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北九州市の、瓦礫受け入れ、及び焼却の現状(3)
http://www.asyura2.com/12/genpatu25/msg/275.html
投稿者 孤高の鷹 日時 2012 年 6 月 30 日 17:27:10: uePe7E9kzZcIU
 

先日6月29日 「北九州ひまわり革命」スタートしました。

北九州市役所・正面玄関前抗議集会(日時:毎週金曜日・17:00〜19:00★首相官邸前集会の北九州版です。)に参加してまいりましたので、北九州の近況と合わせて、報告致します。


数日前、町内会で配られた、北九州市の“市政だより”には、 “広域処理なくして被災地の復興なし” 、“瓦礫は安全”、“風評対策は万全”、また、石巻市長の「広域処理を北九州市にお願いします」という文面が踊っております。

しかし、一方、宮城県議会では、“いのちを守る森の防潮堤構想”もあり、全会一致で広域処理に反対している事実や、また、前回書いているように瓦礫そのものは、もうすでに、鹿島JVに1900億で落札されていて、広域処理で北九州に回す瓦礫自体がない、という事実。
要するに広域処理すべき瓦礫がない、広域処理そのものが不要なのに、北橋市長だけが、“絆”という美名の下、一人で勝手に暴走し、震災被災者と北九州市民、市役所職員に迷惑をかけていることは一切書かれていません。

また、一方、地元北九州では、瓦礫広域処理に反対する立場を取っている“震災被災者お話会”の記者会見内容についても、TV(NHK)で放送したことと言えば、

ただ、「瓦礫広域処理反対の市民団体がさきほど記者会見しました」

以下がその記者会見の模様です、と言って、マイクとマイクに向かって喋る人の顔とテーブルを見せただけ。声も何も全く聞こえないし、はい、それで終わりです。

肝心の北九州に回す瓦礫はすでに、宮城県にはない、また無理にもってくれば、それは瓦礫の二重処理になり、当然違法だし、費用は国民にとって二重の負担になるし、契約変更をしない限り、鹿島JVは何もしなくて、お金だけもらうことになる。
そんな説明も全くありません。

したがって、情報源が新聞TVに限られている者は全く真実は知らされない状況です。
北九州市は今や、完全な情報統制下にあると言って全く過言ではないと思います。
これが、今の北九州の真実です。

この完全情報統制下で我々、瓦礫広域処理反対派は、広域処理をストップさせるまで、戦わなくてはいけません。
これは長期にわたる大変厳しい戦いにならざるを得ません。
マスコミが、ほんのちょっとでも真実を言ってくれたら、状況は格段に好転するのですが、全くどうにもなりません。

北橋市長は、風評被害対策本部、市災害廃棄物受入対策本部を設置。全ての部署が、がれき対策部会を持つという一種の臨戦態勢に突入しています。
更に北橋市長は東京まで飛び、野田総理に会い、誉められたそうです。

何が何でも、被災者や、北九州市民の健康、いや西日本全体への汚染、迷惑は、放置して、8月中旬の本格的瓦礫広域処理、焼却へ一気に暴走する腹を決めているようです。
そして、宮城県知事は、広域処理は必要ないことがわかっていながらも、その北橋市長のためだけに、ないはずの瓦礫をなんとか北九州に回そうとしています。


避難者お話会の弁護士によると、瓦礫の二重処理については、会計監査院に監査請求をするとのことですが、それだけで、野田総理に誉められたと言う北橋市長の暴走を止められるでしょうか?

自分としては、大変不安でなりませんが、8月中旬、本格焼却直前までには、テスト焼却時、遠く熊本県、山口県、福岡市から皆さん、駆けつけてくれました。そんな遠くの仲間もきっとまた戻ってきて、いっしょに戦ってくれると信じてます。

今回は最初で、約30名程度、皆一生懸命、声を張り上げ、広域処理の不要性を道行く人々や市庁舎に向かって訴えていました。中にはチェルノブイリの奇形児の写真を道行く人々に見せておられる方もおられました。

参加者の顔ぶれを見てると、若い女性、中年のおばさん、年配の男性、若者、労務者風の人、全く人それぞれです。
こういう参加者の顔ぶれを見てると、“人間って、全く見かけによらないな”
“人間の内面”というのは外見からではわからないものだ”そう思います。

また、自分は自分達や子供の命と健康を守るための抗議活動は、大学教授、医師、弁護士、お坊さん、教諭、幼稚園や保育園の保母さん、医療従事者、それから、特に社会的制約ない自由な立場の学生は特に率先して参加すべきだ、と思います。

しかし、実際には社会的地位の高い方々や、学生の参加はありません。
ごく普通の方々ばかりです。それを見ていると、人間の価値というのは、職業や社会的地位、収入には全く関係ないな。つくづくそう感じます。

この集会は、金曜日毎回定期的に集まりますので、段々参加者が増えていくことを期待してます。そしてまた、その都度、阿修羅にて北九州の近況の変化も合わせて、皆様に報告したい、と考えています。

我々は、最後の最後まで諦めず、北九州の広域処理が止るまで、自分達の生命と健康を守るため、最後まで諦めず戦い続けるつもりです。どうか全国の皆様、応援を宜しくお願いします。

