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“福島第一原発事故の最大危機”で「総員撤退」に踏み切ったのは、東電ではなく、自衛隊だった!
http://www.asyura2.com/12/genpatu25/msg/833.html
投稿者 あっしら 日時 2012 年 7 月 24 日 23:56:42: Mo7ApAlflbQ6s
 


 前書きからいって、本来なら夕方に投稿したものに含まれていなければならないものだが、気が重くなり先送りさせてもらった。前回からの続きとしてお読みいただけば幸いである。


■ 福島第一の東電関係者ではなく自衛隊がオフサイトセンターから「総員撤退」

 自衛隊に限らず、米軍であれ、人民解放軍であれ、軍事組織は、国民の生命と財産を守るという建前とは違い、国家機構=支配層を守るために存在すると思っているから驚きはしないが、今回の福島第一事故でも、それに類する動きが見られたことはけっこうなショックである。


● 自衛隊が14日夜9時前に「総員撤退」を決めたワケ

 3.11絡みの自衛隊の動きに関する記述で何より引っかかったのは、3月14日夜のものである。

 自衛隊は、14日20:56に「第1原発2号機が危険な状態のため、全員オフサイトセンターから郡山駐屯地に移動」している。

※ 誤字もあったので、この投稿の末尾に自衛隊の動きを時系列でまとめたものを再掲する。


 福島第一原発は、山側に設置してあった空冷式非常用ディーゼル発電機でなんとか冷却が続いた5、6号機を除くと、14日夕方の時点で、1号機はメルトダウン→メルトスルー→水素爆発、3号機もメルトダウン→メルトスルー→水素爆発という破局に至っていた。

 この時点で、事故対応の中心は、原子炉としては2号機である。
 それと並んで緊急な対応が求められたのが、共用プールを含む使用済み核燃料プールの冷却である。
 なかでも、原子炉から取り出してほどないものも含む10万本以上の核燃料棒が浸かっている4号機の使用済み核燃料プールは、世界と言ってもいいが、日本中の人々にとんでもないレベルの被曝をもたらし、東日本全体が居住不能地域になるほどの放射性物質を大気中に放出する破滅的危機に向かっていた。

 4号機使用済み燃料プールの水温は、14日04:08時点で84度に達していた。

 膨大な崩壊熱が出ている4号機燃料プールは、全電源が停止した11日15:36から60時間30分ほどで水温が84度になったのだ。
 全電源が停止した時点の水温を35度と仮定すると、60時間30分で49度の上昇だから、1時間あたり0.8度ずつ上昇していることになる。大気圧で水が沸騰する100度に達するまで20時間、つまり15日深夜0時頃である。

 2号機の原子炉は、14日昼過ぎにRCIC(原子炉隔離時冷却系)が停止し、メルトダウンを防ぐため、消火系で注水を行えるようSR弁開操作行われ、19:03にようやく消防ポンプの水圧で注水ができる10気圧未満(ゲージ圧で0.63MPa)まで減圧ができた。

※ 2号機のメルトダウン問題は、「「SR弁」・「配管漏れ」・「物資調達」を持ち出したNHK「メルトダウン連鎖の真相」のマヤカシ度やデタラメ度を検証」の(後編)で別途説明させていただく。


 自衛隊が、「第1原発2号機が危険な状態のため、全員オフサイトセンターから郡山駐屯地に移動」を始めた14日20:56時点の福島第一原発は、このような状況だったと言えるだろう。

 自衛隊が福島市から郡山市に移動する理由は、“第1原発2号機が危険な状態”だからである。
 とはいえ、福島第一原発から福島市までは60km以上離れている。
 もっと言えば、3号機で水素爆発が起きる可能性という“第1原発3号機が危険な状態”だった13日でも、自衛隊はどこかに避難するという動きは見せていない。

 さすがに、13日17:57に「福島原発で空中散水を目的とした放射線モニタリングを16:15から実施する予定だったが、3号機の水素爆発の危険性を考慮し、モニタリング及び空中散水を一時中止」いう動きはしている。
 しかし、福島第一から10数kmしか離れていない福島第2原発では、17:57「空自給水車両10両が福島第二原発に到着、作業開始(20:28作業終了)」とか、01:30「空自による福島第二原発での給水作業(第2回目)開始(05:00終了・06:45給水活動・10:27冷却水注入)」といった事故対応の活動を行っている。
 また、21:40から「中央特殊武器防護隊10名が川俣町体育館で住民100名に除染支援(〜01:00) 」を担っている。

