★阿修羅♪ > 原発・フッ素27 > 669.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
規制委「赤旗」排除 新たな口実 早くも破綻/「原発統合会見」本紙も出席(しんぶん赤旗)
http://www.asyura2.com/12/genpatu27/msg/669.html
投稿者 gataro 日時 2012 年 10 月 02 日 09:21:11: KbIx4LOvH6Ccw
 


(「しんぶん赤旗」 2012.10.02 日刊紙 1面)

------------------------------------

<参照>

2012年5月27日日曜日
国会事故調 第15回委員会 参考人 経済産業大臣 枝野幸男 13時〜
国会事故調 第15回委員会
参考人 経済産業大臣 元内閣官房長官 枝野幸男 平成24年5月27日(日)13時〜
http://genpatsu-watch.blogspot.jp/2012/05/15-13.html

=============================================

【関連記事】

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-09-30/2012093001_01_1.html

「しんぶん赤旗」 2012年9月30日(日)
「赤旗」排除ありきの原子力規制委/理由は日替わり 大迷走/特定の主義主張→政党機関紙→会見場の狭さ

 「地に落ちた原子力行政に対する信頼回復」「透明性の確保」を掲げて発足した原子力規制委員会(田中俊一委員長)が、「しんぶん赤旗」を記者会見から排除した問題。「報道規制が初仕事か」「何を恐れての『赤旗』排除か」などの怒りの声が広がっています。規制委は「排除」理由を日々“更新”するなど、大迷走。排除ありきの道理のなさが浮き彫りになっています。

 発端は25日。本紙が規制委記者会見への参加を求めたのに対して、原子力規制庁政策評価・広聴広報課は「公正中立のもとに報道いただくため、特定の主義主張を持った機関の機関紙はご遠慮いただきたい」と回答しました。

 同時にフリーの記者の会見参加も「どういった雑誌に、どういった記事を書いているかを見て、特定の主義主張を持って書かれている方はご遠慮いただいています」と述べ、憲法が禁止する検閲まがいの発言までしました。

「言論規制庁か」
 この重大発言を本紙が26日付で「『特定の主義主張 ご遠慮いただく』 原子力規制委が取材規制」と報道すると、ネットで大反響。記事には2万を超えるアクセスがあり、「これでは原子力規制庁どころか言論規制庁ではないか」などの怒りが沸騰しました。

 本紙は同時に、栗田敏夫社会部長名で、「国民の信頼を回復するとして出発した原子力規制委員会のあり方の根本にかかわる重大問題だ」と抗議、方針の撤回を求めました。

 そのさなか26日に開かれたのが、第2回規制委後の記者会見でした。参加したフリーの記者からは、さっそく「なぜ排除か」の質問が相次ぎました。規制庁側は「特定の主義主張…」はさすがに撤回、政策評価・広聴広報課の佐藤暁課長が代わりに持ち出したのは「政党機関紙は報道を事業とする趣旨からいうと違う」という理屈でした。要するに「政党機関紙だからダメ」だというわけです。

政治から独立?
 田中俊一委員長からは、政党機関紙の記者を参加させると「(同委の)政治からの独立が怪しくなる」などと、耳を疑うような発言が飛び出しました。

 これにも、メディアやネットで「政党機関紙だから、というのはなんの合理性もない」「(『政治からの独立』うんぬんは)記者会見の意味を理解しないトンチンカンな発言」などの批判が相次ぎました。

 27日、本紙が改めて排除理由の見解を同課に問い合わせたところ、佐藤課長は「正確に言わないとだめと、私も叱られている」と弁明しながら、「『赤旗』は共産党の機関紙」で「『赤旗』を認めると、すべての機関紙の会見への参加ということになり、記者会見室が広さに限りがあるなか、収容人数からいっても十分に対応できない」と回答。ついに、「会見室のスペース」を理由にあげるにいたったのです。

