防護服を用意するが着るのはNG? 福島除染ボランティアの矛盾
http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/6764488.html
2012年11月25日07:45　とある原発の溶融貫通(メルトスルー)

■近隣で暮らす住民に配慮せよ

福島第一原発事故により汚染された地域で除染ボランティア活動を主催するNPO法人オンザロードの募集要項に批判の声が上がっている。人数分の防護服を用意するが、着用については、「近隣で暮らす住人の気持ちに配慮せよ」というのだ。

■福島県とNPO法人が企画

問題の除染ボランティア活動は、福島県とNPO法人オンザロード福島事務局が共同で企画する「福島元気祭り！クリーン大作戦」。福島市大波地区で12月1日〜10日に地域の除染活動を行うというもの。

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昼は、住民とボランティアが、みんなで力を合わせて、本気の除染作業！　夜は、福島自慢の温泉に浸かりながら、最高の食と最高の音楽を地元の方と一緒に楽しむ！　福島県内、そして、日本中から、熱いハートを持った男達が大集結する、史上最高にHOTな10日間の祭 in フクシマ！　1日だけの参加でもOK！　「福島の人のために何かしたい」という熱い想いがある人は、ぜひ、一緒に汗を流そう！（「福島元気祭り！」HPより抜粋）

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■除染してもすぐ再汚染

大波地区は福島第一原発から北西約55kmに位置する。昨年は同地域で作付けされたコメから630ベクレル/kgのセシウムが検出されるなど、一帯は高濃度で汚染されているが、避難指示地域には指定されていない。

昨年10月には国による面的な除染が行われた。除染後は一時的に線量が下がるものの、雨などで汚染物質が移動するためすぐ元の数値に戻る。

町会長を務める栗原俊彦さん自宅前の側溝では、今年3月の除染により9μシーベルト台から2μシーベルトにまで低減された。ただ8月には10.36μシーベルトに戻ったという。

■不安と威圧感を与える

同地区では国に再度の除染を求めているが、環境省からは回答がない。こういった状況の中、一般市民の手で除染を行うのが「福島元気祭り！クリーン大作戦」。

ただ、同活動には疑問点も多い。HPではボランティア活動による被ばくについて、10日間で37.04μシーベルトになる、との試算を示す。同時に年間100ミリシーベルト以下の被ばくでは影響が確認されていない、とする国際放射線防護委員会（ICRP）の見解も紹介し、安全性をアピールする。

しかしながら「100ミリシーベルト以下は安全」というのであれば、そもそも同地区の除染は必要ないことになる。

さらにボランティアに対しては人数分の防護服を用意している、としながら、下記のようなただし書きを添えている。

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防護服は全員分手配しています。防護服の着用は個人の自由ですが、防護服を着用して作業を行うということは、住民に不安や威圧感を与えてしまうということを十分に理解した上、判断して下さい。大波地区の住民は作業場所内にも防護服なしで住んでいるということを忘れないで下さい。（「福島元気祭り！」HPより抜粋）

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これこそ「不安や威圧感を与える」ただし書きである。

外部リンク

◆福島元気祭り！クリーン大作戦
http://www.fw-p.jp/genkimatsuri.html

(税金と保険の情報サイト)
http://www.tax-hoken.com/news_apsSeGGBwO.html

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着用しないことが「近隣で暮らす住人の気持ちに配慮」になるということは，除染が気休めのために行なわれているということの明確な証拠ですね。