 このような経緯を考えると、わざわざ60kmも離れた福島市から郡山市に移動する決定を下したのだから、14日20:56に防衛省並びに政府が考えていた“第1原発2号機の危険な状態”は、3号機の水素爆発を超えるレベルのものでなければならないはずだ。

 今でこそ、2号機の格納容器もしくは圧力抑制室の損壊が福島第一原発事故で最大量の放射性物質を大気中に噴出させたとわかっているが、14日夜の時点でわかるわけがない、というより、わかっていれば防げたことだから、わかっていなかったはずなのである。

 14日の夕方から夜にかけて2号機の行く末について判断したとしたら、1号機や3号機と同じ水素爆発であるはずだ。
 NHKが提示した2号機のメルトダウンは14日19:01だから、郡山に移動する決定を下した時点で2号機のメルトダウンを知っていた可能性はある。

 ここで取り上げる自衛隊の「総員撤退」問題は、これから何が起きると考えたからそう判断したのかといったことは本質に関わらないと考えている。
 なぜかという根拠は示してもらいたいが、2号機が大々的に爆発すると考えていたということでも問題は同じだが、私の推論を述べておきたい。

 自衛隊が郡山駐屯地に「総員撤退」を決めたのは、危機的状況に陥っている4号機の使用済み燃料プールに注水ができる条件を作り出すための“緊急避難的爆破作業”で大量の放射性物質が放出される恐れがあったからだと思っている。

 東京新聞は、今年3月12日付朝刊で、南相馬市防災安全課係長大石雄彦さんの話を記事にしている。
 その内容は、「驚いたのは、十四日のことです。夜十時ごろ、防護服を着た自衛隊員が小走りで庁舎に入ってきて「原発が爆発するから、百キロ以上離れて」って大声で説明しはじめたんです。最初、何のことか理解できませんでした。自衛隊はすぐに、隊列を組んで避難していきました。庁舎には市民も大勢いて「どうなってるんだ」と叫ぶ。一斉に飛び出していきました。でも、私たち職員は避難してくる人もいるし、離れるわけにはいかなかった」というものである。

 官邸レポートには、14日20:56に福島市から「総員撤退」で郡山市に移動を始めたことは記述されているが、14日の夜10時頃、周辺自治体に対し、「原発が爆発するから、百キロ以上離れて」と自衛隊が説明に回ったことは記述されていない。

 福島第一原発から南相馬市までは25kmほど離れている。この時点で出されている避難指示は20km圏だから、南相馬市の防災安全課係長大石雄彦さんが言われるように、「避難してくる人もいるし、離れるわけにはいかなかった」と言える場所なのである。

 核爆発だと主張するものもいる3号機の水素爆発でも、自衛隊は、それが起こる可能性がある時間帯でも、10kmほどしか離れていない場所で事故対応の活動を続けていた。

 そうでありながら、60km以上離れた福島市にいた部隊までが総員撤退し、避難指示も何も出ていない25kmほど離れた南福島市の責任者に「百キロ以上離れて」と大声で説明させる予測とはどういうものだったのだろうか?

(菅前首相が20〜30km圏の住民に屋内退避を指示したのは15日11:00である)


● 3号機の水素爆発予測に続き、再び“住民は見殺し”という政府の対応

 60km以上も離れた場所にいた自衛隊が、「第1原発2号機が危険な状態のため」という理由で、郡山市に総員撤退を行った。

 そうであるなら、建前で言えばより優先されるべき住民は、それより先に、避難の指示や避難の支援を受けて当然である。

 しかし、3月12日夕方に出された「半径20km圏住民に対する避難指示」以降、3号機の水素爆発予想もありながら、新しい避難指示は出ていないのである。
 少し前に書いたが、その後に出た避難絡みの指示は、2号機が放射性物質を膨大に噴出した15日午前の「20〜30km圏住民への屋内退避指示」なのである。