更に詳しい内容については、震災避難者お話会のブログを参照してください。また、記者会見の内容をビデオで見ることもできます

http://www22.tok2.com/home/clionet/
 

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コメント
 
01. 2012年6月30日 17:30:05 : uRoV0jCT3h
★どちらも予約不要:誰でも参加大歓迎です

【その1】
「北九州ひまわり革命スタート」
◎北九州市役所・正面玄関前で集会(初回は6月29日)
日時:毎週金曜日・17:00〜19:00
場所:北九州市役所前(北九州市小倉北区城内1番1号)
http://www.city.kitakyushu.lg.jp/category/file_0013.html
★首相官邸前集会の北九州版です。
手持ちがあれば何か「黄色のもの」を身につけて来て下さい!
雨天決行。

「本当の被災地支援を」とがれき受入れ抗議活動をします。
プラカード、拡声器、楽器、なんでもOK。
歩道を塞がず、歩行者の邪魔にならないように。
アンプ、ビラまき、のぼりはNGです。

◎当日の整理員などスタッフ募集中です。

【その2】
◎ひなん者お話し会(初回は6月26日)
日時:毎週火曜日・18:00〜20:00
場所:門司文化服装学院
(北九州市門司区庄司町3−1)
JR門司港駅から徒歩10分
★避難者の話手さんが少ない時や参加できない時は、代わりにがれき・放射能関連のビデオを上映して勉強会をします。


九州全体で本当の被災地支援を。
避難者を受入れ、被災地に安全な食材を。


02. penpenpen 2012年7月01日 00:25:32 : Mj7ly/C2m5A0E : Y3tvsVbggQ
瓦礫受け入れには、環境アセスが必要なのでは?

1.これまでの環境影響評価法に基づく環境影響評価の実施について
皇后崎工場、響灘西地区廃棄物処分場とも完成時期は環境影響評価法施行前の平成10年完成のため、現行の環境影響評価法に基づく環境影響評価は実施していないようです。閣議アセスに基づく環境影響評価は実施しているようですが、環境影響評価施行後に、地域住民の安全向上を目的とした検討は見当たりませんでした。

2.今後の環境影響評価法に基づく環境影響評価の実施について
今回、影響要因に新たに放射性物質が追加されるとともに、廃棄物処理量も増えます。放射性物質の拡散、集積及び廃棄物処理量が増えることによる運搬トラックの増加等により、周辺住民への大気質、騒音、振動、土壌環境、生態系、レジャー施設等への影響が懸念されます。そのため、環境影響評価を実施することは大変重要だと思われます。これらの検討を実施しないで、どのようにして、地域周辺及び周辺住民への環境全般の安全性を確認したのでしょうか?

3.その他
平成12年施行された環境影響評価法は、現在及び将来の国民の健康で文化的な生活の確保に資することを究極的な目的としています。被災地がれき処理も大変重要だと思いますが、北九州市が環境モデル都市を自負しているのであれば、足元の地域住民の健康で文化的な生活を確保するために、環境影響評価を実施することが望ましいと考えます。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1089568060


03. penpenpen 2012年7月01日 00:31:27 : Mj7ly/C2m5A0E : Y3tvsVbggQ
テストです。

04. 2012年7月06日 23:38:07 : 4nFIAuaxKg
宮城、東北3県にがれき処理を打診 運搬費用を縮減 
http://9oo.jp/ltvyE 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
広域処理をめぐっては、石巻市の可燃がれき受け入れを決めた北九州市で、
福島第1原発事故に伴う放射能汚染を懸念する一部住民が反発。運搬コストの
問題も浮上し、村井嘉浩知事は6月定例会で、近隣自治体への要請を優先させる
考えを示していた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

あれ〜てって感じです。 保身に走ったのか?? だったら北九州に
お願いしたのはなぜ??


05. 2012年7月09日 16:26:47 : GB7FW29LwQ
◎北九州市民による緊急記者会見 鹿島JV二重契約問題の続報 「北橋市長への警告書」を内容証明送付する件の報告 [会見者] 環境ジャーナリスト 青木泰〖IWJ:福岡1〗

@http://www.ustream.tv/recorded/23872493
Ahttp://www.ustream.tv/recorded/23873186


06. 2012年7月11日 12:21:11 : OL7UXVwvos
がれき反対陳情67件 北九州市議会事務局「極めて異例の多さ」

2012年7月6日 01:39カテゴリー:九州> 福岡

 北九州市の震災がれき受け入れをめぐり、市が試験焼却検討を表明した3月以降、市議会に寄せられた反対の陳情が67件に達した。昨年度の1年分の陳情(32件)の倍以上の件数で、議会事務局は「極めて異例の多さ」としている。5日の市議会環境建設委員会ですべての陳情が審議され、いずれも採択されなかったが、市民の一部に根強い反対があることを浮き彫りにした格好だ。

 陳情は市内外の13団体と53人が3月23日〜6月14日に出した。受け入れ表明の撤回を求める内容が多く、市外での説明会開催やがれきを被災地で防潮堤に活用することを要望したものもあった。

 委員会では、開会に先立ち、陳情者のうち24人が希望して各3分間、補足説明に立ち、「北九州市で処理する必要があるのか」「安全性に疑問がある」と訴えた。市は「試験焼却で安全性は確認しており、受け入れ決定を変更するつもりはない」と説明した。採決の結果、62件が不採択となり、タウンミーティングの議事録公開など5件の陳情は全部か一部が継続審査となった。

 陳情の内訳は市内からが17件、市外からが50件。市循環社会推進課は「市の内外で関心が高いことがあらためて分かった。今後も安全性の説明を徹底したい」としている。

=2012/07/06付 西日本新聞朝刊=

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/311343


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