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ソニー:純損失が5200億円に拡大−前期速報値 シャープ純損失3800億 パナソニック7800億よりまし? ハイテク崩壊
http://www.asyura2.com/12/hasan75/msg/577.html
投稿者 MR 日時 2012 年 4 月 10 日 21:19:36: cT5Wxjlo3Xe3.
 

ソニー:純損失が5200億円に拡大−前期速報値 

  4月10日(ブルームバーグ):ソニーは10日、前期(2012年3月期)業績の速報値を発表した。純損失は5200億円と従来予想の2200億円から急増し、過去最悪となった。米国での事業の先行き不透明感などから、同国の会計基準に沿って追加の税金費用3000億円の計上を迫られたため。営業損失や売上高の速報値は、従来予想通り。

同社は11年3月期にも、日本での同種の税金要因で2596億円の純損失を計上。これで4年連続の赤字となる。同社広報担当の今田真美氏によると純損失5200億円は、米国での映画事業買収の負担で1995年3月期に出した2934億円を超え過去最大で、財務にも響く。

10日にはシャープも前期の純損失速報値が3800億円と、過去最悪を更新したと発表。パナソニックも2月に、前期の純損失が国内製造業でも最悪の7800億円に陥る見込みだと発表していた。3社ともテレビ事業での苦戦が損失を増幅させ、総崩れとなった格好。

都内で10日夕に会見した加藤優最高財務責任者(CFO)は、引き当てを迫られた理由として、今期の米国での事業の収益が、娯楽部門を除いて「弱含み」に推移する見込みとなった点などを挙げた。昨年末時点で約2900億円あった米国での繰り延べ税金資産は、今回引き当てにより「数百億円」まで減る形になる。

1800億円の営業黒字予想

速報値で950億円の損失としている営業損益は、今期に1800億円の黒字への転換を見込むとしている。想定レートは1ドル=80円、1ユーロ=105円。この予想は、ブルームバーグ・データによるアナリスト18人の予想1689億円を上回っている。

しかし、格付投資情報センター(R&I)は今回の発表を受け、ソニーの発行体格付を格下げ方向のレーティング・モニターに指定した。金融分野の利益が安定している事業構造からして、今期は「金融分野以外の営業利益は1000億円を下回る可能性が高い」ことや、財務状態の悪化の影響も軽視できないため、とした。

ゴールドマン・サックス証券の渡辺崇アナリストは今回の引き当てが会計面で「株主資本を15パーセント程度毀損するようだ」と分析。加藤CFOは会見で、手元のキャッシュへの影響は無いもののバランスシートは悪化すると説明。財務改善策としては事業収益向上や資産売却以外に「エクイティファイナンスも選択肢の1つだが、具体的にいま発表するものは無い」と語った。

バークレイズ・キャピタル証券の藤森裕司アナリストは、純損失の計上により会計上の株主資本は大幅に減るものの、「会社側が資産売却などを計画している上、大規模な設備投資も考えにくい」として、株主資本増強に踏み切る可能性は低いとの見方を示した。

ソニーについては9日付の日本経済新聞電子版が、発表済みの事業売却や分離も合わせて計1万人のグループ人員を削減すると報道していた。加藤氏は会見で人員削減実施の可能性を否定しなかったものの、12日に平井一夫社長兼最高経営責任者(CEO)が出席して実施する戦略説明会で、人数が示されるとの見通しを示した。

-- Editor:Yoshinori EkiTetsuki Murotani

記事についての記者への問い合わせ先:東京 小笹俊一  Shunichi Ozasa sozasa@bloomberg.net

安真理子  Mariko Yasu myasu@bloomberg.net

記事に関するエディターへの問い合わせ先:東京 大久保義人   Yoshito Okubo yokubo1@bloomberg.net香港 Michael Tighe+852-2977-2109   mtighe4@bloomberg.net
更新日時: 2012/04/10 19:50 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M293LS6KLVR601.html

シャープ:純損失3800億円に拡大−12年3月期速報値 

  4月10日(ブルームバーグ):シャープは10日、2012年3月期の速報値を発表した。純損失は3800億円と、従来予想の2900億円から急増した。モバイル端末向け液晶の出荷の遅延や台湾鴻海精密工業グループとの協業などに伴う体質改善費用を計上するため、損失が膨らんだ。

大西徹夫常務執行役員は大阪市内で開いた記者会見で、13年3月期について、上期は厳しい状況が続くとしたものの、モバイル端末向け液晶の売り上げが増加するほか、「大型液晶の操業回復も段階的に進む見通し」と述べた。