 米国政府は、自国民に福島原発から80km(50マイル)圏から退去するよう勧告した。

 政府が、100万人規模になる避難に恐れをなしたことは想像できるが、それでは、政府が自身の役割を放棄し棄民政策を採ったと非難されても弁解のしようもない。

 次の項で説明するが、自衛隊の動きそのものが証明しているように、100万人規模の避難がムリだとしても、より効果的に被曝を減らす避難指示はできたのである。

 こういう政府が、福島及び東北・北関東の広い地域で農地が思うように活用できない状況にあるのにTPP参加を決め、農家や地場産業・一般商店そして低中所得者が最大の打撃を受ける消費税増税をやろうとしているのである。


● 自衛隊の“総員撤退先=郡山”はSPEEDI的データを活用した結果と推定

 14日夜まで自衛隊がいたオフサイトセンターは、福島市に存在する福島県庁だから、福島第一原発からは60Km以上離れている。

 興味を引くのは、危険だからといって移動する郡山市(駐屯地は郡山市役所の西方)が、福島市より直線距離で福島第一原発まで数km近いことである。

 何も情報がなければ、“第1原発2号機の危険な状態”に備えて避難するとしたら、距離的により遠い場所に避難するはずである。

 私は15日午後に東京から西に“撤退”したが、その後の情報でずっと気になっていたのは、文科省が設置したMP(モニタリングポスト)の値であった。とりわけ、MP31・MP32の放射線量の高さに怯えていた。

 昨年5月頃には明らかにされたが、福島第一原発から放出された放射性物質の地面への降下は、3月15日から22日のあいだに集中している。
 ということは、大量の放射性物質が降下した地域にとどまっていた人や間違ってそこに逃げ込んだ人も、大量の被曝に見舞われたことを意味する。

 既に避難対象地域になっていた20km圏を除くと、15日早朝から22日にかけて放射性物質が大量に降下した地域は、浪江町西北部・葛尾村西部・飯舘村・川俣町・二本松市東部・伊達市南部・福島市東部とされている。

 このような分布は、ご存じのように風向きと地形によるものである。福島第一2号機を中心に噴出された放射性物質は、風に乗って北西方向に流れ、60km以上も離れた福島市内にも濃い放射性物質を含むゴミを降らしたのである。

 既にお気づきで説明する必要もないと思うが、福島第一原発から直線距離では福島より近い郡山に撤退した自衛隊は、風向きなどの要素を含むSPEEDI的解析で、相対的に遠い福島にとどまるより、少し近くはなるとしても郡山に移動したほうが“より安全”だと判断したのである。

 前項で少し述べたが、自衛隊が福島市にいるより郡山に逃げたほうがより安全だと判断した情報を利用することで、浪江町西北部・葛尾村西部・飯舘村・川俣町の住民が“大量被曝の危険”に晒されることがわかり、それらの住民だけを郡山や会津などに避難させることもできたのである。

 そして、15日以降も放射性物質が大量降下した地域に避難し、そこにとどまり続けることで大量被曝するという痛ましい出来事も避けられたのである。

 このような国民の健康と安寧を顧みない政府だからこそ、電力が足りないというウソをまき散らしながら(国民を脅迫しながら)、福島第一の事故原因や事故対応の不備さえわからない段階でも、平気で原理的にない原発の安全性をぶち上げることで、原発の再稼働に踏み切れるのである。

 来年の夏までには総選挙が実施される。脱原発と消費税増税反対を掲げる政治勢力には、対象政策を絞り込んだ選挙協力でなんとしても多数派を形成してもらいたいと強く願っている。

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※ 3.11以降の自衛隊の活動状況と政府が出した避難関係の指示

【防衛省(自衛隊)の事故対応】

[3月11日]
18:45 福島の44普通科連隊の80名が福島第一原発のオフサイトセンターに向け出発
(※ このオフサイトセンターは、F1から5kmほどの場所にあったが機能できなかったことから、代替となった福島市の県庁と思われる)

