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新聞、テレビも一緒になって橋下の「脱原発」を潰したい電力会社とその仲間たち (週刊現代) 
http://www.asyura2.com/12/genpatu24/msg/228.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 5 月 29 日 07:53:41: igsppGRN/E9PQ
 

新聞、テレビも一緒になって橋下の「脱原発」を潰したい電力会社とその仲間たち
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/32644
2012年05月29日(火)週刊現代 :現代ビジネス


■ハシモトは敵だ

 5月16日付の読売新聞は社説で、橋下徹大阪市長を正面から批判した。

〈大阪市の橋下徹市長は、再稼働反対の立場から「電力使用制限令を認識、経験するのも必要かな」などと述べた。電力不足の悪影響をあまりにも軽視している〉

 日経新聞も橋下氏の言動を引用しながら、〈「再稼働どこへ」企業困惑〉と見出しを付け、島津製作所や日東電工など、大飯原発に近い地元企業の声を引用している。各企業は異口同音に、「夏場の節電は困る。業績に影響する」と訴え、原発再稼働を後押しする。

 読売、日経、産経新聞をはじめとする各メディアは、これまでにも橋下氏の言動に警戒感を露にしていた。きっかけは、4月13日に橋下氏が、

「(再稼働を容認した)民主党政権を倒すしかない!」

 と言ったことで、この後、一挙に「反ハシモト」に転じた。読売は、「橋下の言い分など無視してよい」と言わんばかりの論調だ。

〈もちろん、周辺の自治体から理解を得ることは重要だが、政府は立地自治体の意向を最大限に尊重する必要がある〉(4月15日付社説)

 大飯原発の地元、おおい町は、町議らが原発再稼働を支持、町長も前向きな姿勢を示している。これまでにも指摘されていた通り、電源三法などによって、原発の立地する自治体には巨額の公費が投入され、電力会社、下請け企業、関連会社の落とすカネでも潤ってきた。

「夢よもう一度」というわけだが、仮にまた重大事故が起きれば、被害を受けるのはおおい町だけではない。福井の他市町村はもとより、大阪、京都、奈良、滋賀まで、ゆうにその影響は及ぶ。

 橋下氏は、それを懸念しているのである。

 読売がそれを知りながら、「立地自治体の意見を最優先せよ」と主張するのは、再稼働ありきのごり押しだろう。

 読売新聞のある幹部がこう明かす。

「事故直後の昨年4月14日、読売新聞東京本社で、日本原子力技術協会最高顧問の石川迪夫氏を講師とした内々の勉強会が行われた。石川氏は日本の原子力技術研究の第一人者で、事故後の『原発必要論』を説いています。

 講演のあと、質疑応答があり、石川氏が答えた。最後に渡邉恒雄会長が大きな声で、『原発を始めたのは読売だから、いろいろ悪口が来ている。しかしいまの話を聞くと、やっぱり原発しかねえなあ』と発言したんです。居合わせたメンバーは、それをシーンと聞いていました。あの瞬間に、読売の社論が決まったんじゃないですかね」

 渡邉会長が「原発は読売が作った」というのは、社主だった正力松太郎氏が戦後、原発を推進したことを指す。

■橋下氏に対する罵詈雑言

 橋下氏に対する苛立ちは、大メディアだけでなく官邸も共有する。

「野田佳彦首相、枝野幸男経産相、仙谷由人政調会長代行らが出席する原発関係閣僚会合は、これまでに数回開催されましたが、いずれも冒頭の十数分間で官僚を退席させ、その後は政治家だけの会議となります。従って、議事録はいっさい残されていない。

 ストレステスト承認→再稼働へのゴーサインは、密室で決められたんです。実はこの会合で、『いっそ、橋下にブラックアウト(大規模停電)がどういうものか教えてやれば、事情を把握するんじゃないか』と発言した出席者がいました。会合は、橋下に対する罵詈雑言の連続だったそうです」(官邸スタッフ)

 橋下氏には前原誠司政調会長が接触し、懐柔を試みているが、橋下氏と同じ再稼働反対派の滋賀県・嘉田由紀子知事にも、政府からのプレッシャーが強まっているという。

「東電・原発問題を仕切る『4人組』官僚の一人、資源エネルギー庁の今井尚哉次長が、周辺自治体の知事に『ご説明』に回っています。

 4月上旬にも、嘉田知事のもとを訪れ、『再稼働しないと、電力不足に陥る』と伝えた。嘉田知事は面談後の講演で、記者に、『(病院の電気が止まりますというご説明は)脅しですよ』と苦笑していました。

