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拡散予測の想定に批判(東京新聞:ニュースの追跡)
http://www.asyura2.com/12/genpatu29/msg/314.html
投稿者 みょん 日時 2012 年 12 月 14 日 07:45:49: 7lOHRJeYvJalE
 

拡散予測の想定に批判
2012年12月14日 東京新聞[こちら特報部:ニュースの追跡]


原子力規制委員会が発表した原発での重大事故時の放射性物質拡散予測マップ。10月に発表されたが、ミスが相次いで発覚し、13日にも訂正の発表があった。だが、その訂正後の内容にも「放射線量を過小評価している」といった疑問の声が上がっている。活断層調査で株を上げたようにも見える規制委だが、冷静な評価が必要だ。(上田千秋)


◆最悪3%の数値削除

「基準があまりにも無謀すぎて、これでは何の意味もなさない」

反原発の市民団体「美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会」(美浜の会)の小山英之代表はあきれたように話す。

10月24日に公表されたマップは、全国の原発周辺自治体が地域防災計画を立てる際の参考資料に、と作られた。

具体的には、1.事故を起こした福島第一原発1〜3号機と同程度の放射性物質が放出される 2.各原発の合計出力に応じて再計算─の2パターンで試算。各原発の周りを16の方向に区分し、国際原子力機関(IAEA)が避難判断の基準とする「事故から7日間で100ミリシーベルトの被ばく」に達する場所を示した。

試算では、1年間を8,760回(24時間×365日)に分けて風向きの出現頻度を調べ、それぞれの風向きの放出量を計算した。

問題視されているのは、規制委の前身の原子力安全委が1982年に決定した「発電用原子炉施設の安全解析に関する気象指針」に基づく「97%値方式」といわれる手法。極端な気象条件を排除するため、最も放射性物質の濃度が高い上位3%のデータは算入しないという手法だ。今回、全ての原発の拡散予測に適用されている。

しかし、この手法だと上位3%の削除により、奇妙な結果になる。大飯原発(福井県)を例に考えてみると、わずか10キロ余しか離れていない同県小浜市東南部は100ミリシーベルトに達しない。100%値で考えれば、100ミリシーベルトになる最も遠い場所は63.5キロ南の京都府向日市付近になるのに、97%値だとほぼ半分の32.2キロ地点にとどまる。

規制委は、南方向へ放出される放射性物質を全体量の20%と仮定している。だが、美浜の会は「事故時には風がどちらに吹くかは分からない」と反論。南方向への放出量を50%と仮定すると、紀伊半島中部までが100ミリシーベルトの範囲内になるという試算結果が出た。

小山代表は「汚染の範囲は事故が起きた時の風向きで決まる。その風向きの頻度を平均値で考えても無意味だ。結局、避難計画など立てようがなく、安全を確保するには原発を止めるしか手だてはない」と主張する。

拡散予測マップに限界があることは、規制委も認識している。発表時の資料には「あくまで目安として参考にすべきデータであることに留意が必要」と記載している。

原子力規制庁の担当者は「100%値にすると台風などの気象条件も含まれてしまい、拡散範囲がかなり広がる。むしろ現実的な範囲で対策を考えてもらうのが先決と判断した」と説明する。

とはいえ、事故想定では最悪事態を念頭に置くのが鉄則。「現実的な範囲」は想定外を生む。福島原発事故で、その落とし穴の怖さを学んだはずではなかったのか。

小山代表は「規制委は福島事故ですべてが一変したのに、原子力安全委の指針を使って前例踏襲で済まそうとしている」と批判している。
 

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コメント
 
01. 2012年12月14日 12:17:42 : XUd48KYCio
今更ですか、開いた口がふさがりません。

02. 2012年12月14日 12:19:07 : XUd48KYCio
発注金額、追加分もあれば公表してもらいたいですね。

03. 2012年12月15日 07:12:38 : E28AN5y3yg
-----反原発の市民団体「美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会」(美浜の会)

こういうめんどうで難しい問題をしっかり研究されている団体があるのは
心強い。だが、放射能の問題は一般のひとには難しすぎて、政治的影響を
与える結果にはならない。これが残念です。