◎19:03 原子力緊急事態宣言発令

19:30 原子力災害派遣命令を受け、大宮駐屯地の陸上自衛隊化学防護車を福島第一に出動

◎20:50 福島県対策本部がF1−1号機の半径2km圏住民に避難指示

◎21:23 首相がF1から半径3km圏住民に避難指示と半径10km圏住民に屋内退避指示

22:15 自衛隊80名が現地到着(※ 18:45に出発した44普通科連隊と思われる)

[12日]
03:35 中央特殊武器防護隊(朝霞)の先遣隊2名がオフサイトセンターに到着

04:50
・ 中央特殊武器防護隊(朝霞)の主力約22名と車両7両がオフサイトセンターに前進中
・ 44普通科連隊約50名が原発地域で電源運搬支援を実施
・ 44普通科連隊約50名がオフサイトセンター周辺で救護活動を実施
・ 第6化学防護隊(郡山)の約10名が駐屯地を出発
・ 中央特殊武器防護隊の主力約90名前進準備中

◎5:44 首相指示により福島第一原発10km圏内に避難指示

06:48 東北方面の約100名と車両50両がオフサイトセンター到着

◎07:11 菅前首相がヘリで福島第一原発視察(到着)

◎07:45 首相が福島第二原発半径3km圏住民に避難指示、半径10km圏住民に屋内退避指示。

08:30
・ 中央特殊武器防護隊の車両7両(化学防護車4両を含む)がオフサイトセンター到着
・ 第6化学防護隊(郡山)の8名が駐屯地を出発

○15:36 1号機水素爆発

17:35 自衛隊ヘリ7機が10Km圏内に取り残されている人たちの救出に向かう。

◎17:39 首相が福島第二原発半径10km圏住民に避難指示

◎18:25 首相が福島第一原発半径20km圏住民に避難指示。

21:14 航空自衛隊輸送機が冷却タービンを空輸

23:36 航空自衛隊航空機がヨウ素剤などの物資空輸(木更津発)

[13日]
08:05 原発冷却水支援の水タンク車9台が四倉町(いわき市)到着

09:25 福島県の要請で陸自12旅団第12化学防護小隊が二本松に除染所開設

15:00 オフサイトセンターに80名を派遣

17:57
・ 福島原発で空中散水を目的とした放射線モニタリングを16:15から実施する予定だったが、3号機の水素爆発の危険性を考慮し、モニタリング及び空中散水を一時中止
・ 空自給水車両10両が福島第二原発に到着、作業開始(20:28作業終了)

21:40 中央特殊武器防護隊10名が川俣町体育館で住民100名に除染支援(〜01:00)

[14日]
01:30 空自による福島第二原発での給水作業(第2回目)開始(05:00終了・06:45給水活動・10:27冷却水注入)

09:42 安全性の確保ができたためポンプ車両7両で第1原発3号機に向かう

○11:01 3号機水素爆発(※ レポートには未記載だが隊員4名が負傷)

20:56 第1原発2号機が危険な状態のため、全員オフサイトセンターから郡山駐屯地に移動

[15日]
○06:10ころ 2号機圧力抑制装置損壊&4号機建屋火災

◎11:00 首相が福島第一原発半径20〜30km圏の住民に屋内退避を指示

13:05 福島医大の要請で、防衛省の除染設備の輸送手続き中

14:20 福島県庁で中央特殊武器防護隊27名が除染支援を実施(〜16:46)

15:52 冷却水を注入するために必要なポンプの燃料を福島第二原発に輸送完了

22:20 福島医大病院に中央特殊武器防護隊15名で除染所を設置


※ 3月16日以降の住民への対応

[3月28日]災害現地対策本部から関係市町村に対し20km圏内の避難地域への立入禁止を通知。

[4 月21日]首相が福島第二原発関係の避難指示範囲を半径10km圏から半径8km圏に変更するよう指示。

[4 月21日]首相が福島第一原発20km圏を警戒区域とし、緊急事態応急対策に従事する者以外に対し、市町村長が一時的な立入りを認める場合を除き、当該区域への立入禁止と当該区域からの退去を指示。

[4 月22日]首相が、福島第一原発から20〜30km圏の屋内退避を解除すると同時に、計画的避難区域及び緊急時避難準備区域を設定、当該区域内における避難のための計画的な立退き若しくは常に緊急時に避難のための立退き又は屋内への退避が可能な準備を居住者等が行うよう指示。