 その際に使われるのは、同じく4人組の一人、国家戦略室の日下部聡内閣審議官が作った試算。飯田哲也氏はじめ、再稼働反対派からは異論が出ている恣意的な資料です」(ジャーナリスト・横田一氏)

 しかも、その試算も猫の目のように変わる。

 4月9日に発表された試算では大飯原発が再稼働せず、'10年並みの猛暑になった場合、19・6%もの大幅な電力不足に陥るとされた。

 ところがそのわずか4日後の13日、同じ経産省が発表した試算では18・4%。「水力発電や揚力発電を積み増した」と言い訳したが、関西電力側の「言い値」をそのまま右から左へ移しただけの資料には、原発再稼働に疑問を呈する識者から批判の声が出た。

■大本営発表の垂れ流し

「我々の試算では、現状でも関西エリアの電力は足りるという具体的な数字を出していますが、関電=経産省は足りないと言い張っている。とりわけ4月に入ってからの原子力ムラの巻き返しは激しい。政府が東電に多額の出資をして一体となったことで、連合軍となって再稼働に突き進んでいるのです」(環境エネルギー政策研究所・飯田哲也所長)

 飯田氏らが一貫して「電力は足りる」という主張をしているのに、ほとんどのメディアは前述の試算をそのまま掲載するだけだった。

 5月12日には政府の有識者会議がまた別の試算を発表し、関西電力の電力不足は14・9%だとした。

 わずか1ヵ月で、5%も数字が変動したが、新聞各紙は「電力不足でリスク連鎖し、経済が停滞する」と危機をあおり続ける。

 一方の橋下氏は、大阪府市統合本部のエネルギー戦略会議で独自案を検討し、今夏の電力不足を克服する具体案を示す、としている。

 電力不足を回避するには、原発を動かすことだけが有効な手段だと関電は言いたいようだが、橋下氏がそれに待ったをかけた形だ。

 メディア、政界、官界、そして大企業がスクラムを組んで、「再稼働」に向けて中央突破を試みようとしている。それに対して、放射能被害を受ける可能性のある市民の立場で、異議を唱えているのが橋下氏だ。

 かつて産経新聞グループで電力会社担当記者を務めた松沢弘氏が、自らの体験を明かす。

「'79年のことですが、欧州のエネルギー事情について取材する企画を立て、1ヵ月ほどの日程で出張することになった。そのときに、東電の力を痛感しました。

 英国の石油メジャーの首脳や、フランス工業省大臣、ドイツのガス会社トップ、東電がことごとく取材のアポイントを取り付けてくれたんです。出発前に東電幹部にお礼にいくと、『ご苦労さまです。これは会長からです』と言って50万円くらいの札束の入った封筒をポンと渡そうとしたんです。もちろん断りましたが」

 電力会社とテレビ局の関係はいまもつづいており、東京電力の南直哉元社長は事故後もひきつづき、フジテレビの監査役を務めている。同じく荒木浩・元会長はテレビ東京の監査役を続けている。

 東京電力で長く広報を担当して副社長に昇進、現在日本動力協会会長を務める桝本晃章氏は、本誌の取材にこう答えた。

「発電所立地周辺地域の皆さんの了解がなくては、再稼働が難しいことは言うまでもありません。安全確認の内容について、疑念や不安を持っている皆さんに、官民あげて納得していただけるよう、説明を繰り返すことが重要だと思います。

 私の考えでは、エネルギーとしての安定度を考えると、原子力はパワフルなエネルギーです。再生可能エネルギーでは、まったく代わり得ない。同じコスト、経済性でできるものではないです。この近代社会の日本で、電気が足りないなどというのは、近代国家の崩壊に近いものです」

 説明を繰り返し、納得を得るために、電力会社は政治家、官僚、メディアを総動員しているが、その最大の障壁になっているのが、橋下氏ということだろう。
「私には、いまの新聞、テレビが、まるで戦前の大本営発表を垂れ流した組織のように感じます。現場の記者さんは熱心に取材をしていますので、大手メディアの上層部に、そのような体質があるんでしょうね」(市民グループ「原発いらない福島の女たち」黒田節子氏)

