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バンダジェフスキー博士の来日講演と対話から、僕が大切と思ったこと。 - 放射能防御プロジェクト 木下黄太のブログ
http://www.asyura2.com/12/genpatu22/msg/232.html
投稿者 千早@オーストラリア 日時 2012 年 3 月 23 日 00:20:01: PzFaFdozock6I
 

2012-03-22 10:18:12 | 福島第一原発

@ 博士本人は、ある意味汚染された場所の医科大学を、ベラルーシ政府側から引き受けさせられた人物であること。元々政府に否定的な学者というわけでなく、元々は、政府の意向も受けて、その現地の汚染に立ち向かったスタンス。

A事故発生から数年した、90年代当時の現地の状況が酷く、彼は亡くなった方の解剖を進めて、当時のベラルーシの技術水準で、臓器ごとに可能なかぎりの放射能の検査をおこなったこと。

B生きている人の調査は、開架型(椅子型)のホールボディカウンターでおこなっていたこと。生きている人のBq/kgはこれで出されたもの。このため、精密型のホールボディカウンターよりも数値が高く出ていると考えられること。

C調査・検査をやったことで、病気の多発、死者の増加について、彼が提示しているのは、臓器にセシウムが大量に蓄積されている実態を明らかにしたこと。彼はセシウムがこの事象の主な原因と考えていること。

Dこの実態を明らかにしたため、政府の意向に反したとして、逮捕され、長年にわたって刑務所に入れられたこと。それによって研究データの大半が残存していないこと。

E少なくとも、ベラルーシをはじめとして、そのエリアでは、死者が、生まれる人々を上回る状態が継続して続いていること。人口が大きく減り続けている社会に、この国々が恒常的になっている状態があること。

F人口の減少は、放射性物質による影響しか考えられないこと。特に他の要因はないこと。

G福島第一原発の事故は、彼の考えではチェルノブイリよりも広範囲ではないが、深刻度において、さらに問題が大きいという認識があること。福島県内の汚染程度が酷いこと。チェルノブイリは汚染が農村地帯が多かったが、今回は東京のような大都市にまで酷い汚染の地域があって、深刻度が桁違いとなる可能性があること。ゴメリの汚染と江戸川区の汚染にあまり差がないこと。また、セシウム以外のほかの核種の影響も甚大であること(これが未解明なこと)。

H死者の増加は、キエフでも顕著に増えていて、さらに高濃度のエリアでは、かなりの勢いで増えていること。ゴメリなど。これは、今回の福島第一原発事故によってもおきる可能性が高いこと。それを考えた場合、福島は当然のこととして、宮城や東京、関東の汚染エリアから移住できる人は移住したほうが良いこと。子供、妊婦、妊娠可能な女性は優先。

I日本、特に関東・東北のエリアでこれから起こることについて、博士本人が相当な危惧を抱いていること。これをとめることそのものは、実は、大変に難しいこと。

Jこうした中で、政府がガレキの広域拡散を進めようとしているが、放射性物質が付着したガレキを、汚染の少ないエリアに移すことも、さらに移送して焼却することもありえない行為ということ。放射性物質を拡散させないことが大切で、旧ソ連でもおこなっていないこと。

K日本政府や行政当局が情報隠蔽をおこなっていることは間違いないこと。これについて、市民側が風穴をあけるしか方法がないこと。

Lペクチンなどの排出剤は効果が最低限しかないこと。短期的一時的なもの。アップルペクチンは、そのままりんごを皮ごと食べるほうがマシなこと。しかし、排出剤に頼ることは何の意味もないこと。それよりも安全な、放射性物質が含まれていない食品を食べることが望ましいこと。

Mそれよりも可能なら、福島のみならず、関東・東北のエリアの中で汚染地域からは移住するのが望ましいこと。優先は、妊婦、子供、妊娠可能な女性だが、全年齢で放射性物質の影響はあるため、逃げることのできる人は、全て、逃げるべきであるということ。沖縄、札幌、京都などで、博士は関東東北から避難移住した全ての人々に「あなたたちの選択は正しい」と明言したこと。

N東京23区の土壌汚染状況が、ぼくたちの調査で平均してセシウム合算で900Bq/kgを超える状態(キエフ以上)であることを伝えたところ、「可能な人は逃げたほうが良い。最低でも保養に出たり、汚染されていない食べ物を食べないとならない。でも、移住がベターだ」と話していたこと。

O世田谷区でほこりに50グラムで75Bq検出された一般の木造家屋の話を伝えると、「そこは危険だ」と断言し、可能なら移住したほうがよいと明言したこと。吸気による危険も大きいと本人も判断していること。

