/stm12013021540006-n1.htm

by 鉄鋼関係者

植え込みの枠は、座るのによさそうなので、毎日待ち合わせで座っていたりすると、
結構な線量になる。そのときツチが手について、なにげなく口のそばにもって
いけば内部被曝。

かって、都庁そばの地下道のホームレスは誰かが火をつけて、排除したけど、
これからは都庁のそばには、ホームレスも寄らないのじゃないかな。笑い。

総量では年間1mSvが基準だそうです。
排気・排水以外とは何かとは明確には書いていませんが、
たとえば廃棄物貯蔵施設の近くを通るとか、廃棄物を一般道路を使って移送するとか、
通常運転中でも、原発作業者以外が外部被曝する可能性があるわけです。

ドイツの資料ではありませんが、日本で過去に基準作りをした際の資料です。
http://www.nsc.go.jp/box/bosyu100621/bougo_h22.pdf
26ページ以降が海外の基準値で、ドイツについては32〜33ページに書かれています。

さて、同じ資料から、ドイツの事故時の基準は、
「事故１回あたり50mSv」となっています。

基準値ですから、50mSvが安全で51mSvが危険という意味ではありませんが、
もしドイツの基準を参考にするなら、守らないといけないですね。
5年間座りっぱなしの人がいたらどいてもらったらいいんじゃないでしょうか。
その前に別の理由で健康を害すると思いますが。

ドイツでは、臓器・骨など体の部位別の被曝量にも基準値が設定されています。

たとえば皮膚は外部被曝の影響を大きく受けますが、
臓器は内部被曝の影響を比較的大きく受けます。
しかしどちらがどちら、ということではないので、
計算は総量も部位別も内部・外部被曝の合算で行うはずです。

レントゲンで骨が写るように、放射線は外部から当たっても内臓を透過しますので、
経口摂取・吸入摂取した分と、外部被曝量の合算で内臓への影響を計算すると思われます。
皮膚についてはほとんどが外部被曝だと思いますが。