当初の木村氏の活動の姿を追った「ネットワークでつくる放射能汚染地図」では、
国から情報を与えられず翻弄される住民の姿を通し、
国の「ただちに影響は無い」が、いかに住民を愚弄した言葉か、
事故を起こしても平然としている永田町や霞が関を告発する「思い」が感じられたが、
今回の放送に至っては、永田町や霞が関に対する「思い」は全く感じられなかった。

東日本はどこの土地も「叩けば埃が出る」状態だろう。
もはや、告発する行為に意味はない。（学者の研究対象としては価値はあるだろうが）
地域住民に危険性を煽って、現場である地方自治体にせっつかせる事よりも、
その状態を作り上げ、いまだに放置している「国・霞が関」に対する明確な主張こそが大切だろう。

阿賀野川の放射性物質汚染と新潟水俣病とを関連づける番組作りは、どういう意図なのか分からない、ただ「危険性」を煽りたいだけ、にしか映らない。

池や湖は、あまり水の出入りが少ない閉鎖系の水系。

もし、琵琶湖からほんのわずかの距離にある
原発銀座若狭湾で、原発事故が起きたら、
琵琶湖は、とんでもない高濃度放射能汚染されるであろう。

その琵琶湖は、京阪神１４００万人の大事な水瓶。

「大飯原発再稼動、、？？」
気が狂っている。

>東日本はどこの土地も「叩けば埃が出る」状態だろう。
>もはや、告発する行為に意味はない。（学者の研究対象としては価値はあるだろうが）

そうだろうか？私にはそのような番組には見えなかった。水系によって放射性物質の集積が起こることに気づいている人はまだ少ない。福島県内でさえ、会津地方ではそうだったことが行政の担当者の様子を見てもわかる。関東を含む他の東日本ではなおさらだろう。啓発は必要だ。

それに、流れている水そのものは、さほど汚染されているというわけではなく、川底や川岸の土、池の底、浄水場の汚泥などの粘土質に汚染物質が捉えられ、高濃度に蓄積されるということだから、打つ手がないわけではない。

野口氏は行政の担当者との面談で「放射能汚染は自然現象の中で濃淡が出来ていく。会津地方全体の汚染の量はもともと少ないのだから、濃淡の濃、後から出来るホットスポットだけを見つけて対処すればいいでしょう」とアドバイスされている。郡山市では木村氏が半ば干上がっている二つの池の汚泥が空間線量を上げていることを確認し、住民に汚泥を浚って、コンクリの箱に詰めることを提案されている。簡単には除染できないような場所にはとりあえずは人を近付けないようにしておくことも可能だ。こうした計測に基づく事実を認識することは合理的な除染方法を考えるためにも不可欠である。現実を知らなければ意味のあることは何もできない。泥水によって汚染が運ばれた疑いのある水田では、泥水と澄んだ水に分けての実験がおこなわれる。上流の水路や小川での除染は下流域の汚染を防ぐ。方法がわかっても実行は容易ではないことも多いだろうが、それでも、そこで暮らしていく限りはやっていかなければならない。これほどの濃度ではなくても他の地域でも似たような場所はある。無用な被ばくを避ける参考にはなるはずだ。

＞阿賀野川の放射性物質汚染と新潟水俣病とを関連づける番組作りは、どういう意図なのか分からない、ただ「危険性」を煽りたいだけ、にしか映らない。

たしかにこの番組で取り上げた二つの大河のうち、阿賀野川については、今回の放射能汚染とは関係のない、過去の水俣病の話も少し出てくる。言われてみれば、その部分については、多少、思わせぶりが過ぎる演出ではないかという気はする。しかしそれはかつて、中流域の汚染源によって被害を受けた下流域の住民が、過去の苦い体験から川の汚染に敏感になっているという事実を述べるのが目的だろう。住民には常に、そこで起こっていることを知る権利がある。彼等ほどそれをよく知っている人たちはいない。

ちなみに阿賀野川の水俣病（「第二水俣病」と呼ばれるらしい）はどのようにして発生したのかを知ろうと検索したら、Wikipadiaには以下のようにあった。

＞第二水俣病は、熊本水俣病に対しての政府の責任回避ともいうべき対応によって引き起こされたといえる。政府は熊本水俣病が発生した時点で原因の究明を怠り、チッソ水俣工場と同様の生産を行っていた昭和電工鹿瀬工場の操業停止という措置をしなかったからである。熊本水俣病に対して的確な対応をしていたならば新潟水俣病は避けられたはずであるといわれる。また昭和電工は証拠隠滅のため都合の悪い資料をすべて破棄したと見られ、事件の全容解明はほぼ不可能とみられる。（Wikipadia　第二水俣病より）

今回の原発事故とその被害が、くれぐれもこの愚を繰り返さないことを祈る。

福島県､阿武隈川の汚染は当たり前と思っているが､伊豆大島のｱｼﾀﾊﾞが汚染されている事には驚いた｡ 関東の葉物野菜全滅と言う事ではないか､年寄りや男は良いとしても女子供は関東から避難したほうが良い｡

今年来年と米は汚染米が横行するだろうな｡

機器の誤作動等あるかもしれないが、物理的に考えて、海抜の高い地に落ち易い傾向はあるみたいだが。

雨が降れば、海抜等関係無くその上空に漂ってるセシウム等が降下する。
まだら的に、世界中の上空に漂ってるみたいな感じだがねぇ・・・

現在ゆるりゆるりと汚染が進行してるのが、何となく感じるのですが。

汚染されてしまった土の除染と土壌改質が必要ということで、
我が家でもベランダ園芸の表面土をこそげとったりバーミキュライトをすき込んだりしてわずかな抵抗をしている。
しかし、とった表面土やセシウムを吸着したバーミキュライトの最終処理などの解決方法はわからない。
放射性物質の半減期をただひたすら待つしかないんだろうが
そうこうしているうちにご先祖がお迎えに来てくれるだろう。

