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円安は日本経済に深刻な事態を引き起こす [ 朝倉慶 3月30日]
http://www.asyura2.com/12/hasan75/msg/510.html
投稿者 DOMOTO 日時 2012 年 3 月 31 日 18:07:20: VRQtq/0DZtRLQ
 


    円安が始まった
 
http://www.funaiyukio.com/money2/index_1203.asp

 「あの時点が転換点だったのか?」
 相場の大きな節目というものはかなり後になって振り返ってみないとわからないものです。1989年12月に日経平均は39,000円をつけ、その後20年以上にわたる下げ相場に突入したわけですが、その株が天井をつけた直後の1990年初頭や、1991年当時では、まだ日本の40年に渡った株式市場の上昇が大天井を打ったとはにわかには信じがたかったのです。
 「どうせ、また株は上がってくるさ」という楽観論が大勢だったと思います。実際、大きな相場の変化点ではどうしてもそれ以前の長いトレンド、(1989年のバブル崩壊時はそれまで40年間にわたって株が上がり続けた)に人々は慣れきっているために変化を認めるないしは感じ取ることは難しいものです。

 私は、今回円相場は完全に円安方向へ大転換したと確信しています。
 まさに円相場の歴史的なトレンドが変化したと感じているのです。今後、若干の円高への揺り戻しはあり得るでしょうが、基本的には円相場は100円、120円、150円、200円と怒涛の円安方向へ進んでいくことでしょう。思えば円相場は、1971年のニクソンショック当時の360円から2011年10月31日の75円まで40年間にわたって上がり続けました。長期にわたる円の上昇相場でした。そして今、ついにこの円の上昇相場は終わったのです。これから円相場はこの40年にわたる上昇相場が逆回転して、数十年にわたる円安への動き、言わば怒涛の円安相場に向かっていくのです。そしてそれはデフレからインフレへの日本経済の大きな変化であって、ひいては日本の大変な苦難の幕開けとなるのです。

 終戦後、焼け野原から東京証券取引所が1949年に再開されました。そしてこの1949年から1989年バブルの崩壊まで40年にわたって、日本の株式相場は一本調子で上がり続けたのです。奇跡と言われた日本の経済発展の歩みでした。そしてそれが40年にわたる株式市場上昇の歴史だったのです。
 一方、為替相場の方も同じで、1971年、固定相場から解き放たれて円の長い上昇トレンド、2011年までの40年間にわたって円相場の上げ相場が続いてきたわけですが、ここで終焉を迎えたのです。


      ■ 円安進行でインフレ加速へ

 相場の世界は常に移ろいゆくのです。永遠に上げ続ける相場もなければ永遠に下げ続ける相場もない、どこかで変化が訪れ、新しい流れは芽生えてきます。そしてそれは大きな川となって広がり、やがて収集のつかない驚くべきクライマックスへと向かっていくのです。目指すは長く日本全体を悩ませてきたデフレからの脱却です。
 「やっときたか」と喜ぶのも束の間です。今度はデフレを解消し勢いがついて、一気にインフレへの止まらない道のりが始まるのです。円安になれば当然そうなりますよね。今ガソリンはリッター150円ですが、円が120円になったらいくらになりますか? リッター200円ですか? 250円ですか? その時の諸物価の値段はどうなりますか?
 そしてその時の日本の政策金利は何%になるでしょう? 3%ですか? 5%ですか? 国家財政はどうなりますか? 借金1,000兆円の金利支払いは? 30兆円? 50兆円? ちなみに、昨年(2011年)の税収は42兆円でした。止まらない円安は持続不能な日本の国家財政の姿を否応なく我々の目の前に強制的にさらけ出すことでしょう。暴力的な市場崩壊への始まりです。