 生活者の実感に基づいたこうしたリアルな「脱原発」の声は、電力会社をはじめ、企業、官僚、政治家、大新聞幹部の耳に届いていない。

 そこに敏感に反応した橋下氏が圧倒的な支持を集めるのは、至極当然だろう。


「週刊現代」2012年6月2日号より


 

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コメント
 
01. 2012年5月29日 09:14:54 : FUviF2HWlS
大阪府にある電力多消費企業は、福島県へ移転してもらう。
シャープやパナソニックは福島県に移転すべき有力候補。
国も積極的に移転を支援して補助金をつける。

大阪には堺屋太一氏が提言するような知価産業だけ残ってもらう。
福島では洋上風力発電を進める。

それが一番の脱原発策だ。


02. 2012年5月29日 09:55:33 : ZxbZM51MdI
もんじゅは復活した
それにかかった修繕費21億円。
関西を地獄にするプラントが動きはじめた
関西に避難した人、橋下を応援してなんとかしてもらわんと。

03. 2012年5月29日 13:50:45 : costX7hD5U
橋下に対する異常な持ち上げが気持ち悪い。そもそも橋下は脱原発ではないだろう。

04. 2012年5月29日 14:11:23 : sgolhP60mA
関電はネガワット入札をするという。
早く実施要領を公開して、頑張っているところを見せるのが良い。
本当は年初にでも決めるべきだった。

関電が低めに予定上限価格を決めて、不調になるのは困る。上限なしがいい。
1回の入札だけでは、不調のままになることがある。結果を見せて再入札が良い。
金曜の募集では、翌週金曜の天気予測が精度不良になりかねない。
     予測が狂うと、計画停電になる。
パチンコ屋にも募集をかけるといいのだが対象外らしい。500KW以上だけ。

ネガワット入札:逼迫時に節電を約束した企業に節電量に見合う金額を支払う。
 安い単価を提示した企業から順に、予定総KWに達するまで落札させる。
 金曜日に、天気予想に従い翌週の募集量(曜日別時間帯別の総KW)を決めて募集。


05. 2012年5月29日 14:33:27 : EszHBBNJY2
>>02

もんじゅが復活したの?
そしてまた数千億円も掛けるの?
空気や水に触れると大爆発起こすのに、事故が起こったら
どうやって止めるの?
何十年もやって事故(小さい)ばかりで、1kwも電気を生まない
のに、継続しているっていうことは、やはり・・・・・・・・。
ここに原発9電力会社の総括原価方式を採用している罠があるわけね。

判りにくいって?
よくマスコミが使っていた指標に原発が他の発電方式より安いという指標は、
ウランなどの原料費と、中間貯蔵や最終処分などの費用は含まれて居ない。
原料がゼロなんだから、他の発電方式より安いのは当たり前。
(原発建設や研究開発も補助金でコストから除外)

ではなぜ発電原料費がゼロで指標がなりたつか?
もんじゅは、消費した燃料を上回る燃料を取り出す夢の(本当に夢)の計画。
で、もんじゅがうまくいかないからプルサーマルなどの1回こっきりの再生技術も
開発されたが、これが福島第一3号機にあった凶悪なMOX燃料。
普通のウラン燃料の数万倍凶悪。プルトニウムだからね。

そんなこんなで、ようは永久にリサイクルできるから、燃料ゼロで指標が作られた。夢というより妄想なんだけど、実現していないのに、指標は燃料費ゼロで
統計が取られていた。

そして、金を取る、需要者側からの金を取る段階での計算はゼロのはずの燃料費や
補助金で造った原発や研究開発費、そして夢の幻のもんじゅ費用や、中間貯蔵庫や最終処分などの経費をすべて上乗せして、更に原発村やマスコミ懐柔費や、コメンテイターや記者のお小遣いまで費用にして、コストを算出した上で、儲け分の%を掛けて請求している。

上場している会計処理も粉飾もので、ゼロのはずの燃料費などもリサイクルできる(はず?)として、資産に計上。9電力会社で20兆円位を計上しているので
リサイクルできないゴミと判明した時点で、9電力会社は債務超過に陥る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
よってもんじゅを止めたら、電力会社は自動的にすべて倒産する。


