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20120419 エコノミスト 浜矩子 原発再稼働・わたしはこう思う
http://youtu.be/nYuc23lfck4
http://dai.ly/HW5SEZ
報道ステーション「原発再稼働わたしはこう思う」の最終回。
エコノミストの 浜矩子(のりこ)さん。
この方を最後に出した意味は深い。
同志社大学大学院ビジネス研究科
http://bit.ly/JiIj3w
エコノミストというと経済優先で原発は動かすべきというかと思ったら、正反対で、福島原発事故を契機に逆の方向を目指すべきだと語る。
短いインタビューだが、「魔法使いの弟子」の話や「老いらく国家」のイメージなど、なかなかおもしろいこと言う人です。
浜規子:
反対です。
福島のときに 非常に
はっきり分かったことは
いかに我々は技術を
まともに制御できる力を
まだ蓄えていないかということ
この一連の展開を見ていて
「魔法使いの弟子」という言葉を思い出しますけど
ディズニー映画で
ご覧になっているかもしれないけど
「魔法使いの弟子」って要するに
おまじないをかけることは
できるんだけど
そのまじないを止めることは
できないという 未熟者だから
我々はこの原子力との関わりでは
まだまだ「魔法使いの弟子」であって
本当の魔法使いになっていないんだから
魔法を使ってはいけない
ということ何じゃないかなと思います
(経済成長のための再稼働を批判して)
浜矩子:
いくら原発をフル稼働させたって
やっぱりシャッター通りは
シャッター通りのまんまじゃないですか
地方の疲弊は進むまんまですよね
この際逆を向いて歩こうというので
今までやってこたことと
いわば正反対の方向に行くと
成長戦略ではないのだと
原発をあれだけの規模でフル稼働
させなければ維持できないような
経済活動の水準というものがそもそも
高すぎる 大きすぎる 膨張しすぎたと考えて
そこを下げていく その意味そのための
いいきっかけになるというようなことで
考えればいいんじゃないかと思う
(これからの日本について問われて)
浜矩子:
わたしはやっぱり日本の現状と
これからについて
「老いらく国家」という
イメージを持っています
「老いらく」というのは要するに
「老いは楽」だ「老いは楽し」ということです
ゆっくりのんびり生きるためには
どんな感じのエネルギー政策が必要なのか
「今まで」は終わったことなんですから
「これから」をどうするかということとの関わりで
政治政策、経営のあらゆる側面について
新しいビジョンを描いていくと
そういう姿勢が必要だと思うんです
そっちの方が面白いですよね
これだけの成熟度と規模を果たした
達成した経済をまわしている日本が
断固原発には
依存しないという方向を打ち出したならば
もしかすると世の中を地球的に
変えることができるかもしれないと思う
原発問題に対してどういう哲学と
どういう心意気、気構えを持って
日本が臨むのかということを
はっきり示していく
福島のあの大惨事を体験したということもあり
そして被ばく国でもあるという観点から
日本はこの問題についてこのような
スタンスでいくということを示していく
これは言ってみれば日本のグローバルな
レベルでの社会的責任だと思います
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