 一度にそうはなりません。段階があります。これからしばらくはハッピーアワーです。円安万歳、デフレ脱却おめでとうで誰もが喜ぶ時です。株は上がり、円安で輸出産業は軒並み増額修正、トヨタなどは1円の円安で300億円の増益ですからこのままいけば大増益です。日本を代表する輸出産業は笑いが止まりません。待ちに待った円安です。95円くらいまでならね。しかし勢いがついてそれ以上いくとどうですか? 話は全く変わってきます。

 日本は31年ぶりに貿易赤字に転落しました。昨年の大震災が直接の原因ではありますが、実質、あの震災の後は福島の原発事故を受けて国内の原発は全てストップの動きになっています。この原稿を書いている現在、北海道の泊原発を残すだけで他の原発は全てストップして再開のめどは立っていません。あれだけの事故を受けては原発を停止しようという決断は国民感情としては当然かもしれません。
 しかしその後遺症として、日本はエネルギーの3割を賄っていた原発の代わりとして、火力発電に頼るしか選択肢がなくなりました。結果的に石油と液化天然ガスを中東から輸入、この輸入代金の高騰により貿易赤字となりました。昨年の貿易赤字約2兆5,000億円は全てこのエネルギーの買い付け代金の増加によるものです。これは原発が再開できない今年はさらに増えるしかありません。これだけ大きな輸入代金を支払っても今年の夏はエネルギー不足が必至と言われているのです。
 米国や欧州のように陸続きならば、パイプラインを敷くことによって天然ガスなどは安く手に入るのですが、各国と海を隔てた日本はそうはいきません。よって、今や米国の値段の7倍の高値で液化天然ガスを購入する羽目に陥っているのです。原発を再開しない限り、この割高なエネルギーの依存状態から脱することはできないのです。
 では原発をかつてのようにエネルギーの3割を賄うまで使用再開することができると思いますか? 国民感情としてできませんよね。ということは高い石油と液化天然ガスを買い続けるしかありません。要するに貿易赤字は減らない、さらに増え続けるということに他なりません。
 それだけではありません。今や日産などはタイから自動車を逆輸入していますが、この例をみるまでもなく、ここ数年の円高の流れの中で日本の主力企業は次々と工場を海外に立地、それを拠点にして輸出を増やしているのです。一度行ってしまった工場は返ってきません。日本には失業者とさびれた町が残るだけなのです。この工場の海外移転という傾向は過去10年にわたって顕著に展開してきました。個々の企業としては生き残りをかけた戦略ですが、気がついてみたら日本全体としてみて、多くの工場も雇用も海外に渡っていました。

 アメリカでは今シェールガス革命と言って、新しいこのシェールガスの開発のラッシュとなっています。特殊な工法で岩に穴をあけ水を吹きかけることでガスを発生させ、それを取得できる技術が開発されたのです。そして米国ではこのシェールガスの埋蔵量が400年分あると推定され、一気にシェールガスブームが訪れ、エネルギーの価格低下に繋がってきました。その結果として米国ではガスの価格が日本の7分の1となっているわけです。今回米国がイランに対して強行に出られる背景も、これは米国自身が自前でエネルギーを確保していける体制ができたという背景もあるのです。
 このシェールガス革命が米国で起きた結果、日米で今後どのようなことが展開されるかと言いますと、米国は当然、この新しいエネルギーであるシェールガスの輸出を目指すことになります。日本もこれは欲しくて仕方がない、しかしこのシェールガスは日本にそのまま直接輸入ということはできません。太平洋をつないでいるパイプラインがないからです。当然、一時的にガスを液化させて液体にして液化天然ガスにして輸入するわけで、これからこの液化プラントの工事が米国で始まるという段取りです。この完成には3年から4年かかります。こうなって晴れて米国から日本へと液化天然ガスが輸出される運びとなるのです。日米の関係からいって、これはもう日程に組まれていると言っていいでしょう。日本としても安いエネルギーを米国から調達できるのですから渡りに船です。
 こうなるとどうなるか? 今までは日本が輸出、米国が輸入ということで、日米の貿易摩擦など数々の問題がありました。ところが今や、日本は貿易赤字国になった上に、今度は米国からエネルギーを輸入する立場となるわけです。
 となるとどうですか? 今までは日本が輸出国だったから絶えず円高なのでしょうが、今度は米国が輸出国で、日本は輸入国となります。当然ドル高円安となります。今まで貿易関係の日米の形が逆転するわけです。まさに180度立場が変わるのです。

