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第2弾「原発について徹底討論」東工大澤田氏&京大小出氏・たねまきJ4/18(内容書き出し) (みんな楽しくHappy) 
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/105.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 4 月 19 日 12:04:50: igsppGRN/E9PQ
 

第2弾「原発について徹底討論」東工大澤田氏&京大小出氏・たねまきJ4/18(内容書き出し)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1785.html
2012-04-19(11:37)  みんな楽しくHappyがいい♪


・原発再稼働の是非について
・ストレステストの評価
・宇宙の始まりは放射能の海だった
・自然エネルギーもどんどん増やす
・原子力に替わるエネルギー
・福島原発事故から学ぶことは?
・女川・福島第二は事故にならなかった
・警戒区域解除の帰宅
・放射線量、危険なレベルの考え方
・「住めない地域がある」という言葉は被災者を傷つけるか

今夜は前回の放送で好評を博した、
「原発推進派」の東京工業大学助教の澤田哲生さんと
「反原発派」の京都大学助教の小出裕章さんによる討論の第2弾を放送します。


シリーズ 知られざる内幕
原発について徹底討論 2012年4月18日


20120418 [1/2]たね蒔き「原発再稼動すべきか?反原発派vs推進派の討論」
http://www.youtube.com/watch?v=s8ZI2r622VI&feature=player_embedded

20120418 [2/2]たね蒔き「原発再稼動すべきか?反原発派vs推進派の討論」
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=XBaHDEFH6JM


水野:
原発について全く違う考え方をしているお二人の学者に討論をしていただくという企画第二弾です。
澤田さんは今イタリアだそうで、今昼間ですか?

澤田:ちょうど1時ですね。まだこれからお昼を食べようかなという感じのところですね。


原発再稼働の是非について

水野:
今日はイタリアから、また東京の近藤さんという事でものすごい中継で送りしたいと思います。
まず、今のニュースの一番の焦点かと思います、
原発の再稼働に付いてこの是非をどういうふうにお考えになっていらっしゃるのか
一言ずつ伺いたいのですが、小出さんはいかがですか?

小出:いけません。

水野:再稼働はやってはいけない。理由は何でしょう?

小出:
原子力などに手を染めたのが間違いなのであって、
もうすぐ日本では原子力発電がすべて止まる日を迎えます。
それを本当に大切なものとして、原子力に頼らない世界に踏み出す、一番いい機会だと思います。

水野:それでは澤田さんはこの再稼働についてはどのようにお考えですか?

澤田:そうですね、もちろん私は再稼働はすべきだと、機会言っております。

水野:それはどうしてでしょうか?

澤田:
そうですね、いくつか理由があるんですけれども、
まずは特に今問題になっている大飯の発電所ですね、
こちらに関してはすでにいろんな緊急措置もしておりますし、
いわゆるストレステストの結果も出ていますよね。

水野:1次ですよね?


ストレステストの評価

澤田:
1次評価ですね、これは去年の4月6日に菅総理が言いだした話ですけれども、
1次評価っていうのは点検に入った原発の再稼働をするかどうか、政治的な判断をするための一つの材料として、
関係業者にテスト結果を出すという事にしていたと思いますので、
その結果を決められた手続きに従って、評価して、しかるべき結果であるという判断が出来るならば、
再稼働に結び付けていくべきだとそういうふうに考えています。

水野:それはつまり、安全だから再稼働しても大丈夫だという意味で捉えたらいいんですか?

澤田:
詳しく言いますと、皆さんご存じだと思いますけれども、
1次評価っていうのは総合的な安全の評価じゃないんですね。
ただし、緊急的な措置をいろいろとしておりますので、
その事によって、たとえば津波あるいは地震、その他の事象が起こった時に、
どれ位の耐性上の余裕の幅が広がったかという、こういう評価が出ている筈なんですよね。
ですから、以前よりもさらに余裕が大きくなったという結果が出ていますので、
その事自体は、ま、なんて言うんですかね、正当の評価されるべきです。

水野:小出さんはこの澤田さんの「再稼働あるべきだというこの論拠」についてどのようにお考えになりますか?

小出:
すみませんが私は澤田さんに全く同意できないのです。
もともと原子力の安全性というのは、さまざまな想定した事柄に対して、
技術的に考えながらこれが安全だ、やっぱり駄目だからもう少し何とかしようと言ってやってきたんですね。
国も様々な安全基準を作ってやってきたわけですけれども、
それが覆ってしまったという事が、
残念ながら福島第一原子力発電所の事故で示されているのです。
ストレステストというのも従来の考え方でやっている訳で、
少し厳しく考えたらどうなのか、という事だけなのです。
要するに想定された事柄に対して、どこまで安全か、どこまで耐えられるかということなのであって、
そのような考え方が間違えてしまっていたという事こそ学ばなければならないのです。
ですからもっと、これから原子力をやるというのであれば、
根本的なところに立ち返らなければいけない筈なのですが、
何でもかんでもとにかく運転再開をやりたいという政治判断で、今回の選択が取られようとしています。

