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<水平垂直>「原発ゼロ」 失われる理解、無念と寂しさ - 産経新聞
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/466.html
投稿者 千早@オーストラリア 日時 2012 年 5 月 05 日 16:06:09: PzFaFdozock6I
 

大阪万博の会場への試験送電を成功させた美浜1号機の中央制御室=昭和45年8月8日、福井県美浜町(関西電力提供)(写真:産経新聞)

産経新聞 5月5日(土)7時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120505-00000077-san-bus_all

■原子力 黎明期支えた技術者の思い

 42年ぶりに日本の「原子力の灯」が消える。昭和45年、「大阪万博に原子の灯を」の掛け声のもと、営業運転を始めたばかりの日本原子力発電敦賀原発1号機(福井県敦賀市)と関西電力美浜原発1号機(同県美浜町)が万博会場へ送電、原子力は「夢のエネルギー」と称賛された。黎明(れいめい)期を知る技術者らは、寂しさと無念さをにじませつつ、“原発ゼロ”の現実を迎えようとしている。(原子力取材班)

[フォト]美浜1号機の試験送電の成功を伝える大阪万博会場の電光掲示板
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/environment/560083/slideshow/474373/

 「100時間が経過しました」−。

 大阪万博が開幕する昭和45年3月14日午前4時。日本原電で後輩技術者を指導している神尾重信さん(62)は、敦賀1号機の中央制御室に響いた声が今でも忘れられない。

 国内初の沸騰水型の敦賀1号は、米ゼネラル・エレクトリック(GE)が建設から試運転まで請け負う契約だった。試運転の最終関門だった100時間の連続運転を成し遂げ、GEの担当者から原電側に原発を動かす「ターンキー」が手渡された。

 拍手や「バンザイ」の歓声に包まれる中央制御室。神尾さんは「ようやく原発が自分たちのものになった」と実感した。数時間後には、開幕したばかりの万博会場では「原子の灯が届いた」とのアナウンスが流れていた。

 43年入社の神尾さんは、敦賀1号の発電用タービンの設置に携わった。仮設のボイラーで作った蒸気でタービンを回すテストを繰り返し、稼働に備えた。勤務を終えた後も、同期と独身寮で勉強会を重ねた日々を、「学校で習った夢の原子炉が仕事になった。最先端の仕事にみな燃えていた」と振り返る。

                 ■   ■

 「私はこれでメシを食う。宿命だ」

 元関電社員の竹内忠雄さん(73)は水力、火力発電所の運転員を約11年経験し、稼働を控えた美浜原発に配属されて心に誓った。

 核物理、原子炉理論、放射線管理…。米国で学んだ先輩社員に、原発の“イロハ”をたたき込まれ、勤務時間後は、毎日6時間近くの自習を課した。

 運転員選抜後は、3交代の勤務をこなしながら、英語の手順書を日本語に直す作業に明け暮れた。激務ではあったが、「新しい技術を身につける喜びと、これから発展する原子力のトップランナーとしての誇り」が支えだった。

 45年8月8日、敦賀1号に続いて美浜1号も万博への試験送電を成功させ、会場の電光掲示板には「原子力の電気が送電されてきました」の文字が輝いた。

 両機が稼働し始めてから、日本の全ての商用原発が止まったことは、これまで一度もなかった。

 あれから42年−。2人に共通するのは、寂しさと、生涯をささげた原子力への理解が失われつつあることへのもどかしさだ。

 「やっぱり寂しい…自分の人生は原子力無しでは考えられない」。竹内さんは表情を曇らせながらも、「理解してもらうのは難しいが、原発ゼロは日本にボディーブローのように効いてくる。また、だんだんと理解されるのではないか」と希望を抱く。

 神尾さんも「(東京電力福島第1原発事故など)反省すべきところは反省し、対策すべきところは対策を講じる。そこがスタートだ」と語り、「原子力の灯」が再びともることを願った。

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最終更新:5月5日(土)10時4分

産経新聞
===================================================

周囲にも、命を失っていった人たちは結構いただろうに
こういう人たちって、
その危険性などは全然見えないのでしょうか?

「失われる理解」じゃなくて、やっと人々が正しく理解し始めたってのに  

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コメント
 
01. 2012年5月05日 17:07:35 : yrjsZSR1Z6
元関電社員の竹内忠雄

>理解してもらうのは難しいが、原発ゼロは日本にボディーブローのように効いてくる。

福島原発事故は多くの人々の人生を崩壊させ、日本全体に強烈なダメージを与えた事を棚に上げて何を言っているんだ。脳みそあるのか?もうろくジジィ。

こういう頭の悪い老人どもが日本をダメにしている。



02. 2012年5月05日 17:10:31 : pj0KXIvxBk
核のゴミに囲まれ、地震でいつ壊れるかわからない原発の危険性に
おびえて暮らすことになる将来世代にこの技術者達は何の「理解」を
してもらおうと思っているのだろうか?