 これら円安への基本的な動きの変化がはっきりと為替相場に現れてきています。
市場の変化は正直で、為替、株、債券などどのジャンルをみても何年ぶりというような指標ではなく、30年ぶり、40年ぶり、ないしは史上始まって以来の記録が頻繁に相次いで出てきています。為替の世界では16日連続円安という、1980年以来30年ぶりの記録が出現しました。またチャートをみるとわかりますが、典型的なチャートの見方であるトレンドラインをみてみますと、2007年からの円相場の上昇ラインが見事に今年ブレイクされているのがわかります。チャートを少しでもかじった人ならば、円相場の円安転換は否定しようがないでしょう。

チャート
http://www.funaiyukio.com/money2/images/1203_img/img01_600.gif

 円安に動く理由をさらに直近の事象として追ってみましょう。
 まずはヘッジファンドの動向です。彼らは昨年まではユーロを売って円を買い持ちしていました。また同じくヘッジファンドは、ギリシアやイタリア、スペインなど欧州の国債を売って返す刀で日本国債を買っていました。いわゆる欧州危機の深刻化を見て、欧州売り、円買いというポジションを組んでいたわけです。円が魅力的だから買っていたわけではありません。まさに欧州売りの取引の反対側として消去法的に円を手当てしていたのです。そしてヘッジファンドは、昨年はこの取引では相当の利益を上げていたのです。それがここにきて、欧州危機が昨年暮れから一段落し始めたので、これらのポジションを手終い、反対売買を行ってきたというわけです。具体的にはユーロの買い戻し、並びに円売りとなって現れます。
 またバレンタインデーに発表された日銀のインフレターゲット(=物価上昇率(インフレ率)に対して中央銀行が一定の範囲の目標を定め、それに収まるように金融政策を行うこと)政策も外人投資家にとっては絶好の円売りの動機となりました。日銀は1%を目途に消費者物価の上昇を目指すと宣言したわけです。日本語で目途と言っても英訳ではゴール(目標)と訳されていますから、海外投資家から見れば日銀は完全に1%の物価上昇を目指して金融緩和、国債の買い取りを続けるとみられるわけでこれは強烈です。

 日本はそもそも人口が減っていきますので、簡単には経済全体の需要が増えません。当然ですよね、人口が少なくなれば車も住宅も食べ物も前よりはいらないわけです。ですから、日本経済は恒常的に需要減少と言いますか、供給が絶えず需要を上回っている状態だったのです。いわゆる需給ギャップというものです。この需給ギャップが存在するということは、言い換えれば当然、供給過多で物の値段は下がりやすくなるということです。
 日銀に課せられた課題というのは、このような状態なのに物の値段を上げろ! と迫られているのです。ではどうしますか? 物が恒常的に下がる状態なのに物の値段を上げなくてはならない! 仕方がない! 何でもかんでも値上がりするところまでお金を印刷しよう! ということです。それを約束するのがインフレターゲットというわけです。1%の物価上昇目標はほぼ海外からみると公約に近い形になりつつありますから、これは強烈な政策です。まさに日銀はマネーを刷り続けるしかありません。効果が出るまで続けるのです。まさに出口のないマネー印刷、円安への強いアクセルです。

