東京電力福島第１原発の吉田昌郎前所長（５７）が原発事故当時の状況を語ったインタビュー映像が１１日、福島市で上映された。吉田前所長は事故直後を「地獄みたいな状態」と表現し、水素爆発では「（現場にいた全員が）死んでもおかしくない状態だった」と振り返った。

　長野県の出版社が撮影し、同日のシンポジウムで公開した。吉田氏は、東電側が申し入れたとされる「撤退」について、「われわれが現場を離れることは絶対あってはいけない。本店にも撤退とは一言も言っていない」と述べた。

　水素爆発については「破滅的な何かが起こっているのではないか」と感じたといい、「自分や免震重要棟のみんなも死んでもおかしくない状態だった」と語った。

　また、「大変な放射線の中で現場に何回も行き、（収束作業を）一生懸命やってくれた同僚たち一人一人に本当にありがたいと思う」とし、「寝ていない、食事も十分にない、体力も限界の中で現場に行こうとする人がいたから、現在のレベルまで持ってこれた」と強調した。

http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012081100437
　

コメント
01. 2012年8月11日 22:19:25 : gpAIU9EXTK 事故当時作業に当たられた現場の作業員の方には深く敬意を表します。 それに引き換え当時の東電本社側の隠蔽と嘘は、全く以って許せないものでした。
02. 2012年8月11日 22:45:03 : FvOLcNgmdw そういう状態の中で、吉田チームは4号機を爆破するために陰謀手配をめぐらし、ついに3/15の朝から、何度も4号機を爆破したんだとさ。（あっしら説） 何とか言ってみろ、引きこもり部屋からラップの芯で世界を覗き見するあっしらこのやろう。 [削除理由]：阿修羅にはふさわしくない言い回し、言葉の使い方の投稿
03. 2012年8月12日 04:50:53 : mfGTvhl4lk 気のせいかも知れないけど…吉田前所長って、英雄視され過ぎてない？ 確かに、彼の咄嗟の機転や決断そのものは素晴らしかったとは思う。自らの命を賭して被害を食い止めようとするなんて、よほどの覚悟が無ければ出来る事じゃないと思うよ。 だけど、何かが引っ掛かるんだよね。…何だろう？
04. 2012年8月12日 22:16:42 : w2V2roRs1w 彼がやったことは、実は当たり前のことだからかな？ たとえば病院が火事になった時に、自分だけ助かろうとして患者を置き去りにする医師や看護師がいるだろうか？ 職員であれば、清掃担当者であっても一人残らず、救出のための行動をとるだろう。 東電の幹部など人として当たり前の行動がとれなかった大人たちの中に居るから、目立つだけだろうという感じもする。
05. 2012年8月13日 08:24:45 : fCZ83cf8p2 　　死ぬかもしれなかった、だから何だよ、日本はもとより世界にも犠牲強いる 原発事故って認識や責任感があったら自分らがどうだったこうだったというガキ レベルの感じ方いつまでも口にしないもんだろ。サッサト特攻して死んでろ、勘違い野郎が。　施設のコストカット責任者時代には安全対策削減にも大いに「寄与」したっていうじゃないか！　反省なんかしてねえじゃん。
06. 2012年8月13日 08:37:42 : fCZ83cf8p2 　となると、先ず謝罪の弁、次に反省の弁、最後に自己処罰が普通の日本人の行動様式であり美学だろうよ。いつまでも大変だった、コワかった、死ぬかと思った、とか 飛行機事故に遭遇した乗客みたいなゴタク並べてんじゃねえよ。事故起こした当事者っていう自覚がこいつら全員に欠落しているからそんなコトバが出てくるんだよ！

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