廃炉・使用済核燃料の処理・管理に膨大な費用と人手を要することが
わかっている原発。さらに収束する科学技術すら存在しない
福島事故原発の後始末。何一つ自分たちで始末もできずに
よくも「理解」だの「スタート」だの言えたもんだ。

技術屋さんの人生の達成感の為に、将来世代が抱えきれないほどの
危険性を無責任に負わせて、何を「理解」と言うのか?
全く、腐れた根性だ。「原子力の灯火」を消すことが
将来世代に対する現世代の責任である。

以上


03. 2012年5月05日 17:15:29 : wJl0Zy9rlQ
そんなに原発が好きでたまらないなら、福島第一原発の収束に向けてそこに死ぬまで勤務されたら・・・と思います。
それでこそ、宿命であり自分の人生と言えるでしょう。

大体、原発がどれ程の犠牲と隠ぺいの上に成り立っているか・・・。

福島第一のこれ程の事故の後に、
失われる事への郷愁を語る事自体、原発にたずさわる資格はないでしょう。


04. 2012年5月05日 17:24:54 : jNhLiHGQnc
自分が半生をささげた仕事が無に帰するのは誰だってさびしいだろう。
しかし、もはやそういう個人の感傷の次元を越えて、多くの人たちの命と健康が脅かされていることを考えてほしい。国が滅びるかどうかの境だと言うことも。

本人たちより今これを書く産経が問題。


05. 2012年5月05日 17:24:58 : bbUwCcy1io

早く「脱原発」を国是とすることだ。

代替エネルギーの技術は十分にもう準備されてきているのだ。

国や電力会社がこれまでのように邪魔をしなければ、急速に技術開発が進み、少しの期間辛抱するだけで、産業用の大電力以外の家庭および民生用の電力の大半は賄えることになるだろう。

国家や産業の衰退などにはならない。日本は開発された技術を以って、ドイツと共に世界に冠たる自然エネルギーを含む代替エネルギーの先進国になることが可能だろう。



06. 千早@オーストラリア 2012年5月05日 17:33:33 : PzFaFdozock6I : FDJ5Us24bt
04さんの

>本人たちより今これを書く産経が問題。

それなんですよね、私が思ったのも。
というのも、美浜の反原発の方から
「金の切れ目が縁の切れ目」で、メディアも本当のことを書き始めた
と言われたのですけど、

切られたところと、まだもらってるところがある

ってことかと。


07. 2012年5月05日 17:42:17 : sRcrMMDt9E
全国での廃炉、放射性廃棄物の管理。
福一汚染の自然拡散の防止。
食品、瓦礫、人為的にばらまかれた放射性物質の回収。

まだまだ、永遠に課題も仕事もあります。


08. 2012年5月05日 17:42:27 : F5JOVrmCvo
お前の人生は原子力なしでは考えられなくても、大多数の人にとってはこの世界に原子力ありが考えられないんだよ。何が「理解」だ。

03さんの言うように、そこまで原子力が大事なら福島に行けよ。


09. 2012年5月05日 18:00:10 : t9M2KfINao
産経は原発と運命を共にするつもりのようだ。なかなか立派な心がけだ。

両方消えてなくなればせいせいする。そういえば読売もそのはずだが。


10. 2012年5月05日 18:51:19 : EszHBBNJY2
ここまで書くのか?
産経はとことん国民を愚弄する新聞社。
世界を見渡しても、これ程憎まれている新聞社ってないよね。


11. 2012年5月05日 19:08:30 : FpVPO6YryM
皆さんのコメントに 頷いています。
産経新聞は 最低ですね。

12. 2012年5月05日 20:16:07 : Q4irFzd7cQ
人類を滅ぼす方向へ行くものを、一生懸命やればやるほど全人類が困るのに…。

その仕事が何のためになされるか、本当に人々を幸せにするかを考えたことないんだろうか…?


13. 2012年5月05日 21:03:19 : txKoq6KBVw
これギャグだと思った。笑っちゃったよ。

記事で出た肩書きと名前チェックな。


14. 2012年5月05日 21:46:46 : Uvjuy4OsnE
福島第2で勤務していて退職した男がこういうのを聞いた。
「原発を僻地に作るのは被曝総線量を減らすために必要だ」
俺は思い切り殴ってやりたかったが我慢して怒鳴ってやった。
自分のやってきたことが結果としてダメだったことがどうしても認められないらしい。
そんなに自分が可愛いか。自分の乳首でもなめていろ。このボケが。

15. 2012年5月05日 23:04:49 : oDZLjorBrU
この写真に載ってる面々が日本国土をこんなに汚した。
放射能で日本を汚した!