水野:リスナーから澤田さんに質問です。
澤田さんがそこまで原発を推進するべきだとおっしゃる本当の理由をお願いしたいんです。
日本は資源がないから原発がいるんでしょうか?
まさか国防のために核抑止力ということでいるんでしょうか?
原発がなくても電気は足りるんじゃないですか?
というふうに、本当の理由はどこですか?とうかがっていらっしゃいます。


宇宙の始まりは放射能の海だった

澤田:
核抑止力の問題とかはちょっと関係ないとかですね、
その辺の話しもすればいろいろと長い話になるんですけれども、
私はですね、原子力エネルギーというのは特別なエネルギー源では、ある意味ないと考えているんですね。

水野:特別なエネルギー源ではない。

澤田:
はい。
放射能を恐れる、怖がるっていう話もありますけれども、
要するに宇宙には放射線が満ちていると、
宇宙の始まりっていうのはまさに放射線の海だった訳ですよね。
ま、その中から物質というものが出てきて、
一つのその、宇宙の、メカニズムというものと言いましょうか、働きの結果、
ま、ウランとプルトニウムという物質が出来たのですね。
それがまあ、たまたま、人類の、この地球の上でウランが発見されて、
それをまあ、1940年代に核分裂という現象が発見されてそれを、ま、利用している訳ですよね。
戦争利用と平和利用とがあるわけですけれども、
上手く使えば平和のエネルギー源として使えると、
で、このエネルギー源というものはですね、自然の成り立ちそのものだと考えていますので、
そういう観点でうまく使ってやればいいというふうに私は考えています。

水野:は・・・あの、このお考えに小出さんはいかがですか?

小出:
残念ながらこれも澤田さんと私は正反対なのです。
今澤田さんがおっしゃったように、宇宙には放射線が充満していますし、
地球というこの星が出来た時には様々な放射性物質がありました。
ただその時には、生き物は生きられなかったのです。
地球が火の玉からだんだん冷えていって、海が出来て、大気が出来て、
宇宙からの放射線が遮られるようになって、
地球上に膨大にあった放射性物質がどんどん寿命を持っていたために減っていってくれて、
ようやく命がこの地球上に根付けるようになったのです。
ですから放射線というものはもともと危険なものなのであって、
それを人為的に生み出すというような事は、
本来ならばやるべきではないと私は思います。

水野:澤田さんはいかがですか?今の小出さんの話に対して。

澤田:
そうですね、ま、なんていいましょうか、この話をするとなかなか、こう、堂々巡りになると思うんですけれども、
私はまあ、繰り返しになりますけれども、核分裂エネルギーですね、これが特に問題視されている。
あるいはそれ、それに伴う、核原子核というものが変化する事によって、放射線のようなものが出てくる訳ですよね。
だからそれが私は自然そのものだと、思っているってか、認識している訳ですね。

水野:
ご本に澤田さんが書いていらっしゃいますけれども、
「原発か自然エネルギーか?」っていう議論はちょっとおかしいと。
「原発も自然である」という、そういうお考えだという事ですか?


自然エネルギーもどんどん増やす

澤田:
ええ、私は自然エネルギーも、そっちへ話が移ればですね、どんどん増やすべきだ思っているんですよ。
ところが、やっぱり自然エネルギーだけですべてを賄えるか?っていうと、
おそらくその、遠い将来っていうか、近い将来かもしれないですね、
30年後ぐらいにもしかしたらそういう世界が来るかもしれないですけれども、
今から見て10年ごとかそれくらいのレンジでですね、原発が担っていた2割3割の特に電気ですね、
これを自然エネルギーで代替するのは私は間に合わないと、難しいんじゃないかと思うんですね。
私は、自然エネルギーも増やせばいいですし、原子力発電所もうまく使っていく
そういう選択肢を取るべきじゃないかと、いつも言っております。

水野:小出さんいかがですか?

小出:
w面白いというか・・・これも私は澤田さんと反対です。
わたしは、自然エネルギー自身にもリスクが伴うので、
自然エネルギーをやみくもに増やすべきではないと思っています。
そして今現在で言えば、原子力は即刻廃絶したとしても、
10年、20年、30年という長さで言えば、化石燃料で十分やれると思っています。
ただ、その10年20年30年を化石燃料で頼っていると、
また、やはり化石燃料による環境への破壊が進みますので、
出来るだけ早く自然エネルギーに移行するべきだと、私は思います。


原子力に替わるエネルギー

水野:
高校2年生の男の子から
「将来社会科の先生になるのが夢です」という男性で初めてメールをしてくれたんですが、
お二人に質問で、
原発を無くすとどのようなエネルギーでこれからの日本はやっていくんですか?
っていう事で言うと、小出先生は今のお答えになりますよね。

小出:
はい、今現在日本の電気というものは、
火力水力原子力というもので賄っているわけですが、
原子力を今即刻全部やめたとしても、日本の電気が不足する事はないのです。
火力と水力で十分にやれるだけのものがあります。
ただしこれからも、どんどん、どんどんエネルギーを沢山使いたい、電気を沢山使いたいと言えば、いつか破綻します。
ですからなるべくエネルギーを使わないで済む社会をつくらなければいけませんし、
化石燃料になるべく依存しないように自然エネルギーに移行していくという事を、一刻も早く取り組むべきだと思います。

水野:澤田さんのお答えはどうなりますか?

