私は阿修羅原発板の存在に気づくのが遅かったので、もしかしたらすでに話題になった話なのかも
しれません。その場合は笑ってお許しを。
同センターは、ちゃんとSPEEDIを活用していたのだが、『読売』が2011年３月15日朝刊でSPEEDIは
「予測不能」だという記事を出したのだそうです。
上のリンクは、そんなことはない、という同センターの声明です。
ちゃんと働いてますよ、と同センターは言っているのです。

ちなみにこのことは、大沼安史『世界が見た福島原発災害』（緑風出版、2011）の25ページにあります。
失礼ながら、私は大沼さんという人は存じ上げませんでした。wikiにも個人で名前が載っている、
北海道新聞で20年以上働いてからフリーになったジャーナリストだそうです。
本のタイトルが気になり、日本政府の情報隠しについて知るところが多そうだと、年末年始にチンタラ
読むつもりで手にした本だったのですが、えっ、という気分です。
大沼氏「ひとつ考えられるのは」と推理し、読売を使って、国民への刷り込みを図った
「当局者がいた」（断定ではないのでご注意）。

まだ読み始めですが、いろいろ気味悪いことを知りそうです。

読売のウソプロパガンダです。予測可能です。
事実、私は2011年３月15日の前から、放射性プルームの流れをオーストリアのZAMGからの情報で、関東方面に流れていくのを知っていた。
もう二、三日前から予測可能だった。
予測できないのは、放射性物質の絶対量。どれだけ実際に出てくるのかは予測不可能。
ただし、放射性物質の流れていく方向、そのときの降雨量、および濃度の濃淡は予測可能。
読売は正力松太郎以来、ずっと原子力ムラの御用新聞であるから、ムラのプロパガンダに貢献するだけ。

基本的には、文部科学省がSPEEDIに関与している。

※平成24年4月13日掲載の計算結果は、平成23年3月15日又は16日に文部科学省から（独）日本原子力研究開発機構に計算を依頼し、同年3月16日に原子力安全委員会及び文部科学省が（独）日本原子力研究開発機構から受領したものです。
http://radioactivity.mext.go.jp/old/ja/distribution_map_SPEEDI/

まあ、権力関係はいろいろあるが、（独）とか看板だけあげても、官僚の管轄下にあるわけだ。

100億円以上も使ってＳＰＥＥＤＩを作ったのに、公表しなかった実績が
文科省にはあるからね。
ここが公表してくれるかどうかは、まったく不明だよ。

>>03　読売を使って、国民への刷り込みを図った

この可能性もある。
”「本当のこと」を伝えない日本の新聞”も書いてあったがこれは不思
議な記事で読売新聞記者が地震発生で回線が故障して、運用できなくな
ってるという捏造記事になってます。

読売新聞も捏造記事なら、なぜ捏造になったのか解明すべきなのに全く
解明してません。
原子力安全技術センターの話として「青森、宮城、福島からのデータが
受信できなくなった」ので運用できないと断言してたのだから？？？？

読売新聞の記事の翌日にセンターは誤認記事だという発表をしました。
でもこの日（2011年3月16日）にでもＳＰＥＥＤＩを全部公開してたら
被曝しなくて済んだ人は非常に多かった。

柏市で大規模な被曝があったのは事故のずっと後の3月21日以降です。
（日本分析センター調べより）

>>05　読売がスピーディを公開させないような権限を持つのでしょうか？

読売が持ってるのは記者クラブの支配者として、官僚の責任を庇ってやること。
まあ官僚に恩を売って、特ダネなどの良い思いをしたかったのだろう。

この記事でも官僚の責任は追及せず「地震の規模が想定を超えてて回線が故障
しシステムの有効性が問われる」と表現してます。

記者としては回線が故障してないのに、地震で故障してたことにしたかったようだ。

＞05　読売がスピーディを公開させないような権限を持つのでしょうか？
私の表現がまずくて誤読を誘ったのなら恐縮ですが、読売は「公開させな」かったのではなく、誤報を
流したのです。それも大沼氏の（私も同感）推理では、意図的に。
政権内の誰か（複数もあり）、どこかの政府機関（同前）、そして読売も共謀に加担したかしれませんが、
そのような情報操作で国民に誤った情報を流した、という疑惑なのです。
＞あれほどの大災害ですから、対応しきれない事は間々あると思います。
それはそうですが、現在も福島の人々を避難させない、むしろ逆に県外避難者を帰還させようとさえ
している。
その意味は、原発事故はたいしたことはなかった、ということにしたいという意図だと思います。
そうした姿勢に照らせば、この時の「誤報」が、意図してか意図せざる結果か。
私は少なくともこの件に関する限り、政府の対応には好意的に解釈できません。
＞スピーディは石原環境相も知っていたと言う。
私も事故以前に名前くらいは知っていたと思います。たぶん『金曜日』かなにかで取り上げていたことが
あったのではないかな。だからさほど秘密のことでもなかった。ただ一般的ではなかっただけでしょう。

＞09　読売新聞記者が地震発生で回線が故障して、運用できなくなってるという捏造記事
とってつけたような言い訳ですね。小学生が宿題忘れたときみたいな。
＞でもこの日（2011年3月16日）にでもＳＰＥＥＤＩを全部公開してたら
受けとった側（例えば福島県庁）が、「見落とした」とか「どう使えばいいかわからなかった」とか
言ってなかったっけ？
そのあたりは記憶が薄いのだが。

くたばれ、御用学者。
お前の顔、写真を張り付けておく。保存しておいた。
この顔を街などで見たら、「アッ御用学者!!!、キモチ悪-い、醜悪、被爆隠し野郎!!!」と声をかけてやってください。

http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/12144.jpg
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/12145.jpg
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「弘前大・床次（とこなみ）眞司教授は4月11日に一関周辺の放射能汚染（ホットスポット）を実測しておきながら自治体にも住民にも知らせず、９月に論文を公表するまで手元に隠していた」
この問題のポイントとして、１）一関ホットスポットがいつ生じたか、２）大学の研究者が放射能汚染データを知りながら論文発表まで公表せず被曝を放置したことのついての社会的・倫理的・学術的な問題、３）フクシマ事故後も学者が原子力事業者の提供番組に出演して原子力の安全ＰＲに務めるといういわゆる「御用学者」問題の３つがあげられると思う。３）と２）は互いに関連しているので一つにまとめても良いかもしれない。
http://blog.goo.ne.jp/kuba_clinic/e/d77d316e4d9cb0569470334fdb23e9e1

(群馬大・早川由紀夫教授)
副次的話題は科学者の利益相反。自分の論文業績を積み上げるために情報を秘匿して社会に不利益をもたらしてよいかの問題。

(odorusyounikai KUBA Yasuro 27 Feb)
弘前大・床次眞司教授「正しい知識を持ち、正しく怖がる」福島事故後のリスクコミュニケーションでこれほど失敗した言葉もない（寺田寅彦は怒っているだろう）。日本原燃から出演料もらっていて「私の言うことを正しく信用しろ」と。