どんなに原発が安心と言っても信じられない。
だって未だに事故後の汚染は広がるばかりだもの、川も海も。

今更なんやという感じやな

逆に、これが妙に引っかかった。
Eテレもやっぱり、テレビはテレビということなのかもしれない。

川底のどろが汚染されている、ということは、
水が汚染されている、ということだろ、普通に考えると。

ドイツの気象庁が福島の事故後に発表していた放射性物質拡散の気象図を見てれば、伊豆大島が汚染されることはあまり驚くことではないんだけど、軽井沢や熱海といった場所の汚染度が、福島から同じ距離にあるところと比較して汚染度が高いことに、軽井沢や熱海に別荘を持ってる人たちの中に原発推進に責任ある人たちがけっこういるからなのかなと、なにか気象を超えた因果関係みたいなものを感じてしまった。

単なる「水」、さらにいえば純粋な「水」の放射線測定値が高いとなれば
それは水分子を構成している酸素原子か水素原子が、すでに放射性同位体に
置き換わっているということになる。しかし福島の現状は、事実上、そういう
ことではないということなのでしょう。

……となると、水に混入したり溶け込んでいる放射性物質が問題となる。
福島原発から環境中に放出された放射性核種はさまざまの種類が
あるだろうけど、発生している放射線の強さでみれば、いまのところ
放射性セシウムが抜群に多い、ということなのでしょう。（しかしストロンチウム
その他の放射性核種もけっして無視してはならないわけですが。）

こうした放射性物質が含んだ水を、自然の状態での農水産業や我々の実生活で
カットできるか、というのが実用上の生死に関わる問題になってきます。

犬HKのEテレ特集みたいに「水そのものには問題がない」とか言われても、
たとえば簡易水道で飲料水をまかなっている地域などは、放射性物質が
溶け込んだ汚染水を飲まざるを得ないわけです。　また、放射性の土壌
で農業をやれば、どんなに「純水」を供給しても、栽培植物は放射性物質を
取り込んでしまうので、できた農作物は放射能汚染を免れないわけです。

私見ですが、原発災害の影響が及んでいる東北と関東では、もう旧来の
「土壌に根ざした農業」は行なうべきではない。そうした農業では必然的に
放射能汚染された作物が出来るので、それを消費者に食べさせることになる。
つまり公然と容認された放射能による傷害殺人犯罪が行なわれることになります。

この地域でどうしても農業を続けたいのなら、宮城県の一部などで試験的に
取り組みが始まっている完全水耕栽培を行なうしかないでしょう。
つまり、まったく放射能を除去した水を用いて、土を使わずに農業を行なう
しかない。これはコストがかかりますから、価格競争力では他の地域の産品や
輸入品には到底かないません。それでも購入して支援するという篤志家たちが
支えるしかないのかもしれません。　
しかし現実はそういう状況になっているのです。

万が一にも原発災害がおきればこうなることは、じゅうぶんに予想できることでした。だからこそ「危険手当」として、不適切なほど高額の原発立地手当を
当該自治体（県レベルでも）はもらっていたわけでもあります。　だから今さら原発被災地で
農業を続けたいというのは、はっきりいって、ちゃんちゃらオカシイわけで、
福島県や茨城県などは、農家に十分な移転手当を渡して、よその耕作地での
農業再開を指導するのが、本来のあるべき行政なのでしょうが、テメエの税収が
大事な自治体官僚マフィアはけっして住民の幸福のためには動かないのです。

TVは捨てる！
自分で調査、自分で動く。
TVを見るから洗脳される。
それに早く気づく。

TVは洗脳媒体。
だからUSが持ってきたんでしょ!

全体として、被害を小さくみせ、さらに、
汚染を拡大しようとする意図が感じられるのですから、
色々な箇所から発表されるデータというものを
それほど信頼していません。

今は、自分の体の反応を第一に考えています。

体内にいれる水を、完全に外国のミネラルウオーター（ニュージーランド）
に変えてから、明らかに体調の改善が見られましたし、
誘惑に負けて外食した時も、水分の多いものを取った時ほど、
体に変調が見られます。

京都市でこんな調子ですから、ましてや、
新潟で川の水はNDだと言われても、ちょっと眉唾ものに感じられるわけです。
ごまかし方はいくらでもあるでしょうし。

原発が４つも爆破して、１年もたってるわけですから、
何かが「安全だ」なんてとても考えられません。

プールの水を測るときも、上澄みの水を測るみたいですね。底の水より少ないん
でしょう。福島では、原発の汚染水のストロンチウムの濃度がとんでもないことに
なっていて、遠からずこれは拡散して周囲を汚染するでしょうから、要注意です。

NDにしないとパニックが広がるから本当の値を公開しないだけだよ。

なんで？

２６さんも水自体検査されているのは認めているわけですよね。ＮＤと言っている
のだから。それなのに、「セシウムが単体で存在し得るはずはなく、粘土の粒などに吸
着した状態である」と言う。実際水道水には、放射性物質は３１１の直後には存在した。

そもそも安全基準をＷＨＯなり、国なりが決めているのはセシウムが含まれるうる
からでしょう。