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原発巨大企業独シーメンスの完全撤退が物語るもの・・・世界から原発が消える日 関口博之
http://www.asyura2.com/12/genpatu22/msg/493.html
投稿者 msehi 日時 2012 年 4 月 02 日 07:42:24: MaTW.8vfzXWdQ
 

投稿者関口博之msehi
http://d.hatena.ne.jp/msehi/

昨年9月世界の原発巨大企業シーメンスの原発からの完全撤退宣言は、福島原発事故の悲劇の後脱原発を願うものにとって希望の福音であった。
ドイツの市民日刊紙「タット」は脱原発を求める市民の視点で、「シーメンスの決定は本物の歴史的転換であり、心からの歓迎」という見出しで報道した(注1)。
またドイツの保守的大衆紙「ディ・ヴェルト」は窮地に追い込まれた企業の視点で、「シーメンスの脱原発は不測の事態である」という見出しで報道し、これまでの共同者フランス原発巨大企業アレバに多額の損害賠償をしなくてはならない撤退を、無作法と指摘した(注2)。
すなわちシーメンスは、つい最近までフランスの原発巨大企業アレバと共同契約を結び、ロシア国営企業ロスアトムと提携して、世界中に原発を建設することを計画していたからだ。
原発からの完全撤退の理由は、福島原発事故後ドイツの脱原発への選択で政治的に、そして社会的にも脱原発への転換が開始され、最早原発にばら色の未来がないからだとしている。
そして将来の方向性としては再生可能エネルギーの実現であり、「ディ・ヴェルト」では具体的に企業代表の言葉として、“緑インフラ先覚者”として電気自動車、超効率ガスタービン、そして風力発電基での躍進を掲げていることを伝えている。
しかしこれらの報道では、世界のグローバル企業として世界の原子炉を製造し、原発ルネッサンスの狼煙を上げてきたシーメンスが、ドイツの脱原発への選択とはいえ、2000年にも脱原発宣言があったことから、余りにも早急な完全撤退の背景にある原因が見えてこない。
こうした疑問に対して、ドイツの行動的環境団体として名を馳せている“ロビン・ウッド”は(注3)、既に2009年の月刊誌2月号でシーメンスの原発ルネッサンスに対して興味ある報告をしている(注4)。
シーメンスが描く原発ルネッサンスは、2030年までに世界で新たに400の原発が計画され、それをフランスの原発巨大企業アレバの後ろ盾でロシアの国営原発巨大企業ロスアトムと共同で建設し、燃料棒製造から古い原発の解体に至るまで原発産業のあらゆる分野を提供することであると述べている。
しかし現実的にはそのようなバラ色の狼煙とは裏腹に、原発産業が経済的に窮地に追い込まれている実情を解説している。
すなわち軍縮や2008年の金融危機でウラン鉱の開発は進んでおらず、原発ルネッサンスを実現するウラン供給は難しい。
また原発は安全性から建設費用が嵩み、廃棄物処分費用や事故の配備をすれば、国家の支援なくして経済的に成り立たない産業になっている。
事実フィンランドのオルキルオト原発3号機では、建設費用が爆発的に増加し、50パーセント以上の超過費用の負担を巡って、アレバ側(シーメンスも原子炉製造で資本参加)と発注側のTVO社(テオリスーデンボイム社・・民間電力会社)が裁判で争っている。
そして原発推進側も国の支援がなければ成り立たないことを認識し、その支援が年々難しくなっていくことを十分認識していると述べている。

世界の原発産業は既に福島原発事故以前にそのような状況に追い込まれており、福島原発事故後シーメンスは最早国家支援が得られない中で継続すれば、私企業の命取りにもなりかねないことを綿密に計算して、完全撤退を選択したのであった。
それは裏返せば、莫大な利益が得られという原発ルネサンスを打ち上げることなくしては困難なほど追い詰められており、国の支援なくしては現在でさえもコスト面で風力発電や天然ガスの熱併合発電に抜かれており、途上国での原発事故、原発テロ、原発核廃棄物処分費用を計算していけば、原発ルネサンスがいかに山師的な計画であるか自明である。

もちろん楽観的に脱原発を求めるのではなく、既に再三述べているように、以下の4つの事実を世界に拡げていくことが重要である。

1、途上国で建設される原発事故のリスク。
(民間保険会社で原発に保険を設定するところはない)
2、原発テロに無力。
(アラブゲリラが使用している持ち運びできるロケット砲は、2キロ離れた地点から5メートルのコンクリートを貫通することから、ドイツの連邦環境大臣レェトゲンも認めるように原発テロに無力である)
3、フィンランドとスエーデンの最終処分場計画はプロパガンダ。
(研究者たちは地下水が湧き出していることから銅製キャスターが1万倍ほど早く溶出することを検証し、早期の地下水汚染がさけられないと報告している)
4、低放射線被ばくによる実際の膨大な被害と遺伝子変異の事実。