同社は同時に、凸版印刷、大日本印刷との間で、両社の子会社の液晶カラーフィルター事業をシャープ子会社シャープディスプレイプロダクト(SDP)に統合することで基本合意したと発表した。

SDP株式については、鴻海精密の郭台銘会長が約46.5%を取得する予定。また統合に伴って新たに株式の発行が見込まれるため、シャープのSDPに対する議決権比率が40%未満となる見通し。大西常務は、持ち株比率について「鴻海とシャープは同率になる」と述べた。

記事についての記者への問い合わせ先:大阪 堀江政嗣 Masatsugu Horie mhorie3@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:大久保義人 yokubo1@bloomberg.net;Michael Tighe mtighe4@bloomberg.net
更新日時: 2012/04/10 19:20 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M29AS86S972801.html

パナソニック:今期純損失7800億円、製造業で最悪規模−統合負担で(2
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  2月3日(ブルームバーグ):パナソニックは3日、今期(2012年3月期)純損失予想を7800億円へ下方修正した。昨秋にテレビ事業のリストラ断行を表明して赤字予想を過去最悪に近い水準としたが、環境関連など新収益源の開拓に向けたグループ会社統合の負担を前倒しして体質強化を急ぐ結果、赤字は日本の製造業で最大の水準へと膨らむ。

修正後の純損失予想は、日立製作所がリーマンショックによる打撃で09年3月期に計上した7873億円に並ぶ。今期はテレビ苦戦でシャープが創業以来最悪の2900億円、ソニーも2200億円の赤字に転落の見込みだが、パナソニックの赤字は際立っており、日本の家電業界の総崩れぶりを鮮明に示した。

パナソニックは今回、三洋電機の完全子会社化に伴うのれん代償却の想定額を従来から2500億円拡大させた。タイ洪水に伴う営業損益への影響予想額も従来から600億円積み増した。

修正後の純損失予想7800億円に対し、ブルームバーグ・データによるアナリスト19人の事前予想平均は4717億円だった。営業利益予想も従来比1000億円減らして300億円と、市場予想平均987億円の約3分の1だ。売上高予想は従来比3000億円少ない8兆円とした。

りそな銀行の戸田浩司チーフ・ファンド・マネジャーは、純損失の「数字の大きさはサプライズだが、他の電機メーカーよりも大きいとは予想していた」とコメント。「テレビ、タイ洪水、円高」の三重苦に加え「パナソニックは三洋電を取り込んだ苦しみがある。電池を含めて将来性ある商品を出すべきだ」と語った。

自己資本30%割れに

東証で会見した上野山実常務は、過去最大の純損失計上に伴い、3月末には自己資本比率が29%程度まで低下の見込みだと語った。昨年末時点は33.3%。また、のれん代償却拡大は、リチウムイオン電池や半導体などの事業の採算が、円高などで予想外に悪化したためだと語った。

パナソニックのこれまで最大の赤字は、世界的なIT(情報技術)不況を受け初の大規模な人員減に踏み切った02年3月期の4278億円。同社はその後、素材からの一貫生産で製品の質などを管理し、付加価値を高める「垂直統合」モデルを続けてきた。

しかし、昨秋には赤字続きのテレビ事業にメスを入れた結果、パネルや半導体などの部品までが整理対象となりリストラ負担が増大。大坪文雄社長は3日夕の会見で「テレビ事業の赤字の最大要因は自前主義」だったと認めた。

その上で、太陽電池に強い三洋電機などの統合を進めて「環境革新企業」に転換するため、今期の赤字で「全ての悪材料」を出し切ると語った。同社は今期の構造改革などにより、来期には2500億円の営業増益効果が見込めるとしている。

取材協力:藤村奈央子 沢和世

記事についての記者への問い合わせ先:東京 天野高志  Takashi Amano tamano6@bloomberg.net

記事に関するエディターへの問い合わせ先:東京 大久保義人   Yoshito Okubo yokubo1@bloomberg.net香港 Michael Tighe mtighe4@bloomberg.net
更新日時: 2012/02/03 19:25 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LYT0VQ6TTDS901.html

 
 

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コメント
 
01. 2012年4月10日 22:27:02 : FijhpXM9AU
これだけの巨額な損失を出し続けて、会社の基盤を完全に破壊した張本人が5億の給与とボーナスを受け取り続けて責任も問われていないということは、本当にソニーを支配している集団(疑いの余地もなく韓国のサムソンなども直接間接に支配していることだろう)の意志通りに物事を進行させているからだとしか考えようがない。それは日本の電子工業全体の破壊・凋落による韓国業界の振興であろう。ま、グランドデザインつーことなんだろね。

日本人は技術屋としては一流だが、戦略家としては三流だからいいようにやられっぱなしということなのだろう。国会議員のレベルが全てを物語っている。そこらの町内会の幹部と大差ないではないか?


