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チェルノブイリで子どもの甲状腺がん80倍に (とある原発の溶融貫通(メルトスルー)) 
http://www.asyura2.com/12/genpatu29/msg/604.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 1 月 06 日 16:25:00: igsppGRN/E9PQ
 

チェルノブイリで子どもの甲状腺がん80倍に
http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/6848433.html
2013年01月06日16:09 とある原発の溶融貫通(メルトスルー)


■事実をこっそり教えるレポート

衆議院がHP上にひっそり掲載している報告書が、ネット上で注目を集めつつある。チェルノブイリ事故の健康被害について、IAEAの報告を「楽観的」と完全に否定するものだ。

■チェルノブイリの長い影

問題の報告書は「衆議院チェルノブイリ原子力発電所事故等調査議員団報告書」。2011年10月に衆議院の調査団がチェルノブイリ事故で被害を受けたウクライナ、オーストリア、フランスなどを訪問した報告にウクライナの専門家がまとめたレポートを加えたもの。

「チェルノブイリの長い影 チェルノブイリ書く事故の健康被害 研究結果の要約:2006年最新版」と題されたこのレポートは、ウクライナ国立軍事医学研究会に所属するHorishna博士がまとめたもので、現在日本政府がよりどころとするIAEAのレポートを完全に否定している。

■IAEAレポートは公衆衛生の敵

外部被ばく量の基準値や食品のセシウム含有量基準値など、日本政府の判断はIAEAの指揮により創設された「チェルノブイリフォーラム」の研究報告に基づく。

同フォーラムはチェルノブイリ事故と健康被害について、科学的な結論を得るためIAEAや世界保健機構、国連などの専門家が集まって構成された。

調査報告を作成するにあたって、IAEAは数少ない限られた情報のみを根拠とするよう指導。その結果、発表された「チェルノブイリが招いた重大な結果−医学的影響、生態学的影響および社会経済学邸影響」では、さまざまな被害が過少に申告された。

たとえばウクライナ、ベラルーシ、ロシアで1992年〜2000年に発生した子どもの甲状腺がんは、同レポートでは約4000例とされているが、実際にはウクライナだけで3000例を上回っており、汚染地域での発生率は事故前の80倍に達する。

Horishna博士は報告の中で、IAEAの報告は「公衆衛生を脅かす恐れがある」と指摘する。

■一番大きな影響は「心配しすぎ」

IAEAのレポートはその他にも、「悪性腫瘍が著しく増えることはない」「遺伝的な影響はない」「事故処理作業者にがんの増加などはない」など事態を楽観的に分析する。

実際には、1987年と2004年を比べたデータでは、小児のがんが約8.6倍に急増。先天性の異常は4.4倍に、行動障害や精神障害も2倍に増加している。

またチェルノブイリ事故の処理作業に当たった労働者の2010年までの死亡率は21.7%とその他の労働者に比べ、2.7倍にものぼる。

IAEAのレポートは、こういった事実を無視した上で、最も重大な健康被害は「集団の心理学的健康に及ぼされる影響」と結論づけている。

外部リンク

◆衆議院チェルノブイリ原子力発電所事故等調査議員団報告書
http://www.shugiin.go.jp/itdb_annai.nsf/html/

◆チェルノブイリの長い影
http://www.shugiin.go.jp/itdb_annai.nsf/html/

(税金と保険の情報サイト)
http://www.tax-hoken.com/news_asWGsIa1AC.html

============================================

がんが80倍に増えているにもかかわらず,「心理学的健康」が最も重大な健康被害だって……。

さすが,IAEA。インチキな組織のインチキな報告。

しかし,ここに本でもよく聞きますね。この論調。

IAEAレポートと同様,信頼できませんね。


 

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コメント
 
01. 2013年1月06日 17:40:04 : t3wweRQuK2
「衆議院チェルノブイリ原子力発電所事故等調査議員団報告書」と「チェルノブイリの長い影」のリンクがエラー表示になってしまいます。。
同じURLなのに、「税金と保険の情報サイト」様のリンクからはちゃんと表示されるのですが。
衆議院HPは、↓でも紹介されていました。
●衆議院HPにこっそりアップされている報告書、「チェルノブイリの長い影」の深刻な内容
http://www.asyura2.com/12/genpatu29/msg/562.html

02. taked4700 2013年1月06日 19:51:14 : 9XFNe/BiX575U : X8Lf4XBgoo
リンク先の文書を読んでいないでコメントを差し上げています。

>たとえばウクライナ、ベラルーシ、ロシアで1992年〜2000年に発生した子どもの甲状腺がんは、同レポートでは約4000例とされているが、実際にはウクライナだけで3000例を上回っており、汚染地域での発生率は事故前の80倍に達する。

とのことですが、疑問があります。

http://ja.wikipedia.org/wiki/2001%E5%B9%B4%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E5%9B%BD%E5%8B%A2%E8%AA%BF%E6%9F%BB
によると、ウクライナの人口は次のようなものです。

総人口:48,457,000人[1]。
年齢別人口:15歳以前は8,743,700人(18.1%)

