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原発再開の最低条件(1)・・・「多重防御」を守ること  武田邦彦 
http://www.asyura2.com/12/genpatu22/msg/794.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 4 月 14 日 20:53:45: igsppGRN/E9PQ
 

原発再開の最低条件(1)・・・「多重防御」を守ること
http://takedanet.com/2012/04/post_f1aa.html
平成24年4月11日 武田邦彦(中部大学)


音声
武田邦彦教授 原発再開の最低条件(1)多重防御
http://www.youtube.com/watch?v=Ofc1dGLQ7l0


枝野経産大臣が「100メートルの津波がきたら、日本中の原発はすべて爆発する」ということを記者会見で言いましたが、これはこれまでの原発の安全性を保証する考えかとはまったく違うものです。

原子力安全委員会は直ちにステートメントを発して、経産大臣の発言の撤回を求めなければなりません。原子力安全委員会は内閣府に所属し他の省庁の干渉を受けないようになっています。それはこのような時(経産大臣が日本の原発の安全について無知、あるいは政治的に虚偽を言ったとき)に、対抗することができるためです。

日本の原発の安全性を保証するための主力の思想は、1)固有安全性、2)多重防御、3)事故確率と被曝限度、の3つでした。事故が起こってみると、4)救命ボートのシステム、など足りなかったこともわかってきましたが、少なくとも1)から3)は日本の原発の安全性を保つ最も大切な考え方です。

この3つの中で福島原発の事故の直接的な原因となったのは2)、つまり「多重防護で原発の安全を守る」というのはウソだったことがわかったのです。

原発を運転すればいろいろなことが起こります。地震や津波ばかりではなく、洪水からテロまであらゆる自然災害、人間が行うことを考えなければなりません。でも、人間が推定できることには限りがあるので、「これがだめなら、あれ」ということです。

つまり、日本をおそった津波は最高で40メートルとします。でもこれからも40メートルが最高かどうかはわかりません。そこで、「津波が防潮堤を越えてきたら、どうするか」というのが2重防護です。

また、多重防護を専門的に言うと、「原子力発電所の安全確保の考え方は、「多重防護」を基本としている。「多重防護」とは、「異常の発生の防止」、「異常の拡大及び事故への発展の防止」及び「周辺環境への放射性物質の放出防止」を図ることにより周辺住民の放射線被ばくを防止することである。」ということで、「原子力基礎用語辞典」に書かれているぐらい初歩的なことです。

たとえば津波については、まず「異常の発生の防止」・・・防潮堤を高くする、もし防潮堤を越えてきてもモーターや非常用発電機などは高いところにある・・・などです。

次に「異常の拡大および事故への発展の防止」ですから、津波で原子炉や電気系統が打撃を受けても、それが爆発につながらない防止の装置が必要です。それも大飯原発にありません。

最後に「周辺環境への放射性物質の放出防止」ですから、原発自身を大きなドームで囲ったり、爆発の時に素早く放射性物質の微粒子を吸い取るなどです。

・・・・・・・・・

このようなことからわかるのは、現在の日本の原発は、「多重防護」であると言いながら、実はそれは国民を欺くトリックで、実際には「防潮堤だけ」という状態であることがわかります。そして、それを経産大臣が口にしたということを意味しています。

経産大臣の「100メートルの津波が来たら日本の原発は全部、爆発する」という発言は、「多重防護になっていないから、日本の原発を全部止める」という意味かも知れません。実に不見識な会見でした。

ここで、原子力技術者の方に呼びかけたいと思います。私たちは国民から多くの税金をもらい、原発の技術の開発をさせてもらいました。しかし、福島原発が爆発してみると技術的に大きな欠陥が複数あることがわかりました。

この時点で、技術者として「多重防護」をあきらめるのか、それで安全システムを作ることができるのか、災害の推定の誤差はどの程度か、技術的にじっくり考えていただき、自らの見解を整理して発表してもらいたいと思います。

安全は「政治」の問題ではありません。原子力技術者はこれまで2つのことを国民に約束してきました。一つが「原発は安全だ」ということ、二つ目は「1年1ミリシーベルト以上の被曝はしない」ということです。

この約束は間違っていたのです。原子力技術者はもっと声を上げてください。


 

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コメント
 
01. 2012年4月14日 21:47:51 : GgZbHGY9Wp
武田さんの仰るとおり。

防潮堤で防げる津波は、ある一定のレベルでしかないにしても、浸水しても破綻しない原子炉や、破綻しても放射能が外に漏れない建屋の設計、さらに、放射能が漏れたとしても遠くまで広がらない第3次の対策など、安全対策は幾重にも施せるはず。それが今回、どの程度まで行われているかを国民は問うているのだ。

原発をもし、今後もあくまで日本に残すとするなら、なおのこと、ここではいったんすべてを停止して、新たなメンバーでの安全委員会などを立ち上げ、フクシマの経験を反映した新たな安全対策を実施し、地震や津波などの天災の影響がもっとも少ないと思われる、設備としても新しい発電所から、再開するというのがまっとうなやり方でしょう。

国民の大反対にもかかわらず、野田・枝野、仙谷らがあくまで再開を強行するのは、連中がバカなのか、それとも、原発ムラを巻き込んだ自爆テロでも行おうとしてるのか。後者なら大歓迎だが、野田の常軌を欠いた視線を見るとどうも前者の可能性が高い。なので、ここでわれわれは、彼らにしっかり引導を渡してやらなければなりません。


