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福島の子 3割以上“良性”のう胞 甲状腺検査で不安は消えず (中日新聞) 
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/829.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 5 月 20 日 00:42:44: igsppGRN/E9PQ
 

福島の子 3割以上“良性”のう胞 甲状腺検査で不安は消えず
http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20120518160011991
2012年5月18日 中日新聞 朝刊


■「せめて半年ごとに調べて」

 福島第1原発事故を受け、福島県が18歳以下の子どもを対象に進めている甲状腺検査。放射線量が高い地域の先行結果では、3割以上にのう胞のほか、約180人に直径5ミリを超えるしこりが見られたが「おおむね良性」という。本年度検査が福島市などで始まる中、検査方法や説明に親たちは不安を募らせている。(出田阿生、秦淳哉)

■「異常なのか」

 福島県飯舘村から福島市内に避難しているユキ子さん(47)=仮名、以下同じ=は、小学4年生の長女が受けた甲状腺検査の結果通知が全く理解できなかった。

 甲状腺は首の前にある内分泌器で、そのホルモンは成長に欠かせない。今年1月に届いたのは、A4の紙1枚。「(A2)小さな結節(しこり)や嚢胞(のうほう)(液体が入っている袋のようなもの)がありますが、2次検査の必要はありません」とだけ書かれていた。

 裏面を読むと、簡単な説明書きが。「A1」は異常なし、「A2」は5ミリ以下のしこりか20ミリ以下の嚢胞(以下のう胞)があった場合。2次検査が必要なのは、それを超える大きさがあった場合で「B」(念のため検査)と「C」(ただちに検査)となっていた。

 のう胞は甲状腺が閉ざされ、分泌液がたまった状態を指す。「しこりなのか、のう胞なのかも分からない。健康な子にも存在するのか、何らかの異常なのか。次の検査は2年後と言われても…?」

 県から委託されて検査する福島県立医大の県民健康管理センターに問い合わせた。当初は「担当の先生は忙しくてすぐに返事できない」との返答。その後も「説明は裏面を読んで」と繰り返す。

 ユキ子さんは検査に付き添ったが、医師の説明はなかった。その理由を聞くと「隣の人に聞こえてしまうので」。納得がいかなかった。「原発事故当時、村では何も知らずに井戸水を飲み、屋外で炊き出しのおにぎりを食べていた。成長する娘はどうなるんだろうか」

 甲状腺の超音波(エコー)検査は、原発事故時に18歳以下だった約36万人を対象に行う。甲状腺は放射性ヨウ素をためこむ。チェルノブイリ事故では、約5年後に放射性ヨウ素の内部被ばくで子どもの甲状腺がんが急増した。

 放射線量が高い警戒区域の浪江町や計画的避難区域の飯舘村などを皮切りに、13市町村が3月末に検査を終えた。3万8114人のうち、2次検査の対象となる5ミリ超のしこりや20ミリ超ののう胞のB判定は186人=表参照。本年度は今月14日から始まり、線量が比較的高い福島、郡山市など12市町村の15万4894人が対象だ。

 検査は20歳までは2年ごと、それ以降は5年ごとだ。「せめて半年ごとに調べて」と話すのは中学1年の息子を持つ福島市のカナさん(49)。検査通知に「同意書」が付いていたのにも驚いた。小中学校での検査は「保護者同席ではないため提出を」と要請。「なぜ保護者がその場で説明を受けられないのか。他の健康診断で同意書なんて聞いたことがない」

 結果通知には、エコー写真も添付されない。これでは別の医師にセカンドオピニオンを求めることもできない。

 県立医大の山下俊一副学長らの文書も親の不信感を募らせた。1月16日付で日本甲状腺学会の会員にこう要請した。2次検査の対象にならない子どもの保護者からの問い合わせや相談には「次回の検査を受けるまでの間に自覚症状が出現しない限り、追加検査は必要がないことをご理解いただき、十分にご説明いただきたく存じます」。

 他県の医師がネットに掲載したこの文書を見たサナエさん(48)は「これじゃ余計な検査をするなという脅し。子どもの健康のためではなく、安全性を強調するだけの形式的な検査にしかみえない」と思った。高校生の長男には民間病院で甲状腺検査を受けさせた。

■隠れて予防策

 7歳の長男と4歳の長女がいる福島市のマリさん(42)は「原発事故の影響を判別するため、他の地域の子の甲状腺検査と比較をする必要がある」と話す。自宅周辺は少し前まで空間線量が毎時1マイクロシーベルトを超えていた。尿検査や血液検査、心電図検査の必要性も感じる。