[5 月15 日]この日より、飯舘村及び川俣町において町村の斡旋する移転先への計画的避難が開始。

[6月30日]原子力災害現地対策本部は、福島県及び伊達市との協議を踏まえ、伊達市の104 地点(113 世帯)に対し「特定避難勧奨地点」を設定。


 

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コメント
 
01. 2012年7月25日 00:29:23 : J97saGzWEI
自衛隊は日本救助隊と名前を変えて、国民の命を守ることが仕事であると、そのことに誇りを感じる組織に変貌してほしい。

組織自身が殺戮兵器を振りかざして突撃することだけが任務だと考え違いをしているように見えてならない。


02. 2012年7月25日 00:50:04 : X5yJj96VL6
あー、ほざいてくれ、ほざいてくれ、いや、あっしら様、

思う存分ほざいてください!お願いです、もっともっとほざいてください!!

だーれも・・・ゴホッ・・・だーれも・・・おぶっ

恐ろしくて言えません。以下、ご想像ください。ゲフッ

[削除理由]:意味のない投稿
03. 2012年7月25日 02:11:30 : l3ST81q1Js
まあ田母神を生む組織ですから、こんなものです

それより情報が無かった、無かったと言いながら、かなりあることに注目します
しかも、正確

まあ水素爆発が起こってしまえば、もう手遅れなんで
そうなる前に何故手を打てなかったかが大事ですが

官邸、菅の責任問題が浮き彫りになります
一応自衛隊のトップは総理なんで、情報が上がってないは通らない


04. 2012年7月25日 03:01:51 : 4wQHigiXKg
笑える投稿だ。
自衛隊総員退去のテーマを隠れ蓑に、3号機は「水素爆発」だ。2号機が最大放射能ばらまき犯人だと一生懸命宣伝している 笑

05. 2012年7月25日 03:38:03 : ZwzKNok19M
豚電が酷過ぎで、自衛隊は問題ない。
放水している最中に爆発、
「爆発するなんて聞いていない」
ふざけるなだろ。



06. 2012年7月25日 05:34:44 : ynSQvzTlvk

>自衛隊が福島市から郡山市に移動する理由は、“第1原発2号機が危険な状態”だからである。

理由としてよく聞くのはコレ↓

東電が「絶対に爆発しない」と言うから自衛隊は原子炉に近づいたのに、3号機が目の前で爆発して車が吹き飛ばされてしまった。この事で自衛隊の東電不信が強くなってしまい、その日のうちに郡山駐屯地へ撤退した。


07. 無生物 2012年7月25日 05:39:02 : ce0Ar6eaeTZ7w : 8cmLjyQH4H
一つ、3月14日時点までのオフサイトセンターは原発から5kmの大熊町にあった。
しかし免震重要棟と違い、放射線の防護がなされていなかったっため、
3号機の爆発によって放射線量が高くなり、退去せざるをえなくなったという。
(政府事故調中間報告)

また自衛隊だけでなく東電の撤退騒動があったのもこの頃で、2号機が危機的状況にあり(SR弁を開いて海水を注入したのに、かえって原子炉圧力が上昇)、高排気筒(150m)を通じたベントが成功しなければ、格納容器破損し、放射能漏れで構内が汚染される恐れがあったからだろう。(槌田説)

結果的にベントは成功したが、周辺に汚染を拡散させる結果になった。
風が海側に吹いていた3号機爆発時と違い、15日未明からは風向きは陸地に向かい、各地を汚染した。だからベントを決行した東電が住民に通報する責任があった。SPEEDIどころではない意図的な汚染放出だったからだ。


08. 2012年7月25日 06:31:10 : LWcJ2Rp8kk
自衛隊には原発事故に対応する機能はもともとなく、現地に留まっても
できることはないのだから撤退は当然だ。
核事故当事者の東電とは事情が異なる。
普段から核事故に完全対応できる部隊を常設ししかるべき装備と訓練を
していれば対応できたかもしれないが、それは隠れ原発コストになる。
しかも隊員に何かあれば国家賠償(税金)ものだ。