06. 2012年5月29日 14:55:15 : 3KJGgQYpP2
橋下の「臨時運転」なるものは、現在、再稼働の糸口をつかみたいとあせっている原子力村にとっての救いの糸ですよ。
橋下が、最初から、再稼働「反対」を、巧妙に手続き問題に限定していたことは明白。
住民の強い再稼働反対の意向を政局に利用することしか考えない橋下を信用したら危険なことになる。
橋下を利用できる面は、再稼働反対の世論が強い限りは、橋下がそれを人気取りに使う限りで、再稼働推進側内部の軋轢が起こるということくらいである。

そもそも、この『週刊現代』記事で、橋下の具体的な発言を取り上げているのは4月13日の古いものにすぎない。橋下の名を出した記事としては、いい加減な内容である。


07. 2012年5月29日 14:58:38 : w18f1GkoJs
このところの『現代』はなぜか強烈に橋下ヨイショばかりしてる。
読んでいるこちらが恥ずかしくなるほどに。なせだろう?

08. 2012年5月29日 18:02:10 : cCrcZ0sDf2
橋下が脱原発????
橋下は、1ヶ月2ヶ月3ヶ月と限定して稼動したらどうだとか言わなかったか?
原発がそんな簡単に稼動したり止めたり出来ない事なんかきょうび素人でも知ってるよ。
それは稼動だって事よっ!
原発推進って事よっ!

09. 2012年5月29日 18:14:37 : pXFHQdLgSo
橋下に騙されてはいけない。
橋下は推進派です。

10. 2012年5月29日 19:20:18 : cCrcZ0sDf2
>>05さん
何しろ「もんじゅ」は1日で5500万円の維持費がかかるんですって!
20年もかかって、起きたのは電気でなくて事故ばっか。
そんでもって維持費1日5500万円。
これからも稼動しなけりゃ維持費1日5500万円。
だからなんでもかでも稼動をしたいんでしょ。
でもそれには青森県の燃料再処理工場も稼動して使用済み燃料からMOX燃料を再生しないとその「もんじゅ」は稼動出来ませんね〜。

その青森県の燃料再処理工場の稼動が又大問題なのです。
何しろ放射能が含まれていてどこへも持って行く場所も無い、怖〜い使用済み燃料を、細かく砕いて硝酸で処理するから、普通の原発30基が1日に放出する量の放射能をその工場だけで1日で放出しちゃうんだって!
その際処理工場には3兆円使ったとか。
えっ、もっと?
何十兆円?
その工場が今年の9月かどう予定なんですって。
だからどうでも「もんじゅ」も稼動したいって事かね?

ホントに事故が起きたらどうするんですかね〜?
「もんじゅ」が事故ったら、水をかけたら大爆発、空気に触れたら大爆発。
福井の人は何で大飯原発の稼動に反対をしないのかね?
福井は原発銀座なんですよね。
福島はあれでも幸運に幸運が重なって人が入れるギリギリのところで助かったんですよね。
それでも次々と爆発が起き1号機から4号機まで爆発してしまった。
もし福井のどこかの原発が事故ったら、人が入ってコントロール出来るとは限りませんよね。
もしそんな原発事故が起きたら、次々と爆発の連鎖が起って、ついにはもんじゅも爆発ですかね。
その時はどうせ日本は終了だから、福井も関西も東京も関係ないか〜?



11. 恵也 2012年5月29日 19:33:57 : cdRlA.6W79UEw : TwdlziUQns
>>  5月16日付の読売新聞は社説で、橋下徹大阪市長を正面から批判した。

簡単にいえば、原発マフィアの総本山が読売新聞であり、ここの論調で意思がわかる。
読売新聞の正力オーナーはCIAのエージェントでした。
いまもそのDNAが健在なようだ。

ーーーー引用開始ーーーー
正力松太郎氏はコード名「podam」「pojacpot-1」を持つCIAエージェントであった
ように、日本の大手マスコミは米国CIAの強い影響下にあり東京地検特捜部の「国
策捜査」に全面協力して「世論誘導」し「何も知らない国民」をだましてきたのです。
http://www.asyura2.com/10/senkyo99/msg/556.html

>>03 橋下に対する異常な持ち上げが気持ち悪い。そもそも橋下は脱原発ではないだろう。

むしろ脱原発派の神輿が橋下一人になってるから、他にも神輿が必要。
民主党には本物の脱原発派は菅直人くらいだ。
しかしマスコミが全部反旗を翻してる。
本物の脱原発派で、総理になれる奴はいないのかね???