 放射能への不安を口にしづらい雰囲気も強い。「県外避難できない親は文句が言えず、あきらめている」。自らも病気の父親を抱えているため避難は断念した。

 「福島にとどまらざるを得ない子どもに健康対策は最低限の条件。なのに、人口流出を恐れる行政に危機意識が低いために、個人が隠れて予防策をする羽目になる」

 全県民約200万人の健康を一手に担う県民健康管理センターは、県立医大の一室に設置されており、スタッフはわずか94人。

 親たちは口を揃(そろ)える。「健康調査についての有識者の検討委員会に、住民代表を入れてほしい。そもそも住民の健康管理を、県立医大だけにやらせるのは無理がある。これは国を挙げて取り組むことじゃないのか」

■チェルノブイリも他地域も比較なく

 北海道深川市立病院の松崎道幸医師は「チェルノブイリ事故後に18歳未満の子を対象とした検査結果で、直径5ミリ超のしこりとのう胞がそれぞれ約0・5%現れたとの文献がある」とした上で、チェルノブイリ事故被害との直接比較ができない点を問題視する。

 「診断基準が違うから断定できないが、しこりについてはチェルノブイリと同程度と言える。しかし、のう胞をより大きな20ミリ以下と20ミリ超で分けており、直接の比較ができない。ただ、今後影響が出る可能性もあり得る。直径の大きさを示した詳しい分布も併せて公表すべきだ」。さらに次回の検査について「少なくとも半年に1回は経過を検査する必要がある」と言う。

 北海道がんセンターの西尾正道院長は「甲状腺は成人してから異常が出る例が多い。これまで子どもの調査データは少ないが、のう胞ができたとしてもすぐに異常とは限らない」と話す。

 同時に「福島の子どもが異常かどうかは、原発事故の影響がない地域の子どもを調査し、比較すればはっきりする。やる気があればできるはずだ」。

 西尾氏も継続的な検査を求める。「チェルノブイリでは5年以上の潜伏期間を経てがん発症が増えだした。他の病院の検査を望む人も多いはず。県立医大が、問い合わせがあっても2年後まで検査は必要ないと説明するよう求めた文書を出したのは本末転倒だ」


 

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コメント
 
01. 2012年5月20日 03:26:46 : bv6eDeDlJo
しこり(一般用語)は結節(医学用語)と読み替え。山下氏自身が以下のモノグラフ
http://www-sdc.med.nagasaki-u.ac.jp/coe/jp/activities/elearning/lecture/02-02.html
で、
1.1cm以下の結節でも早期に頚部リンパ節への転移や肺転移の頻度が高いのが(放射線による甲状腺癌の)特徴
2.小児の場合には触診では進行癌しか見つからず、超音波診断による結節異常に対する穿刺吸引針生検と細胞診が重要
と述べている。

判定A2(5mm以下の結節)は上記1に照らせば、即刻精密検査(針生検→病理細胞診)が望ましいはず。
次回の検査は2年後で、それまで経過観察でよい?その間に自覚症状が出現しない限り追加検査は不要と
口裏を合わせろと日本甲状腺学会の会員に要請ということは、2年の間にA2から進行癌になる例を見逃せと
言っているのに等しい。なぜなら、極初期の自覚症状は「しこり」しかあり得ず、上記2より、医者ですら
「しこり」=結節を触診で発見した時には、進行癌しか見つからないのだから。山下氏は十分説明すべき!


02. 2012年5月20日 04:57:10 : WharH60eII
良性被曝による良性心不全なら良性死亡で済むから、ただちに心配ない。

03. 2012年5月20日 05:08:19 : 4iYcr7fxJA
---- 県立医大の山下俊一副学長らの文書も親の不信感を募らせた。1月16日付で日本甲状腺学会の会員にこう要請した。2次検査の対象にならない子どもの保護者からの問い合わせや相談には「次回の検査を受けるまでの間に自覚症状が出現しない限り、追加検査は必要がないことをご理解いただき、十分にご説明いただきたく存じます」。----

昨年、ホールボディカウンタの検査を福島県内で受けられない人が、栃木の病院に
いったら、福島県からの回状がまわっていて、「福島の人は診るな」と言われたとの
話をおもいだす。また、検査を受けてもデータを教えてもらえなかったなどの話も
聞いたな。ベラルーシへ行ったタレントの山口達也は、ホールボディカウンタの検査
を受けたが、すぐその場で結果を聞いていた。当然のことだろう。


04. 2012年5月20日 08:43:56 : JlhOElFGlE
やがてC判定からガン発症まで分布が広がって行くのは必至だな。

05. 2012年5月20日 09:04:56 : 5XnqJOnlgE
疎開費用を出すか、賠償するくらいなら、殺す、ということだろ。これをマスコミ各社はスルーして、全力でお笑い、バラエティを流しているのだから、本当に恐ろしい国だと思うよ。