こうした事実認識が世界に拡がっていけば、原発ルネサンスがなくなるだけでなく、世界から原発が消える日も決して遠くない。
しかもそれは、益々現実性を帯びてきている。
何故なら、ドイツ、ベルギー、イタリヤ、オーストリー、スイスといつた脱原発国にとって選択した再生可能エネルギーの伸展こそが将来の命運を握っており、伸展を妨げる原発に対して必然的にこれらの事実を明かにしていくからだ。
既に日本の原子力ムラは、ドイツの公共放送ZDFフィルム「福島の嘘」を通して、その大本営とも言うべき嘘と隠蔽の事実が暴露され始めている。

(注1)日刊紙「タット」2011年9月18日
「Die Entscheidung von Siemens ist eine echte Zäsur
Willkommen in der Wirklichkeit!」
ジーメンスの決定は本物の歴史的転換であり、心からの歓迎
http://www.taz.de/!78318/
下に翻訳して掲載

(注2)大衆紙「ディ・ヴェルト」2011年9月18日
「Der Atomausstieg von Siemens hat seine Tücken」
ジーメンスの脱原発は不測の事態である
http://www.welt.de/debatte/kommentare/article13611794/Der-Atomausstieg-von-Siemens-hat-seine-Tuecken.html
下に翻訳して掲載

(注3)行動的環境団体
http://www.robinwood.de/Energie.energie.0.html

(注4)2009年月刊誌2月号
http://www.robinwood.de/fileadmin/Redaktion/Dokumente/Magazin/2009-2/101-32-33-spez12-13-int.pdf


注1翻訳

Die Entscheidung von Siemens ist eine echte Zäsur
ジーメンスの決定は本物の歴史的転換である
Willkommen in der Wirklichkeit!
心からの歓迎
Es klingt wie eine Kapitulation vor den Atomkraftgegnern: Der größte deutsche Industriekonzern Siemens steigt komplett aus der Nukleartechnik aus - und der Vorstandsvorsitzende Peter Löscher begründet den Schritt explizit mit der "klaren Positionierung von Politik und Gesellschaft in Deutschland".
原発反対者には無条件降伏に聞こえる。ドイツ企業最大のジーメンスが原発技術から完全に撤退する。企業代表のぺーター・レェシャーはドイツの政治と社会の明らかな位置づけで段階を踏まえて説明した
Eine Kapitulation ist die Entscheidung tatsächlich - aber weniger vor der gesellschaftlichen Stimmung in Deutschland, wo schließlich auch vor Fukushima keine neuen AKWs geplant waren. Sondern vor der globalen Wirklichkeit, die den von der Branche lange behaupteten Nuklearboom zunehmend unwahrscheinlicher erscheinen lässt.
降伏は現実的な決定である。ドイツの社会的雰囲気から殆どないのではなく、そこでは福島原発事故の前から新たな原発が建設されない、長い間主流であった原発ブームが益々非現実的に見えるグローバルな事実からである。
Die Atomkraftgegner haben vor diesem Hintergrund umso mehr Grund zur Freude. Die Entscheidung von Siemens ist eine echte Zäsur. Der Konzern hat sämtliche deutsche Atomkraftwerke gebaut, war wichtiger Partner des französischen Atomriesen Areva bei der Entwicklung neuer Reaktoren und wollte zuletzt mit dem russischen Staatskonzern Rosatom ein neues Joint Venture starten, um beim weltweiten Geschäft mit Atomkraftwerken dabei zu sein.
原発反対者はこうした背景から益々喜びの理由を持っている。ジーメンスの決定はまさしく転換である。ジーメンスは全てのドイツの原発を建設し、新しい原子炉の開発でフランスの巨大原発企業アレバの重要なパートナーであり、最近ロシアの国有企業ロスアトムと原発の世界事業に参入するために、新しいビジネスモデルを開始しようとしていた。
In der Vergangenheit haben die Proteste das Unternehmen nicht groß gekümmert. Solange mit schmutzigen Geschäften gutes Geld verdient werden kann, das zeigt sich in vielen Branchen, lassen sich Industriekonzerne von Kritik kaum beeindrucken.
以前は抗議は企業に大きく関与しなかった。汚れた仕事で沢山稼げれる限り、巨大企業は批判に左右されなかった。
Wenn Siemens als wichtiger Akteur der Atombranche nun eine Wende vollzieht, muss es dafür harte betriebswirtschaftliche Gründe geben. Der Rückzug zeigt, dass selbst Siemens nicht mehr an eine rosige Zukunft für die Atomkraft glaubt.
Diese Erkenntnis kommt spät. Schon vor Fukushima hätten die schlechten Erfahrungen mit den Neubauten in Finnland und Frankreich die Euphorie bremsen müssen. Dennoch hielt Siemens fest an der Erzählung vom weltweiten Neubauboom und den großen wirtschaftlichen Chancen, die dieser böte. Nach dem Fukushima-Schock denkt Siemens endlich um: Die angekündigten Reaktorneubauten waren oft Wunschdenken.
もしジーメンスが原発分野のより重要な関係者として今転換を実現するなら、そのためには厳格に企業の経済的理由を与えなければならない。撤退は、ジーメンス自体最早原発にばら色の未来はないと思っていることを示している。この認識がようやくなされた。既に福島原発事故の前にフィンランドやフランスでの悪しき経験が、陶酔にブレーキをかけていた。しかしながらジーメンスは、世界的な新しい原発建設ブームの物語とこれらが提供する大きな経済的チャンスをしっかり保持していた。福島原発事故のショックの後で、ジーメンスは最終的に考えを一変した。すなわち予告した新しい原子炉建設は希望的観測となった。
Bei den erneuerbaren Energien hingegen ist der Konzern längst ein wichtiger Akteur, vor allem in der Offshore-Windkraft und bei solarthermischen Kraftwerken. Hier will das Unternehmen weiter wachsen. Eine gute Entscheidung: Anders als bei der Atomkraft sind die Branchenprognosen bei den Erneuerbaren bisher stets übertroffen worden.
これに反して再生可能エネルギーでは、ジーメンスは長期的に重要な担い手である。とりわけ洋上風力発電や太陽熱発電では。この分野ではジーメンスはさらに成長するだろう。素晴らしい決定。すなわち原発以外のものは、これまで常にひけをとってきた再生可能エネルギーの夢の分野である。

