つまり、反原発を叫んでいる方たちも、多くは本当の危険性を考えず、単に仲間内うだけでお遊びをやっている。または、本当の危険性を感じている人たちを却って排除する動きをやっていることが多い。

その結果、マスコミも政治家たちも、何が本当の危険性か、理解できなくなっている面がある。もちろん、政治家やマスコミの中である程度の人たちは本来の危険性に気が付かれている人たちもいるはず。ただ、大多数は、危険性を単になんとなく理解している程度で、中には、「ほんとうはいろいろ言われているほど危険ではない」と考えている人たちもかなりいるはず。

あまり危険ではないと考える人たちがなぜ存在するかと言ったら、最も大きな理由は、現実に存在する被害や原発事故の実相を隠しているから。そして、もう一つの要素は、ほとんど裏付けのない、ある意味単なるこじつけとしか思えないような被害をどんどんと吹聴することで、「なんだ、あんな被害、単なる偶然だ」と多くの人に印象付けることに成功していることがある。

ともかく、原発被害、放射線被害については、幾重にもその隠ぺいがされていて、とてもたちが悪い。多分、隠ぺい工作に参加している人たちそのものがどの程度危険化をほとんど理解していない。自分たちがやっていることの意味を理解しないままやっているから、どんどん現実とのかい離が大きくなり、事態に対処できなくなっている。

ある意味、日露戦争に勝った日本で、その実相が、日本の勝利と言うようなものではなく、どちらかと言うとロシアの国内問題で戦争放棄をしなくてはならなくなったということを多くの日本国民が理解しないままでいたことが、その後の対米戦争突入の一つの原因であったことと似ている。

太平洋戦争後の日本社会の繁栄という成功体験が、いつまでもウソをそのまま付き続けていていいのだと思わせている。

菅ちゃん、ありがとう！！！〜〜〜安倍

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●【原発】菅総理「点検中の原発再稼働は認める」ＡＮＮnews（11/05/19） - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=5Kgldr9CY7M

菅総理大臣は、福島第一原発の事故を受けて再稼働を延期している点検中の原発 について ...