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河野太郎氏が、原発報道を語る(後編) 政治家を逃がしてはいけない――今、記者に求められること   
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/778.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 2 月 08 日 16:54:20: igsppGRN/E9PQ
 

河野太郎氏が、原発報道を語る(後編): 政治家を逃がしてはいけない――今、記者に求められること
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120208-00000022-zdn_mkt-ind
2月8日 08時01分 Business Media 誠


 福島第1原発の事故を受け、政府は大混乱に陥った。二転三転する情報に、恐怖を感じた人も少なくないはずだ。

 原発事故後の政府の対応で、何が問題だったのだろうか。また政治家に対する取材で、メディアに何が足りなかったのだろうか。衆議院議員の河野太郎氏が語った。

●原子力ルネッサンス

――原発について、世界と日本はどのような違いがあると思われますか?

河野:日本では「原子力ルネッサンスだ」(温暖化対策として、原子力の役割を再評価する動きのこと)と騒いでいるときがあったが、実は世界ではそんなことは起きていなかった。

 昨年、私はトルコに行ってきた。「原子力ルネッサンスに福島第1原発の事故はどのくらい影響を及ぼしたのか」という議論があったが、「何も影響を及ぼしていない。なぜなら『原子力ルネッサンス』というのは、最初からなかったからだ」といった答えが返ってきた。

 ここ10年ほどで、世界は再生可能エネルギーにかなり投資をしてきた。2004年に5兆円、2010年には25兆円ほどの投資規模になっている。ちなみに日本は再生可能エネルギーへの投資はほとんどない。

 こうした事実をみないフリをして、「原子力ルネッサンス」という言葉にだけ跳びついていた。これが世界と日本のギャップだ。

 また決定的に、政治家の知識がないことが問題だ。海外メディアの何が怖いかというと、「お前、こういう知識持っているから、そうした意見を言うんだろう」といった感じで突っ込まれることだ。そのときに「知りません」と答えると、「お前、知らなくてそんなこと言ってんの?」といった話になってしまう。

 日本の政治家というのは、細かい部分については触れず「原発がなくなれば、電気が足りなくなる」と大雑把な話で終わりがち。1つ1つの問題を詰めていくと、多くの政治家は「知らない」と答える。また「知らない」ことで、許されてきた部分もある。

 ところが海外メディアからは「なぜ、お前はそうした結論を言うのか?」と詰めてこられるので、細かい部分をバックアップしていかなければいけない。きちんと補っていかなければ、「それはお前の幻想ではないのか」と言われてしまうからだ。

 政治家に投げかける質問が、海外メディアと日本のメディアではレベルが全く違うのだ。

 米国には海軍に原子力潜水艦があるので、原子力ムラでない専門家がいる。しかし日本は原子力ムラの住民でなければ、まともに相手にされない。なので調査をするときには、どうしても原子力ムラの中だけになってしまう。東京大学で原子力を専門にしている先生に話を聞きに行くと、そこも“汚染”されている(苦笑)。この部分も、世界と日本の大きな違いなのかなと思っている。

●政府の対応

――原発事故が起きて、政府の対応で問題に感じたことは何ですか?

河野:一番残念なことは、政府がきちんとデータをとっていなかったこと。きちんとデータをとっていれば、放射線に関する知見を増やすことができたはず。なぜデータをきちんととらなかったのか。起きてしまった事故を「隠したい」という意図があったのではないだろうか。

 またどういう判断を何にもとづいてしたのか、という議事録がとられていなかった。つまり失敗はしてしまったが、その失敗から次に学べるように「失敗の記録をとっておこう」という部分がなかったのだ。これは政府の対応としては、ダメだったと思う。

 今回の失敗をどこまで知見として蓄積することができるのか。事故が起きて1年が経とうとしているので、もはや手遅れかもしれないが、これから次に学べるようにしておかなければいけない。

――政府はSPEEDI(放射性物質の拡散予測システム)の情報をきちんと開示しませんでした。このことについてどう思われますか?