 こうして日本はあらゆる意味で円安方向へと外堀は埋められつつあります。留めはイランでの紛争ぼっ発が待っていると思えばいいでしょう。31年ぶりの貿易赤字、シェールガス革命、日銀のインフレターゲット、止まらない日本の財政危機、対外投資の加速、円安の理由を探せばきりがありません。しかし、今回始まった円安は日本経済に深刻な事態を引き起こすことでしょう。というのも結果的に円安は止まらなくなって、相場の帰趨は残酷に日本の本当の衰退を見せつけることになるでしょう。低下しつつある国力は覆い隠しようがないというところまできているのです。<円は安全資産>と言われていたのは遠い思い出となっていくのです。


 

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コメント
 
01. 2012年3月31日 18:16:44 : bvaI0lv90E
すると中国は立派ですねぇ。為替管理をしっかりやってる訳でしょう。
また、円高になるとほとんど全員なんとかしろって騒いでますが、円高で儲かってる人も沢山いるんでしょう。経済音痴なもんでその辺を教えてもらわないと。
円は安全資産って初めて聞きましたけど。

02. 2012年3月31日 18:41:14 : ysR7mnTrpc

>円安は止まらなくなって、相場の帰趨は残酷に日本の本当の衰退を見せつける

そんな単純な話ではないよ


03. 2012年3月31日 21:27:18 : atxcJA2ynI
【日本資産の買い叩きと対米債権帳消し策動:ステルス化した対日ショック・ドクトリン攻勢に気付け!】

新ベンチャー革命2012年3月31日 No.559
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/archive/2012/3/31

1.ショック・ドクトリン:米国戦争屋の十八番(オハコ)だった

 カナダ人ジャーナリスト・ナオミ・クライン(注1)のショック・ドクトリン説が米国若者の間で話題を呼んでおり、ネットでも彼女の発言動画を観ることができます。本ブログ(注2)にてケネディ兄弟暗殺事件、9.11事件、3.11事件は同じ勢力の仕業だと指摘していますが、これらの事件はショック・ドクトリン説ですべて説明できると思います。

 問題はショック・ドクトリンの仕掛け人が誰かということですが、クライン女史は、ショック・ドクトリン説はシカゴ大学の新自由主義経済学者・ミルトン・フリードマン教授の市場原理主義の分析から生まれたと証言しています。

 本ブログ前号(注3)にて、フリードマンの新自由主義経済学は米国戦争屋ボス・デビッドRF財閥の世界戦略を正当化する壮大な詭弁体系であると断じていますが、本ブログではショック・ドクトリンの仕掛け人は米戦争屋ボスであるとみなしています。従って、フリードマン流市場原理主義がナオミ・クライン流ショック・ドクトリン説展開の動機であるというクライン女史の説明は非常に説得力があります。

なお、上記、米国戦争屋およびそのロボット・悪徳ペンタゴン日本人勢力の定義は、本ブログのNo.225の注記をご覧ください。

2.フリードマン理論の実験台:チリのクーデターにわれら日本国民は学ぶべき

 フリードマン理論の実験台になった代表例が南米チリであり、70年代、米戦争屋謀略部隊CIAの暗躍により、チリで軍部がクーデターを引き起こし、当時の左翼系アジェンデ政権を倒し、米戦争屋の傀儡・ピノチェト政権の樹立に成功して、チリは米戦争屋の属国になってしまいました(注4)。

 チリ・クーデターというショック・ドクトリンの黒幕仕掛け人が米戦争屋ボス・デビッドRFであったということは、同氏が96歳間近の2011年1月、3.11事件の直前、車椅子でチリを訪問したことから明らかです(注5)。彼にとって、リチウム宝庫国家・チリはおのれの私有物であるという感覚なのでしょう。ちなみに、彼は日本も日米太平洋戦争の戦利品とみなしています。

