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豆腐の上の原子力発電所・走り出したらもう止められない12/24小出裕章氏in茨城(書き出し) 
http://www.asyura2.com/12/genpatu29/msg/453.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 12 月 26 日 14:35:00: igsppGRN/E9PQ
 

http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2668.html
2012-12-26(12:32) みんな楽しくHappy♡がいい♪


「豆腐の上の原子力発電所」小出裕章氏(音声のみ)

第二回 脱原発サミット in 茨城より
2012年12月24日



司会:
小出さんにお伺いしたいんですけれども、
東海第二原発というのはですね、実は調べてみると、
原子炉自体は非常に強固な岩盤の上につくらなければいけない、そういうふうに決められている。
で、実際に日本原電が出しているような、安全安心パンフレットを見ますと、
「強固な岩盤の上にある」というふうに書いてあるんですが、
ネットなどで調べてみたり、学者の論文等を読んでみたり、政府の発表物を見たりすると、
「東海第二原発は5mのコンクリートの板の上に乗っかっている」と。
「その下に8mのコンクリートをさらに打って、人工岩盤というふうにしている」
で、「さらにその下には泥岩という岩がある」
政府事故調などは「軟質岩盤」と言って、すでに強固な岩盤と言っていないのですが、
こういう原発というのはどういうふうになるとお考えでしょうか?


小出:
今、ちゃんとお話し下さったけれども、東海第二原発だって、全然強固な岩盤じゃないですよね。
でもそんな事を言ったら、日本中強固な岩盤の上に建っている原発なんて無いだろうと私は思います。
浜岡だって、相良層とか言っていますけれども、ボロボロですよね。
あれは手に持ったらバリバリと割れるようなところだし、
東京電力の柏崎刈羽原子力発電所なんていうのは砂丘の上に建てようとした。
「いくらなんでも砂丘の上はまずいだろう」という事で何10mも穴を掘ったけれども、
いくらやってもちゃんとした岩盤が出てこないという事でそこに建ててしまった。
昔から「豆腐の上の原子力発電所」と呼ばれていた。
そこが地震に襲われたらものすごい揺れになって、あちこちボロボロに壊れてしまったというのが、
つい何年か前にあったということで、
この世界中の地震の1割から2割が日本で起きるというそんな国で、
安心して原子力発電所を建てられるような場所はもともとなかったのです。
無いのに、とにかく建てたいという事で、
「用地さえ買収できてしまえばもうどこでもいい」と、
後は地盤が悪ければ「人口岩盤だ」というような事でこれまでやってきてしまった。
という歴史があったと思います。
今、敦賀の日本原電の第二原発という所でも「原子炉の下に活断層がある」と。
実はそれだって、「はじめからわかっていたはずだ」と私は思います。
でもとにかく「そこに建てるしかない」という事で、
審査をする人たちが「これは活断層ではない」と言ってしまえばもうそこに建ってしまうという、
そういう事だったと思いますし、
東海第二原発も適地ではないし、
日本中に原子力発電所の適地はどこにもないんだというふうに思っていただきたいと思っています。


司会:
その事とちょっと関連いたしまして、小出さんにお伺いいたしますが、
私は大学の時代に沢山の大学の学生が入る学生寮におりまして、
原子工学というのをやっている学生とよく話をしたんですけれども、
その人と話して工学上非常に重要なフェールセーフ(Fail Safe)であると、
フェールセーフであるというシステムが生きていないと、そういうものはつくってはいけないのだと、
彼は非常に理想主義的だとそういうふうにおっしゃった。
原子力発電所はいつまでたっても熱がとれない。
永久に冷やし続けないといけない。
そういうのって、フェールセーフって言えるのかな?
人類の創作物としていいのかな?というのは感じるんですが、いかがでしょう。