河野:3月21日だったと思うが、海外メディアの記者が議員会館にある私の部屋にやって来た。「なぜ日本政府はこの情報を公開しないのか?」と言って、資料を持ってきた。この紙は何だ? と聞いたところ「SPEEDIだ。これを知らないのか?」と聞いてきた。

 SPEEDIというシステムがあるのは知っていたが、その情報を見たのは、そのときが初めてだった。「これがSPEEDIかどうか分からないので、1日猶予をくれ」と言って、文部科学省に連絡した。手元にある資料が本当にSPEEDIかどうか分からない。最新のSPEEDIの情報を持ってきてくれ、と伝えた。

 そして文部科学省が持ってきた資料と、海外メディアの記者が持ってきた資料は同じだった。首相官邸に、なぜSPEEDIの情報を開示しないのか? と尋ねたところ「それは原子力安全委員会が担当している」という返事が返ってきた。原子力安全委員会の斑目春樹委員長に、説明をつけて公開したほうがいいんじゃないでしょうかと聞いた。すると斑目委員長は「それは私の権限じゃありません。官邸です」と話した。そして細野豪志首相補佐官(当時)に連絡した結果、やっとSPEEDIの情報が一部公開された。

 なぜ海外メディアの記者がSPEEDIの資料を持っていたのか。どこからその情報を得たのかよく分からない。「政府はなぜSPEEDIの情報を公開しないのか」と思った関係者が、メディアにリークしたのかもしれない。「日本のメディアはダメだから、海外メディアに情報を渡したのではないか」といった噂もあった。その後、IAEA(国際原子力機関)に情報を出していたことが明らかになったので、IAEAの関係者からもらったのかもしれない。

 文部科学省に連絡しても、どの部署がSPEEDIを担当しているのか分からなかった。そして「担当部署」と言われているところに、なぜSPEEDIの情報を公開しなかったのかと尋ねると「事故後、“スピーディ”に情報公開するように心掛けています」と言われた(苦笑)。

 原子力委員会の斑目委員長はSPEEDIの情報を公開することについて、自分には権限がないと思っていた。また細野首相補佐官も自分の権限ではないと思っていた。この問題については、かなり混乱していたことは事実である。

●世論と政治家の間にギャップ

――原発政策は世論が望んでいる方向に向かっているのでしょうか。世論と政治家の間に、ギャップがあるようにも感じますが。

河野:3月11日に地震が発生し、そして原発事故が起きるまで、私は自民党の中で孤立無援状態だった。事故が起き、若い議員は原発について考えるようになったが、長い間議員をやってきた人は違う。先輩たちの中には「たまたま事故が起きたから、みんなリアクションで一方向を向いているだけ。だから我々がアンカー(碇)になって、それを止めなければいけない」などと言っている。

 なぜ先輩方はそういったことを言うのだろうか。1つには、ずっとそれでやってきたから。経産省出身であったり、電力会社との関係が深いことも挙げられる。もう1つは、知識がないから。知識がないので、核燃料サイクルのどこに問題があるのかが分からない。「その部分は電力会社がやるので、我々としてはこうやれば、あとは自然に流れていく」といった考えをもっている。決定的に知識が欠如しているのだ。

 メディアからこのようなアンケートが来ることがある。「原発の再稼働についてどう思いますか?」と。しかしアンケートは、どちらかに○をつければそれで終わってしまう。アンケートではなくて、記者が政治家のところに行って、「なぜ、そう思うんですか?」「この問題はどうやって解決すればいいのですか?」と詰めていかなければいけない。記者が詰めていけば、多くの政治家はそこで立ち往生するはず。

 政治家にアンケートで問うても、逃げられるだけではないだろうか。今、大事なのは「あなた、考えていませんよね」「あなた、知識がありませんよね」「もっと勉強しなければ、政策判断できませんよね」といったことを政治家に知らせなければいけない。また読者もそのことを知らなければいけない。