12. 2012年5月29日 20:07:04 : OTOSIyOeKE
{橋下の「脱原発」を潰したい電力会社とその仲間たち}
 微妙なタイトルですね。

{「脱原発」を潰したい電力会社とその仲間たち}で良いのでは。
 


13. 2012年5月29日 21:39:50 : QYibMuYlsE
副知事”調査結果は妥当”
玄海原子力発電所へのプルサーマル導入について佐賀県が開いた討論会をめぐり県の調査チームが「シナリオ案の作成を県が九州電力に依頼し提供を受けていた」としたことについて、調査チームの責任者を務めた牟田香副知事は、29日の県議会の委員会で「物証と証言をもとに判断したものだ」と述べ調査結果は妥当なものだとの認識を改めて示しました。
平成17年に佐賀県が主催して開いた討論会をめぐっては、去年11月に県の調査チームが「本来、県が行うべきシナリオ案の作成を九州電力に依頼し提供を受けていた」との調査結果を公表していますが、県の原子力安全対策室の当時の副室長や主査らは県議会に対して「依頼をしたとは記憶していない」などと答えています。
この問題について、29日、開かれた県議会の特別委員会では、県の調査チームの責任者をつとめた牟田香副知事が出席し、調査結果に至った根拠について「県のパソコンに残されていたシナリオ案のデータには九州電力が作成したとの明確な記録が残っており、九州電力から提供されたことは間違いがない」と説明しました。
その上で、牟田副知事は「一部の職員は調査チームの聞き取りに対し『県から依頼したものと思う』と答えており、調査結果は物証と証言をもとに判断したものだ」と述べて調査結果は妥当なものだとの認識を改めて示しました。
また、委員会のあと牟田副知事は、記者団に対し「きょうの質疑で調査には理解をしてもらえたと思う。今の段階では調査が不十分だとは思っていない」と述べ、今の段階で再調査を行う必要はないとの考えを示しました。

05月29日 19時03分

http://www3.nhk.or.jp/saga/lnews/5085287812.html


14. 2012年5月29日 21:40:54 : sgolhP60mA
たった今、NHKのニューウォッチ9で、アナウンサーが
「廃炉まで長い道のりがあります。行きすぎた・・はいけません」と言っていた。
わざと「廃炉」というあいまいな言葉を使い、「早急の永久稼働停止を主張する」考えを非難する発言。再稼働しろとでも言いたげだった。

「NHKが偏向報道」と突っ込まれたときに「廃炉」とは「解体撤去のこと」と逃げるつもりだったのだろう。。「行きすぎた」という言葉も逃げを考えた発言。何事も「すぎる」のはよくないのは当たり前だから。偏向報道だ。

解体撤去に年数がかかることは常識だが、永久稼働停止は決めればすぐにできる。
電力コストのことで反対する人はいるが、それを我慢するつもりになればできることで、それを批判するのは、政治的に片方の立場を支持したことになる。



15. 2012年5月29日 22:45:32 : QYibMuYlsE
◎20120529 たね蒔き「今週もエネルギー戦略会議詳報です〜飯田哲也さん《録音》

@http://www.youtube.com/watch?v=7nEyha706do&feature=youtu.be
Ahttp://www.youtube.com/watch?v=gAlJ1dYiwZI&feature=youtu.be


16. 2012年5月30日 00:30:31 : cCrcZ0sDf2
>>14さん
永久稼働停止だけじゃダメだ。
ボタン一つ押せばすぐ再稼動だ。
燃料棒を抜き取り全使用済み燃料の直接処分をして、始めて脱原発の本当の始まりだ。
先ず9月稼動予定の燃料再処理工場の閉鎖が一番先にする事だ。

17. 2012年5月30日 04:51:30 : Me6ZRJ9orU
>>14
>電力コストのことで反対する人はいるが、それを我慢するつもりになればできること

福一の事故で、原発のリスクがあきらかになって、いまは原発が将来の核廃棄物の処理費用など莫大にかかるコストを
考慮しないでも、異常に高いコストであることが明らかになっているのです。

実際保険にいれたら、ドイツの資産では原発事故のリスクは680兆円(p.tl/9YZT )。保険料で7000円/kW時の上乗せが必要
だということだそうです(飯田哲也氏による)。

