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2号機 73.7℃記録 圧力容器底部ーー冷却水1日24トン増でやっと温度若干低下 (ざまあみやがれい!) 
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/744.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 2 月 07 日 00:28:25: igsppGRN/E9PQ
 

2号機 73.7℃記録 圧力容器底部ーー冷却水1日24トン増でやっと温度若干低下
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65789199.html
2012年02月06日23:29  ざまあみやがれい!


2号機の圧力容器の底の部分の温度計が、「73.7℃」を示しました。その後、冷却水をさらに1トン増やし、温度上昇前と比べて合計2トン増やすことによって、温度上昇にいまのところ歯止めをかけられているという形となっています。


▼“2号機の温度 慎重対応を” NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120206/t10015820431000.html

『東京電力福島第一原子力発電所の2号機の原子炉の温度が上昇していることについて、国の原子力安全委員会の班目春樹委員長は、「状況から、再臨界というような事態は、おそらく起きてはおらず、それほど心配することではないが、原子炉への注水量を増やすなどして、慎重に対応してほしい」と述べました。

一方で、去年11月に自発的な核分裂によってできた放射性物質のキセノンが検出されたときに、再臨界の可能性が問題になったことを例に挙げ、「何かあるたびに、国民は想定外のことが原子炉で起きているように感じて、不安に陥っている」と指摘しました。
そのうえで、「メルトダウンした核燃料が原子炉のどこにあるのかが把握できていない状況で、どのようなことが起き得るかを、あらかじめ想定したうえで、きちんと国民に説明しておくべきで、その努力が足りない」と、東京電力や保安院の対応を批判しました。』


斑目氏が、ものすごくまともなことを言っています。その違和感でコメディー色が出てしまう気がします。おまえが言うなよというツッコミを、自分の中でしてしまって、ちょっとなんか変な感じです。

僕は個人的に、斑目氏は、かまってちゃん(かまって欲しがりや)だと僕は思っているので、どんどん会見をしてテレビが取り上げると、調子にのって、保安院や東電への批判をしてくれそうな気もします。

原子力委員会という組織は規制組織ですが、保安院が出来てからはほとんど役目を果たしていない、まったくのお飾りの組織でした。だから斑目氏は、ひょっとしてすねてたのかもしれないなあと。

すねてちゃダメなんですけどねえ。

さて、専門家が2号機原子炉底部の温度上昇の理由を2つ推測しています。

▼専門家 “予断持たず監視を” NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120206/t10015820421000.html

『「温度上昇の原因は、原子炉の上部にある配管から注いでいた冷却水を、工事でいったん止めて、注水を再開した際に、流れの経路が変わり、燃料にうまく水が当たらなくなった可能性が考えられる。(エネルギー総合工学研究所の鈴木洋明主管研究員)』

『また別の可能性として、注水を再開した際に、原子炉の上部に残っていた燃料の一部が、水の勢いで温度計の近くに落ちて、温度が上がっていることも考えられる」(エネルギー総合工学研究所の鈴木洋明主管研究員)』

どちらの説も、温度計の場所を変えれば値が変わる、ということを暗に意味しています。温度計の値はあくまでその場所の温度計の値だよということです。

『核分裂反応が連続する再臨界の可能性については、「放射性物質のデータや原子炉の出力の変化などから、現時点では低い」』

『「原子炉の温度が100度を超えると、水が沸騰して、原子炉の中にとどまっている放射性物質が外部に放出される可能性も出てくる。原子炉の中の状況は直接見ることができず、解析で推定している段階で、正確に把握できていない。東京電力や国は、予断を持たず、監視を強化して、注水の場所や量を工夫して、温度を下げる必要がある」』

つまり、温度計で測っていない場所では、100度を越える地点があるのではないか。あたりまえだけど、使用済燃料に接している水は、猛烈に熱せられるはずですよねえ。

▼【原発】2号機圧力容器で原因不明の温度上昇続く
http://news.tv-asahi.co.jp/news/web/html/220206035.html
※リンク先に報道動画あり。


『圧力容器の底の部分の温度が6日午前7時で73.3度』

▼福島第1の2号機、温度上昇傾向続く 再臨界は否定  :日本経済新聞
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E2E4E2E7E28DE2E4E2E0E0E2E3E09180EAE2E2E2;at=DGXZZO0195165008122009000000

『同日午後5時時点で69.2度だったと発表した。73.3度だった同午前7時よりも若干下がった』

『「冷温停止状態」を満たすには、圧力容器底部の温度が100度以下になっていなければならない。温度計には約20度の誤差が考えられ、底部の温度を80度以下に保つことが求められている。』

へえ。しらなかった。つまり80度を超えると、「冷温停止状態」を満たさないことになるというわけですか。つまり、注水量を増やせば「冷温停止状態」となり、注水量を減らせば「冷温停止状態」ではなくなるということですね。

炉心の状態は、何ら変わらないのにねえ。やっぱり、「冷温停止状態」って、政府が付けたがってる看板にしか過ぎないことが改めてわかりました。

『保安院は6日、事故後初めて、福島第1原発の保安検査を始めた。3週間かけて、注水設備や汚染水の浄化装置など7つの設備を点検し、冷温停止状態が維持できる体制が整っているかどうか確認する。』

