【原発再稼働】京都、滋賀知事が大飯原発再稼働で提言　第三者委設置など７項目　 - MSN産経ニュース

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120417/lcl12041714390003-n1.htm

関西電力大飯原発３、４号機（福井県おおい町）の再稼働問題で、福井県に隣接する京都府の山田啓二知事と滋賀県の嘉田由紀子知事がまとめた原子力発電政策への提言について、両知事は１７日、京都市上京区の府公館で合同会見を開き、詳細な内容を明らかにした。提言は７項目で、原発の規制機関設立や電力の需給状況を判断する第三者委員会の創設などを求めており、同日政府に申し入れる。

　枝野幸男経済産業相が１４日に福井県の西川一誠知事に再稼働への理解を要請した際、西川知事が「関西の理解」を政府に求めたことを受け、再稼働に慎重な両知事がまとめた。共同提案することで、原発周辺自治体としての立場を強調するねらいで、再稼働をめぐる政府の取り組みにも影響を与えそうだ。

　提言は「国民的理解のための原発政策への提言」と名付けられ、両府県の一部が大飯原発から国が「緊急防護措置区域」（ＵＰＺ）の範囲と定める半径３０キロ内に含まれることから、両府県を「被害地元」と規定。「福島第１原発事故の原因究明とその対策が示されていない段階で、再稼働への国民的理解が得られているとは言い難い」と指摘した。

また、今夏の電力需給状況を電力事業者の提出資料だけでなく第三者委員会を設けて明らかすることや、老朽化した原発、地震・津波の危険性が高い原発の廃炉計画の提示、福島第１原発事故被害者の徹底救済なども盛り込んでいる。

　会見で、山田知事は「原発近隣府県が同じ意見で政府や電力事業者に臨むことが大事。（提言は）原発事故と電力不足の二重の不安を抱える府県民への説明責任を果たすことになる」と強調。嘉田知事は「節電は決して後ろ向きでない。家庭では電気代の節約になり企業では環境産業への投資のチャンスとなる。前向きな気持ちで危機を乗り越えていきたい」と述べた。
　

コメント
01. 2012年4月17日 19:12:36 : SDkaZfcLt2 節電は企業にとって新たなビジネスチャンス。 富士通の社長なんかとっくに言ってただろ。
02. 2012年4月17日 20:13:45 : EszHBBNJY2 自家発電補助金とか企業向けにやればいい。
03. 2012年4月17日 23:35:31 : UQAuCOAoQ6 ７項目の内容の原本は、どこかに公開されてます？ 京都府と滋賀県のホームページにも出てない。 新聞各社で少しずつ違うようだ。
04. 2012年4月18日 01:13:21 : 9fYv7gbBJw 滋賀県知事を守ってくれ ああいう正しい人は 電力会社の汚い手口には弱いはずだ
05. 2012年4月26日 00:20:52 : 2GhaBRFsic 原発は無いにこしたことはないし、節電を企業や市民が考えるは良い事だが、何人かの議員や知事などの政治家が「電力不足なら節電すれば良い」と大声で言ってるのは、日本の政治家のレベルの低さを見てるようでがっかり… エネルギー確保は国の生命線なんだから、不足分を節電なんて言ってないで、持ってる権限と責任で具体的な案をしっかり表明しなきゃ、 ただ日和見で票稼ぎしてるだけで口先だけの政治しか見えないよ(-｡-;

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• 大飯再稼働 京都・滋賀、７項目提言 一部３０キロ圏内「被害地元」強調 - Yahoo!ニュース・産経新聞 こちらが7項目 千早＠オーストラリア 2012/4/17 19:15:16 (0)

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