※政治版に投稿したものですが、原発版にも投稿するよう促すコメントがありましたので、内容は重複ですが、投稿します。
http://www.asyura2.com/12/senkyo136/msg/175.html

なお、文中、「権威主義的性格」とは、上位の者に服従し、下位の者には威圧的な態度を取る性格を言います。
かつて、全体主義やファシズムに支配された国民の特徴として、この「権威主義的性格」が指摘されています。
とはいえ、ファシズムの本家であるドイツは脱原発に舵を切り、アメリカにお伺いは立てませんでしたが。
日本人は、アメリカから、いまだに「12歳の子供」と見られているのかもしれませんね。

以下、投稿の再録。

反原発デモは、民主党本部とアメリカ大使館に対しても、行うべきです。
戦後長く続いた自民党政権とは、宗主国アメリカの意思どおりに動く政権でした。
政権交代後の民主党も、アメリカに屈したということです。
民主党政権を潰したのは、アメリカとその下僕である日本の官僚です。
常に権力者や強い者の顔色をうかがって行動する日本人の習性、「権威主義的性格」によるものです。

今こそ、日本国民は、アメリカからの独立を主要な目標の一つにせねばなりません。
そのためには、国民性をも変えねばなりません。
自己改革です。日本人自身がみずから変わらねば、アメリカも態度を変えません。

◆東京新聞の記事　本文　[引用]
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012092290070744.html

原発ゼロ「変更余地残せ」　閣議決定回避　米が要求

2012年9月22日 07時07分

　野田内閣が「二〇三〇年代に原発稼働ゼロ」を目指す戦略の閣議決定の是非を判断する直前、米政府側が閣議決定を見送るよう要求していたことが二十一日、政府内部への取材で分かった。米高官は日本側による事前説明の場で「法律にしたり、閣議決定して政策をしばり、見直せなくなることを懸念する」と述べ、将来の内閣を含めて日本が原発稼働ゼロの戦略を変える余地を残すよう求めていた。

　政府は「革新的エネルギー・環境（エネ環）戦略」の決定が大詰めを迎えた九月初め以降、在米日本大使館や、訪米した大串博志内閣府政務官、長島昭久首相補佐官らが戦略の内容説明を米側に繰り返した。

　十四日の会談で、米高官の国家安全保障会議（ＮＳＣ）のフロマン補佐官はエネ環戦略を閣議決定することを「懸念する」と表明。この時点では、大串氏は「エネ戦略は閣議決定したい」と説明したという。

　さらに米側は「二〇三〇年代」という期限を設けた目標も問題視した。米民主党政権に強い影響力があるシンクタンク、新米国安全保障センター（ＣＮＡＳ）のクローニン上級顧問は十三日、「具体的な行程もなく、目標時期を示す政策は危うい」と指摘した。これに対して、長島氏は「目標の時期なしで原発を再稼働した場合、国民は政府が原発推進に突き進むと受け止めてしまう」との趣旨で、ゼロ目標を入れた内閣の立場を伝えていた。また交渉で米側は、核技術の衰退による安全保障上の懸念なども表明したという。

　エネ環戦略は十四日に決めたが、野田内閣は米側の意向をくみ取り、「エネ環政策は、柔軟性を持って不断の検証と見直しを行いながら遂行する」という短い一文だけを閣議決定。「原発稼働ゼロ」を明記した戦略そのものの閣議決定は見送った。

　大串、長島両氏は帰国後、官邸で野田佳彦首相に訪米内容を報告している。

　政府関係者は「事前に米側に報告して『原発稼働ゼロ』決定への理解を求めようとしたが、米側は日本が原発や核燃サイクルから撤退し、安全保障上の協力関係が薄れることを恐れ、閣議決定の回避を要請したのではないか」と指摘している。

◆「判断変えてない」大串政務官

　原発ゼロをめぐる米国との協議について、大串博志内閣府政務官は二十一日、本紙の取材に対し「個別のやりとりの内容は申し上げられないが、米側からはさまざまな論点、課題の指摘があった。米側からの指摘で日本政府が判断を変えたということはない」と話した。