06. 2012年5月20日 09:24:51 : kAngQ2l72Q
比較データはあります↓こちらのブログより
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/9cd4394d90098df839b29de3c69a8184
「山下俊一教授が Corresponding Author になった論文の中で、2000年初頭、長崎の7〜14歳の子ども250人の甲状腺エコーデータ中、Goiter(甲状腺全体の腫大のみ)が4人、結節0人、癌0人、2名の cystic degeneration and single thyroid cyst. という結果です。」

ヨウ素が豊富な地域(日本)とヨウ素不足の地域(ベラルーシ)における甲状腺疾患の比較データを得るために、日本の長崎と、チェルノブイリ事故によって大変な放射能汚染を受けたベラルーシのゴメリでの小児甲状腺疾患の発症と尿中ヨウ素濃度を調べた。長崎では、過硫酸アンモニウム触媒マイクロプレート方式によって測定された尿中ヨウ素濃度の平均値は362.9μg/Lであった。日本国内での地理的な違いを調べるために、浜松と北海道の南茅部でも検体を集めたが、そこでの平均値は浜松では208.4μg/L、南茅部では1015.5μg/Lであった。
また長崎での甲状腺エコー検査では、甲状腺腫は4例(1.6%)のみで、2例(0.8%)にのう胞変性と孤立性甲状腺のう胞があった。エコー検査では甲状腺結節は証明されなかった。反面、ゴメリでの尿中ヨウ素濃度の平均値は41.3μg/Lであった。
甲状腺腫の発症率(13.6%)とエコー検査の異常(1.74%)は長崎よりもゴメリの方がはるかに高かったので、ヨウ素欠乏症はチェルノブイリ付近での小児甲状腺異常に重大な関与を持つと示唆される。チェルノブイリ事故後すぐに放出された放射性ヨウ素は、主にヨウ素不足の地域に居住する子供達に影響を与えたのかもしれない。この結果は、平常時に学童の甲状腺スクリーニングをする事が、将来の前向き研究の視点から、放射性ヨウ素の悪影響をモニターするのに有益であるかもしれないと示唆するものである。

過去に行われた長崎での甲状腺エコー検査では、甲状腺腫は4例(1.6%)のみで、さらに2例(0.8%)にのう胞変性と孤立性甲状腺のう胞があったということが、山下氏の論文から、確認できました。結節はなし。つまり、一般的に、甲状腺腫やのう胞や結節は子供におきることはきわめて少ないという事が、山下氏自身の論文に書かれている事です。


07. 恵也 2012年5月20日 11:58:46 : cdRlA.6W79UEw : 3z5oBKOvDQ
>> 「担当の先生は忙しくてすぐに返事できない」との返答。その後も
>> 「説明は裏面を読んで」と繰り返す。

日本も旧ソ連と同じ、官僚主義国で放射線障害がないことにしたい官僚が
医者を指導し、放射線障害を隠蔽することを決定をしてるからでしょう。

旧ソ連でもソ連共産党秘密議事録には放射線障害などで入院した患者が
1万人ほどいましたが、公的には避難した人々に放射線障害は皆無としてました。
どこの官僚も同じような対応しかしない。

ーーーー引用開始ーーーー
事故直後の放射線障害に関する共産党秘密議事録からの抜粋
・・・・・・・・・・
5月13日:
この1日で443人病院収容.908人が退院.入院中は9733人で,うち子供
4200人.放射線障害の診断は,子供37人を含む299人.
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/Henc.html


09. 2012年5月20日 20:44:54 : BBOtF024IU
 何の心配もありません。天下の難関札幌医科大学教授高田純先生が福島に赴かれて調査された結果を御覧なさい。
「福島から甲状腺がんになる子供は出ないと私は断言します。甲状腺がんのリスクは消滅しています」
ttp://www.the-liberty.com/article.php?item_id=2274

札幌医科大学は北海道が税金で運営する大学です。
その教授という立派な方が学者専門家として判断してるんだから心配ありません。


10. 2012年5月20日 21:24:20 : JlhOElFGlE
>08

全員が死ぬ前に甲状腺ガンを発症するかどうかは判りません。
甲状腺ガンになっても、ほとんどの人は手術で切り取って、長い余命が期待できます。
そのほうが残酷かもしれませんが。