澤田:そうですね、自然エネルギーをどうやって運用していくか、いずれにしても時間がかかると思うんですね。

水野:つまり、あの、今すぐ原発をもし、止めてしまったならば、

澤田:その分は化石エネルギーにいくしかないですね

水野:それでやっていけるんですか?

澤田:
今、実際殆ど日本の原子力発電所は止まっていて、泊の1基しか動いていませんので、
日本の電気、要するに原発が止まっている分の代替は化石火力にいっているわけですよね。
これに問題があってですね、
一つはその、日本はその化石燃料っていうのは日本で産出できないので、外国から買っている訳ですよね。
そうすると大体ですね、原発を止めた分で、化石燃料を調達するお金が、
年間2兆円から3兆円かかるといわれています。
そのお金が流出していくという事ですね、ひとつは。
それから化石燃料も世界のマーケットで市場がありますので、
インドとか中国はよく言われるように、いろんなエネルギー、化石燃料もそうですし、買い占めているのですよね。
で、化石燃料の世界市場というのはひっ迫しています。
日本は比較的お金持ちですから、多少高くても買えると、
化石燃料の市場が日本から出ていくと、
要するに高いお金を出さないと買えなくなるような弱い、経済的に弱い国が出てきてしまう訳ですよね。
それで困っている部分もありますので、
ま、日本は出来るだけ原発を動かしてですね、
そういう世界の市場に迷惑をかけないようにするべきじゃないかと私は思っております。

水野:近藤さ〜ん、今までお聞きになっていていかがですか?

近藤:
とりあえず大飯原発を何故かくも急がなければいけないのか?っていうそこのところが、
う〜ん、ま、ようするによく言うけど、福島の事故そのものの検証も終わっていないわけで、
それで安全性に懸念がある以上、再稼働するという事になると、それをなんて言うんですか、
100倍も200倍も上回る必要性がいるんじゃないかと思うんですけど、
そういう点でどうなんですかね?

水野:澤田さんいかがですか?福島の事から学ぶことはないんですか?


福島原発事故から学ぶことは?
女川・福島第二は事故にならなかった


澤田:
まずですね、福島はもちろん重要なんですけれども、私が良く言っているのはですね、
津波が襲ったのは東日本一帯で、北から南まで相当長い海岸線に沿って起こっているわけですよね。
で、その女川発電所、これは安全に止まっているということなんですよね。
それは一重に言うと津波対策がしっかりしていたと、
それから福島に関しても第二、これは色々ありましたけれども、結局安全に止まっていると。
それから第一発電所もですね6号機、これはディーゼル発電機、空冷式のを使っていてですね、
それを、ま、ちょっと高いところに置いていたと、
それが助かったために5号機と6号機は定検中ではありましたけれども、4号機のような事にはなっていない訳ですね。
こういう、実際にストレステストを、ま、あの地域も受けている訳ですけれども、
子細に見るとそういう違いがあると、
それが今後どうするべきかという事の、一つの、そこにこう答えというのが透けて見えてくると思うんですよ。
そういう事も考える。
それから、その大飯が急いでいるとおっしゃいますけれども、
これは実際ストレステストは去年の夏ごろから面々と準備をやっていて、
10月ごろだと思うんですけれども、一つの回答と言いましょうか、答えを出して、それから評価をしているわけですね。
結構時間をかけていると思うんですけれども、
そのプロセスに関していろんな事を言われているのは、これは事実ですけれども、
だからそのやるべきことを十分に時間をかけてやっていると、そういうふうに私は思っていますけれど。

近藤:
あの、小出先生、
津波が原因じゃなくて地震だっていう説がありますよね、福島で。

小出:はい、あります

近藤:つまり、電気の機器が壊れたりじゃないか?っていう事でしょ?地震で。

小出:そうです。

近藤:そうすると、今の澤田さんの意見っていうのはあくまでも津波説ですよね。

小出:
はい、でも、ま、地震ではたいして壊れなかったと澤田さんはおっしゃっているわけですね。
女川も福島第二も。

水野:そこんところは実際はどうなんでしょうか?