02. 2012年4月15日 06:11:03 : 5F8IaEbuCI
-------------
経産大臣の「100メートルの津波が来たら日本の原発は全部、爆発する」という発言は、「多重防護になっていないから、日本の原発を全部止める」という意味かも知れません。実に不見識な会見でした。
-------------

「不見識」を「不思議」と読み間違えた。多重防護というのは、それぞれの防護が
独立性をもつ、という前提に支えられている。ところが、福一の事故でわかったのは
その多重防護の前提がまるで当てにならなかったと言うことでしょう。

想定外を言うなら、多重防護の思想そのものが、当てにはならないということを、言う
べきでしょう。そう考えるなら、枝野経産大臣の発言は不思議でもなんでもない。
もちろん、不見識でもない。今度の事故で、わかったことは、かならず科学の前提
を突き崩すようなことが起こるということです。

政治が科学より優位に立てる場合があるとしたら、そういう思考をするときでしょう。


03. 2012年4月15日 06:16:04 : 2IqExkJX22
付け加えれば、だから国家の存亡にかかわるようなことは、科学者が保証してもする
べきではない、ということです。

04. 2012年4月15日 08:42:12 : kGipHcbU92
ペットボトルを作っては捨て、作っては捨て・・・これが経済の発展だという方がおっしゃることが・・・デフレ・・・モノ余り・・・電力余り・・・または、何かの偏りで、モノが必要である消費者が入手できない、流通しない世界独占嘘経済システム・・・

あちらでロケット花火にこちらのロケット花火で打ち落とせ・・・どんどん打ち上げれば打ち上げるほど経済の発展???嘘、出鱈目・・・

被爆地から避難とその受け入れ、核の回収と再閉じ込め、原発即時廃絶・・・これらは、核公共利用の契約法則「閉じ込め」が破られた事実に対する絶対契約法。公務である。これらの核物性と人間の契約を無視するなら、4+5=ー100と言っても何もおかしくない。全ての土台が破壊され、核毒環境と嘘まみれ社会へまっしぐら。


05. 2012年4月15日 08:48:39 : kGipHcbU92
付け加えるならば、直接民主制可能時代、政治家や代議員に主権を譲って捨てたわけではない。超幻想越え嘘犯罪国家至上主義、原理主義でもない。事実や科学は、世界共通。

06. 2012年4月16日 02:47:01 : YZDo7lsx5M
>>01 は原発推進の工作員。カモフラージュにいろいろ言っているが、いいたい
ことは一つだけ。「原発をもし、今後もあくまで日本に残すとするなら、…」
これが言いたかった。

投稿 3.11直後、資源エネ庁「事故への対処方針」秘密裏に策定
によると

3.11からまだ1ヶ月も立っていない、4月7日にに資源エネルギー庁の総合政策課(課長は、小宮義則氏)が、「エネルギー政策の見直しについて」と題した、極秘の対処方針を策定した。

その文面はこうだ。

=====
『今 回の事故のインパクトの大きさを考えれば『原子力ありき』の予断を持った議論と受け取られないようにする留意が必要。このためエネルギー全体を射程に入 れ、議論に時間を欠けることで、稼働中の原発の継続運転が必要、及び中長期的には原子力は必要という常識ラインに意見の修練を図る』
=====

だから、工作員は意識操作を慎重におこなっている。武田教授のこの記事が
真正なものであるなら、武田教授は原発推進なのだろう。工作員も大喜びで
「武田さんの仰るとおり。」と、賛成するわけだ。


07. 2012年4月16日 05:34:43 : GgZbHGY9Wp
06は大バカですね。

わたしのIDをクリックしてみれば、一貫して反原発の発言だけをしていることがすぐわかるはずです(まあ、どうでもいいけど)。

06は国語が苦手と思われる。まともな読者であれば、私の「原発をもし、今後もあくまで日本に残すとしたら・・・」の1章が、次の章の「・・・あくまで再開を強行するのは、連中がバカなのか、それとも原発ムラを巻き込んだ自爆テロでも行おうとしているのか。後者なら大歓迎だが・・・」という記述の前提になっていのが理解できるとはずだが、06の人は、そこまでの国語読解力もないようだ。

まあ、わたしとしては、それでも06がほんとうに反原発論者なのであれば、同志として尊重もしますが、武田氏をくさしているところを見ると、06こそ原発推進派の工作員ではないですか。


08. 2012年4月17日 01:52:06 : yxnIHX9aVY
>>01 の以下の文は典型的な隠れ推進派の文だ。ごまかしようはない。

-----------
防潮堤で防げる津波は、ある一定のレベルでしかないにしても、浸水しても破綻しない原子炉や、破綻しても放射能が外に漏れない建屋の設計、さらに、放射能が漏れたとしても遠くまで広がらない第3次の対策など、安全対策は幾重にも施せるはず。それが今回、どの程度まで行われているかを国民は問うているのだ。
-----------

武田氏をずっと応援してきたが、上の記事の文で本音がみえてしまった。残念だ。


09. 2012年4月20日 03:41:44 : GgZbHGY9Wp
08も捨てID使って発言して、「武田氏をずっと応援してきたが・・」とか白々しいウソいってる場合じゃない。

お前こそ典型的な隠れ工作員じゃないか。


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