宮脇昭さんは、日本一多くの木を植えた人として有名です。

80歳を超えた今も世界中を駆け巡り、これまで彼が植えた木は4000万本にもなるそうです。

その宮脇昭さんが、東北の被災地のガレキを海岸に埋めて山を作り、そこに津波にも流されない木を植えて防潮林を形作る事を提案しています。

動画はこちらです
宮脇 昭「いのちを守る300キロの森づくり」
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=gDOEs2_ONGM#!

ガレキは今や国の大問題となっています。

受け入れたくても放射能が気がかりで受け入れられない。そこに利権が複雑に絡みこんでいる現状です。

それが、宮脇さんのこの素晴らしい提案によって、全て解決するではありませんか。
今までの防潮林はアカマツやクロマツなどの一種類による林が中心だった。

しかし、松のような木は津波で根こそぎ倒されてしまい、防潮林として機能しないばかりか、その木々が流されてしまいとても危険だった。

さらに津波の引き水により、多くの人々の命と財産が海に流されてしまった。

樹木の選択に誤りがあったのだ。
瓦礫の山の中から、有害なものや分解不能なものを除き穴を掘って土とともに瓦礫を埋め、マウンドを作り、その上に植樹する。

木の種類の選別も重要。

土地本来の主木群は、根がまっすぐ地中に入る。

植えてから２〜３年は草取りが必要だが、その後は管理も不要。

約20年で自然豊かな森ができる。

この森は、最も自然の力強い状態であり、世代交代を重ねながら、次の氷河期が来る9000年は保たれる。

高い木から低い木。多くの色々な種類の木で成り立つ森は、いのちと財産を守る緑の壁を作り出す。

マウンドを高くすることにより、かなりの高さの津波を防ぐことができる。

マウンドを超えた場合でも、豊かな森は深くしっかりと根を張り、緑の壁となって津波のエネルギーを減少させ、水位速度を下げ、私たちが助かる可能性を高めてくれる。

多くの生命をさらった波に立ち向かうため、
お亡くなりになった皆様の無念の気持ちにこたえるため、
私達は自然と共に生きる智慧の波をつくらなければならない。

転載元
http://ameblo.jp/aries-misa/entry-11184171823.html 　

コメント
01. 2012年3月10日 20:44:41 : UilmZ6wd16 シンディローパーも同じことを言って、堤防にサクラを植えてくれと木を寄付していましたね。 まあこれが古来から人類の歴史では当然のことなのですが、それでは輸送と産廃および新堤防建設（民主党の人からコンクリート政策）の利権にならないということで現在は日本中への拡散が目論まれてるようでしょうか。
02. 2012年3月10日 22:01:19 : DN53IrdoNQ 津波が到達しない地点に神社や古道が作られていたと言うことです。 三陸地方では古代の遺跡はすべて丘陵上にあったと言うことです。 古代人の知恵を拝借したいものです。 津波が来る所には住まずに利用だけをするのが一番良いのではないでしょうか。 住まいが津波の来ない高台にあるならば、津波警報が出たときに人々は自宅に向かって避難することになります。
03. Ryukyuan.isao-pw 2012年3月10日 22:13:23 : YrP2vZDuHZBQs : yNxQKmYZKI 東北の被災地復興の妨げとなっている瓦礫処理問題の解決に自然と​の共生で「命を守る森」の構想こそ生かされるべきだと思います。 ★震災瓦礫で自然を再生して命を守る森を！ http://isao-pw.mo-blog.jp/​isaopw/2012/03/post_1ce0.html 自然との共生こそが日本の未来を開く。コンクリートから人への民主党政権公約こそが国民の生活第一の政治である。 既得権益利権集団の解体無くして財政再建も社会保障の充実も子供達の未来も守れない。 しかし官僚機構に操られた現下の民主党政権は国民との約束を反故にして官僚による官僚の為のシロアリ政権である。原発もTPPも消費税も沖縄の米軍基地も天下り禁止もあらゆる選​挙公約が破棄されて国民の生活第一から既得権益利権集団の維持第​一の政治で日本を破滅させようとする野田内閣。 忘れてはならないのが八ッ場ダムの工事再開である。 八ッ場ダム、致死量25億人分のヒ素混入の危険性も http://www.alterna.co.jp/8484 品木ダム（群馬県中之条町）は、炭酸カルシウム​（石灰）と酸（硫酸・塩酸）との化学反応によって発生する中和化​合物を収容するなど中和緩衝池としての機能を持つ][/​caption] 民主党のマニフェストによる工事中止方針が一転覆された八ッ場ダ​ムは、実は深刻な水質問題を抱えている。ダムに流れ込む吾妻川は​強い酸性河川で、ダムの構造物をむしばみかねない。上流の万代鉱​山から年間５０トン（累計５００トン以上）のヒ素が吾妻川に流れ​ていることも研究者の調査で明らかになった。
