４号機プール４２度に　冷却は再開
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120606/k10015655301000.html
6月6日 21時40分　NHK

東京電力福島第一原子力発電所で、最も多くの燃料がある４号機のプールで冷却水を循環させるポンプが故障し、プールの冷却を止めた問題で、水温は６日夕方、４２度まで上がりました。
東京電力は午後６時すぎに予備のポンプを動かし、プールの冷却を再開させました。

福島第一原発では、４号機の使用済み燃料プールに最も多い１５３５体の燃料が保管されていますが、プールを冷却する水を循環させるポンプのモーターが焦げているのが、４日に見つかりました。
東京電力は代わりに動かしていた予備のポンプも停止し、プールの冷却を止めて原因を調べました。
その結果、焦げたモーターは、ケーブルとの接続部分の締め付けが緩く、そこからショートしたとみられていて、また予備のポンプでも、同じモーターの接続部分に故障が見つかったということです。
４号機のプールの水温は、６日午前１１時現在で、１日前より６度高い４０度まで上がり、午後５時には４２度まで上昇しました。
東京電力は、予備のポンプを修理したうえで午後６時すぎに動かし、プールの冷却を再開させました。
東京電力は「プールの冷却が進み、半日から一日で１０度程度は下がるのではないか」と説明しています。
４号機では、来年中に燃料の取り出しが本格的に始まる予定ですが、プールの健全性が懸念されていて、プールの耐震性を高める工事や周辺で進められている天井や壁などの撤去の状況が、先月下旬、報道関係者に公開されました。

コメント
01. 2012年6月07日 08:56:15 : 8hTLBccdQk 今朝のＢＳニュースで、キャスターの降板が発表された なんで今頃？ そういえばこのキャスター、３月頃暗に日本の報道規制に関して 批判めいた事を言っていた、大丈夫かいな、と思っていたが やっぱり降板か。 その証拠に、今日の番組では報道番組の見方、を彼の視点で伝えていた。 その中で、ドイツニュースで 「福島が安全だという話を信じる者は、ここ（福島原発）の作業員の中にはいない」 という以前流したニュースの中の作業員のインタビューを、わざわざもう一回放送していた、もちろん４号機の危機にもふれていた これが彼の遺言だと思う。 一緒にテレビを見ていた小学生の娘が 「今日は女の人笑わないね」と言っていた。 NHKにもエリート人生を棒に振っても真実を伝えたいという人もいるんだな 見直したぞ高橋。
02. どらみ 2012年6月07日 13:45:12 : TaxpTeHRktbIQ : 384mLCJ0q2 問題が起こっているときは報道せずに、東電に少しでも有利なニュースだと即座に報道するＮＨＫ。 まるで、「撤退」を｢転戦｣と言い換えて、数少ない勝利だけ華々しく伝えたかつての戦時報道のようだ。 ところで、阿修羅で時々リポートされる「ＮＨＫは東電を始めとする電力会社の社債を大量に保有している」という情報、ソースはどこなんでしょう？　ＮＨＫに電話して問いただしたところ、職員は「知らない」と否定？！していましたが、事実であれば、もう一度ＮＨＫに抗議して、受信料の一部不払いなどの処置をとりたいので、詳しい方教えてください。
03. 2012年6月07日 14:47:53 : npansWPdOA モーター１機の故障も「想定外」、瓦礫放射能が累積、蓄積するという、「足し算」もできない、脳の腐った政府連中。
04. 2012年6月08日 09:36:54 : q5WMtshJiY 6月2日、米国から元ホワイトハウス国家安全保障担当、ブルーリボン委員会のフランク・フォン・ヒッペルが来日、日本政府に対し、核燃料サイクルをやめてプルトニウムと使用済み核燃料を地中処分するよう要請（「ネイチャー」にも同趣旨の論文掲載）、3日青森で震度４、4日に4号機燃料プール冷却ポンプモーター焼け焦げて穴が開き電源ケーブル焼ききれ24分後に別のモーター起動、6日早朝千葉でM6.1、午前11時4号機水温が前日より6度上昇、午後5時に42度まで上昇という流れでニュースを見ているとある道筋が見えてくる気がします。 広域がれき処理で環境大臣は400万トンのがれきを日本国民全員で分け合うと一人当たりの負担は約33kgだと言ったと思いますが、日本のプルトニウムストック約40トンを分け合うと一人当たりおよそ0.33gになるでしょうか。 核不拡散といいながら、実際は核拡散、放射性物質拡散になるこの矛盾に満ちた「解決策」を日本人に黙って受け入れさせるには、4号機カタストロフィと受益者負担の論理と「騙された側にも責任がある」感情論があれば十分だという計算があると思います。そのために利口な脱原発の啓蒙家たちがそろってテロ疑惑を無視して笛を吹き続けているのですね。「私たちは全員、被ばくしています」「この世に安全な逃げ場所などない」「世界は変わってしまったのです」と。 日本の津々浦々の地面の下にプルトニウムと使用済み燃料棒が運び込まれほぼ半永久的にそこにあるという「今までとは違う新しい世界」に生きることを、絶望と無力感を植えつけられた日本人が許容するまで福島原発の危機は続くでしょう。
05. 2012年6月08日 11:44:39 : YUQ1l8Cyxo 外部から強制的に冷却しないと、すぐ温度が上昇する４号機プールって？ （それでも野田総理宣言で、冷温停止状態と呼べるなんて）

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