http://www.asahi.com/national/update/0127/OSK201301260168.html

2013年1月27日16時8分

　関西電力が東京電力福島第一原発事故後の２０１１、１２の両年度、自治体などに計２５億３千万円の寄付金を支払っていたことがわかった。電力会社は寄付の実績をほとんど公表しておらず、金額の詳細が明らかになるのは初めて。関電は昨年、経営悪化を理由に電気料金の値上げを申請したが、一方で不透明な高額支出を続けていた。

　朝日新聞は、関電が公表していない経理資料を入手した。それによると同社は寄付金として０９年度に１６億２２６９万円、１０年度に１６億９５９９万円、１１年度に１６億６７７７万円、１２年度（見込み）に８億６１２７万円を支出していた。１１年３月の福島事故後の１１、１２年度の合計は２５億２９０４万円になる。

　電力１０社は昨年、経済産業省の要請を受け、１１年度分の寄付金の大まかな額と内訳をホームページ上に公開した。福島事故の被害対策基金に３０億円を拠出した東電を除き、関電が最も多かった。

【大谷聡】 　

コメント
01. 2013年1月28日 17:05:26 : P8UxLfilJM 　寄付する余裕があるなら、料金値上げするな！
02. 2013年1月28日 19:06:52 : wR7rs1H9E6 こういうのは　マスコミがきちんと追求しないとダメだ・・・ と言っても　大手マスコミは向こう側のお仲間だから無理？
03. 恵也 2013年1月29日 09:54:56 : cdRlA.6W79UEw : G53yYteess >>02　と言っても　大手マスコミは向こう側のお仲間だから無理？ 大手マスコミの中では朝日新聞は、ときたま良心的な記事が出てくる。 まったく出ないのは産経新聞と読売新聞。 独占体の電力会社にスポンサーになられたら、反抗はナカナカ出来ないよ。 マスコミにとってスポンサーは神様です。
04. 2013年1月29日 18:05:46 : R1JqWgNYJo 02　03氏 独占体の電力会社、それもそうだが電力会社の宣伝広告費は年間1000億円を超す。 この金はテレビ、新聞に流れる。賄賂どころではない。累計は数兆円。 もちろん宣伝費用は総括原価方式で電力会社が全て経費に算入できる。この金を含め原価としてその額に適性利益なるものを加えて電力料金を算出している。結局全て電力消費者が負担している。 事実を見よう。その利権構造を確認しよう。

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