 特定の主義主張→政党機関紙→会見場のスペースと、毎日変わる排除理由。赤旗記者は何がなんでも参加させたくないという、排除ありきの姿勢だけは一貫しています。


<関連キーワード>

原発
 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. gataro 2012年10月02日 09:42:48 : KbIx4LOvH6Ccw : NaYZpcz6BY
<参照>の項に貼り付けたものは内閣官房のHPからのものではありません。こちらに赤旗記者の発言が採録されています。 ⇒ http://www.cas.go.jp/jp/genpatsujiko/pdf/godokaiken_110711.pdf

政府・東京電力統合対策室合同記者会見
日時:平成23年7月11日(月)16:30〜19:25
場所:東京電力株式会社本店3階記者会見室
対応:園田大臣政務官(内閣府)、森山原子力災害対策監(原子力安全・保
安院)、坪井審議官(文部科学省)、加藤審議官(原子力安全委員会
事務局)、松本本部長代理(東京電力株式会社)

35頁末から36頁にかけて

>○しんぶん赤旗 神田
Q:しんぶん赤旗の神田です。1 つは東京電力の松本さんにお伺いします。先日、弊誌の記者が8 日に出された地震動と津波の関係のシミュレーション解析について土木学会のモデルかどうかということをお尋ねいたしました。既にお答えをいただいていましたら申し訳ないのですが、その件について教えていただけますでしょうか。また、先日出された結果は、概要版ということだったと思うのですが、全体の載った正式な資料は公開されたのか教えてください。もう一つは文部科学省の坪井審議官にお伺いいたします。先日、弊誌の記者が野鳥について調査するかどうかということを質問しました。その際、質問の趣旨がよく伝わらなかったようでしたので改めて質問させていただきます。人の食べ物、生物を調べる必要があるかどうかということについてですが、人間は食べ物としてだけほかの生物から恩恵を受けているわけではないからです。川や海や微生物や植物が浄化しているし、植物の光合成が大気中の酸素や二酸化炭素の量を調節しています。植物の繁殖には昆虫が関わっているというふうに、野生生物は人が住む環境の基盤を作っているので調査が必要だと考えました。こういう自然の恵みを受け続けるために、昨年10 月、日本が議長国となって生物多様性条約締約国会議も開かれました。その際、野生生物を全体として守ることの重要性について政府は普及に努めていたはずです。今回の事故のような特異な危険が自国の生物に迫っているときに、COP10 議長国として調べる必要があると思いますが、いかがですか。特に鳥について取り上げたのは放射能汚染は生物の健康に及ぼす影響を多く反映するという研究の例があるからです。チェルノブイリ原発事故の際、研究者が周辺地域を調査した結果、哺乳類、鳥類で個体数の顕著な減少が見られ、ツバメでは、つがいを作る確率や産卵数、ひなのふ化率などが低下したといういろいろな影響が出ています。また、植物連鎖によって放射性物質が広がるというのはどういうことですかとおっしゃっていましたけれども、鳥類は植物や虫をえさにして、えさの生物がいる土壌を水の中には放射性物質が含
まれている可能性がありますし、鳥の体の中で濃縮される可能性があると考えられます。この間、紹介いたしました山階鳥類研究所の提言では、海鳥が三陸沖で魚を食べたときに被ばくすることも危惧しています。


02. 2012年10月02日 15:28:11 : ktfEZEoqnY
反原発団体が九電に申し入れ

2030年代に原発の稼動ゼロを可能とするよう取り組む政府の新たなエネルギー政策をうけて2日、原発に反対しているグループが川内原発の再稼働を見あわせることなどを九州電力鹿児島支社に申し入れました。これに対して九州電力側は原発は必要で、国に政策の見直しを求めていきたいとする姿勢を示しました。
申し入れをしたのは「川内原発増設反対鹿児島県共闘会議」で、メンバー10人が九州電力鹿児島支社を訪れ、担当者に申し入れ書を手渡しました。
申し入れでは国の新たなエネルギー政策を踏まえて▼川内原発の1号機・2号機を再稼動せず、計画的に廃炉にする行程表を明らかにすることや▼3号機の増設計画を取り下げることなどを要請しました。
これに対して九州電力鹿児島支社の高田英雄広報グループ長は「安全性の確保を大前提としたうえでエネルギーの安定的な確保や環境に与える影響などを考えると原子力の重要性は変わらない。国の政策に対しては見直しを求めていきたい」と回答しました。
申し入れしたあと、共闘会議の荒川譲議長は「福島の事故を受けて新たな方法を考えるのが当たり前で、九州電力の考えは極めて残念だ」と話していました。