ああ、そうだったそうだった。事故からおよそ11ヶ月も経過して、初めて保安院が検査を始めたんだった。なにやってんだろうねえ、保安院は。で、何を調べるつもりなんだろうか。ちょっとあとで調べてみる。

▼福島第1「温度上昇は1カ所」 官房長官  :日本経済新聞
http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C93819481E2E4E2E0938DE2E4E2E0E0E2E3E09797E0E2E2E2

『「温度上昇は1カ所で他の温度は安定している」』

それはどうかな。別の箇所の温度も上がっていたけど、冷却水の増やしてようやく抑えたことを僕は知ってる。

▼2号機 急激な温度上昇を計測した、もう1つの温度計があるーー藤村長官とメディアは真っ赤なウソをついた
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65789206.html

参考までにどうぞ。

話を日本経済新聞に戻して。


『藤村長官は「1カ所が80度を超えても冷温停止状態に影響しない」と語った。』

力抜けるわ。


▼【原発】2号機圧力容器で原因不明の温度上昇続く(12/02/06)
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=Afii7_yip1Y


▼福島第1原発:2号機圧力容器底部70度前後に上昇 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120207k0000m040073000c.html

『燃料の核分裂が連続する「再臨界」の可能性を示すキセノンなどの放射性物質は検出されなかった』

なるほど。未検出(ND)だったということですね。

『温度を下げるため、5日未明から6日未明にかけ、注水量を段階的に増やして毎時10.6立方メートルとした』

この報道はすっとぼけてますねえ。重要なのは、冷却水の量ではありません。「増やした」冷却水の漁です。


毎時、2立方メートル増やしたということになる。1日では48トン増やしたということになります。これは相当な量です。「冷却水量を1日1トン超増やす場合は「運転上の制限逸脱」となり、地元自治体に通報する」という保安規定があると報じられていますが、大幅にその量を超えて増やしたということになります。

『6日の記者会見「炉全体としては十分冷えており、冷温停止状態の判断を見直す必要はない」(東電・松本純一原子力・立地本部長代理)』

冷温停止状態という概念そもそもが、なんら原子炉の安全性を担保するものではありませんから、論外です。

『保安院は同日、再臨界を防ぐホウ酸水を加えながら注水量を増やすことを求め、東電は応じる方針』

ホウ酸水を加えるということは、汚染水にホウ酸がさらにまじるということですね。

『保安院の森山善範・原子力災害対策監は「十分落ち着いたと判断するのは早い」と説明』

全く落ち着いてるとは思ってないですけどね。

▼時事ドットコム:70度超の2号機、再臨界なし=気体採取、注水量増加−福島第1
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&rel=j7&k=2012020600872

『再臨界を示す半減期が短いキセノン135などが検出限界未満』

なるなる。

『午前7時、冷温停止状態が達成された昨年12月以降では最高値となる73.3度を記録した。同11時には71.0度になり、午後5時には69.2度まで下がった。』

冷却水の漁を1時間あたり2トンも増やしたから、温度上昇にストップをかけられたという結果になっています。

ちなみに最初に1トン増やしただけでは温度上昇は止まりませんでした。

さらに1トン増やして初めて、温度上昇に歯止めをかけられたという結果になっています。

以上、2012年2月6日23:18時点での報道のまとめです。


 

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コメント
 
01. 2012年2月07日 09:30:01 : 3shIgK3jRg
ホウ酸水投入の結果が評価からスッポリ抜け落ちている。
何の目的でホウ酸水を注入したのか?

>再臨界を示す半減期が短いキセノン135などが検出限界未満

>2月6日、同システムのチャコールフィルターサンプリングを行いました。
http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/press_f1/2011/htmldata/bi2044-j.pdf
東電は常に以下のように言っている。
>※検出限界値 チャコールフィルタ:10-6 レベル、ガスバイアル瓶:10-1 レベル.
いかにもチャコールフィルターの方がバイアル瓶より検出限界値が低く性能が高いように思わせている。
ところが同じ東電資料に次のようにある。Kr−85ではバイアル瓶の方がチャコールフィルターより捕捉率が1566倍あるのだ。
>チャコールフィルターの捕集効率をKr−85のチャコールフィルターでの測定値(5.3. E−1 Bq/cc)とバイアル瓶での測定値(8.3E2 Bq/cc)・・・
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/111104a.pdf

チャコールフィルターの検出限界値は理論的な計算に基づいた値であり、サンプリング条件によっては、その値が大きく変化し、必ずしも安定的な値を示さない。つまり検出誤差が大きいことを示している。


02. 2012年2月07日 10:10:51 : mIH0uawv3s
これで
核燃料はまだ圧力容器の仲にある事が
はっきりしました

03. 2012年2月07日 13:27:43 : EszHBBNJY2

原因不明の温度上昇って、・・・あふぉなのか?
熱源は核物質しかないだろう? それを原因不明ってなに?
格納容器下で、マキでも燃やしているというのか?

04. 2012年2月07日 15:50:16 : FEC1zKK4NY
燃料はほとんどが地下にもぐっているので、もぐった燃料が温度上昇を
もたらしているのではないか。地下からの熱を感知しやすい場所が当該
温度計の設置位置だろうと思う。

圧力容器の燃料と温度計の位置の変化が理由なら、1日48トンの冷却水の
増量は無意味だろう。


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