一方、小児甲状腺がんの発症率は通常であれば、http://www.enup2.jp/newpage3.html 
によると、14歳までの子供で10万人当たり一年で0.1人ということですから、100万人で一人発生となります。
ウクライナの15歳以下の人口を大まかに800万人とすると、事故前は年間8人となります。まあ、以前は若者人口が多かったはずですから年間10人と見積もります。

事故後、「1992年〜2000年に発生した子どもの甲状腺がんは、同レポートでは約4000例とされているが、実際にはウクライナだけで3000例を上回っており」ということなら、9年間で3000例以上と言うことで、年間333例以上となり、これはほぼ33倍です。仮に事故前の発症数を8人とみても、333÷8で約42倍です。

「事故前の80倍に達する」ではなくて40倍程度と言うになると思うのですが、どうでしょうか。仮に80倍とするためには、事故後の年間発症数を8*80=640で、年間600例以上出ていなければならず、これは1992年〜2000年の9年間なら5400例となります。これを「9年間で3000例以上」とするのは疑問です。

自分は「チェルノブイリの長い影」をまだ読んでいません。ですから、勘違いがあるかとも思います。お考えをお聞かせください。


03. taked4700 2013年1月06日 19:56:03 : 9XFNe/BiX575U : X8Lf4XBgoo
02です。

自分は何も事故被害を矮小化したいと思っているわけではありません。今の自分の危惧は、どうやら癌化だけではなく、相当いろいろな健康被害が生じるのだというものです。新生児の5割以上、時には8割程度が健康ではない状態で生まれてくるというチェルノブイリ近隣の共和国の状況を見ていると、そう考えざるを得ないのです。


04. 2013年1月07日 07:43:23 : xqx4FBfgdQ
>>02
>実際にはウクライナだけで3000例を上回っており、汚染地域での発生率は事故前の80倍に達する。

汚染地域の定義にもよるのだろうが、年1ミリシーベルト以上の被曝をする地域と
考えれば、ウクライナの全域ではないだろう。そういう地域での発生率が80倍に
達すると解すべきでは。


05. taked4700 2013年1月07日 12:12:30 : 9XFNe/BiX575U : nK8sXPSvTo
>>04

>汚染地域の定義にもよるのだろうが、年1ミリシーベルト以上の被曝をする地域と
考えれば、ウクライナの全域ではないだろう。そういう地域での発生率が80倍に
達すると解すべきでは。

http://www.jca.apc.org/nnpp/nakayama/201104Ukraine_map.pdf
の上から4分の1程度のところにウクライナの汚染地図が載っています。全体がロシア語(?)なので、どういう意味で書かれているのかははっきりしませんが、サイトの管理人はウクライナの汚染地図として公開している様子ですから、チェルノブイリ事故での汚染地図であると考えていいと思います。そして、この地図を見ると、ほぼウクライナの全体が汚染されている様子です。

http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/Henc.html
にはもっとわかりやすい図が載っています。このページの後半、ページ全体から見ると5分の4程度行ったところにある図です。「旧ソ連ヨーロッパ部のセシウム汚染(1994年イズラエリ論文より)」と言うタイトルが付いています。こちらの図を見ても、ウクライナのかなりの部分は、つまり6割とか7割、または見方によれば8割程度はかなりの汚染状況のように見えます。

問題は、単に国土が汚染されているということではないと思います。つまり、小児甲状腺がんにしても、新生児の8割程度が健康に問題がある状態で生まれてくるなどのことは、明らかに外部被ばくではなく、食物や呼気などに基づく内部被ばくが原因であると考えらるしかないからです。

ウクライナの場合は、近くの森のキノコや木の実を食用にすることが多い様子ですから、ほぼ確実に全国的に土地の汚染された食料からの内部被ばくであり、食糧はある程度広域で消費されるはずですから、「ウクライナだけで3000例を上回って」というのは、ウクライナの全国的なデータでないとおかしいと思います。

また、もし、この数値が特定の地域だけの話なら、そういった狭い範囲のあまり大きくない人口規模で「3000例」を超えるということは80倍では済まされない発症率になるはずです。

なお、自分が、こういった事例について危惧をせざるを得ないと思っているのは、食物のことを考えると、日本の場合、食糧の輸送網が全国的に展開されていることから、関東や東北の食材が全国的に流通し、僕のようなもう既に年寄りの部類に入る人間だけでなく、若者、特に15歳以下の学童にも摂取され、彼らの健康が害される可能性が高いことです。そもそも、現在の食品規制値1キロ100ベクレルでは、多分、もしこの規制値に近い食品のみを食べ続ければ、数か月で体重1キロ当たり50ベクレルを超えた被爆状況になるはずです。そして、この数値はバンダジェフスキーという医師が心筋梗塞などの症状が出始める被曝量に当たるのです。

全ては原発を動かし続けさせ、次の原発事故を起こさせるために今の日本社会は動かされていると思います。


06. 2013年1月09日 11:11:54 : EdJUfHeang
上記本文中の外部リンク(↓)、リンク切れになっているようです。

=======================-------

◆衆議院チェルノブイリ原子力発電所事故等調査議員団報告書
http://www.shugiin.go.jp/itdb_annai.nsf/html/

◆チェルノブイリの長い影
http://www.shugiin.go.jp/itdb_annai.nsf/html/

(税金と保険の情報サイト)
http://www.tax-hoken.com/news_asWGsIa1AC.html

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