澤田:それいいですか、

水野:ちょっと小出先生のお話しを今度聞かせて下さい。

小出:
女川も福島第二も少なくても福島第一のような事故にはならなかったのですね。
でも私は大変偶然だったと思っていまして、
女川の場合には外部の送電線から電力をもらう系統が1系統だけたまたま生き残っていたのです。
福島の場合には外部の送電線の鉄塔が全部倒れてしまって、
外部からの電気が得られなくなったという事があるのですけれども、
かなり偶然だったろうと思います。
で、今澤田さんがおっしゃった福島第一の5号機6号機に関しても、
空冷式の非常用発電機がたまたま生き延びたということだったのですけれども、
本当に偶然で、悲惨な事故になる場合もあるし、ならない場合もあったという事だと私は思います。
で、そういう事をなるべくこれから起きないようにしようと言ってストレステストというものをやったわけですけれども、
それも考えられるような事に関してやっているだけのことであって、
偶然が支配するような事に関してはほとんど無力だと思いますし、
ストレステストを合格したからと言って、安全になるわけではないのです。
その事をみなさんちゃんと理解したうえで、
「危険を含めてなおかつこんなものをやる必要があるのかどうなのか」という事を考えて欲しいと思います。

ーCM−

警戒区域解除の帰宅

水野:
お二人に聞いていただきたいリスナーからのメールがあります。
この方は「南相馬市の警戒区域を解除された地域にボランティア活動にいく事に付いてちょっと相談したいんです」と
今までも何回か災害ボランティアをしていて、
今回警戒区域が解除された事で、
帰宅される住民のみなさんのところでボランティアを求めているようですから、行こうと思うんですが、
小出さんは、「警戒区域の帰宅というのは出来るだけ避けるべきだ」というご意見なのでしょうか?
ただ、僕は「帰りたい人がいたらそれを助けてあげるのもいいかな」と思っているんです。
このあたりどうでしょう?っておっしゃっているんです。
まず小出さんからお願いします。

小出:
皆さんどなたもそうだと思いますけれども、
ご自分が住んできた家、町、地域というのがあるんですね。
で・・・・・そこに戻りたいと思うのは・・みんな同じだと思います。
ですから・・・今現在南相馬にしても、川俣町にしても、放射能で汚れてはいるんですけれども、
そこでずーーーっと生活してきた方がたが「そこに戻りたい」という思いは、
もちろんそうだろうと私は思うし、・・・・・・それを尊重したいと思います。
ただしそこは放射能で汚れているのです。
そして日本というこの国は、普通の人々は
1年間に1ミリシーベルト以上の被ばくをしてはいけないし、させないという事を法律にしてきた国だったのです。
でも、それをもし守ろうとするなら、やっぱり帰ってはいけないのです。
特に私は、こども達には帰って欲しくないと思います。
そこに長い事住んでいて、思い入れの強いお年寄りとかですね、どうしても帰りたいと思うのは
そうだろうなと思うけれども、
子どもたちをそこにまた帰すという事に関しては私は反対です。
そしてボランティアにいって下さるという方の気持ちはありがたいと思いますけれども、
その方々も、もちろんそこに行けば被ばくをしてしまう訳ですし、
私のように被ばくをするという事を職業にしている人間と違うのですから、
もしボランティアに行く、そういうところに行くというのであれば、
ちゃんとした被ばくの管理というものがなされない限りはいくべきではないと思います。

水野:澤田さんはこうした福島第一原発の周辺地域の放射線についてはどんなふうにお考えですか?

澤田:
そうですね、
今の話、ボランティアにいらっしゃるという事でいろいろと気になると思うんですよね。
これ一つ私の体験で申しますとね、
福島原発事故が起こってから南相馬、それから飯館村方向ですね、
ここにこの1年で10回以上行きました。
それは会議があったり、ボランティアをしたりしているんですけど、
ボランティアは除染のボランティアを、南相馬のですね、最も飯館村に近い峠、八木沢峠というのがあるんですが、
そちらの農家ですね、ここで、何度か行ってやっております。
それで、そこの農家はまだずーっと事故後そこに住んでおられてるんですよね、
これはわずかなんですけれども警戒地域よりも場所が、計画的避難の外側にあるというところでして、
まあ、その線量の事はなかなか一言では言えないんですけれども、
つまりその、まだら模様になって、
線量が高いところ低いところっていうのがまだら模様になっていますので一概に言えないんですけれども、
ただ、えっと、その今申し上げた私が実際に、えー、除染のボランティアに行ったところは、
ま、そのすぐ近くの人は避難している訳なんですけれども、
そことそんなに線量が違うわけじゃないんですよね、
ただその何10キロ、30キロですか?線引きで、えー、要するにそういう指定がなされていなかったという事なんです。

水野:
あの、たしかね、私も澤田さんのご本を読ませていただいた中にね、
「福島第一原発の周辺にはもう住めないんだと、
そこには放射能の墓場をつくるしかないんだというような言葉というのは、
今避難されている方々を傷つけてしまうんだと」いうふうにお書きだと思うんですよね。

澤田:
そこにあると思いますし、やはりそのかなり長い時期にわたってですね、
やはりその人が住むには適しない程汚染が進んでいるところがあるのも事実なんですね。
ただ、おそらく先程のリスナーの方がおっしゃった地域っていうのは、
そこまでその汚染のレベル、ミリシーベルトレベルは高くない所の筈なんですね。


放射線量、危険なレベルの考え方

水野:
でも、「そこまで高くない」っていうのが私ら素人にはよく分からんのですよ。
他のリスナーの方についてもですね、
どれだけだったら危ないんですか?教えて下さいよっていう方もいらっしゃって、
そのあたり澤田さんはどう考えていらっしゃるんですか?

