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「本質に迫っていない」 東電福島第1原発事故報告書に原子力委員長 (産経新聞) 
http://www.asyura2.com/12/genpatu25/msg/184.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 6 月 27 日 00:13:39: igsppGRN/E9PQ
 

「本質に迫っていない」 東電福島第1原発事故報告書に原子力委員長
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120626/dst12062614460012-n1.htm
2012.6.26 14:45 産経新聞


 国の原子力委員会の近藤駿介委員長は26日、東京電力による福島第1原発事故調査の最終報告書について「個別には大変きれいなことが書いてあるが、本質に迫っていない。詰めが甘いし、(安全への)継続的対応を欠いていたという感想を持つ」と厳しく批判した。

 この日の原子力委の定例会議で東電が最終報告書の内容を説明。近藤委員長は「思想的にわれわれは考え方を変えたと説明しないと、国民の信頼を求めるのは難しいのではないか」と指摘し、津波対策や事故対応で自己弁護が目立つ報告書の根本的な姿勢に疑問を呈した。

 原子炉冷却のため事故後に自動的に起動した1号機の非常用復水器を、運転員が手動で止めた問題では「外部電源が停止した緊急時に(通常時の手順書に従って)止めるなんて考えられない。どういう教育をしたのか」と批判した。


 

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コメント
 
01. 2012年6月27日 06:41:53 : Yph8H2i2o2
http://franceneko.cocolog-nifty.com/blog/

「福島原発事故による癌の発生は少数。たとえ発生しても関連は証明不可能」/国連科学委員会・ネイチャー(5月23日)
1986年に起きたチェルノブイリ原発事故の際、世界保健機構(WHO)や国際原子力機関(IAEA)といった国連機関は、英語による限られた文献にのみ基づき、被曝による犠牲者を約4千人と推定しました。今日、米国科学アカデミーは現地語による5千以上の文献を参照し、犠牲者を100万人以上と推定しています。

福島原発事故では、事故直後の被曝データの多くが測定を行なわないことによって失われました。チェルノブイリの間違いを繰り返さないために、被害者への補償を保障するために、私たちは何をすべきでしょうか。そして未来の事故のために、どのようなデータの収集体制と分析手法が考えられるのでしょうか。医療者、疫学者を含めた科学者の倫理が問われています。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

「福島原発事故で放射性物質にさらされたことによる癌の発生は少数にとどまり、癌が発生した場合にも、その原因は決して解明されないだろう。」

「原子放射線の影響に関する国連科学委員会」(UNSCEAR、注)と世界保健機構(WHO)は福島原発事故で被ばくした市民および原発作業員の被ばく量を分析、このように結論した。これらの機関による2冊の報告書案は5月末にウィーンで開かれるUNSCEARの年次会合で議論され、最終案を2013年の会合で承認する予定。UNSCEARの報告書作成にかかわった科学者達は、この一年で高まりつつある放射性降下物への恐怖を一掃するのに、この報告書が役立てば、と期待している。

UNSCEARが作成した報告書は、ネイチャー誌にのみ事前に公開された。UNSCEARによれば、福島原発で作業を行っていた原発作業員のうち167名が100mSv以上の被曝を受けており、うち6名は250mSvの被曝、第三号機と第四号機の制御室にいた2名の作業員は600mSv以上の被曝を受けた。しかしUNSCEARによれば、これら作業員が癌にかかる確率は、被ばくにより多少上昇した程度だと言う。WHOは政府が定める被ばく上限を超える被ばくを受けた市民がいたことを報告している。浪江町にいた乳児は高度の放射性ヨウ素131にさらされ、甲状腺に100〜200mSvの被曝を受けた。この子どもは甲状腺癌になる確立が通常より高まったと言える。

UNSCEARのウォルフガング・ヴァイス議長は次のように述べている。

「健康へのリスクがあるとすれば、大量の放射能を浴びた作業員に問題が生じるだろう。しかしこれらの作業員にしても、たとえ将来癌になってもその原因が今回の事故に(因果関係によって)関連づけられることは決して無い。日本のような先進国ではもともと癌になる率が高く、今回被ばくの被害を受けた関係者は少数にとどまるからだ。」

福島医学大学で教授を務める山下俊一教授は今回の調査結果を福島原発事故による被害者のストレスを和らげるのに役立つだろうと考えている。他方、東京大学アイソトープ総合センター長をつとめる児玉龍彦教授は今回の報告書の質を疑問視し、次のように述べている。