P日本の大半のメディアは、博士の来日についても、記者会見の内容に関しても、完全に無視するか、ほとんど記事にしようともしていないこと。沖縄の新聞や共同通信、東洋経済などの一部メディア以外、掲載する雰囲気はほとんどないこと。博士が伝えている内容そのものの衝撃が大きく、「無視」という結論に大半のメディアが至っているのが今の日本の現実であること。というかこの内容を報じると、首都圏に人がいるかどうかという議論になることを消化できないとして記事にしないとするマスコミも存在した模様。

Qほとんどのメディアが無視するにも関わらず、品川区の1000人会場も即日満員、世田谷区の四百五十人会場も二回で九百人が三十分程度で満員になるなど、一般の皆様へのインターネットを介しての情報発信が強くなってきていること。マスコミと一般の皆さんの間に乖離現象もおきていること。

R今後起きることへの懸念が強い中で、博士本人は日本に対して最大限の協力をしたいという意志は持っていること。しかし、博士本人が有効な防御策を数多く持っている訳ではなく、彼の協力に助けられても、放射性物質との闘いはきわめて厳しいということ。

Sここまでまとめてみたが、それでも貴女に伝わらない現実が、今の東京や日本ということ。

====================================

予約が少ないようなので、直接おいで下さい。

木下黄太講演会in福井

食の安全と放射能は今!
放射能汚染から子どもたちや未来を守るために知っておきたい、放射能の本当のこと。
具体的な提案とすべきことをお伝えします。
日時 3/24(土)
    開場 14:00 開始14:30〜16:30終了予定
会場 福井県社会福祉センター(福井市光陽2丁目3-22)
参加費 500円
定員 70名(先着順)

主催 コープの会ぐるぐる
=====================================

以下は当該ページでご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/9fe07f88321c17a542b623f9b8b7e65d  

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コメント
 
01. 2012年3月23日 02:55:28 : XG5KhoKESN
金の亡者の講演など聞いてもムダ!

02. 2012年3月23日 04:09:36 : zDZzGpTrHk
>>01

金の亡者は、あんただよ。工作員。


03. 2012年3月23日 05:43:05 : Mb4DcXILmI
最初は、福島の方々を含めて心配で逃げて欲しかったです。

今は、東京も含め、全然気にしない方々がいる事を、ある意味感謝しています。
その方々のお陰で、日本経済も回っているのかもしれませんね。 何しろ、汚染地域の全ての人が移住する場所も環境もありません。

幸い、損になりますが東京のマンションを希望価格で売却でき、実家のある九州に撤退します。 それが出来るのも、気にしない方々の存在のお陰。
全ては、人其々のリスクマネージメントのレベル次第ですね。 

放射能汚染の瓦礫の拡散だけは、止めて頂きたいですが・・・・


04. 2012年3月23日 05:58:57 : txKoq6KBVw
瓦礫受け入れに鈍感な西日本にこそ講演会を開いて欲しい

無知ばっかでさ。


05. 2012年3月23日 09:25:09 : kMi6t7tahE
最近工作員の発言が浮いて、素人目にもはっきり区別できますね。

真剣に発言している方々の中で、中身がない発言だからかな。


06. 2012年3月23日 19:14:36 : hM1eriGd5o
言われていることはごもっとも。逃げたいのに家族は安全派。みな気づかないふりしたり現実逃避したりしたいのかも。不安に思っていて避難と言う人に攻撃的になる。01さんのように。

07. 2012年3月23日 23:41:53 : H4rpvtiP2s
政府は若い女性と子供を避難させる政策をとれ

08. 2012年3月24日 04:36:45 : yue6BLyFD2
被爆でがんリスク42%増加 放影研、50年余の追跡調査 (共同通信)
http://asyura2.com/12/genpatu21/msg/492.html

”広島、長崎の被爆者のうち、30歳で1シーベルト被爆した人が70歳になった時に固形がんで死亡するリスクは、被爆していない人に比べて42%増加することが、日米共同の研究機関「放射線影響研究所」(放影研、広島市・長崎市)の研究で分かった。”

この記事で、外部被爆も結構怖いということがわかった。原子力推進の放射線影響
研究所の研究結果でこうなのだ。かって、国際放射線防護委員会(ICRP)では、
1シーベルトで5パーセントと言っていた。

子供だと3から10倍の感受性というから、5倍として、100ミリでも21パーセント(4.2x5=21)。

既に、100ミリ被爆した子供はいくらでもいるだろう。70歳までには、30歳
の大人より年数があるから、これから一切外部被爆しない、食品はすべて検出されず
を食べる、外出時は本格的なマスクをする、という条件でも、30パーセント程度
の発ガン率アップとなるだろう。


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