02. 2012年4月10日 22:42:56 : Py5Z7phwaA
はたして技術も優れているのか非常に疑問。
ロボコンとか見てると海外の技術者凄い。

本当に会社に貢献している人への配分が低すぎるため、簡単に技術が流出してしまう。文系優遇止めた方が国益になるように思う。


03. 2012年4月16日 22:19:30 : 98NVkHrWRA
ソニー赤字3000億円拡大


とどまるところを知らない赤字の拡大が発表されています。

ソニーが発表しました業績見通しですが、2200億円の赤字を見込んでいましたが、今日、この赤字が3000億円拡大し、何と5200億円になると発表になっているのです。

その前は2595億円の赤字で今期は2200億円の赤字に「縮小」するとなっていましたが、ふたを開ければ、
3000億円「拡大」の5,200億円の赤字になっています。

今期は人員削減もあり、リストラ費用も膨大になりますし、更にTV部門の不振が拡大しており、レコーダー部門も赤字拡大となり、稼げる分野が無くなることもあり得、最悪の場合、自己資本が消滅することもあり得ます。

日本の電機業界は、今まで過剰な設備・人員を抱えていましたので、一旦負の連鎖に陥ればとてつもない赤字に陥ります。

今回、ソニーが5200億円もの赤字になりましたが、問題はパナソニックです。

いまのところ、7,800億円の赤字になっていますが、このままの人員・設備を抱えていては、今期は1兆円を超える赤字に陥るかも知れず、存亡の危機に直面することもあり得ます。

日本の家電メーカーは、早急に数万人〜数十万人単位のリストラを実施し、工場を閉鎖しませんと、軒並み死に絶えることになりかねません。
そしてこれが中小企業の経営を直撃することになります。

http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4165153.html


04. 2012年4月16日 22:20:49 : 98NVkHrWRA
シャープの赤字1000億円増加

シャープの赤字が2900億円から3900億円に増加し、更に子会社の株式を売却して連結から外すという事態になり、今やシャープは解体される危機に直面してきています。

ソニーは1万人解雇でさらに赤字が膨らみますし、パナソニックも7800億円の赤字予想となっていますが、その後の液晶TV価格下落・販売不振は深刻化しており、赤字は7800億円以上に拡大することもありえます。

週末の大手電気店にいけば、たとえば、パソコン売り場は閑散としており、パソコンが殆ど売れていないのがわかります。
家電大手の業績がガタガタになっている実態が報道されていますが、今や景気の良いのはエコカー減税・補助金をもらった自動車メーカー位でしょうが、その自動車メーカーも、自力ではなく、「援助金」に頼っており、このような「補助金」に頼る業界は今の家電メーカーのように、必ず「衰退」します。

民間企業は自前で努力して生きてこそ、そこに活力が生まれるものであり、今、自動車メーカーはその活力を失っていると言えます。
苦しければ補助金に頼るのではなく、従業員の給料を引き下げるとか、経営幹部の報酬を引き下げるとか、リストラをするとか、いろいろな方法でコストをカットして、全従業員に危機感を与え、危機を共有してはじめて
活力が生まれます。

シャープが解体されつつある今、パナソニック・ソニーも他人事ではなく、かつ自動車メーカーも明日はわが身となるかもしれません。

http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4164869.html


05. 2012年4月16日 22:21:17 : 98NVkHrWRA
ソニーの一万人削減
ソニーがテレビ事業部門の赤字削減のために1万人削減すると報じられていますが、業績からみれば1万人ですむはずもなく、今後、テレビ事業全面撤退を含む数万人規模の人員削減が必要になるはずです。


日本の家電メーカーはほぼすべて赤字となっており、既報のレコーダー部門もガタガタになってきており、儲ける部門がなくなってきているのです。


日本家電メーカー消滅のカウントダウンが始まっています。
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4164430.html


06. 2012年4月16日 22:22:32 : e1uSgWjvuY
日本製ブルーレイレコーダーも撃沈

日本メーカー(パナソニック、シャープ、東芝、ソニー4社)のシェアが9割に上る寡占市場となっていますレコーダー市場が大変な事態になっており、出荷数が激減し(70万台から20万台へ)、価格も急落していると報じられています。