04. 2012年3月10日 22:13:38 : kFSBHHnrzo ＞いま密かに注目されてるサバイバル術 　検索→ ○○ サバイバル 　検索→ サバイバル 放射能 　検索→ 残留放射能を除去する調理 米陸軍省編『米陸軍サバイバル全書』に見る放射能対策 http://d.hatena.ne.jp/yabuDK/20110326/1301115485 兵士にサバイバル術を伝授する米国陸軍のマニュアル本が いま密かに注目されているのは、やはり福島第一原発の放射能汚染が 問題になっているからだろう。米陸軍の生き残りマニュアルなのだから、 当然、核戦争に関する記述もある。 中でも、注目は最後の「水の調達」と「食物の調達」だろう。日本の場合、 核爆発が起きたわけではないから、このマニュアルを読むのもかなり大げ さな話だが、それでも極端を知る事で問題の本質が見える事がある。 ということで、まず「水の調達」についていうと、基本は・・・ （１）もっとも安全な水源＝井戸、泉など　　（２）大小の河川 　おまけ 残留農薬・食品添加物を除去する調理方法 http://watagonia.com/food/anzen/index.html
05. 2012年3月12日 08:19:01 : 6eldw2F0Xw 自然の森でない限り、人工的な造作に、期待してはならない。 人工林も擁壁も、気休めでしかない。 それより何より、過去の津波の二倍高さ以上の高台に、住むべきである。 構造物の安全率は、最高値の二倍が常識、津波回避も同じ。 可愛い子供達を護ってくれ。 何も知らない、まだ世間を知らない子供達は、無垢の心、大人が勉強して護ってやらないで、津波で亡くし、泣いたとて、波の下には都はない。 瓦礫も何も大人が住むべきでないところに住んだ被害であって、自己責任である。 津波被害の方々、その中でまた同じところに家を建てようとしている者が居るようだが、何をか言わんやである。 瓦礫の全国展開なども、その中に含まれる放射能、放射能が検出されなくても防腐剤やヒ素、これを全国へばらまくのか？、マスコミに洗脳されてはならない。 地元処理が、絶対条件である。 なお放射能は、全核種測定しているわけではない、また、毒性塗料は気化し、周辺住宅地、海洋を汚染する。 東福島の他に、全国土を破滅させる気か、国民は正しい判断をせよ。 東北復興資金へ群がるシロアリ企業は、東東北へ出向いて仕事をせよ。 細野は、瓦礫処理全国展開を、本気で言っているのか、言わされているのか、まだ若いのに変に大人になった者だ。
06. 2012年3月14日 04:30:38 : Yw58pz5dQ6 日本の国土、自然、命を守るためにも瓦礫処理全国展開はありえない。海外からの観光客も来なくなり、あらゆる物が輸出出来なくなる。本当の絆とは？東日本を応援するためにも、瓦礫処理全国展開阻止！
07. みぃにゃん 2012年3月15日 01:29:06 : Gozp/NtRrhmsw : 8Psv9vQaLQ 混交林は良いのですが、天然果種林は、極相までに、長い時間を要します。 必ずしも、その極相林も、強い林とは限りません。 様々な理由から、然程気象・場所は変わらなくても、極相が変わる場合も有ります。 また、千葉大の某先生の様に、地域・その場所の条件を考えて、樹種を有る程度、人間には最良でない種類まで受け入れる植樹方法も有ります。 これは、まだ完全な、結果が出ていません。 大阪万博記念公園が、成功事例とも言われますが、此処は手入れと、有る程度の人工的な対策…鑑賞兼用の親水構造なども、盛り込まれました。 お金を使える時代でしたから、最良のものを惜しげ無く使いました。 有る意味では、最良ですが、此処へ、風力発電や、太陽光発電などを盛り込むには、これも大変そうです。 栗・檜・オーク系各樹種の様な、利用可能な木なら、再利用出来ますが･･･。 場所により、ご提案は有効だと思います。 その上で、全てを救う事には成らないでしょう。 ただ、樹種まで書いた、植樹海岸林の考えは、読んで良かったと思います。

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