小出:
原子力発電所の場合にはフェールセーフという言葉は、
要するに「なにか間違えた事をやっても安全なんだ」というフェールセーフという言葉もあるし、
フールプルーフ(fool proof)という言葉もありました。
それはプルーフ、馬鹿ですね、
「運転員が馬鹿な事をやってもきちっと保証できるようにする」と、
それが設計思想になっていると、ずっと彼らは言ってきたわけで、
設計思想としてそうするという事はむしろ当たり前のことであるんですね。
人間は間違えた事をするし、何か具合の悪い事が時に起きるという事は当たり前な事なのであって、
それに対して設計上対処しておくという事は、当然の考え方です。
しかし、それが原子力の場合には成り立たないのです。
みなさん、車で今日ここに来られた方がいらっしゃると思います。


たとえば時速40kmか50kmで走っていて、
走っている途中にタイヤが一つポロリと落ちてしまったといったら、
みなさんはすぐにビックリしてブレーキを踏んで、ある人はエンジンを切るかもしれない。
そうしたら、ま、何10mかは走るかもしれないけれども、そこで時速は0kmになりますね。
必ず止まります。


しかし、原子力発電所というものは、ウランの核分裂を起こさせて熱を発生させるわけですが、
核分裂を起こさせた途端に、核分裂生成物という放射性物質が原子炉の中に溜まってくるのです。
それで放射性物質はそのもの自身が熱を出すというのが基本的な性質です。
今日の原子力発電所は100万kwというのが標準になっていますが、
100万kwの原子力発電所というのは、
電気になるのが100万kwという意味です。


原子炉の内部では300万kw分の発熱をしていて、
わずか3分の1だけが電気になって、
3分の2、つまり大半の200万kw分は使う事が出来ないまま海に捨てているという、
そういうバカげた装置なんです。


その上に、300万kw発熱しているという、
その熱のうち7%はウランが核分裂しているのではなくて、
すでに炉心に溜まってしまった核分裂生成物、そのものが出しているんです。


何か事故が起きてウランの核分裂反応を止めるという事は、かなり比較的容易です。
多分福島の事故の場合も止められたと私は思っています。


しかし、原子炉の中に核分裂生成物が溜まってしまっている限りは、
7%分のエネルギーは止める事が出来ないんです。
発熱は。


つまり、超悪化、もうここで止まらなければいけないと思って
どんなにブレーキを踏んでも、エンジンを切っても車は止まれないんです。
それが町中の人ごみの中であろうと、山の中の崖っぷちであろうと、
タイヤが外れたまま走り続けなければ壊れてしまうというのが、原子力発電所というそういう機械なのです。
どんなフェールセーフも、どんなフールプルーフももう成り立たないという、
初めからそういう基本的な性質を与えた機械です。


ですから、設計思想としてフェールセーフ、フールプルーフという事をやる事は、
私は当然だし、いいことだと思いますけれども、
原子力というのはそれが成り立たない技術であると思っていただきたいと思います。



フェールセーフ(Fail Safe)
http://e-words.jp/w/E38395E382A7E382A4E383ABE382BBE383BCE38395.html
故障や操作ミス、設計上の不具合などの障害が発生することをあらかじめ想定し、
起きた際の被害を最小限にとどめるような工夫をしておくという設計思想。
例としては、石油ストーブが転倒すると自動的に消火するよう設計されていることや、
加圧水型原子炉の制御棒の電源が切れると制御棒が自身の重さで炉内に落下して
自動的に炉を停止させるよう設計してあることなどが挙げられる。


フールプルーフ(fool proof)
http://e-words.jp/w/E38395E383BCE383ABE38397E383ABE383BCE38395.html
工業製品や生産設備、ソフトウェアなどで、
利用者が誤った操作をしても危険に晒されることがないよう、設計の段階で安全対策を施しておくこと。
正しい向きにしか入らない電池ボックス、ドアを閉めなければ加熱できない電子レンジ、
ギアがパーキングに入っていないとエンジンが始動しない自動車、などがフールプルーフな設計の例である。
「fool proof」を直訳すれば「愚か者にも耐えられる」だが、
その意味するところは「よくわかっていない人が扱っても安全」。
その思想の根底には「人間はミスするもの」「人間の注意力はあてにならない」という前提がある。
安全設計の基本として重要な概念である。


 