東電が撤退しようとしたのは、処理を自衛隊に押しつけるつもりだったのだろう。
チェルノブイリの時のように軍隊に押しつけて逃げようとしたわけだ。
そのあと爆発しようとメルトダウンしようと自衛隊のせい=国のせいにすればよく、
そうすれば自動的に賠償等の責任を国民へ押しつけ、税金で賄うことができる
という計算があった。

要は原発は事故を起こした時には信じがたいコストを発生させるものであり、
負担を国民に押しつけるつもりでない限り商業的には到底ペイしないということだ。


09. 2012年7月25日 07:06:08 : mbR7Chldbk
>>08
>核事故に完全対応できる部隊を常設し

放射能汚染に対応できる部隊はあるでしょう。ただし、隊員の被曝限度の基準はあるはずだから、
それを超えてしまったのかもしれない。

>東電が撤退しようとしたのは、処理を自衛隊に押しつけるつもりだったのだろう。

時系列的には、自衛隊が逃げ出したから、東電も逃げようと画策したといわれていますね。


10. 2012年7月25日 08:07:54 : esmsVHFkrM

これは非常に興味深く重要な視点だ。

原発事故対応をめぐっては、一番の責任がありながらその具体的な行動について詳細な事実の検証と批判が行われていないのが経済産業省、文部省を中心とした官僚機構だ。

官僚どもがどんな認識をもってどんな行動を行ったか(被災住民に対しての「不作為」のみでなく自分たちの組織とかその構成員に対する「作為」を含めて)はまったく究明されていない。しかし、東電の撤退も含めて、官僚利権政府と原子力村が事故の拡大についてどのような認識を共有しそれに基づいて自らの組織の人間だけはどう救おうとしたか(これも別にヒューマニズムによるものではなく単なる労働災害の面倒と責任を回避するためだ)、その中で被災住民の生命と健康などがいかに軽視されたか、の一切がこの自衛隊の撤退問題の事実関係の中に露見している。自衛隊が当初はどのような行動を取りそれがどう変わっていったかの分析はこの問題を究明するものだ。

そこに浮かび上がるのは、単に無能であったとされている官僚が、確かに被災住民の救済については無能であったかもしれないが、自分の組織の構成員(自衛官も含めての「お役人」)の安全と救助については非常に周到で「有能」であるという異様な姿だ。さらにこの残酷なコントラスト(被災住民に対する無能と不作為に対する「役人仲間」に対する有能と作為)がいかに日本の官僚が腐敗し退廃しているかを如実に示すものだ。

だから、すでに「自衛隊は問題ない」とか「撤退は当然だ」とかの自衛隊の撤退など問題ではないというコメや「官邸、菅の責任問題が浮き彫りになります 一応自衛隊のトップは総理なんで、情報が上がってないは通らない」とかの官僚の責任ではないとのコメが盛んに出されている。それは、この問題が官僚利権政府にとって「痛い問題」であることの証拠だ。

今後この問題が十分に調査され分析批判されなければならない。



11. 恵也 2012年7月25日 10:56:03 : cdRlA.6W79UEw : 36wGSz3Kiw
>> このような経緯を考えると、わざわざ60kmも離れた福島市から郡山市に移動する決定を下した

この話は福島市に余りに人が集中しすぎたせいじゃないかね。
通信網が整備された福島市から人員を減らすには、自己完結型の自衛隊に
移動してもらったほうが一番やりやすい。

それに福島市も郡山市も原発から60km圏でたいした違いはない。
今の汚染状態も同じくらいだから、福島市から逃げ出すという理由にならん。

>> 南相馬市の責任者に「百キロ以上離れて」と大声で説明させる予測とはどういうものだったのだろう

自衛隊の本部はオフサイトセンターにあっても、自衛隊員は福島県の汚染地帯に応
援に行ってたはずだから、現地の自衛隊情報で危険を察知し善意で隊員が説明したもの。
危険度が高いのはわかっても、どのくらい被害が出るのかは起こってみないとわからんよ。

2号機と4号機の異常が、南相馬市の自衛隊には伝わっていたわけだ。
しかし南相馬市役所への福島県からの連絡網が完全に麻痺してたもの。
形式上では南相馬市も連絡員をオフサイトセンターに派遣することになってました。