除染が実質的に不可能なこと，除染直後には線量が下がっても時間が経つと上がってしまうことは分かっています。

ということは，除染は人が住んではいけない場所に人を騙して住まわせるために悪用されているのです。

労働賃金がピンハネされたり，支払われなかったりするトラブルも発生しています。

除染の仕事をしている方，またこれからしようと考えていらっしゃる方はこのような事実をふまえ，政府や県に悪用されないようにすることをお勧めします。

コメント
01. 2012年11月25日 11:10:05 : z5uQPVPWWg 歴史上、類を見ない公共事業である被曝事業
02. 2012年11月25日 11:28:41 : 3nTXkp9TvA 「福島元気祭り！クリーン大作戦」 「お金も出さないよ、健康の保証も出来ないよ」 「掛け声」「勢い」「ノリ」だけで集まっちゃう若者達は居るのだろうか…。 どうなんだ？
03. 2012年11月25日 11:49:29 : wreTGuAbV2 被曝してもええじゃないか運動だろ、これは。 こんなボランティアに参加するやつは、被曝したがってるとしか思えない。 参加したことをにこやかに自慢げに話すのが目に浮ぶ。 続出する避難者を食い止めようとする福島県は、そのうち「福島に住もう」とかいうアイターンキャンペーンを始めるかもしれない。
04. おっさんZ 2012年11月25日 12:26:32 : vf1pLsPn/FgHY : b6UEOxcm0A 除染が不可能な事は、チェルノブイリでとっくにわかっている事。 軍を動員してあれだけ大規模な除染をしても、いまだにチェルノブイリ周辺の汚染は残ったままです。 つまり、今「除染」をしている団体は、あたかも「除染をすれば大丈夫」という雰囲気を作って「原発の再稼動」にＯＫを出す雰囲気を作るための組織です。 ま、尖閣で騒いでいる極右の皆さんは、尖閣よりも切羽詰った「国家の危機」である福島に行って、無料で除染でもしてきて下さい、無論防護服無しで、命をかけて下さいよ。
05. 2012年11月25日 12:48:39 : t4MV3tdAT2 こんな事を言って人集めをしているくせに、Ｑ＆Ａの回答はひどすぎる。 ＞福島県内、そして、日本中から、熱いハートを持った男達が大集結する、史上最高にHOTな10日間の祭 in フクシマ！ 1日だけの参加でもOK！ 「福島の人のために何かしたい」という熱い想いがある人は、ぜひ、一緒に汗を流そう！ ＞Q　作業中に被曝し人体に影響がないか心配です。 A　参加するにあたり・・・安全管理・健康管理・貴重品管理を含め、放射線量がご自身に与える影響も含め、自己判断のもとご参加いただける方を募集しています。怪我や事故・活動終了後に起こった病気等・その他トラブル等はすべて自己責任となりますので、ご理解の上、お申し込みください。 放射線の影響について、様々な意見等あるかと思います。私たちも、安全か危険かを完全に判断できることは出来ません。現在発表されている様々な情報を鑑み、ご自身の判断のもとご参加頂きますようご理解のほどお願い申し上げます。 http://www.fw-p.jp/genkimatsuri.html
06. 2012年11月25日 13:10:49 : hKYMEdnzU2 人数分の防護服を用意するが、着用については、「近隣で暮らす住人の気持ちに配慮せよ」 救いようのない馬鹿どもだ。暮らすやつも行くやつも。
07. 2012年11月25日 13:38:51 : TLx8zXi5m6 ボランティアにも配慮してあげてください…＞＜
08. 2012年11月25日 13:38:52 : sj3KTWWsa2 主催者も参加者も、凄くIQが低いよね。馬鹿とか阿呆とかのレベルじゃないだろう。脳死、脳死状態だよ。
09. 2012年11月25日 13:56:01 : tz6X5BXInE ●とても危険！除染作業での内部被曝を避けよう 除染作業員50万人のうち2万人が死亡して、20万人が放射能障害に苦しんでいる、という現実 http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-828.html ●放射性セシウムの恐怖　『除染を諦めたロシア』 http://freeride7.blog82.fc2.com/blog-entry-1674.html
10. デミトリー 2012年11月25日 14:16:18 : 2kYVIsTHbi0XM : 1mczsT61Va ボランティアは昔からそうだよ。 労働に対して正当な報酬を与えないというちょっと信じられないことだから。 使う側にとっては、単なる奴隷制度だよ。 使われる側が、好きでやるのは構わないけど、それは趣味のレベルで社会に貢献するとかそんなことにはならない。 働くことが社会に貢献することになるのは、賃金で物を買ったり消費するからだよ。そのお金が企業に戻って拡大再生産の資本になる。他の企業から機械を買ったり雇用を増やしたり。機械を売った企業はそれを拡大再生産に使い、雇われた労働者は、賃金で買い物をする。 ぐるぐる回って、全体的に成長して行くのが健全な社会というものだよ。 普通は、採算取れない仕事は民間ではできないから、国が雇用対策を兼ねてやったり補助金を出して民間にやらせたりする。 現に除染は国でもやっている。ボランティアが必要だと感じられるのでは、国の対策が全く間に合っていないと言うことでしかない。 そこには、汚染各国が除染に取り組んで全く効果が上がらなかったことを含めて、全面的に行っても無駄なだけでアリバイ作りにやってるという思惑が見えるよ。 勘違いしないことだ。 国は一生懸命やってるけど間に合わないからボランティアで手伝おうとか、国が除染をしてくれてるからそれが終われば安全にすごせるとか。 そういうこととは関係ないよ、除染は。 放射性物質から国民を守ることとは一切関係なしにただ行われているだけ。