3.未来の日本の運命は米戦争屋の属国・チリをみればわかる

 米戦争屋は過去、チリでは随分、乱暴な工作を繰り返しています(注4)。彼らは後進国・チリに対しては露骨なハード・パワーでショック・ドクトリンを実行しています。

 本ブログ(注5)ですでに指摘しているように、近未来、先進国・日本で起きることを推測するには、かつて後進国だったチリで起きたことを学習すべきです。

 チリと日本の違いは、チリがハード・パワーの荒療治ショック・ドクトリンが適用されたのに対し、日本にはソフト・パワーのステルス化されたショック・ドクトリンが適用されている点です。これは言い換えれば、ハラスメントによるショック・ドクトリンです、すなわち、日本国民に対日ショック・ドクトリンの仕掛け人が見えないように実行されています。米国において、ケネディ兄弟暗殺事件黒幕や9.11事件黒幕が絶対に特定されないのと同じです。

 そこで、本ブログはこれまでも、せっせと黒幕仕掛け人を“見える化”させようと勉めている次第です。

4.悪徳ペンタゴン日本人勢力:チリのピノチェト独裁勢力と同じ

 チリにおいては、70年代から90年代初頭にかけて、米戦争屋傀儡のピノチェト政権(軍部独裁政権)が政府批判のチリ国民を3000人以上処刑したことはチリ政府自身が認めていますが、拷問を受けたチリ国民は10万人、亡命者100万人と言われています(注6)。

 日本でも60年代は米戦争屋による対日支配が国民に“見える化”していたので、チリ同様、反米・反政府(アンチ岸信介自民党親米政権)の日本国民が多数いましたが、その後、鎮圧されています。そして、70年代に起きたロッキード事件(注7)以降、日本政治に対する米戦争屋の工作活動はステルス化して、悪徳ペンタゴン日本人(東京地検特捜部など)をエージェント活用する手口が一般化して今日に至っています。

5.米国戦争屋ジャパンハンドラーによる対日ショック・ドクトリンとは

 ここで、上記、チリの例から連想して、チリ同様に、これまで米戦争屋が実行してきた対日ショック・ドクトリンを思い起こしてみます。

そこで上記、70年代に起きたロッキード事件以降の米戦争屋による対日ショック・ドクトリンと思われる、めぼしい大事件のみリストアップすると、(1)85年、日航ジャンボ機墜落事件(プラザ合意円高ショック緩和)、(2)90年代初頭のバブル崩壊(米FRBの日本支店・日銀の金利操作による日本経済自殺行為)、(3)2001年、えひめ丸事件(小泉隷米政権実現のトリガー)(4)2008年、北朝鮮拉致被害者連れ戻り事件(小泉ヒーロー化)(注8)(5)2006年と2009年の北朝鮮ミサイル発射事件(ロッキード製PAC3の売り込み)(注9、注10)(6)2009年、尖閣諸島日中衝突事件(小沢対中外交の妨害)(注11)(7)3.11事件(超円高操作のカムフラージュと日本資産買い叩き準備)(注12)(8)直近の尖閣挑発再開と北朝鮮ロケット発射再開(日本国民心理の萎縮化と近未来の対日攻略の準備)(注13)、などなどです。

 さてそれでは、日本を属国視する米戦争屋は、これから属国日本をどう料理しようとしているのでしょうか、それはショック・ドクトリンで日本国民を萎縮させ、日本を不況に叩き込み、安くなった日本の資産を買い叩いて乗っ取ると同時に、CDS金融兵器攻撃によって日本のもつ対米ドル債権(推定700兆円規模)を合法的にすべて帳消しにすることではないでしょうか(注14)。

 そう考えると昨今の一連の日本でのおかしな動き(消費税増税推進による故意の日本経済不況化や異様に首都圏直下型地震を煽るプロパガンダ)はすべて説明がつきます。昨今の悪徳ペンタゴン日本人は野田総理を筆頭にマインドコントロールされていて、日本国民の未来をまったく思慮していないという異常性にわれら国民は気付きましょう。

