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福島原発 燃料取り出し10年、廃炉まで20〜30年必要との推定 (週刊ポスト) 
http://www.asyura2.com/12/genpatu21/msg/476.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 3 月 01 日 01:09:03: igsppGRN/E9PQ
 

福島原発 燃料取り出し10年、廃炉まで20〜30年必要との推定
http://www.news-postseven.com/archives/20120229_91165.html
週刊ポスト 2012年3月9日号


 福島原発の事故から1年が経とうとしているが、事故直後から飛び交った「再臨界」「核爆発」「チャイナシンドローム」などの脅威論は、いずれも科学的には可能性がほぼゼロで、本誌はそう報じ続けた。事実それらは起きていない。

 再臨界が起きるには、燃料が等間隔で規則正しく並び、減速材(※1)の役目をする水に浸かっている必要がある。ところが燃料はメルトダウンして格納容器の底に散らばっていたのだから、その可能性は限りなくゼロに近かったのだ。

 核爆発を口にした自称専門家は、それだけでニセモノである。核燃料の濃縮度では、どんな魔法でも核爆発は起きないからである。

 厄介なのは「チャイナシンドローム」だ。「メルトスルー」とも呼ばれるが、すなわち高温になった核燃料が格納容器に穴を開け、地中に漏れ出す現象である。“地球の裏側まで突き抜ける”という「チャイナシンドローム」は完全なデマだが、地中に核燃料が漏れ出せば環境汚染は甚大で、処理は格段に難しくなる。

 東京電力が昨年11月に発表した事故報告書では、燃料すべてがメルトダウンした1号機では、溶けた高熱の燃料が格納容器内部のコンクリート壁を最大70センチも侵食しているとみられることが明らかにされた。

 これでメルトスルー説に火が付き、「薄い場所ではコンクリートは100センチしかない。あと30センチあまりで燃料が地中に漏れ出す」などと騒がれた。新聞やテレビまでご丁寧に図解付きで同様に報じた。ところが、これも事実とは大きく違っていたのである。

 原子炉の構造は各号機で違うが、1号機で侵食されたコンクリートとは、厚さ平均3.8センチの鉄板でできた格納容器本体の内側に打たれた床面のことで、溶けた燃料が落下したと考えられる圧力容器の真下では、厚さが260センチある。

 床面には穴が開いた場所もあるので、床面のコンクリートが100センチ程度の場所に落ちた可能性も確かにあるが、その外側に先の鉄板があり、実はその下にもまだ760センチのコンクリート壁がある。さらにその下に原子炉建屋の堅牢な基礎があるから、今後、核燃料がメルトスルーする可能性はゼロといっても過言ではない。

 東芝で原子炉設計に携わった日本システム安全研究所の吉岡律夫・代表は、原子炉について誤解と誤報が多すぎたと嘆息する。

「新聞は反原発派の話を鵜呑みにし、地震で配管が破断したとか、津波の前に制御不能に陥ったなどと報じたが、後の検証ですべて間違いとわかった。1号機は格納容器が小さすぎたとか、3号機はMOX燃料(※2)だから爆発するとか、再臨界、核爆発など、専門家なら真偽のすぐわかる噂がまかり通った。

 本当の問題は、原発の技術ではなく安全設計の考え方だった。事故の3年も前に、一部の専門家たちは津波による全電源喪失に備えるべきだと提言していたのに(原子力安全基盤機構報告書=2008年)、それを活かせなかったことは大いに反省すべきだ。それ以外で真に想定外の問題だったのは、建屋に水素が溜まって爆発したことだけです」

 もし、原発を再稼働せざるを得ない状況があったとしても、安全思想の抜本的改革がなければ同じ失敗を繰り返す。福島原発は、見た目の派手な壊れ方や初期の危機説に比べれば、ずっと安全バッファが大きかったが、それは「原発は安全」の根拠にはならない。

 最も大きな困難は今後の廃炉と放射性廃棄物の処理だ。核燃料が飛び散って失われたチェルノブイリは、原子炉ごと「石棺」にし、何十年も監視し続ける道を選んだ。米国のスリーマイル島原発は、幸いにも核燃料が原形をとどめていたから数年後に燃料を取り出し、圧力容器・格納容器は通常通りの手順で解体された。

 福島原発は、溶け落ちた燃料を回収・再処理し、高濃度に汚染された何十万トンもある原子炉を4基も解体・廃棄するという世界の誰もやったことのない困難な作業が待ち受ける。

「燃料が取り出せるようになるまで10年。廃炉までには20〜30年と見るべきです。健全な原子炉でも廃炉には1基1000億円かかりますから、壊れた4基の処理は1兆円のオーダーになる。技術的な課題を含め、廃炉が本当にうまく進むのかが、今後予想される真の危機でしょう」(吉岡氏)