澤田:
先ほど小出さんがおっしゃった1ミリシーベルト。
これはまあ、法律的な一つの目標値。
つまりそれ以上出来るだけ浴びないようにしましょうという目標値としてあったわけですよね。

水野:はぁ・・・

澤田;
これは多分色々な情報があるので、整理するのは難しいのかもしれないのですけれど、
国際的な機関、IAEAとか、そういうところの勧告的なお勧めとして出ているのは、
事故が起こった後の回復期って言えばいいんですかね、その時の
その時期に於いてはたとえば5ミリシ−ベルトとかですね、20ミリシーベルト。
ま、「それだけ浴びても健康に大きな影響はない、でしょう」という勧告が出ている訳ですね。
だからそこ、そこはですね、
ですからいろんな情報が出ていて、結局その、
たとえば今のボランティアの人もそうですし、
そこに住んでいる人、あるいはこれから帰宅される人もそうなんですけれども、
あとはその情報を、そういう情報を、客観的な情報を、聞いてというか、
我々とかいろんな方が提供しなければいけないんですけれども、
そのうえで、言わばまァ、秤にかけて、
最後はご自身で決めるしかない所が今のところあると思いますけれどね。

水野:はぁ〜・・・

澤田:はい。

水野:私達が決めるんですか?

澤田:はい。

水野:はぁ〜・・・

澤田:
それはもちろんたとえば年間1ミリ超えるようで嫌だったら、小出先生さんがおっしゃるように、
別にその、なんて言うんですかね「戻らなければいい」という言い方も何か投げやりで嫌なんですけれども、
そういう選択肢もあるわけですよね。
それによるいろんな心の問題とかですね、経済的な問題、これはもちろんありますけれども、
そういう状況かと思います。


「住めない地域がある」という言葉は被災者を傷つけるか

水野:
小出さん、いま、どうお考えですかね、
その、うーん・・
「周辺はもう住めないんだという言葉が被災されている方を傷つける」という澤田さんの考え方でいらっしゃいますが、小出さんはどう考えられますか?

小出:
実際にはもう住めない場所はいっぱいあるのです。
で・・・今私たちが向き合っている放射能の問題で一番重要なのは、セシウム137という放射能なんですが、
それが半分に減るまで30年かかるのです。
30年経ったら、多分私はもう生きてはいないです。
ある地域に住んでいた人達、そこを故郷と感じているような人たちが、
30年間そこに戻れないのであれば故郷自身がもうありません。
ですから、そういう事で故郷を失うという事はもう、残念ながらあるのです。
ですからまずはそこのところをはっきりと国が言わなければいけないし、
そういう人たちに何か、帰れるかのような幻想を与えるような事はしてはいけない。
もっと、その、帰れないから、この次の人生を歩み出せるように、国がやらなければいけないと思います。
そしてこの日本という国は、
原子力発電所というのは絶対に事故なんて起こさないのだし、
1年間に1ミリシーベルト以上の被ばくはさせないと言っていた国なんです。
それが、事故が起きてしまったわけで、
今度は異常事態だから国際的なICRPなんかが言っているように、
異常事態の時な20ミリシーベルト、100ミリシーベルトまで我慢しろというような事を、
国家として言うという事は大変無責任だと私は思います。
ですから、国家としてこれまで、年間1ミリシーベルト以上の被ばくはさせないと言ってきたのであれば、
1ミリシーベルト以上の被ばくを強制せざるを得ない人たちが、もし逃げたいというなら、
それを助けるのが国家の責任だと思います。

水野:時間がきてしまいました、また改めてお二人には是非お話しをお伺いしたいと思います。


前回の放送はこちら↓
「にっぽんの原発どうする?東西の専門家が本音で生トーク」
東工大澤田氏&京大小出氏・たねまきJ3/7(内容書き出し)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1592.html


 

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コメント
 
01. 2012年4月19日 13:08:58 : 4fojBkK0FA
◎20120419 週刊エンター『原発のウソ、そして本当の話パートX』 金子勝

http://www.youtube.com/watch?v=DoTabQv__zg&feature=plcp&context=C4777992VDvjVQa1PpcFOBXx9oX4sFF6AwFwmg3JM4Bq1iHRO-nsk%3D


02. 2012年4月19日 13:39:50 : Q5D5fFKwyw
まとも。
この非常時において、これこそが、ジャーナリズム精神。

03. 2012年4月19日 14:07:59 : gDkFZJgK8o
≪澤田氏の主な発言要約≫
・再稼働すべき→緊急措置(耐性の幅が広がった)もストレステストも済んだ
         ※原発は特別な発電方法ではなく、自然そのものの方法だ