16. 千早@オーストラリア 2012年5月06日 00:58:34 : PzFaFdozock6I : KHRfEVhMi6
>自分のやってきたことが結果としてダメだったことがどうしても認められない

それですね、14さん。
自分が一生(仕事人生で一生でしょうから)やってきたことが
「間違っていた」なんて、考えられない、考えたくもないのです。

自分の人生、「自分」を否定することになると思うのでしょう。

哀しいというか、哀れというか
自分がそういう立場でなくてよかった というか。。


17. 2012年5月06日 01:15:28 : FEC1zKK4NY
原発を動かしている奴の人相を見たら、どいつもこいつも無責任男に見える。

18. 2012年5月06日 06:38:02 : pPJ5gJb78A
まず福島に行って、お前らの垂らした糞の始末をして来い。

話はそれからだ。


19. 2012年5月06日 06:48:48 : yTUvgkNyGQ
>投稿者様

レスありがとうございます。
さらに自分なりに解釈すると、

「みんなのため」と、一生懸命井戸を掘った。掘ったはいいが、湧いて出てきた水には毒があった。どうしても、その毒を除くことはできなかった。そんなとき、みんなに、
「せっかく自分が掘ったのだから飲んでほしい」
と、いうのか
「掘ってみたが、残念だがだめだった。危険なので封鎖しよう」
というのかの違いだと思う。

一言でいえば、「執着」の問題であり、昔から課題とされてきた問題にまた俺たちは直面していることがわかる。


20. 2012年5月06日 07:16:46 : Mnxczxr6Dw
   
原発の老技術者の執着の妄言を聞いていると、
ファシズム戦争の旗振りをしていた馬鹿な中間管理職が
敗戦で虚脱状態になった事例や、
東ドイツの「共産主義者」の少なからぬ小市民が、国が消えて
精神病になったり自殺した事例をただちに連想しますね。

原発「安全教」「安価なエネルギー教」などは、非科学的で非合理的な
カルト宗教だった。そのカルト性、妄信教義の馬鹿馬鹿しさは、40年前から
日本でも指摘する声があった。 だけどカルト妄信の技術バカが
そうした「理性の光」に背をそむけ、カルトのお題目を必死でとなえて
カルト修行にいそしんできたわけだ。 で、いま、その妄想が、厳しい現実
の前で破綻した。  カルト信者はアイデンティティーが崩壊して、
自分の存在意義を見失う。 そういうことですワ。

気の毒ないいかただけど、「神尾さん」や「竹内さん」の栄光と挫折は
かつてのオウム真理教の信者たちの軌跡と同じですワ。

こうやって原子力業界に人生を捧げてきたカルト信者どもは、
日本で居場所をなくして、自分で人生を再開発できるだけの才覚がない奴らは、
たとえば韓国や中国からの誘いに尻尾を振って、夢よふたたび、
とばかりに、異国に買われていくのだろうサ。 新進宗教に満足できずに
オウム真理教に流れていった「高学歴」の阿呆どもと似たような軌跡を
見ることになるでしょう。 アフォ分子やバーカ分子の「飛跡」を観察する
霜箱が必要になりそうですナ。(笑)


21. 2012年5月06日 12:50:23 : IDzknLDpKk
>>20
夢よふたたび、
とばかりに、異国に買われていくのだろうサ

これはリアリティある予言ですね。
あるべきでないことですが、充分可能性があります。
なにしろ、いまだに原発を輸出しようとしている体たらくです。


22. 2012年5月06日 20:17:45 : UufRkM2T0w
やったね 原発ゼロ達成
ドイツよりも先にやったぜ
野田のバカ民主の無能パープリン集団と東電のクズどもは
さっさと福島第一の格納容器の中にはいって
この世から消えてしまえ

橋下さん たのんまっせ
一票入れるからはよ選挙しろよ
もし政権とったら民主と自民と共産と社民のバカ議員全員を
死刑にしてガス室に送り込んでしまえ

一億日本国民の切なる願いだ


23. 2012年5月07日 01:33:46 : yrjsZSR1Z6
関電社員の竹内忠雄さん(73)

ホントにこんな自分勝手な事言う技術者が存在するのか?
新聞社に問いただしたほうが良い。

もし存在しなかったなら印象操作のための捏造記事という事になる。


24. 2012年5月07日 17:25:44 : 11RsUazvHg
>>22
橋下は、再稼働問題を政局に使っているだけで、手続き問題を言っているだけ。
条件付き再稼働容認にかたむきつつある。
マスコミがこのようにもてはやす人物を、その背後にある原子力村と根本から対立する人物かどうか、すこし冷静に考えた方がいい。

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