 放射能禍は予測よりずっと小さかった。しかし、この恐るべき負の遺産と何十年も格闘する困難は想像を絶する。その道筋がないまま、なし崩しに原発を再稼働することなど決して許されない。

※1:核分裂で放出される中性子の速度を下げる役割を果たすもので、福島第一原発の場合は水。減速されない中性子は次の核分裂を起こすことが難しいため、水がないと再臨界の可能性が著しく低くなる。

※2:使用済み核燃料から取り出されたプルトニウムとウランを混ぜた混合酸化物燃料。3号機には2010年10月よりMOX燃料が使用されていた。


 

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コメント
 
01. 2012年3月01日 02:51:48 : swsf4Tw1P2
全く信用できない記事。

1号機から4号機まですべての稼働中の原発が無残な姿をさらしていることと全く整合しない。

話にならぬ。


02. 2012年3月01日 06:31:12 : hOEfMUQc7T

チェルノブイリは、原子炉ごと「石棺」にし、何十年も監視し続ける道を選び、福一は何故燃料を取り出す方法を選んだのか?

選択根拠が明確ではなく、さらに後者の選択肢は放射能を撒き散らしながら時間経過するとんでもない方法だ。

福一は全て石棺にして、100km周辺には人が住まない対策を施し、汚染土や放射能の保管場所にしたほうが良いと考える。


03. 2012年3月01日 06:56:38 : i37fD8kRRc
>燃料が取り出せるようになるまで10年。廃炉までには20〜30年と見るべきです。

4号機のプールについても同じことが成り立つとすれば、これこそ最悪の事態だろう。

燃料が撤去できぬまま10年以上放置され、倒壊もせず、水漏れもなく、大きな地震にも見舞われぬまま、事無く解体されるプールの顛末を、身を賭してまで信じる気にはなれない。

今日も、4号機燃料プールの中にある原子力自爆装置のカウントダウンが続いている。

廃炉の前に、プールの燃料を心配すべきなのだが。

こちらは、黙して語らず。


04. 2012年3月01日 07:12:38 : WDXVTlrXQw
「燃料が取り出せるようになるまで10年」
この一文が「福島県で暮らしていきたい、農業を続けたい」っと願う人達に妙な希望を与えているのではないか?
本当は石棺処理して何百年も立ち入り禁止にすべきところを
「燃料取り出し」「廃炉」っと言えば「ああ何だ10年で、20〜30年で」「戻ってコメが作れるな」っとなる。
実際は「こうだ!」なんて関係ない、「目の前から消えた!」がこの人達にとっては重要なのではないだろうか?

05. 2012年3月01日 09:43:41 : xF0lyjCAVk
South Gloucester のOldbury Nuclear Power Stationは事故なしで廃炉に90年。
福島が20〜30年なんてありえない。

http://www.dailymail.co.uk/news/article-2108218/Oldbury-Nuclear-Power-Station-closes-90-years-954m-clear-completely.html


06. 2012年3月01日 10:47:59 : b0D6vlGe7Q
週刊ポストは購入はおろか、読むことさえ有害な週刊誌であることが判明した。
などと今更言うまでもないが・・・・・

07. 2012年3月01日 11:57:40 : HEQzEIAiLw
週刊ポスト、週刊現代、
アサヒ芸能 週刊大衆w、週刊実話ww、 
週刊新潮wwww週刊文春wwwwwwwだんだひどくなる。

08. 2012年3月01日 15:16:42 : mgGk0yxY9M
>核爆発を口にした自称専門家は、それだけでニセモノである。

物が燃える条件のことを「爆発限界」という。だから臨界に達することは緩やかな核爆発であり、燃料が溶融し下に落ちる過程で、一定の条件が整って小規模な臨界や核爆発が起こる可能性はゼロとは誰も言えないのだから、核爆発を口にした専門家を断定的にニセモノと決め付ける人間こそ本物のニセモノである。事故直後、大前研一ですら格納容器に落ちた燃料が散発的に小さな核爆発を起こす可能性を指摘していた。この記事の筆者から見れば大前研一もニセモノということになる。


09. 2012年3月01日 17:43:47 : seIRBKC3qU
こんなの去年の夏頃に言われたことだな。
ポストもネタ切れなんだろうか。
取り上げて投稿する奴も無知を曝したな。

10. 2012年3月01日 22:22:06 : swsf4Tw1P2
圧力容器の外に格納容器がありその下に分厚いコンクリートがある。

こんな漫画みたいなトンチ絵を信じている。

実際は圧力容器から無数の制御棒が下の空間に出ている構造。挿入可能な構造だ。すこし動くだけで緩む。爆発で鉄骨が無残にひん曲がった建屋の悲惨な状態を見てもこの部分が無事なはずはない。制御棒の実態を知ろうにも未だ誰も入れない。

週間ポストは政治問題で見るべき記事もあるが放射能に関しては幼稚園レベル。
まあ処方せんかも知れんが。


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