・自然エネルギーで賄えなくなる→現在化石燃料でやれているが、お金がかかる
   化石燃料は不足するから世界市場に迷惑をかけないよう日本は原発を使う


≪感想≫ もっともらしく話しているが薄っぺらな根拠しかない。



04. 2012年4月19日 14:17:01 : UILlzusMDI
澤田さんという人、いわゆるムラの方なのでしょうが、シドロモドロとしか言いようがありませんね。

05. 2012年4月19日 14:52:51 : ZIHA1NjZEM
澤田氏というのは、なんだ?
本当に大学の教授なのか?
学生の質が低下したってよく聞くけど、
こんな先生では、当たり前じゃないか。
こんな話を聞かされて、納得するわけがない。
尊敬できない先生に師事しなければならない子供が、
かわいそうだというものだ。

教育能力を失った大学により、大学4年間を棒にふる子供たち。


06. 2012年4月19日 15:09:33 : muMpYCl6BM
東工大も落ちたもんだあねー。あカンの母校だからすでに落ちてたか。

07. 2012年4月19日 15:11:20 : S3x2D2VdKo
>前回の放送で好評を博した

これが意味不明だよな
3.11直後からフジテレビに出ずっぱりで嘘を言い続けた「澤田」
こんな奴の話を聞いても何ら得る物が無い


08. 2012年4月19日 15:50:36 : kQ5lpt85kY
こんな小難しい議論いらねーよ。

アメリカはTMIの後でも原発を使っています。
ソビエトはチェルノの後でも原発を使っています。
フランスはラ・アーグの大事故寸前の後でも原発を使っています。

で、日本は福島の後は原発を使ってはいけないの?

原発は必要と世界が判断してるとしか考えられない。
感情的になるのは止めた方が良い。


09. 2012年4月19日 16:14:29 : GgZbHGY9Wp
日本はアメリカやロシアやフランスの多くの場所よりも地震や津波の危険がどうみても大きいわけで、条件が違うんじゃないの。

アメリカやソビエトやフランスの専門家だって、地震や津波の危険が同じぐらいだったら、この地域に原発を建てるのはやめるか、もしくは、ほかよりずっと厳しい安全基準で建てるんじゃないかしら。

まあ、原発をどうしても推進したい人たちの事情はおおよそ想像できるけど、だとしても、ここはあまりゴリ押しをせず、これまでの違った人選での『安全評価委員会』で個々の施設を再検討するとか、中間派の人を少しでも味方につける戦略をとったほうがよろしいんじゃないですか。

それもしないという点に、原発ムラの人たちの深い心の闇というか、人間性にもとる、人命軽視、民主主義無視のニヒリズムを、感じないわけにはいきませんね。


10. 2012年4月19日 17:56:22 : PrpRTqn6Fc
物事の良し悪しを考えず、人のまねをするのは子供の考えだろう。
日本は日本、自分の頭で考えてみれば、すぐに結論が出せる。

いや、子供の方がすぐわかる問題だ。
じゃあ判らない人は、よほど判断力が無いのだな?


11. 2012年4月19日 18:57:56 : 8cKu7sSq8E
澤田氏お粗末すぎて徹底討論になってない。

12. 2012年4月19日 21:36:22 : CzuvSH3L6k
ボランティアに行くかどうか迷ってるという人、
もし読んでいたら、やめなさいと言っておきます。

ボランティアという言葉に騙されてませんか?
企業や団体が求めるボランティアとは、言葉を変えた奴隷ですよ。
自身の財布を痛めたくないための労働力です。
基本的人権に反してると個人的には思います。
本当に企業団体が社会貢献したいなら、利益から人件費を払って活動するべきです。

あなたがボランティアをしたいなら、あなたがするべきだ。
人手がいるなら、あなたが雇うべきだ。
それが献身というものです。
そこが安全かも関係ありません。
やらなきゃならないと思うなら、行かなきゃならないのだから。

迷ってるというから、やめなさいと言うけど、覚悟があるなら止めませんよ。
命と引き換えにしてもやらなきゃならないことはあるかもしれませんから。


話変わるけど、澤田先生、
シーベルト的には安全ですって言いましたね。
何的には危険なんでしょうね(苦笑)。
シーベルト的には半分も出てこないセシウムの放射線(β)のことでしょうか。
プルトニウムやウランの放射線(α)でしょうか?
内部被曝かな?
4号基の状態かな?
まぁ、何かわからないけど、シーベルト的には大丈夫なんだそうです。
他は知らんけどねって言っちゃいました。
モニタリングの測定値では、安全を評価できないなんて逆説的に言っちゃってるけど、命大丈夫だろうか。
まぁ、命を掛けて言わなきゃならんこともあるんだろうけど。
注)たぶん思わず本音が出ただけだと思います。

放射能の危険は、
シーベルトで評価できる部分
ベクレルで評価できる部分
評価できない未知もしくは複雑な部分
色々あるから、みんなもちゃんと勉強しようね。


13. 2012年4月19日 22:02:40 : 4fojBkK0FA
◎20120419 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章〖録音〗

http://www.youtube.com/watch?v=h3A34jA_9oQ&feature=plcp&context=C4777992VDvjVQa1PpcFOBXx9oX4sFF6AwFwmg3JM4Bq1iHRO-nsk%3D