◆骨抜き背景に米圧力

＜解説＞　「原発ゼロ」を求める多数の国民の声を無視し、日本政府が米国側の「原発ゼロ政策の固定化につながる閣議決定は回避せよ」との要求を受け、結果的に圧力に屈していた実態が明らかになった。「原発ゼロ」を掲げた新戦略を事実上、骨抜きにした野田内閣の判断は、国民を巻き込んだこれまでの議論を踏みにじる行為で到底、許されるものではない。

　意見交換の中で米側は、日本の主権を尊重すると説明しながらも、米側の要求の根拠として「日本の核技術の衰退は、米国の原子力産業にも悪影響を与える」「再処理施設を稼働し続けたまま原発ゼロになるなら、プルトニウムが日本国内に蓄積され、軍事転用が可能な状況を生んでしまう」などと指摘。再三、米側の「国益」に反すると強調したという。

　当初は、「原発稼働ゼロ」を求める国内世論を米側に説明していた野田内閣。しかし、米側は「政策をしばることなく、選挙で選ばれた人がいつでも政策を変えられる可能性を残すように」と揺さぶりを続けた。

　放射能汚染の影響により現在でも十六万人の避難民が故郷に戻れず、風評被害は農業や漁業を衰退させた。多くの国民の切実な思いを置き去りに、閣議での決定という極めて重い判断を見送った理由について、政府は説明責任を果たす義務がある。　（望月衣塑子）

（東京新聞）

コメント
01. 2012年9月22日 17:01:25 : hSKRyRNc22 核による益など、どこの誰にも無い。 子どものオモチャではない。 生物濃縮〜最も地球放射能時代から遠い、新生物・人類から順に滅亡の予想。 説明などもう誰も必要ない。 この世に存在し得ない、核・原発。 科学的全国民・人類合意、見地は、殆どの自治体の非核宣言。 広島、長崎、福一の日本国民が言わず、誰が言う。 核・全原発即時廃絶。避難、核の隔離。核を玩ぶ者現行犯逮捕。
02. 2012年9月22日 18:10:56 : l0wIzCrnRQ アメリカからの独立運動をはじめなきゃならんね。
03. 2012年9月22日 18:11:57 : U8MpKd02C6 亡国のシンボル原発は狭い国土に必要ない、広島・長崎・福島の状況で十分です。原発に頼らない資源に向うべきです、人権侵害を有耶無耶にして強行する原発は、わが国に馴染めるものではありません「原発ぜろ」に向うべきです。
04. 2012年9月22日 18:41:15 : FZnABi7bpQ 尖閣はアメリカの偽装中国人上陸詐欺から始まった。 アメリカが中国を揺さぶって、アメリカに対する日本の依存度を引き出す工作の可能性が大きい。 原発も　TPPも　オスプレイも　アメリカの言いなりにさせんが為の、日本の孤立化の焦燥感を煽った工作と見れる。 脅されると弱い日本を熟知したアメリカの作戦だろう。
05. 2012年9月22日 19:09:11 : YGkZYss7YM アメリカに日本は原爆を落とされて人体実験をさせられた。 今度はアメリカから輸入した原子力発電所が爆発して人体実験をさせられている。 アメリカは戦勝国だから逆らってはならないのかもしれないが、 日本は独立したのではないのだろうか。 アメリカ軍もアメリカ政府も日本には不要である。
06. 2012年9月22日 20:07:59 : 7uPtGleutM 逆らった者は片っ端から米軍やciaや在日や反日日本人に毒を盛られたい暗殺されたりしてるとベンジャミンが吼えてるぞ。総理もドンドン米軍に殺されてるから議員達は恐れてる とベンジャミンは言ってる。米軍が銃剣で隅々まで占領して強奪して犯して殺してるとベンジャミンは言ってる。もしベンジャミンのいうことが本当なら死んでも抵抗して独立戦争をしないと放射能で殺されてしまう。ドンドン株式市場でも日本人の財産が強奪されてる。抵抗しようとした金融相は始末されたとベンジャミンが叫んでるぞ。ベンジャミンのソースは解からんから調べようもないが、違ってることはないかもせれん。ciaが毒を盛って脳梗塞にされてるとベンジャミンは言ってるぞ。会見してたら舌が回らなくなったり心筋梗塞にするとベンジャミンは言ってる。 ベンジャミンのユーチュブを見てくれ。
07. 2012年9月22日 20:16:55 : 7uPtGleutM ベンジャミンによると、５４基も原発を作ったのは逆らったら放射能で皆殺しにするためと、米軍の下請けでプルトニウムやアメリシウムの核兵器の原料を作らす奴隷にするためだそうだ。驚くはなしだ。 奴隷として使いあげて、後は放射能で始末するってか。放射能安心安全で瓦礫焼却と汚染食料の全国拡散は米軍の作戦かもしれんな。 原発は電気を作るためではなくて日本人を汚染さすものだと英国のデビットアイクがネットで言ってたぞ。 創造だが、真実は福島はわざと収束させずに不作為にして汚染させてるのかもしれん。収束させようとおもったらできるのにわざと汚染を広めてるのかもしれん。
08. 乃依 2012年9月22日 21:12:37 : YTmYN2QYOSlOI : 5LzkLCVfhE >>07 を書かれた方 貴殿の説に、納得しました。まことに残念な事態ですね。
09. 乃依 2012年9月22日 21:19:29 : YTmYN2QYOSlOI : 5LzkLCVfhE ”彼ら”の支配法とは、焼き畑農法のようなものなのだろうと、思うようになった。 育てては燃やし、の繰り返し。 相容れない日本人を追い出せれば、一挙両得とか考えているのだろうか？
10. 2012年9月22日 21:28:25 : rUCeauaIXQ 　日本政府と経産、防衛、外務が息を合わせて、アメリカの中でも日本の核を維持させようという意見の持ち主の高官やシンクタンクを選んでお伺いを立てて、意見を吐かせただけ。ヤラセの一環である。これもアメリカを利用して国民を裏切るいつもの策略。こんな手を民主党が使う哀しさ。情けなさ。 　ついでに、こんなことだから日本は中国からも足下を見られている。アメリカに対して主権を放棄して中国に主権を強硬に主張しても、中国は笑っているだろう。