が、新聞がこうして取り上げれば、拡散予測も丸呑みできないとは私も含めて
思うだろうし、規制委自体も反省するかもしれない。


04. 2012年12月15日 08:17:12 : d1INYqu1to

全原発で拡散予測訂正 担当 孫請け社員1人

 原子力規制委員会は十三日、原発で重大事故が起きた場合の放射性物質の拡散予測の訂正版を公表した。ミスが相次いだ背景には、予測作業を孫請けのコンサルタント会社の社員一人だけで実質的に担当していたことが、規制委の検証で明らかになった。発注した旧経済産業省原子力安全・保安院(廃止)は丸投げ、元請けの原子力安全基盤機構(JNES)は内部で仕事を押し付け合い、孫請けは注文内容が変わるたびに大わらわ−。そんな中でミスが広がった。

 「思い違い」「電卓で手計算」「入力ミス」「何らかの理由で忘れた」。規制委の検証報告には、ほぼ一人で作業した孫請け会社シー・エス・エー・ジャパン(東京都)のミスが多数挙げられた。

 シー社は二〇一〇年、同じような拡散予測をJNESから受注。その流れで今年四月、今回の予測を再び受注した。

 前回の予測はJNESの内部検討資料用だったが、今回の予測は自治体への配布を前提とした正式な予測。当然、精度が求められ、作業量も大幅増。納期も短いのに、シー社の社員一人で作業する体制は、そのままだった。

 JNESでも担当者は実質的に一人だったが、組織改編もあってどの部署が担当なのかあいまいになった。「自分はただの窓口役」などと仕事を押しつけ合うような場面もあったという。

 発注者の旧保安院もミスを拡大させた。七月に予測結果はほぼまとまっていたのに、八月に方位別に予測するよう注文変更、九月には年間の全気象データを反映して予測するよう再び変更。扱うデータは七十三倍にまで急増し、その過程で変換ミスなどが起きた。

 また旧保安院と規制委は、この間データを自ら検証することは全くなく、規制委はJNESから渡された報告書をそのまま発表しただけだった。(大村歩)

( http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012121402000089.html )
 
 
想定も問題だが体制を何とかしろよ!


05. 2012年12月15日 13:44:28 : iT8Ab7Pa0c
放射性物質の拡散は、日本国内に留まらず、地球上全体の問題だぞ。
野田ブタ野郎政権の不始末が地球全体広範囲に且つ長期間に亘って、汚染をばらまいてしまったことを、お前達は自覚して居るのか。
 拡散の予測が、何通りも想定されるのは、当然だ、バカでも分かる。一つに統一するなぞと愚かなことをするな。幾通りでも想定しろ!複数の結果を、早急に公開せよ。問題は貴様達の手に負えないことを、さっさと公開せよ。
 放射線物質の拡散は、今後もっと激増する事を覚悟せよ。

06. 2012年12月16日 06:48:38 : e7uDvBwAGA

>野田ブタ野郎政権の不始末が地球全体広範囲に且つ長期間に亘って、汚染をばらまいてしまった

もともとの原因(地震国に原発)は自民党にあることをお忘れなく。


07. 2012年12月20日 19:14:41 : OXQuDWnZao
山などの地形を考慮せず、だだっ広い平野を仮定しおざなりのシミュレーション等全く無意味。

SPEEDIについても福島原発事故の避難にも使用されなかったし、現在も各自治体からシミュレーションの要求に対応していない。

民間で普通のパソコン上で実行出来る、SPEEDI並の地形を考慮した三次元拡散シミュレーションシステムが開発され、数多くの原発についてのシミュレーション例が公開されている。

開発費、シミュレーション費用共SPEEDIの2-3桁は安く同等の結果が得られるのでは。

地方自治体からの各原発についての新たな色々な条件でのシミュレーションも、安い料金で受託されているので、国に頼らずにこの民間開発のシステムを支持し広めていくようにしたい。

http://eritokyo.jp/independent/aoyama-column-erispeedi1.htm
Alternative Media  独立系メディア E-wave Tokyo
■原発シミュレーション


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