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原発事故で浪江から群馬へ避難の一家、国の安全基準に不信感 (河北新報) 
http://www.asyura2.com/12/genpatu21/msg/701.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 3 月 10 日 01:20:07: igsppGRN/E9PQ
 

原発事故で浪江から群馬へ避難の一家、国の安全基準に不信感
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120309t63016.htm
2012年03月09日 河北新報


 福島第1原発事故の発生から1年になる。福島県では放射性物質の影響を恐れて県外に避難したままの住民も多い。浪江町から群馬県に家族4人で避難している自営業木村真嘉さん(35)もその1人。見知らぬ土地で、どんな思いで1年を過ごしたのか。(加藤敦)

◎山々に囲まれ

 木村さんは故郷から南西に約200キロ離れた群馬県高山村で、妻二三子さん(34)、長男豪斗君(5)、長女もえちゃん(3)と暮らす。
 村は1000メートル級の山々に囲まれた高地。山風は冷たく、福島県の浜通り出身者にはこたえる。
 昨年3月11日夜。消防団員として被災者の誘導を手伝う真嘉さんの携帯電話が鳴った。原発で働く友人からだ。「炉心の温度が下がらない。炉心溶融もあり得る。逃げる準備をしておけ」
 同町井手の自宅と原発との距離は約8キロ。まさかと思ったが、津波被害の大きさを知った後だけに不安は消えなかった。
 翌12日朝、町の広報車のサイレンで目覚めた。「原発から放射性物質が漏れ出す恐れがあります。避難してください」
 着の身着のまま避難所へ。真嘉さん方は両親や祖父母ら4世代8人の大家族。人であふれる避難所に居場所はなく、田村市の二三子さんの実家に移動した。埼玉県の親戚宅に祖父母らを預け、4人は3月末、高山村の避難所に落ち着いた。
 昨年11月、避難所が閉鎖され、近くの私大の学生寮を借り上げ住宅として移った。学生向けの部屋は4人には手狭。広かった自宅が恋しくなる。
 昨年夏、一時帰宅した。自宅は瓦の落ちた屋根から雨水が漏れ、中はかびだらけ。放射線量は庭が毎時25マイクロシーベルト、近くの田んぼは50マイクロシーベルト超だった。
 国の区域指定見直しで、浪江町は帰還困難度別に3区域に色分けされる見通し。自宅がどこに入るかは不明だが、「もう戻れない」と言い切る。
 真嘉さんは2005年ごろから4年間、原発施設の配管に付着した放射性物質の量を調べる業務で構内に出入りした。その経験からすれば、自宅の線量は絶望的。除染も「雨が一度降れば元に戻る。無駄です」と言う。

◎子の将来心配

 一時帰宅での光景が忘れられない。帽子もかぶらず、花粉症用のマスクで警戒区域に入る住民。それに何も言わない経済産業省の役人。ぞっとした。「セシウムは髪やひげなどのタンパク質の物質に付く」。かつての同僚の中には髪に放射性物質が付いて全部そり落とした人もいた。「非常時とはいえ、国の安全基準は甘すぎる。今の段階で帰宅は考えられません」。国への不信感は根深い。
 子ども2人の将来も心配だ。県による甲状腺検査の数値は良好だったが、故郷を失った精神的ダメージは計り知れない。
 豪斗君は時折「浪江に帰りたい。友だちに会いたい」とねだる。真嘉さんは「毒が飛んでいるから帰れないんだよ」と諭す。「たまに1人で泣いているんです」と、たまらない気持ちになる。
 群馬に来て1年。子どもに友だちができた。真嘉さんも村で中古車販売業の仕事を手伝い、生活は落ち着きつつある。しかし、借り上げ住宅の居住期限は13年11月。その後、どうするか。未来図は描けていない。
 「東京電力の賠償金が出たら村に新しい家を買うつもりです」。原発に日常を奪われた家族に、決断の時期が迫る。

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120309t63016.htm


 

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