11. 2012年9月23日 00:25:56 : 165JwEHp1E 彼らは農耕民ではありません。 彼らの方法は、育てて殺して食べることです。 計画的育種と品種改良と遺伝子組み換えです。
12. 2012年9月23日 00:44:09 : yVKoD5VoVU 以前、自民党政権時の高村外相が「アメリカを本気で怒らせたら大変なことになる」と 顔面を引きつらせて語ったことがあった。 今、孫崎さんとかいう元外交官の本や話が話題になっていて、対米従属路線か、 自主独立路線かで、外交政策を論じているのだが、95％は正解だとしても、 （正確には、対米隷属路線と自主幻想路線） どうもエリート外交官のにわか勉強の感も拭えない。情報収集室？のような部署の 室長もしていたらしいが、米国の残虐さを肌身で感じているようには思えない。 アメリカの公文書で50年経っても公開されない国家機密文書がある位だからだ。 ということで、アメリカから独立するには、もう、原発の力を借りるしか 方法はないでしょう。つまり、原子炉爆破による放射能の大気汚染の拡散、 偏西風に乗って太平洋を渡って、アメリカ全土を放射能で被い尽くすこと。 風船爆弾の自爆テロみたいだが、東北、北海道の太平洋側でないとダメだよ。 大飯とか伊方とか玄海なんかで爆発すると、日本は全滅するからね。 それは冗談として、こんなこと、 北朝鮮や韓国や中国から、ミサイルやテロ攻撃でやられたら、イヤでしょ。 だから早く、全ての原発は即時停止・廃炉へもっていかないといけませんよね。 国家安全保障の観点から、右翼も自民党も国粋主義者も民族差別主義者も、ね。 原発停止！　即刻廃炉！　以上。
13. 2012年9月23日 01:19:40 : 7uPtGleutM 悪魔教は日本から搾るだけ搾ったから、多くの日本を堵殺しようとしてるのかもしれんね。勿論他の国も始末するだろうがね。nwoは全ての国と民俗の廃止だ。走狗の在日政府が憎いね。 日本人で生き残るのがどれくらいかはわからんが、更に、もう１箇所原発が爆破テロされたり４号機が不作為テロされたら酷いことになる。１００万人でも生き残ったら１０００年後に奴らに仕返ししてくれたらいいよね。海外に逃げても奴らの酷い差別で残るものは少ないだろうしな。
14. 2012年9月23日 05:30:49 : txKoq6KBVw 米国大使館の前でもデモをするべきです。 いやそこが主じゃないのかしら。
15. 2012年9月23日 05:46:57 : EVtecmsZIw ベトナムでのトンキン湾事件はアメリカの謀略とわかっている。 イラクでは大量破壊兵器があると言って（実はイラクの石油が欲しかった）、フセイン 一族を根絶やしにした。このフセインがかってアメリカと協力関係にあったのはまさに 利用されて捨てられてを示している。 ＣＩＡが各国要人を暗殺しているのは、よく知られている。だいたいＣＩＡのＯＢが 回顧録で書いていたりする。当然どこの国（日本も）でも注意しているだろう。 >>04が ＞尖閣はアメリカの偽装中国人上陸詐欺から始まった。 と書いている。今度の事件は日本も打撃をうけたが、中国も打撃をうけるだろう。 尖閣に公船を常駐させられたとしても、国際的マイナスは大きい。 もし、アメリカの謀略なら日本もかんでいるかもしれない。超危険なゲームだね。 アメリカは漁夫の利益を得る。中国には仲裁者として恩を売り、日本はますます アメリカに依存する。中国経済の発展にブレーキもかけられる。 しかし、事態が下手に暴走すれば、日本はおわりだ。