注2翻訳

Der Atomausstieg von Siemens hat seine Tücken 
ジーメンスの脱原発は不測の事態である
Für Siemens ist der Ausstieg aus dem Atomgeschäft in wirtschaftlicher Hinsicht der richtige Schritt. Geschickt vollzogen wurde er aber nicht.
ジーメンスにとって原発事業からの撤退は正当なステップの経済視野からである。しかしながら手際よく実行されない。
So schnell ändern sich die Zeiten. Noch vor zwei Jahren wollte Siemens-Chef Peter Löscher ausgerechnet mit dem russischen Staatsunternehmen Rosatom Atomkraftwerke in aller Welt bauen. Er versprach sich davon Milliardengewinne. Nun verkündete er den atomaren Ausstieg seines Konzerns, der über Jahrzehnte im Nukleargeschäft tätig war. Die Begründung: Da in Deutschland die Energiewende eingeläutet wurde, kann auch Siemens nicht mehr im Atomgeschäft aktiv sein.
時代はかくも速く変化している。2年前はまだジーメンス企業代表ぺター・レシャーはよりにもよってロシアの国家企業ロスアトムと共同で世界中に原発を建設しようとしていた。彼はそれによって莫大な利益を約束していた。
それが今、彼は原発事業に数十年携わってきたジーメンスの原発からの撤退を告げた。理由は、ドイツのエネルギー転換が始まりを告げ、最早ジーメンスが原発事業をアクティブに推進できないからだ。
Löscher vollzieht damit einen klaren Schnitt, der allerdings nicht nur mit der Haltung der hiesigen Regierung zu tun hat. Seit Fukushima haben sich die Aussichten für Nukleartechnologie weltweit eingetrübt. Dem Image von Siemens kommt der Atomausstieg zupass. Schließlich hat Löscher den Elektrokonzern als „grünen Infrastruktur-Pionier“ positioniert. Er will mit Elektroautos, supereffizienten Gasturbinen und Windkrafträdern punkten. Da passt die Atomenergie nicht mehr ins Firmenprofil.
代表はそれ故、一般的なここの統治姿勢だけでなくしなければならない明確な転換を実行した。福島原発事故以来原発技術に対する見通しは世界的に暗雲に包まれている。脱原発はジーメンスのイメージにちょうど良い時にやって来ている。最終的に代表は巨大電機企業を“緑インフラ先覚者”として位置づけている。彼は電気自動車、超効率ガスタービン、そして風力発電基で点数を稼ぐことを望んでいる。
Teurer Fauxpas der Konzernspitze
企業首脳の非常に高くかかった無作法
Wie Löscher den Ausstieg vollzog, ist allerdings eher ungeschickt bis unglücklich zu nennen. So wurde die langjährige Kooperation mit dem französischen Areva-Konzern im Hauruckverfahren beendet. Damit sollte der Weg frei sein, um postwendend mit den Russen ins Geschäft zu kommen. Das rächte sich. Areva klagte wegen Vertragsverletzung und zwang so Siemens zu einer Strafzahlung von fast 650 Millionen Euro. Diesen teuren Fauxpas muss sich die Siemens-Spitze ankreiden lassen. Viel Geld für nichts, wenn man sich vor Augen führt, dass die mit aller Macht angestrebte Kooperation mit den Russen nun auch passé ist.
代表が撤退を実現したやり方は、むしろ一般的には災いに至るまでそつなく行われない。だからフランスのアレバ原発巨大企業との長い間の共同は大あわてで相手を配慮しないやり方で終えた。それで即刻ロシアと事業を起こすための計画がなくなった。それは報いを受けた。アレバは契約破棄で告訴し、ジーメンスに約6億5000万ユーロの罰金を強制した。このように非常に高くかかった無作法をジーメンスの首脳はつけで支払わなければならない。一生懸命努めたロシアとの共同が過ぎ去ったことに目を開けるなら、多大な金額ではない。  