 これから求められることは、記者が“逃げ場”をつくって聞くのではなく、囲い込んで逃げ場をなくして「どうなの?」と質問することだ。そして「この政治家はあまり考えていない」「この政治家はよく考えている」といったことが、きちんと伝わるような報道をしなければいけない。でなければ世の中の流れと政治家は乖離(かいり)したままになってしまうだろう。

[土肥義則,Business Media 誠]


河野太郎氏が、原発報道を語る(前編):
海外メディアにあって、日本メディアにないもの
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1202/07/news004.html


 

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コメント
 
01. 2012年2月09日 08:03:19 : egdYciNaUQ
河野氏は、「みどりの党」を結党してはどうだろうか。

政策を実現するには、議会内多数派を形成する必要がある。

新党日本、国民新党、新党改革、そして新党きづななどと中小勢力をすべて結集し、
「大みどりの党」を結党するという構想を掲げて、行動してほしい。
議会内多数派形成は無理としても、キャスティングヴォートを狙う戦略くらいは立てて欲しい。

欧州先進国に存在して、日本に存在しない主要政党は、「みどりの党」。
未曾有の原発事故があった2011年明けの2012年初めほど、
みどりの党を結党するのにふさわしい年はないだろう。

河野氏は評論家ではなく、政治家なのだから、行動が問われている。


02. 2012年2月09日 10:26:28 : ylt9Yk9TU2
河野太郎は神奈川の瓦礫受入を支持しています。
また放射線に対してほとんど知識がないことをブログで明らかにしています。
外部被曝と内部被曝は全く同じだと言っている。
http://www.taro.org/2012/02/post-1161.php

この認識で「脱原発」を唱えるのがよく判らない。


03. taked4700 2012年2月09日 12:24:50 : 9XFNe/BiX575U : p4jIGU1D7Q
>>02

だれであれ神ではないのだから、全知全能ではない。

河野太郎氏は電力問題、エネルギー問題をやってきた。そしてその延長線上で核燃料サイクルが無理だと理解されて、それを主張している。あくまでも、原発の危険性というよりも経済性の問題で河野太郎氏は脱原発を主張されている。


放射能問題はもともとやってきていない。だから理解がまだ浅いのはある意味当然。ホームページで放射能問題を取り上げ、自分の理解の程度をちゃんと表現するのはある意味まだ良心的。

多くの政治家は当たり障りのないことだけをホームページに載せ、本当に問題になるべきことについては知らん顔をしていることが多い。

前原誠司や小泉進次郎がその典型だ。岡田克也も同様だと言っていい。


04. 2012年2月10日 03:02:40 : MioTQXbDxU
2号機の再臨界や4号機の倒壊とかなくても、汚染水の問題で、遠からず福島第一
は収拾が付かなくなるだろう。敷地内の放射線濃度が上昇して、作業が不可能に
なります。また、地下水への浸透、海への漏出で、原発周辺が大汚染し、漁業も
太平洋側はあきらめなくてはならなくなります。

