高浜原発の再稼働準備は着々と進んでいる。それなりに金を突っ込んでいる以上、金の亡者関電としては、是が非でも再稼働にこぎつけようとするだろう。

ツイッターより

大飯3,4号がこのまま運転を継続でき，さらに高浜3,4号が再稼働
できれば，完全な重複投資になるわけだから。
（大飯3号が再稼働する前の意思決定なら納得もできますが。）

と考えると，関電内部で，これら原発を再稼働できなくなる，
あるいは運転継続できなくなる事情が浮上していると推測するのが
自然かもしれません。

九州電力・電源開発長崎松浦火力は日本最大の石炭火力だがこれも電気需要の
低迷から２００万キロワット１，２号機で止まっていたがこれを倍増する。
東洋一の４００万キロワット石炭火力を目指す。
また大分火力に２００万キロワットガスタービン発電機を追加建設。
これで九州電力は４００万キロワット増強して、玄海４機、川内２機の
原発発電量５００万キロワットに近づく。

東京ガスは東京湾に３００万キロワットＬＮＧガスタービンコンバインドサイクル
発電所を建設予定。
東京都も同じくガスタービン発電所を独自に計画２００万キロワットを目指す。

「脱原発だと電力足らない」派の方々は，どう説明するんでしょうかね。
これで，
「電力が足りないから，リスクを負ってでも，原発再稼働の必要がある」
という議論は終わりました。

すべては，原発が遊休資産となると収益が悪化する電力会社とその関連企業，
電力会社が破綻すると融資が焦げ付く銀行等の情報操作でした。

ここまで追い込まれて，原発のない先進国が火力発電主体であるように，
日本もそうすればいいだけのこと，国民もその程度の知識があることが
わかったのでしょう。

東京ガスがんばれ！
大自治体も東京都を見習え。

現在期待できるのは、中部電力の
上越火力１−２号機、５９．５万ＫＷ 現在調整運転中、２０１３年１月稼働
上越火力２−１号機、５９．５万ＫＷ ２０１３年７月稼働であり、
計１１９万ＫＷが、来年の夏には、今年に対して上積みされる予定です．
大飯原発２３８万ＫＷに対して、来年の夏までに中部電力が１１９万ＫＷ確保できるので、残り１１９万ＫＷを確保すれば、原発を稼働する必要は無くなります．
勿論１１９万ＫＷを確保できなくても、今年の実績から需要に対して、相当分の余力が確保できれば、問題ありません．

原発で電気なんか起こしてもいないのに、原発税は今、国民も電力会社に電気料として獲られているし、電力会社は国に原発税を払っているし、原発自治体は国から援助金をもらっているそうだ。

おかしいでしょ。

国民は原発発電の電気なんか誰も買ってないわっ！