追記:1995年の阪神淡路大地震、同年、オウム真理教テロなども対日ショック・ドクトリンの疑惑があります。

注1:ナオミ・クライン
http://en.wikipedia.org/wiki/Naomi_Klein


04. 2012年4月01日 12:38:22 : a0wobcn8Mk
円高の時は、輸出産業が潰れて日本の産業が壊滅すると大騒ぎ。輸入業界はその時は居ない振りして黙っている。
円安になれば役者が交代し、輸入品の値上がりで大変だ日本は滅びると大騒ぎ。もちろんその時は輸出業界はひたすらおとなしくしている。
日本人は3日前のことは忘れてしまうようで、官僚や政治家にとっては天国ですね。
マスコミも昔の記事が何度でも使えて楽な商売です。

05. 2012年4月01日 13:25:31 : BDDFeQHT6I
インフレで困ったと言ってみたいものだ、インフレで困るためにはどの位円安になれば良いのか考えてみれば誰でも分かる、そうなれば日本製品が世界に溢れて日本の景気は最高潮で世界中が怨嗟の声で溢れている、日本では少々物価が上がったってなんとも無いだろう。
来もしないインフレを煽って何が望みなのか、FXでよっぽど損をしてパニックになっているのだろう。

06. 2012年4月01日 17:23:37 : uKFoqoJusE
円安にはならない
円安で輸出が増え経常収支が黒字になればまた円高になる、

経常収支を黒字にしないような対策をしない限り日本経済の再生はあり得ない



07. のら猫 2012年4月02日 00:12:20 : tiO/VXq/9o2E2 : ShmQbZpLN6

デフレの時に、インフレを心配する人がいるのは、不思議な事です。

円が100円を超えるのは、大変です。欧州もどうなるかわからないし、中国のソフトランディングもスムーズに行くのかむ、どうかも判りません、

FRBのバランスシートの拡大は、経済成長率を考えても拡大しています。日本は、拡大していません。基本的には、それが左右すると思います。


08. 2012年4月02日 09:44:32 : W2oUDU7vn2

洗脳されやすい偽善者、船井幸雄
http://www.funaimedia.com/the_funai/shosai.html#kouhitsu

 これを読むと、副島の書いた日米「振り込め詐欺」大恐慌と、朝倉慶の書いた恐慌第2幕にショックを受けたそうである。
 個人的に両方とも読ませてもらったが、副島の最新刊の本は相変わらずのなんら証拠もない陰謀論の物語を描いているだけの駄本で、朝倉慶は前作よりはだいぶまともな内容になっているものの、今更という感じでなんら凄いことなんて書いていない煽り本に過ぎない。誰でも想像できる程度の内容だったし、朝倉慶が書くような内容だったら浅井隆がすでに似たような本を何冊も書いている。
 
 朝倉が書いた本はとりあえず置いておくとしても、副島の書いたわけのわからない陰謀論本まで褒めるのは気が狂っているとしか思えない。個人的にドラマの「女王の教室」で阿久津真矢先生演じた天海祐希が言った台詞で好きなものがある。なんでも知っているとほざく大人がいるが、そんなもの全部嘘っぱちだみたいな内容だったと思う。今にして思えば、あれは副島に対しての台詞に個人的には聞こえたものだ。
 人並みに自分で考える能力がある人なら、「まさか?」と思いながら「やっぱり馬鹿のたわ言か」と、思わず吹いてしまう人が多いのではないか?
 朝倉や副島が危機の根拠に使うCDS(クレジットデフォルトスワップ)という保険が最大7200兆円あったなどと噴飯ものである。CDSにCDSをどんどんかけていけば、表面上の残額が増えたように見えているだけなのは想像に難しくない。正味はそんなにないことぐらい、多少の仕組みさえ知っていれば小学生にだってわかる。
 それにしても船井の言う資本主義の断末魔っていったいなんなんだ?いつから資本主義が死にそうになったんだ?全くわけがわからない。最近資本主義が崩壊するとかわけのわからないタイトルの本が増えたが、そういう馬鹿な本を書く連中と全く思想が同じである。バブルが崩壊しようと資本主義は続くし、共産主義にはまずならないのだ。少なくとも国民は望まない。船井の頭の中では、資本主義の崩壊の定義は金融バブルの崩壊のことなのかもしれない。新しい定義を自分勝手に作る根性は森永並である。