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コメント
 
01. 2012年4月02日 11:23:28 : 1EugyC0ATw
投稿ありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。

02. 爺さん 2012年4月02日 15:11:35 : pkMRoq8j2xu8g : VJZqgxcTLA
つまり、シーメンスにしてみれば、原発は廃止され、かつ日本で犠牲者がたくさん生じ国家自体が衰退し、世界の他国の顧客が疑うことのできない客観的事実とデータが残ることが、これからの事業の安定的継続に必要だと言うことだ。

自らが主導するエネルギー政策の世界的転換のためには、原発廃止とできる限りの日本国内での最大限の犠牲の拡大と言う、表面的には論理矛盾のような流れを否定する理由はないわけだ。
原発は廃止、世界史に類を見ない悲惨な見本が残る、おまけに日本の『再生可能』・自然エネルギー産業は身売りか衰退、一石何丁かね。

誰かこれくらいのことは分析してくれよ。お人よしの皆さん。私は政治経済の話にまで口を挟む専門性も時間もない。


03. 2012年4月02日 15:42:29 : V90CPEpsx2
・・・ist allerdings eher ungeschickt bis unglucklichzu nennen.

「不幸が明確に事実宣告されるまでは、なんともひどいことだが、前もっては不都合である。」
田舎じじいには、そう聞こえてきました。


04. 無段活用 2012年4月02日 17:41:06 : 2iUYbJALJ4TtU : pnFKtUyAeE
安全な原発など本来あり得ないのだが、それでも、安全性を追求しようとするなら、膨大な費用がかかる。企業が社会に対して誠実であろうとするなら、不測の
事態に対しても製造者責任を負わなければならない。

政府は法令を駆使して、責任から逃げることが可能だが、企業は不買運動を受
ければ、おしまい。特に、ドイツの市民は環境にうるさい。そのような教育を受け
たのだ。

機械は使えばいつか必ず壊れる。原発も例外ではない。

企業は収益が上がれば存続できるのだから、扱う品目が原発である必要はな
い。社会のニーズが脱原発と再生エネルギーの普及にあるのだから、撤退は
むしろ自然な流れのように思える。

ただ、これまで造ってきた原子炉の始末は、誰かがやらなければならない。
それは、どうするのだろう?



05. msehi 2012年4月02日 17:46:20 : MaTW.8vfzXWdQ : CxL4Lyrs2A
投稿者msehi。
02さんへ。
確かにシーメンスの原発からの完全撤退は利益追求を最優先した選択であり、そのような邪推も可能でしょう。
シーメンスは戦前の反省から人類への貢献を掲げ、ユダヤ人の賠償にも積極的に取り組み、新自由主義に強く感化されるまではドイツ市民にも愛されていました。
ドイツ統一でアメリカ資本が東ドイツの財産を公務員の買収で合法的に掻っ攫ったように、最近のシーメンスは相手国の公務員の買収を経営戦略とするほど酷く、ドイツ人なら誰でも知っていることです。(日本語資料シーメンス贈賄
http://www.rieti.go.jp/jp/events/bbl/09061101_ishikawa.pdf
そのような悪名高い、人類の未来を滅ぼそうとしていた原発巨大企業が人類の未来を創ろうと変身したことは、たとえどのような打算からであろうと、ドイツの市民新聞が大きく評価したように歓迎すべきことです。
日本の再生可能エネルギー産業の発展を妨げているのは原子力ムラであり、再生可能エネルギー産業の大手は東芝や三菱重工などの原発巨大企業であり、ムラの担い手なのですから、・・・。