09のように宗教に救済を求めたほうが良いかもしれませんね。


11. 2012年5月20日 21:53:34 : k3uFuPtct6
甲状腺のしこりやのう胞が良性であっても、そんなの福島以外の子どもには滅多にないだろうし、原発が爆発するまで福島でも稀なものであっただろう。良性という前にあること自体が異常ではないか。

12. 2012年5月20日 23:36:27 : Py5Z7phwaA
>>08
それは無いと思う。全員はないよ。チェルノブイリみてもらったらわかる。
漏れた量とか漏れかたとかに依存と思うから、チェルノブイリより多いみたいだから漏れた量、チェルノブイリよりも多いくらいになる可能性が高いと思う。

他の病名にしたりして表に出てこないかもしれないけど。

>>09
の判断も問題だと思う。根拠、原理を理解してそれで判断しないと。肩書だけで判断してる。今回、肩書良い人の発言内容、嘘とか、間違った解釈しやすい発言が多い。


13. 2012年5月21日 10:09:13 : npansWPdOA
最悪、甲状腺低下症で一生、薬がいる。嚢胞が癌化する場合もある。どこが異常なし?誰もが、真剣に向き合っていない。医療機関もアホばかりか?

14. 2012年5月21日 19:43:26 : 8DASGHqsWs
もう少し経たないと、癌は出ないやね。
癌になってみんな死ねばいいけど、甲状腺癌ではそう死なんから、結局これまで通りなのかね。

15. 2012年5月21日 22:08:19 : k3uFuPtct6
その道の専門家が「福島から甲状腺がんになる子供は出ないと私は断言します。甲状腺がんのリスクは消滅しています」、と断言するくらいだからそれなりの理由はあるのだろう。でも、彼は甲状腺がんになる子どもは出ないと断言したが他のがんにならないとは言っていない。同じように、福島から甲状腺がんになる子どもはでないと断言したが宮城や茨木からとは言っていない。
”福島はα線核種がメインだから甲状腺がんにはならない”とか”福島の放射性ヨウ素はほとんど海に落ちたけど茨木は陸に落ちた”などということではないか。

16. 2012年5月23日 04:49:10 : jIxjsUBwRg

圧倒的な説明不足。
山下のニコニコ発言やらであれだけ問題になったのにリスクコミュニケーションの重要性を理解していないのはさすがに酷過ぎる。

たとえ医学的に「現状経過観察が妥当」と言う判断であったとしても、こんな対応されたら保護者や本人は不安でいっぱいに決まってる。
ストレスで体調崩したりってことも考慮しないのか?

実際のところ、
「何らかの影響があったと考えるのが妥当だがその程度については今後経過観察しないとわからない。チェルノブイリとは違うので直接比較もできないしまだまだわからない事は多い。現状では良性だしこのまま様子見」ってのが本音であるように思う。
このまま伝えてもやっぱり関係者は不安でいっぱいだから結局伝えなかった、ってところが事実なように思うけどどうだろうか?


>>06

ありがとう。勉強になった。
やはり何らかの異常が福島で起き始めている可能性を示すデータである可能性が高いんだろうか?
たとえそうだとしても一過性のものであって将来的に子供たちに何の異常も生じないようなものであってほしい。

まだリンク先読んでないのでこれからもっと調べてみます。


17. 2012年5月23日 07:04:01 : OvpXI3ZSMI
>>16 です。

今回のデータ程度ならば問題ないとする話もありました。
下記URLの情報に従うならば、今回の調査における問題は
リスクコミュニケーションのみということになります。

山下先生の調査結果と今回のデータの相違はサンプル数と年齢層別人数でしょうか。
山下データではサンプルが少なく年齢層が福島データより若いこと、後は診断基準が異なる可能性もあると思います(まだ読んでません。識者の方いましたら教えてください)。
このあたりの違いを考慮した上で、また、やはり若年層には稀であるとするもっと信頼性の高そうな知見があれば、今回の福島データが異常を示す可能性が高まるかと思います。

いずれにしても長期間にわたる調査が必要な事例と思いますので
過度に騒ぎ立てず、注目し続ける事が大事かと思います。

-----
 腎臓・内分泌科HP ( http://plaza.umin.ac.jp/~kid-endo/rinsho/endodisease/thyroid/thyroidadenoma.html)

「甲状腺結節・腫瘍の頻度は多く、健康な人でも詳しく調べれば10人中約3人の割合で甲状腺内の「シコリ」が見つかります。」

福島民報HP ( http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2012/02/post_3160.html)

「約3割の子どもに良性で問題のない5ミリ以下のしこりなどがあった。」
「通常の診療で見つかっても、医師が治療が必要でないと判断して患者に教えていない程度の大きさだ。」


18. 2012年5月23日 07:06:10 : OvpXI3ZSMI
それにしても、このスレは良スレだと思うんだけど
コメント伸びてないなぁ…何でだろ?