http://blog.livedoor.jp/nnnhhhkkk/archives/65277730.html


09. 2012年4月02日 11:06:33 : o2czdoueT6
実は圧倒的多数の国民はデフレの恩恵を受けている。
金融資産を抱えたお金持ちは物価が下がれば下がるほど何もしなくても金融資産は購買力が増す。貯蓄が出来ない低所得労働者は安い物価で買い物が出来る。
インフレで利益を得るのは不動産業者等の少数者のみ
しかしこの連中の発言力は異常に強い
デフレが悪のように連日連夜メディアによって報道されているからデフレによって恩恵を受けている層までデフレは悪い状態でインフレになるほうが良いと思い込まされてしまっている。
こういう歪んだ情報操作に日銀が振り回されて金融政策を誤ろうとしてるのは真に遺憾。
デフレの一番の問題は供給過剰によって起こる失業問題であるがインフレになったからと言って供給過剰が解消されるわけではない。インフレだから必要も無いのに液晶テレビを買おうとか車を買い換えようとか言うバカはいない。
インフレになれば景気がよくなるのではなく景気がよくなればインフレになるのだ。インフレにしたからと言って景気がよくなるわけではない。
経済対策がインフレターゲットだという時点で転倒した論理と言うしかない。

10. 2012年4月02日 14:34:19 : qdsZD7Xqmg
発想が公務員だ。

デフレでどうやって財政再建するんだ?


11. 2012年4月02日 20:26:52 : cAumfiMu62
今の程度の金融緩和では、たいして円安にはならないだろう。円安とインフレで国家破綻するなんて、オオカミ老人の浅井みたいな論法だ。うっかり信用して、マンのAHLやクアドリガのスーパーファンドを買ってしまったので、早くそうなって欲しいよ。

12. 2012年4月02日 20:43:48 : cpEbJnRuhY
円安だと輸出が有利になるのはもちろんのこと、内需産業にとっても有利だということを
わかっていない奴が多い。
円安だと相対的に輸入品に対して国産品の価格が安くなるので価格競争力がつくことになるわけだ。
円安による輸入材の価格上昇を理由に、内需も外需もつぶすのは本末転倒。
大事なのはいかに稼ぐかなのだから。

13. 2012年4月03日 06:18:49 : O2GzU6GmCA
デフレはない。食品は高くなっている。低所得者は大変だ。液晶テレビは安くなった
が、そんなものめったに買わない。それに安くなったのは、台湾、韓国とか中国の
生産が本格化したからだ。

インフレターゲットで円を貯めようとする層が減っている。勤労の努力や、起業の
リスクをとろうとする気はなくなる。

円安で貧しい日本の低所得者はますます貧しくなり、先進国型の生活スタイルをとれなくなるから、社会全体が発展途上国のようなスタイルに近づく。必然的に社会の
発展は遅れることになり、国のパフォーマンスは下がってくる。たとえていえば、
国民が貧しく映画を見る金が不足すれば、映画産業のもつ技術も停滞することになるよう
なものだ。これは文化、学術など水準にも影響してくる。

インフレターゲットは、原発と同様、最悪国を滅ぼす可能性がある。ジンバブエの
ようになって、ドルをつかうようになれば、もう完全に独立国ではない。


14. 2012年4月03日 12:51:39 : VjceUB7HwE
この朝倉という空想家は、インフレでの経済崩壊をあおって本を短期に出版しているが、まだ生きているようだが、朝倉を援護している船井も同類だろう。
その経済崩壊のプロセスを正当化するための円安を皮切りとした自己弁護でしかないのに、そんな子供の空想本が売れるのが国民のレベルがそういうことなんだ。
それ以外なにものでもない。1%未満の金利の国債ばかり買っている金融業者も
現実の需要の分析をせず、経済知識が豊富な錯乱した連中も、AIJのような
脳死顧問が詐欺罪で制裁されないで隠蔽やさらに擁護する状況も含めて、集団自害するか、罪を悔い改め、財を返品するか、前者が妥当な線だろう。