11. 2012年11月25日 19:24:44 : 9AxfwEqGdP コメントに値しない。 腹が立って汚い言葉しか思いつかないから、これで終了。
12. 2012年11月25日 20:14:11 : RS1HJx9jpM 自暴自棄のキチガイ大作戦だね。安全の判断も無し、責任も負わない。 この主催者は、もう完全に脳がやられ何も判らなくなっている。 どうぞ、そのうち病床でのたうち回って下さい。 福島とは、こんな狂気の連中が蠢いてる土地だ。当然汚染米、汚染魚など汚染産品を産地偽装やヤミルートで全国にばらまいているのは想像に難くない。 これ以上何も言うことは無い。以上。
13. 2012年11月25日 23:33:17 : FtAqUhrlFU > 20歳以上の男性で、体力、気力に自信のある方。 >｡ﾊ今回の募集は男性のみとさせて頂きます。） そうだろうね。 こいつらは危険性があることは理解している。
14. 2012年11月26日 01:59:05 : 7oSKGju5kA もう素直に「アトミックソルジャー募集」とか書いちゃえばいいのにね。 行かないかな。在特会の連中。　「協力しなければヒコクミン！」とか書いたら挑発にまんまと乗っちゃあくりゃまいか
15. 2012年11月26日 05:56:27 : pVpMAq8b2Q 子供をすでに作ってしまった人限定にしないとまずいよ。 遺伝障害は微量の被曝でもでる。化け物みたいな子供がうまれたら、子供もかわいそう だよ。 ちなみにリクビダートルの被曝限度は累積で１００ミリシーベルト。それでもある 作業員のばあい７人の班の全員が７，８年で死んでしまった。想像を絶する苦しみの 果てにだ。 また、彼らには勲章と生活保障（無料の治療、新しい家、追加休暇、早期の年金支給といった法的な補償）などが与えられた。もちろん高額の給与があったことは言うまでも ない。 マスクは当然着用していた。
16. 2012年11月26日 09:53:42 : 2sYTZ5DPGg ＜１５ そういう限定をすると、「福島には独身の方も子供もすんでいるんですよ」と叱られます。 住めないところに住まわせているのが前提だから、そこで何を計画しても、すべて狂ってしまいます。常識が通用しない場所になっています。 どうしてそんなことが現代日本の国内で起きているのか？ 戦争が終わる時、沖縄や樺太を犠牲にして内地が生き延びたというのは知っていましたが、首都から250キロの福島も「内地」ではなかった。首都圏だってあやしいものです。国土全部が「トカゲのしっぽ」でしかないとすると、いったいに「日本」というのは、なんなんでしょう？
17. 恵也 2012年11月26日 11:26:44 : cdRlA.6W79UEw : mnfOagdpTQ >>　除染は人が住んではいけない場所に人を騙して住まわせるために悪用され 人間に不可能なことを要求しても無理。 これだけの放射能事故はチェルノブイリ事故以来のことで、世間知らずの 官僚上がりの連中にはまったくわからない初体験。 こいつらは流れに任せるばかりで、変に抵抗して出世争いに敗れ左遷される 事を恐れる連中ばかり。 丸憶えの得意な学校秀才を、現在の世の中は必要としてない。 本物の力もない人間が無責任に企画し、住んではいけない場所に人を住まわせる。 放射能に関して一番資料を持ち、研究し、詳しく知ってるのはアメリカとロシア であり、これらの国は人間をモルモット扱いにして軍隊の役に立ててます。 アメリカ軍が兵士には、放射能の危険地帯を0.32μSv／ｈとして注意を呼びか けてるが福島県はとっくにこの数値をオーバーした。 ロンゲラップ島で行った人間モルモットを、再度福島で行うつもりのようだ。 ビキニ核実験で避難したロンゲラップ島民に安全宣言を出して、実験の3年後 に270人帰還させた悲劇を繰り返してるとしか思えません。 島民は31年後にグリーンピースの援助で、全員が脱出しましたが、それと同モルモットの悲劇が福島県で繰り返されてます。 3年後帰島のときは、研究者は健康のためミネラルウォーターを飲み、270人の 島民は昔と同じく雨水を飲んでました。 現在60年以上もたったからと、再々帰島のための強制が行われてるが除染でき たのは一部の地域だけですがそれでも、老人は故郷で暮らしたがってる。 >>03　参加したことをにこやかに自慢げに話すのが目に浮ぶ。 俺も福島横断をして友達に自慢したよ。 川内村のコンビニで幕の内を買って「食べて支援」を行いましたが、２日位して 経験したことのないような下痢になり、独特な頭痛と、手先のムズ痒さを経験した。 幕の内を買うときに、ちょっと心に引っかかったけど、住民が今現在住んでて いる事を見聞してると、心配しすぎだと安全神話にひっかっかってしまった。 １日だけの身体の異常だったけど、今の物忘れもその後遺症かも・・・・・ >>08　主催者も参加者も、凄くIQが低いよね。 ＩＱは高いよ。 これは丸暗記能力と反応速度が速ければ、どれだけでも高くなりますが 生きていく上で一番必要な知恵とはまったく関係がありません。 オーム真理教には医者などＩＱの高い高学歴の連中がたくさん集まってました。 >>15　もちろん高額の給与があったことは言うまでもない。 間違い！ リクビタートルは、軍や消防、警察関係や炭鉱夫、建設関係者などで上司の 命令で参入した人がほとんどであり、給与はスズメの涙。 病気になったら公費で面倒はみられたようですが・・・・ 俺が驚いたのは原子炉の下に溶けた核燃料が沈み水蒸気爆発をしないように 地下プールの水を抜く決死隊を電力関係者、消防隊で作って実行したこと。 よくぞ燃えてる原発の下に潜ったものだ。 ーーーーー引用開始ーーーーーー 原子炉直下にあるプールの水と接触して水蒸気爆発を起こす恐れがあった。 まず、原発の職員３人が、ウェットスーツを着けプールの排水バルブを開 けて水を抜こうとしたが、バルブは動かずうまく行かなかった。 そこで消防隊にその任務が与えられた。6日の夜12人の志願者が水抜き作業 のため建屋に入った。地下プールから排水ホースを引き、ポンプを設置する 作業を24分で行った。しかし、ポンプが止まったりホースが漏れたりしたの で何度か引き返す必要があった。 http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/GN/GN9205.html
18. 2012年11月26日 20:31:00 : syvFZWXF46 各年度のチェルノブイリの除染作業員の被曝量に関して、実際の平均に近い“中央値”は、以下の通りである。（ウクライナ緊急事態省２０１１年度報告書から） 除染作業員1986年度　　82mGy(=mSv) 除染作業員1987年度　　46 除染作業員1988年度 　 17 除染作業員1989年度　 　17 除染作業員1990年度 　 24 http://www.asyura2.com/12/genpatu28/msg/677.html#c2
19. 2012年11月26日 21:34:24 : ymsN6lbdxA こんな呼びかけに応じてしまうのが　ゆとり　なんだろうね
20. 2012年11月27日 00:11:57 : ZWnn48Mb1Y >>19 世代をひとくくりにするなよ・・・。 でもまさかこんなんに応募するバカはいないと（いてもごく少数と）信じたい。