「国際機関は、現地で何が起きているかを理解するにはあまりにも短い日本への訪問に基づいて、性急な報告書の作成を行うことを慎むべきだ。」

(抜粋、要約)

(注)国連科学委員会の報告書は国際放射線防護委員会(ICRP)の基礎資料として使用されている。ICRPはイギリスの民間団体。その勧告は、日本政府が福島原発事故の発生後に設定した被ばく量の上限、年間20mSvの根拠とされている。

●ネイチャー誌によるオリジナル記事(英語です)
(Geoff Brumfiel, “Fukushima’s doses tallied”, Nature, 2012.05.23)
http://www.nature.com/news/fukushima-s-doses-tallied-1.10686 

●ネイチャー誌による記事の和訳はこちら(片瀬久美子さんのブログから)
http://d.hatena.ne.jp/warbler/20120604/1338777534 

●参考:ジャパンタイムスによる報道(英語です)
“Radiation didn’t cause Fukushima No.1 deaths: U.N.”, The Japan Times, 2012.05.25
http://www.japantimes.co.jp/text/nn20120525a2.html#.T-W2QXjwjgE


02. 恵也 2012年6月27日 10:16:11 : cdRlA.6W79UEw : EpekOujjVB
>> 事故後に自動的に起動した1号機の非常用復水器を、運転員が手動で
>> 止めた問題では「外部電源が停止した緊急時に止めるなんて考えられない。

俺にも考えられんよ。
外部電源もなくやっと止まってる原子炉を冷やす水を止めるなんてド素人か!
パニックになってるのは判るけど、逆に言えば非常時の訓練を東電はまったく
運転員に対して行ってこなかった証拠だ。

スリーマイル事故では、運転員が泡で誤表示してた水位計を見て水を止めたのが
大きな原因でそれからは、どんなことがあっても水は止めないということに常識的に
はなってます。


03. 2012年6月27日 15:10:52 : 4wQHigiXKg
>原子炉冷却のため事故後に自動的に起動した1号機の非常用復水器を、運転員が手動で止めた問題では「外部電源が停止した緊急時に(通常時の手順書に従って)止めるなんて考えられない。どういう教育をしたのか」と批判した。


ただ止めたのではなく、地震で復水器内の冷却水タンクが損傷し蒸気を水に戻すための冷却水がダダ漏れになり、圧力容器から来る蒸気を水に戻せない事態になったので、いったんは自動起動した復水器をすぐ止めざる得なかったのだ。

11日午後6時過ぎ、地震直後以来止まったままだった復水器を再起動するため蒸気管の弁を開いたがすぐまた弁を閉じざる得なかった。その理由は復水器の冷却水タンクの中にあるはハズの水が無くなっていたからである。そのため現場は慌てて午後7時から9時半まで冷却水タンクに水張りをしている。

復水器が動いたのは地震直後の自動起動の約10分間だけで11日午後7時の時点でもまったく動いていなかった。復水器は設計上最大8時間まで機能するようになっている。たった10分間で冷却水が無くなることはない。

動かさないのに水が無くなっていたということは、復水器は地震で壊れ水がダダもれしていたということだ。だから自動起動直後には原因は判らなかったが、異常を示したので止めざる得なかったのだ。

そして午後6時過ぎまで暗中模索で何度か再起動を試みていたがその都度失敗し、午後6時過ぎの再起動失敗で水が無かったことにやっと気が付いたのだ。

止めたのは運転員のミスでも教育不徹底でもなんでもない。復水器の損傷が止めざる得なかった原因だ。


04. 2012年6月28日 00:10:16 : Yph8H2i2o2
http://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2012036335SA000/

NHKスペシャル シリーズ 原発危機 メルトダウン 〜福島第一原発 あのとき何が〜

キャスター : 根元良弘
語り(語り手) : 高橋美鈴

東京電力・福島第一原発事故は、世界最悪規模の放射能汚染を引き起こしました。事故の全容が解明されていない中、取材で集めた証言から中央制御室を再現して、地震と津波が発電所の命綱である電源を喪失させた経緯と、核燃料のメルトダウンが水素爆発に至るまでの状況や、メルトスルーが進行する所内での所員らの事故への対応など、データ分析と証言をもとに事故当日に迫り、今後の原子力との向き合い方を問います。

2011年放送
(C)NHK


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