15. 2012年4月04日 00:49:19 : RcSt7pk7fk
バブルの頃アメリカではステーキが10ドルしないと聞かされた
その頃、日本じゃ最低でも3000円ぐらいした
今はアメリカは安くても50ドル以上する
日本はステーキガストで1000円を切る上パン、サラダ、カレーが食い放題だ
ニューヨークで安い外食をあるサイトで尋ねたらマクドナルドだけだと言われた
それも値段は日本と変わらんと言うことだ
日本で一番安い外食はマクドナルドじゃない
一体、どこが異常な円安なんだ

16. 2012年4月04日 02:38:59 : i4vkgk41VI
↑ これから円安になるという惧れを言っているのはあきらかでしょうに。
経済は、予測でないと意味がない。過去のツジツマあわせはどのようにもできるから
だ。しかし、現実になっては困るのでなんとか回避しなくてはならない。

ねずみの集団が一斉にがけに飛び込むようなことも、経済では起こる。パニックだ。
だから慎重な経済運営がおこなわれる。ドイツでは、過去の失敗を繰り返さないこと
が経済運営の基本だ。ジンバブエの失敗はドイツもやったのだ。


17. 2012年4月04日 08:39:18 : Q1zk6dSjTs
>>15は異常な円高の間違いだった

18. 2012年4月04日 10:39:25 : 4uDfAqJ0u6
こんな、為にする誘導論、誰が信じるのかなぁ...。

随分と日本の一般大衆も見縊られたもんだ。

原油高はイラン情勢による投機筋のブツを高値買いした結果だし、輸入増の天然ガスも足元を見られての5割以上高い値で引き取った結果だしねぇ。

また、米国との貿易赤字の予測を基に円安の進展を論じているけど、元々輸入先が米国でなくてもドル建ての取り引きだから、全く関係ないでしょう。そもそも、シュールガスを日本に輸出できるか動かも定かでは無いのに。...現段階では法規制の為、不可。

せいぜい、再びの円安の為に輸出を基軸とした経済構造の転換が遅れると言ったところが問題なのでは。


19. 2012年4月04日 21:06:13 : 0CRchCj8vU
「円高の時は、輸出産業が潰れて日本の産業が壊滅すると

大騒ぎ。輸入業界はその時は居ない振りして黙っている。

円安になれば役者が交代し、

輸入品の値上がりで大変だ日本は滅びると大騒ぎ

もちろんその時は輸出業界はひたすらおとなしくしている。

日本人は3日前のことは忘れてしまうようで

官僚や政治家にとっては天国ですね。

マスコミも昔の記事が何度でも使えて楽な商売です。」

上記の04さんの言、いいですね。思わずにんまりです。

だれかも言ってましたよ。

米国や英国その他のヨーロッパの国々、中国、韓国、北朝鮮などは

最悪な時ですら自分たちの国を、いかに豊かで素晴らしい国か

周りに大風呂敷を広げるそうですが

日本ときたら、どの国よりも豊かで勤勉で

親切な国民がいるにもかかわらず

テレビも新聞も、世界で最低な国でもあるかのように

どの国よりも、まるですぐにでも破産する国のように

こぞって悪く、悪く、自分の国を、国民や世界に触れ回る

何とも不思議な、呆れ返るばかりの

マスコミや政府がいることよ!と言うように。



20. 2012年4月05日 04:01:16 : H7yHthUZBc
通貨高で滅びた国はないそうですが、通貨安で滅びた国はいくらでもあるそうです。

お忘れにならないように。


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