06. msehi 2012年4月02日 18:38:11 : MaTW.8vfzXWdQ : CxL4Lyrs2A
投稿者msehi
04さんへ

原子炉の始末や原発核廃棄物の処理をドイツなどの脱原発国がやらなければならないことは、とかく経済性が優先される中で安全性が担保されると言えるでしょう。
隣国フランスも安全性の担保が必至となり、日本も経済性優先ではできなくなるからです。


07. mainau 2012年4月02日 19:34:05 : GgaPs4QXWLwO2 : 3re7W7wnos
ここの企業で働いているもう二十年来の技術者を知っている。彼も賢いし、馬鹿でない。
原発でもうもうからないし、何の未来もないことをよく知っている。
もちろん、彼も脱原発。

企業内部の長年技術者として活躍してきた人々のあいだで、あれだけ脱原発賛成派が増えているのに、もう原発企業と一緒に働こうとしても次第に無理。

原発なんかより、ドイツは武器やら兵器産業でもうけられるんだよ。
馬鹿でないなら、もう金にならん原発に手を出さない。

日本の経済人いかに馬鹿が多いか。


08. mainau 2012年4月02日 19:37:15 : GgaPs4QXWLwO2 : 3re7W7wnos
関口博之msehi さん、今後もドイツ関係の情報お願いします。

私の知る限り、ドイツ系の技術者は判断が優秀な人が多い。
第一次世界大戦、第二次世界大戦で武器産業開発してきた国だから。
メカには強い。
ドイツの技術者は、本当にメカに強い。


09. msehi 2012年4月02日 20:31:36 : MaTW.8vfzXWdQ : CxL4Lyrs2A
投稿者
07さんへ
意図的に御用組合の第二組合がつくられたことで、ドイツのトレードマークであった従業員の経営参加も効力を失っていきましたが、原発に反対する従業員も多く、ロビンウッドの月間誌でも、シーメンスの従業員をミットアルバイター(仲間)と呼びかけていました。
しかも07さんが言うように、その多くは技術面からの合理的判断で脱原発を主張していたのであり、日本の原子力ムラのように合理性に目をつぶり、赤信号でもみんなで渡れば・・・、とは大きな違いです。

10. mainau 2012年4月03日 00:51:38 : GgaPs4QXWLwO2 : 85rTG3hiJk
**アレバ Areva は契約破棄で告訴し、ジーメンスに約6億5000万ユーロの罰金を強制した。**

あの会社 アレバ Areva は、はっきりいって金の亡者だ。
やがて、日本政府はあのどす黒いアレバから、目の玉が飛び出るような請求書をつきつけられるかもしれない。


11. 2012年4月03日 07:55:54 : t18QEjy9Ns
どっちにしても、もう終わったと言うことだね。
デカルト以降の人間中心主義、科学万能の、
西欧近代の合理主義の行き着く先が原発であったということだ。

人類も運がよければ、「風の谷のナウシカ」のように、
この地球のどこかで細々と生き延びることが出来るだろうけど。

地球の生命システムがリセットされることは間違いないね。
 
福島後というが、まだ終わっていないからね。
本番はこれからだからね。


12. 2012年4月03日 18:36:23 : a5pu9bDj7Q
核分裂から核融合の時代かな;

http://www.google.co.jp/#sclient=psy-ab&hl=ja&q=andrea+rossi+e-cat+siemens&oq=andrea+rossi+e-cat+siemens&aq=f&aqi=&aql=&gs_l=hp.3...2959l6097l4l6543l8l8l0l0l0l0l767l2803l0j1j3j2j1j0j1l8l0.frgbld.&pbx=1&bav=on.2,or.r_gc.r_pw.,cf.osb&fp=6ac75f20fac7d63c&biw=1024&bih=677


13. 乃依 2012年4月07日 13:05:44 : YTmYN2QYOSlOI : JrhaZTXW42
>>11 さん
物理学は行き着いたかもしれないが、
統計学や情報科学など数学系は、まだ伸びると思う。
>>12 さん
あえて物理学の未来を夢見たいというなら、それぐらいしかないだろうね。

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