21. 2012年11月27日 06:24:40 : Ozx50CpwtM >>17　恵也さん。 ＞アメリカ軍が兵士には、放射能の危険地帯を0.32μSv／ｈとして注意を呼びか けてる どうして世界中が採用している。年１ミリシーベルト（毎時おおよそ０．１マイクロシーベルト /ｈ）としない。しかも、これは内部・外部被曝を合わせての数字だよ。だから内部被曝のある日本では もう外部被曝なんてできない。政府の基準では年３ミリシーベルトの内部被曝をすると発表して いる医師団もある。 ＞給与はスズメの涙。 「間違い」と断言されているようだが。読んだ資料が違うようですね。
22. 2012年11月27日 19:00:43 : FEC1zKK4NY ”福島自慢の温泉に浸かり”とあったが、地下水脈がどこにどうつながって いるかが全く不明なのに、福一の地下にもぐってしまった放射能の影響を 警戒しないで、温泉に浸かるのは怖すぎる。 「この温泉はよく温まる」＝　被曝　かもしれない。それも高濃度被曝。
23. 恵也 2012年11月28日 13:07:20 : cdRlA.6W79UEw : wECBfK7a3R >>21　どうして世界中が採用している。年１ミリシーベルトとしない。 これは非常時に対応する兵士だから0.32μSv／ｈを米軍が限度としたもので 福島でも非常時になってしまったのだから0.30μSv／ｈを採用したほうが良い。 それでも福島県人のほとんどの大移動になるでしょう。 年１ミリシーベルトじゃ計算方法が難しいし、内部被曝まで考えたら複雑怪奇 になって計算方法でも、計測器の差によっても避難するかしないか千差万別になるよ。 その点、単純明快な１時間当たりの空間線量0.3μSv／ｈで決めるのが最良。 それに世界中が年１ミリシーベルトとしてるわけじゃない。 ミスター１００ミリシーベルトみたいな方が専門家として威張ってる世界だ。 ビキニのロンゲラップ島民も安全宣言は出されたけど、その限度じゃ不可能。

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