http://fujifujinovember.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-d8b2.html
離党届を提出した平智之衆院議員は、とても有能な方です！

　１８日、民主党の平智之衆院議員が、政府の大飯原子力発電所３、４号機再稼働正式決定に抗議し、党幹事長室に離党届を提出しました。現在、受理手続き中のようです。

　平氏は当選１回で、鳩山元首相グループに所属します。「政府の再稼働決定を止めることができず力不足を感じたことから、離党を決意した。当面は無所属で活動していく」と述べました。

　私は、平議員を知らなかったのですが、岩上さんのインタビューを聞いて、こんな素晴らしい議員がいたことを初めて知りました。そして、このような有能な議員が野田政権では、離党せざるを得ないのです。

　野田政権の方が、国民の意思に逆らった集団であるということが、ここでもわかろうというものです。

　もう、あちこちで紹介されていますが、私も取り上げさせてもらいました。

平智之議員インタビュー
http://www.ustream.tv/recorded/23435928#utm_campaign=twipple.jp&utm_source=23435928&utm_medium=social

平議員はメルトダウンは最初っからすると言っていた。

燃料を取り出し廃炉にしてきれいにするというのが、原子力行政の考えていること。石棺にするのは原子力行政の敗北を認めることになるので、水棺を選んでいる。

きれいにする技術はまだないので、そのうちに技術が見つかるだろうと、水を入れ続けて冷やしているが、水漏れが土地や海を汚染している。
石棺にして、原子力の墓標にするべきであるというのが平氏の主張。

2700度まで温度が上がる燃料棒を格納している鉄は1000度で溶ける。電気がこなくなったら、鉄の格納容器は溶け、必ずメルトダウンが起きるとの説明は、わかり易い。

そもそも格納容器の素材である鉄が、中身の核燃料より、はるかに低い温度で溶けるのだから、原発は、メルトダウンを避けられない装置なのです。危険ですね。

空想と空想イメージとイメージの戦い。人間はそれで滅びる。
プルトニウムがあれば、いずれ核武装が有効だとしても、日本はすでに１０００発分作れるほどのプルトニウムを持っている。これ以上なんでプルトニウムが必要か。技術論から言ったら私は反対ですが、ミサイルの誘導技術開発等へ行くはずがそうはならず、プルトニウムがあればいずれというのは、空想の世界の話で、安全保障を語るふりをして原発産業の維持している。

平ら議員はとても誠実なお人柄。こういう議員にこそ国政で活躍してもらいたいですね。

皆さん、応援よろしくお願いします！

平智之衆議院議員のホームページhttp://t-taira.net/ から、平議員の考え方を知ることができます。

文明の転換点

2012年6月18日 17:25

●離党届の提出
この度、6月16日（土）午前11時過ぎ、政府で再稼動の決定がなされた時点で離党を決意し、本日6月18日（月）午前11時過ぎ、民主党幹事長室に離党届を提出いたしました。現在、党役員会での受理手続きを待っているところです。

●文明の転換点という自覚を
総理を含む四閣僚会合で決定された大飯発電所三・四号機の再稼動は、修復不能なまでに国土を汚染した原子力災害への恐れと反省を欠き、いまも放射能災害と 苦闘する被災者の希望を打ち砕くと同時に、節電により原発なき電力需給に立ち向かおうとする国民の意欲を一蹴し、新しい文明の転換点に対峙する国民の行動 権を剥奪する愚行であると断じます。

●再稼動路線を止めなければ
総理は、原発事故により多くの被災者が豊かで人間らしい生活を奪われた事実を知りながら、豊かで人間らしい生活のために、それでも原発が必要だと主張しま した。政府は、再稼動により数万年もの管理を要する使用済み核燃料が生産される事実を知りながら、それでも原子力をクリーンエネルギーだと称して再稼動路 線に突き進んでいます。

●痛恨の極み
原子力の規制政策に取り組む国会議員のひとりとして、この度の総理の再稼動会見ならびに政府の再稼動判断を止められなかったことは痛恨の極みであり、自らの力不足を痛感して離党を決意した次第です。

●禁原発こそ地域の成長戦略
活断層、構造帯の上に乗る国土にあって再稼動可能な原子炉は１基たりとも存在しません。また、ただちに原発依存度をゼロにするからこそ、新産業の創造と新 規の雇用を生み出す地域の成長戦略が描けます。国民の安全と経済の成長を確保するために、今後とも引き続き禁原発を貫きます。再稼動の決定に怒りと失望を 感じる多くの国民の声を受け止め、断固とした活動を続けます。 　

コメント
01. 2012年6月22日 05:50:50 : dlp5rHUhkk 今後の活躍を大いに期待します。日本は地震列島です。地震学者の島村英紀氏（前国立極地研究所所長）も日本における原子力発電には警告を発してきました。しかしある日突然不可解な事件で刑を受けました。被害者のいない詐欺事件です。冤罪です。詳しくは「私はなぜ逮捕され、それで何を見たか」島村英紀著（講談社文庫）を是非お読みください。政府にとって都合の悪い人間は排除しようとするのです。植草さんもそうです。小沢さんもそうです。御用学者や売国政治家が活躍しているのです。このままでは日本は何時か来た道です。国民が目覚めることです。今歴史の転換点です。しっかりと正しい方向に舵を切らなければならないのです。
02. 2012年6月22日 08:30:28 : M9DQFs2Sj6 政治家にも少しは坊ちゃんみたいなサムライがいないとね。 野ダイコ(野田ブタ)と赤シャツばかりじゃ、日本は沈没だ！
03. 2012年6月23日 06:48:09 : Fliurd54IU 短い文で的確になぜ離党を決断したかを語っています。 文明の転換点であるとの現状把握がいい。とくに「節電により原発なき電力需給に立 ち向かおうとする国民の意欲を一蹴し…」などの表現はうまい。 原発についてただしい知識を持っているから、転換点との判断もできた。 「数万年もの管理を要する使用済み核燃料」「活断層、構造帯の上に乗る国土」とか 他の議員にも切実な事実として知ってほしい内容です。
04. 2012年6月23日 18:54:43 : FEC1zKK4NY 京都１区のかた、平智之氏の支援くれぐれもよろしく。
05. 2012年6月24日 01:18:05 : sgolhP60mA クイズです １）原発は安全でなければ再稼働不能 ２）現時点で「原発は危険につき使えない電源」 ３）活断層、構造帯の上に乗る国土にあって再稼動可能な原子炉は１基たりとも存在しません 上記を読んで、「今後、日本で原発の稼働を一切許さない」と解釈できますか。 答え： 再稼働でない稼働もある。２０１４年完成予定の大間原発はこれに該当 日本の中でも、活断層、構造帯の上に乗っていなければ再稼働はOK 自分が安全を確認したら再稼働OK　 来年は「現時点」ではないから、原発は危険ではなくなるかも ということを意味します。 このような分かりにくい文がどこにあるか。 平智之　衆院議員のサイトの「活動ブログ」です。

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