>> 政府が、100万人規模になる避難に恐れをなしたことは想像できるが

官僚が高速道路が通れなくなるといって、避難区域を狭めて30kmで止めたという。
こんな時、避難区域での政府の話は半分くらいしか信用できないのに、逃げなかった
人が多いのに俺は驚いてる。

>> 少し近くはなるとしても郡山に移動したほうが“より安全”だと判断したのである。

自衛隊にSPEEDI情報が回ったのがいつか知らないけど、この予想図を見たとしても
福島市と郡山市の距離くらいじゃ誤差の範囲。
どんどん変化する風向きや、降雨を考えればまったく同じ範囲といえる。
SPEEDIを見てから逃げるなら、80km圏の白河市までは逃げないと・・・・

>> このオフサイトセンターは、F1から5kmほどの場所にあったが機能できなかった

このオフサイトセンターが大熊町から福島県庁に移動したのは14日22時以降です。
ですからこの11日時点では、電気も来ず非常用電源も故障し放射能の遮断も出来
ない電話も衛星回線だけしか通じないところに自衛隊員80人が派遣されたわけだ。
(民間事故調のP156 より)

>>06 3号機が目の前で爆発して車が吹き飛ばされてしまった。

この爆発で自衛隊員も4人負傷したのだから、俺が自衛隊だとしても不信感の
塊になってしまうよ。少なくとも爆発直前には退避命令を出せないような東電は
信用できないし、自分らで危険を確認してからでないと仕事なんて出来ないよ。


12. 2012年7月25日 16:37:51 : E4bT3Bpr2w

フィンランドすげーなー。原発の敷地内に電力会社の本社を建ててんのか。責任者は事も無げに、「だって、そうしなきゃ事故が起きたときに責任持って即応できないでしょ?」だって。聞いてますか、東京電力さーん。
( http://twitter.com/#!/ikazombie/status/218340386005979136 )

日本の電力会社はフィンランドを見習えよ。


13. 2012年7月25日 19:04:02 : A4GQ7o9O02
01. 2011年3月16日 07:39:41: 21UzMJLaVY
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/219.html

自衛隊員が「爆発を遅らせることしかできない」
投稿者: ourplanet 投稿日時: 火, 03/15/2011 - 14:00
フリーライターの島田健陽氏が、被災地入りしている自衛官と携帯メールでやり取りした中で、福島第一原発は14日からメルトダウンが始まっており、爆発を遅らせることしかできないとの書き込みがあったことを明らかにした。島田氏に許可をもらい、転載する。

3/14 20:10
(島田)救助活動中か。原発はどうなってる?
 
(自衛官) 逃げろ。出来るなら今すぐに。
 
3/14 22:28
(自衛官)嫁さんだけでも西日本に避難させとけ。逃げ遅れた被災者は悲惨だぞ。
 
3/15 1:30
(島田)メルトダウンするってこと?スマン。もう少しくわしくきけるか?いま被災地?
 
(自衛官)メルトダウンは昨日からしてる。化学防護の部隊が踏み留まって頑張ってるが、爆発を遅らせることしかできないらしい。もう現場の一人は死んでるという噂。被災地は酷い。死体だらけで酷い匂いだ。2日寝てないのでもう眠らせてくれ。とっとと避難しとけ。

http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/879

02. 2011年3月16日 08:27:42: MGP3znjPgY
メルトダウンなんかしてるわけねえだろ。w
炉心溶融とメルトダウンは少し違うと思うよ。
メルトダウンってのは文字通り圧力容器の底が抜けるってことだから
放射能は爆発的に飛散し、蔓延する。
自衛官ごときになにがわかる。
現場では死をとして下請け労働者ががんばっている。
あまりわけのわからないデマをとばすな。

03. 2011年3月16日 08:36:14: lQydFPZ0w4
02  
海水で 冷却事態が もう手がつけられないと言う事

 廃炉を選択しているのだが 再臨海にならない事を願うと言う 状態

04. 2011年3月16日 08:49:45: A4GQ7o9O02
炉心溶融(ろしんようゆう)、メルトダウン(英語: meltdown)とは、原子力発電所で使用される原子炉の炉心にある核燃料が過熱し、燃料集合体または炉心構造物が融解、破損することを指す原子力事故[1][2]。最悪の場合は原子炉圧力容器や原子炉格納容器、原子炉そのものが破損され、放射性物質が周囲に拡散することも想定される。

