http://takedanet.com/2012/10/iea_4a91.html
平成24年10月26日　武田邦彦（中部大学）

2011年3月15日、福島原発事故のわずか3日後に、IEA（国際エネルギー機関）は月次報告書で、「日本の原発が止まっても、電力不足は発生しない」という報告をしている。次の内容のこの報告も、「原発を止めたら大変だ」、「原発を止めたら自然エネルギーだ」という政府方針に反するので、日本の報道が決して伝えないものの一つである。

IEAのレポート内容
１）日本は火力発電所の稼働率が30％と極端に低い（2009年）、
２）従って火力発電所を動かせば、原発は要らない、
３）そのために必要な石油（換算値）は日量20万バレルである（それまでの購入量が日量36万バレル）

これを伝えると日本政府や電力の言い分が間違っていることがハッキリする。（石油価格がバレル100ドルとすると、1年約6000億円の増加。ちなみに原発予算1年5000億円）

コメント
01. 2012年10月28日 09:27:28 : qEqycsVtxE 　国民の政権選択を妨害し、それに失敗すると、成立した政権の分断を図り、それに成功して政権は政権の体を呈さなくなってしまった。この策謀にマスコミは絶対的な役割を果たした。国民の意思を無視して省みず、消費税の問題、原発の問題、小澤裁判あらゆる問題に自分の意見で国民の目にアイマスクをかけ誘導をした。このような策謀の一環として先生の指摘されるI E A の情報の問題がある。 　国民は、あらゆる国政問題に無力感に貶められ、正しい選択肢を喪失し、今また間違った選択を強いられる状況にある。どのような苦しい状況であっても操作誘導される国民であってはならない。
02. 2012年10月28日 11:09:04 : XQBYkUSTiM 原発を止め化石燃料の使用を増やしたことで電力会社の収支が悪化している。 しかし、ウラン燃料は本当に格安だったか疑問だ。 疑問１．建設してしまえば燃料代が不要の水力発電の稼働率が低いのは何故か。 疑問２．ウラン燃料の長期買取契約があり、既にコストに上乗せされているのではないか。 疑問３．原発依存率が高かった日本の電気料金が世界的に高いのは何故か。 疑問４．会計処理上で、使用済燃料は高速増殖炉で再処理し使用できることを前提に資産計上され、すなはち使用済燃料の発生が利益に繋がる仕組みになっているのではないか。 原発立地県の巨額な利権以外にも謎が多い。
03. 2012年10月28日 13:03:55 : jq561vRX0A 原発をとめたら、経済大変になるという国民だらけ。しりあいだってそう。 だいじょうぶだよといっても、信じない。こんな、国民にはらがたちます。

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