10月02日 12時33分

http://www3.nhk.or.jp/kagoshima/lnews/5055281251.html


03. 2012年10月02日 17:25:36 : rwgORSmgTI
原子力報道規制庁か原子力寄生庁と看板を書き換えてもらわねばならないね。
税金泥棒庁でもいいかも・・・・・と、これは多すぎて特定できないか。

04. 2012年10月02日 17:47:15 : WGLBA728E6
赤旗の主張に賛同する。原発の報道姿勢にも賛同する。

ところで共産党・赤旗は日本の記者クラブをどう考えているのか。このことに関して何かの主張をするのを聞いたことがないのだが。

教えてもらえないだろうか。

こんなものは廃止せよと主張しない限り、今回の主張とは整合しないがどうか。


05. 2012年10月02日 18:21:39 : btQIok1BQ6
原子力安全委員会、保安院 => 原子力規制委員会
この流れの中でかなり工作が行われているな
この問題は
赤旗 VS 原子力規制委員会
などという小さな物ではない

「原子力公開資料センター」(東京・霞が関)が、運営元の旧内閣府原子力安全委員会から新しく発足した原子力規制庁に引き継がれず、廃止されていたことが分かった。再開のめどは立っておらず、資料4万ファイルは公開されないまま宙に浮いている。福島原発事故の反省を踏まえ、原子力行政の透明性アップを目標に掲げて発足した規制庁だが、識者からは「情報公開の取り組みが劣化した」との批判の声が上がっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121002-00000039-mai-soci


06. 不乱坊 2012年10月03日 04:35:39 : kbTBOGSw0930o : mssiZ5GiPY
>01 人間は食べ物としてだけほかの生物から恩恵を受けているわけではないからです。
どんなにつまらない物に見えても、地球の生命は40億年近くもかけて培われてきた
のです。
田舎育ちのくせに、お恥ずかしいことに近年になって漸く知ったのですが、ミミズ
は、地上の他の生命に多大な恩恵を与えてくれるのですね。ミミズのおかげで生き
られる、と言えるくらい。
だから以前、どこそこのミミズから1キロあたり何ベクレルだかの放射性物質を検
出、というのを読んだ時、数字には弱いのですが、問題ありだろうと思っていました。
また、無念にも大飯再稼働が強行された際、経産副大臣が「クラゲごとき」と言い
放ったことも記憶に新しい。
坂本龍一氏の「たかが電気」が問題になるなら、なぜこっちは問題にならんの?
大飯再稼働が迫った折、地上の人間は道路封鎖、海中でクラゲは取水口封鎖で連帯
行動したのだと考えています。
「ヒトはクラゲより<骨がある>ってところを見せましょう」
金曜はまたデモだ。ええかげん疲れるけど。

07. 2012年10月03日 07:04:16 : FJVgKmOxNw
原子力規制委から排除されたことで、かえって「赤旗」の声望があがることになった。

規制委にとっては皮肉な結果だね。逆に規制委は漫画といっていいどたばたを演じつづけている。まさに絵になる。あたらしい、口実を早く考えて国民に知らせてね。

楽しみにしてるから。♪


08. 2012年10月07日 05:35:49 : zIzLBVqBbI
>04
赤旗で記者クラブのことを批判していた記事を読んだ覚えがあります。

これもそれに近い内容です。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-02-13/02_03.html

また、「日本の巨大メディアを考える 志位和夫」が、
こんにちのいわゆる“マスゴミ”の状況を明らかにしていてとても参考になると
思います。
http://www.jcp.or.jp/akahata/web_daily/html/2012-media-panf-shii.html


  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 原発・フッ素27掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 原発・フッ素27掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