http://www.asahi.com/national/update2/1102/TKY201211020655.html
2012年11月3日1時46分　朝日新聞

　東京電力は２日、福島第一原発３号機タービン建屋地下で作業員３人が汚染水に入って大量の放射線を浴びた昨年３月の事故で、もう１人の別の作業員が汚染水に入って被曝（ひばく）していたと一転して発表した。

　東電と元請けの関電工は地下の汚染水に入ったのは３人だけと公表してきたが、地下に入ることを拒んだ作業員が１日に記者会見し、３人とは別に地下に入った作業員がいると明らかにしたことを受け、従来の説明を改めた。

　この被曝事故では、ケーブルの設置作業に当たった関電工２人、１次下請け１人、２次下請け３人の計６人のチームのうち、まず関電工と１次の計３人が地下に入り、線量計の警報を無視して作業した。１８０ミリシーベルト前後の非常に高い線量の被曝をし、作業後に手当てを受けた。

　東電と関電工が２日になって説明したところによると、作業の終わり際に２次の３人にも地下に入るよう指示し、長靴をはいていた１人が５〜１０分程度、汚染水に入ったという。被曝線量は５６ミリシーベルトで、これまで健康に問題はないとしている。

　東電はこれまで「４人目」を公表しなかったことについて「地下に長時間いた３人とは別の作業と認識していた。隠していたわけではない」と説明。関電工は「無理やり行かせたわけではない。３人のほかに１人地下に降りたことは国に報告した」としている。

　４人目が地下に入った経緯には不透明さが残る。事故当時、別のチームが地下の水の表面付近で毎時４００ミリシーベルトという高線量を測定して逃げる際、関電工チームにも退避を呼びかけた。東電と関電工はその前に４人目が地下に入ったとしているが、会見した作業員は朝日新聞の取材に「退避呼びかけの後で４人目が地下に入らされた」と証言。作業員は「どうしてそんな高線量の所に行かなければならないのか」と反発したという。

コメント
01. 2012年11月03日 08:44:44 : 9qD4F0pAaY 東電ならさもありなんというところだが、関電といえば一流企業。コンプライアンスも しっかりしているとおもうのに、こういう形で真実がでてくると、一気に企業の信用 も低下する。身から出たさびだが。 高線量を被曝した作業員はもう被曝すべきではないだろう。しかし、下請け社員を 使い捨てにしては、もうだれも作業員にならなくなる。関電工の社員は会社の別 部門に残れるだろうが。
02. 2012年11月03日 08:45:20 : 3nTXkp9TvA 東電本社を福島県内に移すことを検討中。 副社長クラスの幹部以下、4000人程がやって来る、 さあ、しっかりと尻拭いをして貰おうではないか！
03. 2012年11月03日 09:20:59 : FOajYT9jm6 4人の氏名を把握してるマスコミはその後その４名がどのようになったか？を簡単に調べられるのに報道しない。 凄いよな〜。どんな風に死んだのか。あまりに壮絶な死に方なので報道しないのか？ 被曝後の足の映像だけが流出してる。
04. 2012年11月03日 10:15:05 : IwMfIuPFcI ０２さん　本当ですか？ 検討中じゃなく　直ぐに実施して欲しいものです。
05. 2012年11月03日 11:27:08 : hKYMEdnzU2 東電「福島本社」設立で調整へ 11月3日 2時14分 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121103/k10013220751000.html 東京電力は、原発事故に伴う賠償や除染への対応に万全を期すため、こうした業務を担当する本社機能を全面的に福島県内に移し、新たに「福島本社」と位置づけて、現地の体制を４０００人を超える規模とする方針を固め、調整を進めることにしています。 東京電力は、福島第一原発の事故による被害者への賠償や除染、それに最長で４０年と見込まれている原発の廃炉の実施が最も重要な経営課題となっています。 これらについて東京電力は、東京の本店で重要な決定などを行ってきましたが、地元の自治体や住民の意向が十分に反映されていないといった指摘が多いことから、こうした本社機能を全面的に福島県に移し、「福島本社」と位置づけて新たな拠点を設立する方針を固め、調整を進めることにしています。 東京電力は「福島本社」には東京本店の副社長級の幹部をトップとして数百人規模を東京から異動させ、これまで賠償の実務に当たってきた社員などを含めて福島県内で４０００人を超える規模の人員を配置するとしています。 東京電力としては今後、こうした内容について福島県などとの調整を進めて、来週中にも発表する新たな経営方針に盛り込みたいとしています。 地産地消ではないが、福島第一原発の敷地に移した方が色々と効率がいいぞ、東電。
06. 2012年11月03日 12:55:04 : MDURCTUJ7k >>01 「関電といえば一流企業」って、関電本店前に行って大声で言ってあげてください！ あるいは大飯原発の活断層の存在を示す粘土に大きく「関電といえば一流企業」って彫り、原子炉で焼いて、お宅様のお風呂の改装時に壁に埋め込み、日々手を合わせ、この有り難きコトバを朗々と声に出し発し、拝んでください！
07. 2012年11月03日 18:03:47 : k3nzYl0Obw 東電だけでなく 野田首相官邸も復興庁平野大臣もみんな揃って移転して頂ければありがたいです。 「復興無くして・・・ない！」と叫んだ本人が行くべきです。 >>東京の本店で重要な決定などを行ってきましたが、地元の自治体や住民の意向が十分に反映されていないといった指摘が多いことから・・・（略）全面的に福島県に移し「福島本社」・・（略） 東京電力と協力して賠償と除染をしてください。 そうしたら「口先だけ」と批判されずに済むと思うのですがいかがでしょう。
08. 2012年11月03日 23:45:26 : RfZHPJATf2 もう、ロボットでないと作業は無理なんよ。 問題は半導体の塊をどうやって強力なガンマ線やニュートロンから 守ることができるかだ。 ほとんど不可能だとは思うが、このくらいの事故は想定しておかなくては いけなかったろう。 核ミサイルの事故はもっと苛烈だろう。 日本が核保有してれば、第一このような事故は起こさなかっただろうし、 なにより、起こす前に有効な手段をとっていただろう。 平和主義が安全神話をつくり、日本を滅亡させたと言っても言いすぎでは ないだろう。 これから、何万人、何十万人死ぬか分からないのだ。 諸外国なら核武装は当たり前。違和感なぞはない。 核に対しては日本人は抵抗感が強いとか言ってきたが、ウランがばらまかれて いる土地で平気で暮らしている。もっともいつ死ぬか、倒れるか分からない わけだが。 したがって、従来いわれてきた核アレルギーとかはウソだったことが証明 されたわけだ。第一、核に対して無知すぎるだろう。 すべてはマスコミが作り上げてきたものだ。 この際だから核武装も良いのではないかと思う。技術も高まる。 周辺諸国から恫喝されることも土下座外交もしなくて良くなる。 安全確保のために税金を他国にばらまく必要もなくなる。 核武装で浮いた金で移住、対放射線ロボットの研究費にあてるのも悪くは ないだろう。 いつまでもアメリカのけつの穴をなめてるわけにもいかないだろう。
09. 2012年11月04日 07:26:35 : m5bBsnqBEc >>06へ「関電」ではなく、「関電工」の間違いです。

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