14. 2012年4月19日 22:05:51 : x4xPLHhCcM
たねまきジャーナルは何をとち狂ったのか。
全く討論になってない。澤田なんてバカを出すな。
「原子力も自然エネルギー」の詭弁には失笑するのみ。
そんなことを言い出せばどんな猛毒物質でも自然の一部だ。



15. mainau 2012年4月19日 23:52:29 : GgaPs4QXWLwO2 : 3re7W7wnos
>>たねまきジャーナルは何をとち狂ったのか。
全く討論になってない。澤田なんてバカを出すな。>>

いや、出した方がいい。というのは、普通の人は東大の先生とか東工大の先生とかは、すっごく頭がいいんだと勘違いしているから。
原子力ムラは馬鹿の集まり。
そのことを広く国民に認識してもらうために、ぜひ、馬鹿どもの化けの皮をはがしてください、小出先生、お願いします。

菅直人元総理は、母校東工大の教授の名簿を作ってくれるよう、危機のときに奥様に話したとか。完全に勘違いしていたようだ。
東工大だからといって、頭よくないんだ。
本当にムラの連中はみなアホだ。


16. 2012年4月20日 01:36:52 : ZbEkMfgIXY
いや、一方ではやはり、市民のほとんどにおける原子力への認識、
原発認識や放射能認識は澤田レベルにとどまってるとして、
澤田レベルのお気楽な見解に対する武田・小出レベルの異論を
執拗に繰り返しておくことはメディアの役割でありつづける。
たとえば阿修羅の読者において、
多数派市民からはずれた例外的な危険意識を担う者が支配的であるとは
思えない、圧倒的少数派にすぎない、とは思わないが、
あたかもそうであるかのごとき態度でメディアはつねに放射能お気楽派、
原発お気楽派に対する放射能危険派、がれき危険派、原発危機派の声を
ぶつけていかなければならない。
つねにこうした初歩的啓蒙的な活動は神話を打ち破る際、重要だ。
他方で、神話亡き後の現実を、原発という一部がぼろ儲けできる、国から
抜き取る原発漬け放射能漬けのからくりを脱したあと、その後片付け含みで、
社会というものを存続可能なものとして新たにいかにイメージしていくか。
原発が危険ならじゃあ、危険がそこら中にある日本の将来を
どうするか、その危険認識を軸とした社会像、エネルギー担保像、産業構造像、
少子高齢化過疎社会の行く末を担いうる可能な政策をめぐる、十年数十年という
先を見越した議論を展開しなくてはならない。何を捨て、何を糧にしていくのか。
原発誘致地域では、少なからず、それ以前の生活習慣、出稼ぎや貧困に
戻りたくないから多少の危険は許容した上で原発稼働、原発依存しているとして、
危険のない原発のない、出稼ぎも貧困もないこのふるさとはいかにして可能
なのか議論をつめ、原発以外にないだろそんなの、という従来繰り返されてきた
結論を繰り返しながら、その結論に対して、映画「チェルノブイリ・ハート」を
繰り返しぶつけていく、例えばそんな試みがメディアにはふさわしい。
読者は利益と危険や残酷を目の当たりにした上で、立場を宙づりにされ、あるいは
敦賀市市長のごとく、札束の降る町に多少の犠牲はつきものだと厚顔無恥やアホを
選択するか、もう犠牲はうんざりだとして反対の声を上げる勇気を得るか。
阿修羅のみんながいうアホになれば札束が降ってくるシステムはきょうも
稼働している以上、アホは市町村や大学のトップにいつづけ、そのトップに依存し
支持する無数のアホが社会の顔役なのが現状だろう。
社会の顔役は札束を追いかけてる。札束ではなく原発の危険性、がれきや放射能
の危険性を追究する者たち、新たな社会構造をめぐるアイデアを追究する者たちは
社会の顔役になんかなろうとしない。絆を訴えたりせず、絆に騙されるなと
メンツ丸つぶれの匿名で、ただつぶやいてるだろう。

17. 2012年4月20日 05:32:31 : 4vmzG8QR4I
澤田:
宇宙の始まりっていうのはまさに放射線の海だった訳ですよね。

原発再稼動の理屈にしては、あまりに詩的。その放射線で将来汚染地は
がんだらけ、遺伝障害だらけになるだろうと見られているのに。

はっきり言えば、化け物だらけになるかも知れないということです。

でも、それでもそこまでの被害なら、原発を許容できるという考えをとる人
はいるでしょう。しかし、福一のあの事故のとき、東電が撤退していたら、
「悪魔の連鎖」が起きて、東日本消滅は確実、西日本もかなりの地域が高
濃度に汚染して、工業の輸出も不可能になり日本経済は崩壊。餓死者で日本
中が埋め尽くされていたでしょう。