05. 2011年3月16日 08:52:58: A4GQ7o9O02
ということは、1号機70%がメルトダウン
燃料棒の一部が融解・破損はメルトダウンである。

この緊急時に、用語の定義などほとんど意味ないけど。

06. 2011年3月16日 09:44:46: 0dIQrAeszI
むしろ4号機の使用済み核燃料がやばい
むき出しだろ

07. 2011年3月16日 10:58:45: A4GQ7o9O02
06様、
4号炉の燃料プール付近から、ただ今
白煙上がってますねん。使用済み燃料のヤバさについてご教示ください。
MOX燃料?

08. 2011年3月16日 11:42:03: oLYPlmPKz6
情報発信は統合本部が責任を持って行うべきです。
緊急事態に各テレビ局や新聞が特ダネをねらうような
情報発信は誤報 デマ となり、罪悪です。

それ故、非常事態宣言を発して情報統一すべきである。!

少なくとも原子炉の状態が安定するまで。

09. 2011年3月16日 11:57:59: FZvc3d83W1
この有事に、頓珍漢なコメントに咬みつくことこそばか〃しいのだが、現場で奮闘している自衛官の名誉のために、一言いっておく。今福島原発事故現場に投入されている自衛隊組織は、陸自「中央特殊武器防護隊」である。>自衛官ごときになにがわかる<<と呼ばれる筋合いのものではない。
全員高卒大卒の隊員から成り、陸上自衛隊化学学校でNBC(核・生物・科学)兵器に関する知識を習得、またそうした悪環境下でいかに戦闘力を維持するかということに特化した部隊である。

テレビや新聞で報道されている原発知識(02コメント氏レベル)は、彼等にとって化学学校生徒段階で履修する基礎課程の話でしかない。

原発の運用こそタッチしていないが、放射能汚染や被曝に関する知識は、東電社員に勝る日本のエキスパート達であることを認識してもらいたい。

問題は、この有事行動にあたって隊員達に実用に耐える放射能防護服がなく、ほとんど無防備に近い装備で、放射線被曝環境下で作業していることなのだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
核戦争後の汚染地帯を調査する放射線防護服は、米軍の核戦争即応部隊にはあるようですが、
臨界状態が続いている高放射線源に近いところで作業する放射線防護服は、米軍といえどもないようです。
鉛スーツも考えられるが、そんな防護服では重過ぎて動く事もできません。
というような事情なので、自衛隊員はほとんど無防備に近い状態で原発事故に対応していたと考えられます。
東京都のハイパーレスキュー隊も同じようなことでしょう。


14. 2012年7月26日 09:43:15 : k8aPIqAJo2
撤退しかない。

原発はそういうものだ。-事故-が起こったときの対応策は、原発には論理的にない。
大量被ばく前提の突撃隊なぞ、事故時の対策に明文化しておけないだろう。
まして平常時にあらかじめ組織化された部隊なぞ、準備してまで、原発、やる気なのか?

事故が起こったら撤退しかない。事故の前から、撤退が正解だ。


15. 恵也 2012年7月26日 10:55:22 : cdRlA.6W79UEw : APVpj2kirE
>>13 炉心溶融とメルトダウンは少し違うと思うよ。

正確には違うにしても、どうなってるか判らないものを表現してるのだから
メルトダウンという言葉を炉心溶融、メルトスルー、メルトアース、チャイナ
シンドロームのすべてを含んだ意味で解釈するべきでしょう。

確認方法がないのに、核燃料の状態を細分化しても言葉として無意味だ。
メルトダウンとは「核燃料が溶け落ちた」状態をいう。
まあ一応バカ正確な意味を書いてみると・・・

炉心溶融    :核燃料が炉心部で溶け始めた状態。
メルトダウン   :溶け落ちて圧力容器底に集まった状態。
メルトスルー   :圧力容器から格納容器に落下した状態。
メルトアース   :格納容器から地盤に落下した状態。
チャイナシンドローム:地下深く地殻に進んでる状態。



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