東日本大震災:震災がれき、焼却灰で１００ベクレル以下に−−尼崎市　／兵庫
毎日新聞　2012年04月10日　地方版
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20120410ddlk28040413000c.html

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東日本大震災:震災がれき、焼却灰で１００ベクレル以下に−−尼崎市　／兵庫

　震災のがれきの広域処理問題で、尼崎市の稲村和美市長は９日、焼却後の灰に含まれる放射性セシウムを１キロ当たり１００ベクレル以下とすることを受け入れの最低基準とする考えを明らかにした。埋め立て可能な焼却灰について、国は８０００ベクレル以下、関西広域連合は２０００ベクレル以下を基準としており、大幅に厳しくした。稲村市長は「安全性が確認され、住民合意が得られれば、受け入れを表明したい」としている。

　６月ごろに市民説明会を開催し、その後、夏ごろをめどにクリーンセンター第１工場（同市大高洲町）で試験焼却を行う。焼却するとセシウム濃度が高まるため、一般ごみと混ぜて焼却することで焼却灰を１００ベクレル以下に抑えられるか測定する。この基準で焼却した場合、計算上は年間約１０００トンの受け入れが可能という。試験結果を検証した後、更に２回の市民説明会を経て結論を出す。

　基準を厳格化した理由について、稲村市長は「震災前から１００ベクレル以下は放射性物質として扱う必要がない濃度と法で定められており、住民の理解を得られやすいのではないか」と説明した。【生野由佳】

〔阪神版〕
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コメント
01. 乃依 2012年4月18日 22:46:25 : YTmYN2QYOSlOI : FWxTXVi58g これは最も厳しい基準です。 この基準を満たすのは難しいので、それが むしろ、被災がれき焼却の危険性を周知することになるでしょう。
02. 2012年4月18日 23:05:32 : 91k3Kwqarc 混ぜて薄めてはいけないが　廃棄物処理の原則です。 原則違反は認めてはなりません。　 混ぜずに、さらに焼却中に大気中に飛散させずにキログラムあたり１００ベクレル以下としないところが、まやかしに満ちています。 放射性物質はその絶対量が問題で薄めて低くなれば良いものではありません。
03. 乃依 2012年4月18日 23:13:10 : YTmYN2QYOSlOI : FWxTXVi58g >混ぜて薄めてはいけないが　廃棄物処理の原則です。 確かに。 結局のところ、がれきの広域処理は不可能です。 ただ、100Bq/kg の基準を思い出させるという意味はある案だ。
04. 2012年4月19日 04:25:29 : gDkFZJgK8o 焼却灰のベクレル数と、処分方法がどうなるのか、疑問。

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