この澤田という人、この期に及んで原発推進を言われているわけですが、
隠れ推進派の武田邦彦氏よりは、ずっと男らしい。その点は、好感がもてます。


18. 2012年4月20日 12:22:57 : i93ub11HLE
3月10日のテレ朝の<朝まで生テレビ>を視たが酷かった。それ以来、テレビ朝日は殆ど意識して視ない。NHKや民放もそうだが。
     ーー原発推進派と原発反対派の激論ーー
賛成派:田原、細野豪志、木元教子、奈良林直(北大)、澤昭祐
反対派:河野太郎、田坂広志、長谷川幸洋(東京新聞論説副主幹)
観客:福島から避難した20人の県民福島県民はもちろん、番組を視た多くの国民は反対派を支持したに違いない。それなのに田原はウヤムヤに終らせた。(田原の言動は賛成と推論できる)それ以降、テレ朝はいっさい視ない。朝日新聞も止めて東京に即、変更した。

今も福一の4号機に1300〜1600本の使用済み燃料棒が。共用プールに6000本の燃料棒が専門家が言う。メルトダウンした燃料棒はどこにあるのか?
どういう状態かさえ誰も見られない。再び大きな地震が起きれば想像もしたくない。3・12で爆発した放射線各種は広島原爆の180発分とも言われている。2000本のサクラが満開の富岡から避難した人たちが我が故郷のサクラをビデオで観る様子が放送されていた。涙が出た。原発再稼動を推進する政治屋、官僚、マスコミ、シロアリを厳しく監視しないと人類さえ滅びかねない。
それにしてもテレビも悪いが小遣い稼ぎに頻繁に出てくる奈良林、澤木、鈴木(東工大)松本(東工大)たちが福一の現場に行った話しは聞かない。
小出さんのほうが正直で真実を語っている。このような人は金のために仕事はしない!テレビにもやたらと出ない!(NHKも東京キー局が原発推進派だから)


19. 2012年4月20日 12:49:04 : FHVyh15Kso
でも、東工大の赤メガネセンセイと小出氏との議論は、読むに耐えられる。相手を尊重した大人の議論だから。
では、ストレステストの中身とは具体的にそどういうものなのか、
では、自然エネルギーが本当に現状では足りないのか、
では、人間と放射線を浴びる事の危険性とは、
といった具体的な相違点を検証しよう、と言う様に次に議論が続くから。

北大のオナラバヤシは、CS放送でのTV討論で、格納容器の専門家の後籐氏に対して、
「あなたが設計した格納容器は危険なんでしょうけど、それ以外の格納容易は安全なんですよ」と平然と言い放っているから。
相手をこのような言い方で罵倒している様では議論にならない。
北大生よ、ススキノでコンパばかりしていないで、自分達の教授の言動をチエックしたらどうだろうか。


20. 2012年4月20日 12:52:27 : 2ALcVtSZm6
ワシは討論をしっかり聞いていたが、この推進派サワダなる輩は、リスナーのいずれの質問にも的確に答えるなど一切しなかった。ウダウダと詭弁弄して、ピントのぼけた戯言をだらだらと話すだけだった。それに対して、小出氏はいつものように謙虚で平易に核心つく回答をしていた。リスナーとして赦してはならないこのサワダの回答の重要部分は、「福島の人々はどうすべきか」の質問に対しても真っ当で前向きな回答など一切しなかったことだ。

実にペテンいかさま臭と胡散臭いこの御用学者然たるサワダなる輩などに、我々は丸め込まれたり騙されたりしてはならない。哲学もモラルも欠いたとしか言いようのない、このサワダなる輩がそれなりのレベルの大学で助教などやっているとは、驚くばかりである。そもそも、智情意の平衡とれた人間なら、原発が現実に未曾有の大災厄起こした今、サワダのような発言や対応はしない、できないはずだ。


21. 2012年4月20日 23:02:23 : FTZnjPP2CM
澤田の話なんて時間の無駄だ。

22. 2012年4月21日 02:15:27 : CbYafF8I5E
↑ 正解!

23. 2012年4月21日 04:51:10 : JixIscMnSI
>女川・福島第二は事故にならなかった

情報を隠蔽してるだけだよ。
1.宮城県が線量情報をずっと流してこなかったのは、女川原発から大量の放射能が漏れているからだよ。
2.ふくには、フクイチの陰に隠れてるから、隠蔽されてもわからないよな。
3.東海原発からも漏れてる。
4.千葉のコンビナートの火災で隣の劣化ウラン工場も燃えて、漏れた。
5.青森の東通りも漏れただろう。隠蔽されてるからわからない
汚染地図を見れば推測ができる。
すべて、フクイチの責任になすりつけてるだけだ。
だから、東電が開き直ってるのかもな。

宮城県が頑なに、放射能汚染状況を発表しない事実はみんな知ってることだよ。
地震で線量計が壊れてると言って隠蔽してる。


24. 2012年4月22日 21:59:00 : ov0X1M89fo
23さんの情報は、私のように知らなかった者にとって、ありがたい。

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