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コメント
 
01. 2012年12月26日 18:06:42 : 7oSKGju5kA
> つまり、超悪化、もうここで止まらなければいけないと思って
> どんなにブレーキを踏んでも、エンジンを切っても車は止まれないんです。
> それが町中の人ごみの中であろうと、山の中の崖っぷちであろうと、
> タイヤが外れたまま走り続けなければ壊れてしまうというのが、原子力発電所というそういう機械なのです。
> どんなフェールセーフも、どんなフールプルーフももう成り立たないという、
> 初めからそういう基本的な性質を与えた機械です。

ちょっとキャンプ通な人ならば知っているだろうか
ガソリンストーブ(コンロ)の銘柄に8Rとか123Rなんてのがある。
一方この二つとは別に一般的なストーブには大概ポンプがあって、
余熱着火した後ポンプの加圧を最初の弾みにして自発的な熱で気化を持続させつつ燃焼すると云うサイクルで運転するものの、
基本的にはポンプの加圧分が燃料の減少に伴うタンクの減圧の中に担保されていて、
放って置けば消える構造になってる。
サイクルが負の設計になってるが故の文字通り「フューエル」セーフになっている訳だ。
(この辺の設計思想は安全性の面で基本とも言える。例えばレバー式の水道の蛇口が使いにくいと感じている向きは無かろうか? しかしあれには理由がある。
 もしも蛇口の上から何かが落ちてきてレバーを動作させてしまったらどうなるだろう?
 なんでもかんでも使いやすい…バカに優しい設計にした時のリスクを考えれば自然ああなるのだ)
(同じ観点からオートマ自動車は撲滅した方が良いと思っている(笑))

で、一方冒頭で触れた8R或いは123Rと云うストーブは、これは元々北欧だか何処だったかの軍用になる設計で、如何に軽便に且つ壊れ難くするかに主眼が置かれている。
手っ取り早い話が出来る限り機能の最低実現に不要な複雑な機構・部品を排除する形でデザインされて居て、
結果歩兵の装備としての「業務用」的道具として完成されて居るわけだが、
つまり平たい話が『ポンプが無い』わけだ。
このストーブ。単純に熱サイクルのみに頼って加圧←→気化を実現している。
しかし当然ながらポンプが無い条件下での「消えない」条件を維持する為に、熱気化サイクルの設計が「正」の設計になっている。
つまり、着火したが放置して置くと何れ火炎が暴走を始めて、最後には(止めてしまうのでまだ見た事はないが)内圧でドカンと逝ってしまう設計なのだ。
当然これを入手して使う側はこれを理解して使う。
エントロピーは増大するのが自然の有り様と心得る。
軽便でありながら実は焚き火や七輪よりも目が離せない道具。…正の設計の道具とはそういう物なのだ。

さて。原発を見てて常思って来た事だが、この「マニア好み」とも言える道具にとても近い印象を持って来た。然るに、

 「原発はおぼっちゃんのおあそびで運転する道具じゃねえんだよボケ!」

と、これまた常々この道具を使って居る立場から奇しくも感じ続けて居た次第。
ましてや「自動」なんてな機械如きに生殺与奪平気で預けられる神経がそもそも気狂いの形振りとしか受け取れん。
自称エリートどもよ! 火の神様舐めんな。


02. 2012年12月27日 21:52:19 : XXhldHt4HI
河北新報社
東通原発「活断層」 東北電力「説明続ける」
://www.kahoku.co.jp/news/2012/12/20121227t23015.htm

YOMIURI ONLINE
原発すがるしか・いい加減だ…東通活断層で地元
://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121221-OYT1T00781.htm?from=ylist


欲に目が眩んだ連中は、思い込めば事実が変わるっと・・・。


03. むぎわら 2012年12月28日 12:38:56 : xkclL6t.BzZmI : haCsl2aySV
fool proof は悪魔の技術。コンピュータ優先のエアバスが墜落したときに、いろいろ議論がありました。ギアがパーキングに入っていないとエンジンがかからないのも、考えもの。くねくねの下りの坂道で、突然のエンスト。急にブレーキもハンドルも重くなる。パワーブレーキを知らない人は、ブレーキが壊れたと思ってしまうほど。最終的にはPにギアを入れてエンジンをかけ直すことを fool な人に期待するしかない。

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