これを、政治家が知れば、さすがに再稼動とはならないでしょうが、河野氏の
言われるとおり、政治家が知ろうとしないのであればいかんともしがたいことです。


05. 2012年2月10日 10:58:54 : vPUc5qc4N6
アメリカはSPEEDIのデータを持っていたし、偵察機、スパイ衛星からのデータから、原発内の状況を完璧にシミュレーションして把握していたはずである。フランスも同様。ロシアもアメリカ並みの事をしていたから同じであろう。アメリカは日本政府に支援を打診したが断られた。そこで日本政府をキチガイ政府と判断したそうだ。ただ、アメリカもフランスも日本に情報を渡してはいないだろう。
ところで、がれき処理を哲学的に考察して見た。
 報道を見ているとxBq/kgなんて数値が出てきて、薄い濃度だからダイジョブですよといわんばかりである。じゃ、何トン受け入れるのかとか、総量何Bqを移送するのかという報道はない。これが問題。要は、何ベクレルの人工放射性物質を何処に保管するのかという問題である。人工放射性物質の保管は、密封とされている。一時保管というのは、密封前の状態のものを保管するという事。一時保管させて下さいというのは、言い換えれば適当な状態で保管するという事。永久保管するというのは、合理的に考えられる最良の方法で密封する事を意味する。
放射能は時間と共に減るだけで、除染したからといって減るわけでない。
除染するという事は、基本的には移動するだけ。つまり、除染=汚染である。移動して密封しなければ移動先の汚染になるから。密封とは,この世から無きが如く隔離することである。よく、タイムカプセルというのがあるが、密封とはタイムカプセルで放射能が弱りきるまで確実に埋めて隔離する事である。
ホントの除染とは、散らばって他を汚染する事がないようにし、安全な場所に密封保管する事である。
がれきの受け入れは、密封保管できなければ、一事ほかんであり汚染作業である。埋め立てなどとんでもない。埋め立て地は地震などで液状化を起こす。流れ出た放射能は、良くご存じのホットスポットを作るかも知れないし、食物連鎖で濃縮される可能性もある。
だから、総量が問題で、XXBqが容認できる限界であろう。(XXはアイソトープなどで管理が必要ないとされる量)
ここまで、ICRP勧告を読んで哲学した事。

この観点から、放射性物質の総量をダイレクトに示さないマスコミは報道する資格はない。
また、石原や橋下などの老害バカコンビは頭が筋肉でできているとしか思えない。



06. 2012年2月10日 11:44:37 : vPUc5qc4N6
>一事ほかん 一時保管
訂正します。

また、全ての政治家にICRP2007勧告を読んだかかどうかを聞いてレポートを出させる必要がある。
一冊も本を読まないような政治家は要らないと思いませんか?まして、この日本の非常事態にです。
読みもせずに、政策を決めるのは本人が読まずとも分る神でもない限り傲慢としか言いようがない。或いはバカか。
細野氏はICRP2007勧告はもちろん読んだと惨事の最中に言っていました。あの惨事は全ての議員、官僚、マスコミいや全ての日本人が当事者でしょう。一般人は分らないでしょうが、トップに立つ代表者は全て放射線防護の大元を読んでいないとおかしいと思いませんか。
議会が面白くないのは、議員達が本を読み哲学していないからでしょう。
100人読めば100とおりの哲学が出てくるはずです。それでこそ100人の賢人といえるでしょう。
それがホントの議会だと思いませんか。


07. 2012年2月10日 14:06:19 : vPUc5qc4N6
いま政府がいの一番にやらないといけないのは、放射能のとじ込めば所を作る事である。それがなければ、一時保管場所ばかりふえる。そして、あふれ返るのは自明の理である。福島第一原発が放出した放射能の量を把握し、それがどの程度薄まったかを計算して、保管場所のサイズを決めないといけない。焼却して量を減らす必要があるなら、特別な焼却炉を原発近くに直ちに建設せなばならない。とにかく必要なサイズの保管場所を決めないといけない。
ロシアはどうしたか、チェルノブイリの近くにセメント工場を直ちに造り、鉄道線路を引いて有名な石棺を作って封じ込めたのである。石棺も不完全ではあったが。
日本政府は何をしたのか?野田政権が不退転の決意でやらないといけないのは、放射性物質の封じ込めであろう。まだ、何も終わっちゃいない。消費税の事などもっと後回しで良いどうでも良い事である。
何もせずに復興、復興、予算、予算といってもだれもついてこないでしょう。しらけちゃいますよね。

08. 2012年2月11日 00:51:02 : 50UL9JkVvA
>>06
>また、全ての政治家にICRP2007勧告を読んだかかどうかを聞いてレポートを出させる必要がある。

申し訳ないが、この提案は時間の無駄。それより、広瀬隆氏を呼んで勉強会を
開くのがよい。能力のある人が、分かりやすく、短時間に要点を指摘しなくては
ならない。質疑応答もなければならない。

以前だったら、広瀬隆氏の発言は、「とんでも」ととられかねなかった。いまなら、
東日本がきえてなくなる、との試算も公表されたことであるし、受け入れられる
余地があるだろう。


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