19. 2012年5月23日 11:15:45 : k3uFuPtct6
>「甲状腺結節・腫瘍の頻度は多く、健康な人でも詳しく調べれば10人中約3人の割合で甲状腺内の「シコリ」が見つかります。」

ある程度の年齢の成人限定の話では?生まれつき甲状腺に異常があったりそういう家系ではない子どもにはまずないだろう。
世界から見れば日本の対応はクレージー。でも、放射能を騒ぎ立てると国が破たんしてしまうかもしれない。静かに軟着陸するための人身御供として利用されないことを祈る。


20. 2012年5月23日 12:27:13 : OvpXI3ZSMI

>>19

>ある程度の年齢の成人限定の話では?

まずはそこですよね、気になるのは。まだ調べきれてないです。
何か情報あれば宜しくお願い致します。

>そういう家系ではない子どもにはまずないだろう。

そう言いきれる根拠は今のところ見当たりません。私の知る限りでは。
断言はできないと思います。


21. 2012年5月23日 16:25:25 : c5IBNWqoNo
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/mem/pub/report/201204/524241.html より転載
----------

・腺腫様甲状腺腫とは甲状腺の良性腫瘍の一種で、過形成により結節を生じる。良性疾患であり、基本的には経過観察で治療は行わないケースがほとんどだ。

→年齢との関係は書いてないので不明だけど、経過観察が妥当と言う判断については間違いなさそう


・そもそも成人の場合は、健康者でも一定の割合で甲状腺に結節を認めるが、
 小児ではどの程度に結節があるかは明らかになっていない。そこで、
 1回目の検査は現時点での甲状腺の状況、いわばベースラインの把握を
 目的としている。

→やっぱり健常小児のデータは少なそう…
→これはベースラインとして適切ではない。
 ベースラインと言うならばもう1群、汚染度の低い地域から得られた統制群作らないとダメ。

 その程度のことは当然当事者たる研究者たちもりかいしているはずだから、
 統制群を設けなかったことのはコストの問題と「大丈夫に違いない」っていう
 決めつけがありそうで嫌だな


ソースは一般人向けに「安心してください」的なスタンスで書いた記事なので内容に不満が残る。
もっと専門家の意見探してみます。


22. 俺です 2012年5月23日 19:58:57 : mjth124WPZapY : c5IBNWqoNo

http://onodekita.sblo.jp/article/53386380.html より抜粋
----------

標準小児科学 第4版 p.216から
甲状腺腫瘍
 甲状腺が結節状に主張する疾患を表10-17(略)に示した。良性と悪性腫瘍があるが、小児の場合、硬い充実性の腫瘍は悪性と考え、検査・治療を急ぐべきである。癌と言ってもほとんどが分化癌なので、早期診断、切除で予後は良いことが多い
(症状) 全く他に症状がなく、偶然甲状腺結節に気づき受診することが多い。機能性甲状腺腫、多発性結節性甲状腺腫(Plummer病)では甲状腺機能亢進の症状を認める。
(診断) 超音波エコー検査で充実性か膿疱性かを調べる。充実性で123Iヨードシンチグラムがcold noduleであれば分化癌、hot noduleであれば機能性甲状腺腫、Plummer病が考えられる。
(治療・予後) 充実性でcoldであれば癌腫と考え早急に手術する。乳頭状腺癌は良性であるが、ロ胞状腺癌はかなり悪性なので、組織生検に基づき、手術方法・術後管理を決める。機能性甲状腺腫とPlummer病では、組織学的に船首、腺腫様甲状腺腫、時に願主の報告があるので、外科手術の適応になる。


----------

その他、山下先生の著述を元に詳細な腫瘍の検査の必要性を主張されてます。
これに対する山下先生の反論が聞きたいところ。
ソースは危険厨寄りの先生だからか結構不安になる感じの書き方…


23. 2012年5月24日 00:12:40 : k3uFuPtct6
甲状腺にしこりがあった時点で、ふつうは良性か悪性か精密検査して、良性なら経過観察、悪性なら手術などの処置をすると思う。被ばく医療の専門家がいとも簡単に良性だから経過観察と言い切れるのはそれなりの理由、あくまでも推測だが”数か月以内に死なない程度の被ばくによる甲状腺の異常は被ばくして1年ではまだ良性の段階だ(その後、一部は悪性になるけどね)”という未公開データーがあるのではないか。

24. 俺です 2012年5月24日 00:29:24 : mjth124WPZapY : MwnPp3BMTY

>>23

話し飛躍しすぎでしょ


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