つまり1kwh20円の電気代は、7020円でないと採算があわないものなのです。この保険費用を考慮しないというの
は、まともな神経ではないです。日本がばあいによっては消えてなくなるということを、コストの計算にいれなくてはなら
ないのです。


18. 2012年5月30日 13:45:35 : sgolhP60mA
17さんへ  14です。説明不足で済みません。

設備と燃料に既にカネを払っている原発は、火力の燃料費と比較すると、
事故を無視すれば、支出ベースの原価計算では原発が安くなると思います。

関電は、損益がそれに左右されるように(使わない原発も減価償却する)経理計算をして、総括原価計算によって、「当面の」料金に跳ね返ると言うでしょう。

断って置きますが、私はすべての原発について再稼働には反対です。こんな危険なものを。


19. 2012年5月30日 14:13:52 : sgolhP60mA
政府・電力は1〜2年後の全面再稼働を目指して準備しています。

エネルギー調査会が出した「エネルギー基本計画」の4案には、
「2030年原発ゼロ」は含まれているが、「直ちに原発ゼロ」はない。

原発依存率15%が本命らしいが、15%稼働したら、安全なのだから、どんどん新規建設に進むのを止める理由がなくなる。

使用済み核燃料の処分に「もんじゅ」を使うとか使わないとかの議論をしているが、結論がどう出ても処分方法が決まる。再稼働反対の一つの理由がなくなる。


20. 2012年5月30日 18:17:38 : FHVyh15Kso
脱原発派の言う、「火力発電所には発電余力があるから電気は足りる」という主張は、甘いと思う。
原発が再稼働せず、廃炉になってしまうと仮定すると、次の事が考えられる。
1.火力発電等の燃料代が増える。原子力発電用に購入したウラン燃料がムダになる。(原発維持派の言い分)
2.原発や原発関連施設などの「資産価値が消失して」、電力会社や金融機関のバランスートが赤字になる。
3.原発が稼働する事を前提とした、原発立地の地域振興、事故防止のための施設整備、
安全普及のための学識会議などの運営など、各官庁における「業務」の見直し(リストラ)が必死になる。

2の意味は重く、ここに「もんじゅ」や「核燃料の再処理」や「使用済み核燃料の処分」なども含まれると思うが、
「最終処理の見通し」は全く立たないのが現状で、廃炉コストなどを含め、
原発に「バブル後の不良債権処理同様の厳格査定」を持ちこんだら、株式市場も大変な事になる。

3も、「八ッ場ダム」の例でも分かるとおり、官僚が一度予算化されてしまった事業を手放す事はない。
更に原発の特殊性として、「原子力という危険な技術を電力会社という民間企業が扱う事」を
「国が責任を持って監視、安全性を国民に説明する」という「役割を持った事業」が経産省、文科省には数多くあり、
その氷山の海面上に出た部分が原発村であり、海面下には「見えない無数の原発関連事業」が潜んでいる。
民間の原発が無くなった場合、この「役割は不要=リストラ対象」になる訳だから、必死で生き残り(再稼働)に来るのは当然の流れだろう。

2と3の意味を考えれば、「自分の代で『脱原発』なんてNOに決まっている」。
でも、だからこそ「ツケ」を先送りせずに、不良債権処理を進めてゆくべきだろう。
全国にある「火力発電所が『仮病を使って』停止したら」、停電になる可能性だってある。
だからこそ、2と3を全面的に押し出して、原発問題を考えてゆくべきだと思う。


21. 2012年5月30日 20:34:42 : FNqhanyfWo
>>18さん
短い文の中で、非常に的確にポイントを概括しているのに驚きます。
こうした点を踏まえた上での再稼働反対、脱原発に全面的に賛成です。
この内容は、理論的、解説的に展開する大きい価値があります。

22. 2012年5月31日 05:30:19 : 3u7ODI4ppM
>>20
明治維新のとき、政府は武士からその扶持をとりあげた。これは大変なことで、政府
要人は武士たちから命を狙われた。でも、それをやらなかったら、明治維新は完成し
なかった。

多くの武士の反乱も結局そこに原因するのでしょう。既得権をとられる人間は命がけで
抵抗する。逆に政府側は、その反乱者の首を切った。実際に巨大な穴を掘ってどんどん
首と胴体を放り込んだそうだ。そこまでやる気がなくては改革などできない。


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