16. 2012年9月23日 06:29:29 : A4GQ7o9O02 フクイチの核燃料、濃縮ウランは東西冷戦下のまっただ中、南アフリカ産のウランを米国GE社がソ連に委託して濃縮してもらったウランだとさ。東西冷戦は、全くの茶番でビジネスは関係ないってことで。国益（国家安全保障）の名を借りて私益を追求するグローバルエリートたちってとこですか。
17. 不乱坊 2012年9月23日 07:07:23 : kbTBOGSw0930o : DdSczGfWcs ＞02　アメリカからの独立運動をはじめなきゃならんね。 まずは、個人が「個」としての独立を果たすことでしょう。 斎藤貴男の本に、誰かの言葉として引用されてたように思うが、「国家など、最善 のものですら必要悪にすぎない」。 まず、個人がある。 ところが、この「なんちゃって民主主義」の国では、まず国家ありき。 一党独裁の霞ヶ関官僚集団が、実はアメリカの出先機関、植民地総督府にすぎない としても、本来の主権者たるわれわれ国民を差し置き、選挙の洗礼も受けない官僚 たちの専横を既定のものと黙過してきた。 その私たちの意識改革から、と思うのだが。 決めるのは、私たち主権者国民なのだと。
18. 2012年9月23日 17:15:28 : z5uQPVPWWg 原発の上空でオスプレイが墜落事故を起こしたら、と考えるとゾッとする。
19. 2012年9月23日 18:19:32 : rwgORSmgTI 吉田俊浩の『密約』を読むと日本は独立国家とは決して言えないことがよくわかる。 独立戦争をしてでもアメリカからの独立をすべきである。
20. 2012年9月23日 20:13:45 : aT9tG7aYrY 鈍一郎と平蔵を使って郵政民営化を推し進めて郵貯300兆円を手に入れようとしたものの、見直し法案が成立し、この10月1日に郵便局会社と郵便事業会社が合併。これでアメリカの計画が崩れた。 金を取れなくなったから、アメリカは日本壊滅焦土化計画に切り替えたのではないか。

21. 2012年9月23日 20:23:18 : 8fvRDAdblE これって、秘密取引情報だよね。 本当なら表に出てこないという。 日本もようやくアメリカと決別する決断をしたという事だね。 それなら、早急に、アメリカに貸してるお金引き上げないとね。
22. 2012年9月26日 20:45:56 : ZEj5lrHAUb そういいながら放っといても東日本の三沢、横田、座間あたりの米軍は遠からず沖縄かグアムに撤収するんじゃない？ピナトゥボの火山灰が嫌でフィリピンから撤収したぐらいだし、今や東アジアでロシアは大した脅威じゃないから、関東以北の高汚染地に駐留するリスクを冒す必要はないとの国内世論が強くなるだろうし。 海軍は大きな港湾施設が必要だしもともと原子力空母に乗ってるわけだから、横須賀は簡単に手離さないと思うけど。

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