液晶TVで膨大な損を計上した日本メーカーですが、今度はレコーダー分野で膨大な損を計上する事態になるかもしれず、中には存亡の危機に立たされるメーカーも出てくるかもしれません。

今や日本メーカーが生きていく手段をなくしてきており、韓国・台湾・中国メーカーの傘下に入り部品メーカとして生きていくしか道はないのかもしれませんが、そうなれば、今の年収はありえないとなります。

膨大な赤字に苦しむ大手電機メーカーの社員の年収は今後20%、30%減額はあたりまえになるでしょうが、雇用法上、そこまでの減額は通常はできません。
では、できる方法は?
民事再生法か、海外移転を行い、移住できないものを整理解雇するしかありません。

http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4163490.html


07. 2012年4月16日 22:47:27 : e1uSgWjvuY
加速する海外生産と雇用
7800億円もの赤字を計上するパナソニックですが、一年先には携帯電話端末の生産を全面的に海外に移管すると報じられています。
現在は5割が国内生産となっているものを全廃することになるものですが、問題は数年以内に携帯電話はほぼすべてがスマホに変わると言われており、これに果たしてパナソニックが対応出来るかどうか、となります。

今やスマホは韓国勢が独占体制となりつつあり、しかも、次世代スマホと言われています有機ELを使ったスマホは事実上韓国勢が独占することになりつつあり、数年もすれば日本製は韓国勢の「下請け」どころか、全く蚊帳の外に置かれることになりかねない事態になりつつあります。

今回、パナソニックの携帯端末海外生産移管先は「海外」とされていますが、恐らく韓国となるはずであり、事実上、パナソニックは韓国勢の傘下に入ることになるかも知れません。

また、このような事が起これば、日本から製造業(工場)が消えてしまいます。

もし本気で製造工場を残そうと思えば、給料を30%〜50%引き下げ、韓国と同じレベルにする必要がありますが、今の日本の法律ではこれは無理であり、結果として日本の工場を閉めるしか道がありません。

気がつけば日本人の働く場所が消えていた、となる日も近いかも知れません。

http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4156935.html


08. 2012年4月22日 11:47:34 : MzGOoKEVOM
上の続きです。

http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4175183.html

2012年04月22日シャープ増資の怪
シャープが台湾メーカーから出資を受けるという報道がされ、株価は急上昇しましたが、金曜日の終値は払込み価格である550円をはるかに下回る494円となっています。本来ならこのような事はあり得ませんが、実は増資内容を見れば十分あり得る内容となっているのです。マスコミでは一切報じられていませんでしたが、今回の増資内容を見れば、本当に払込むのか?と思える内容になっているのです。

まず、今回の増資の基本を見てみたいと思います。

一株 550円
発行株数 121,649,000株
総額 669億円

で、問題は2つあります。

通常、増資が発表されれば、即、払込むか、一ヶ月以内に払込みがされますが、今回の払込み期間を見れば、驚く期間となっているのです。

平成24年5月31日から平成25年3月26日

今後一年かけて払い込むとなっているのです。そのような増資は見たことがありません。次に、払込む側の会社の内容です。

総資産 2,177億円
純資産   988億円
当期利益  164億円

これは増資発表時の数字ですが、純資産が988億円しかない会社が670億円も払い込めるでしょうか?今回のシャープの増資にはいろいろ「疑問」があり、果たして発表を額面通りに受け止めてよいものかどうか、今後、専門家による検証がなされるはずでしょうが、払込み前に株価が払込み価格を下回ればだれが払込みをするでしょうか?市場で安く買い集めた方が有利だからです。

堺工場の減損会計を嫌ったシャープと事前に株を買い集めていた「筋」が組んだペテンとなれば、それこそ、日本の株式市場の「死」を意味しますので、そのようなことはないと思いますが、今後どのような株価になり、払込みがどのような形でされるのか、注目しておくべきだと言えます。株価は必ず妥当な動きをするものであり、今の株価は何を示唆しているのでしょうか?

http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4175183.html

●シャープに出資する台湾メーカーは、他社からの委託生産で成長してきた。早い話、下請けである。そのような立場のメーカーが出資すると言うのだから、最初から胡散臭い話であったと言える。記者が「この話はペテン臭いですね。」などと感想を付け加えて書こうものなら、風説の流布で逮捕される危険がある。金融商品取引法に明記された犯罪だが、広義に解釈すれば逮捕もありうる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A2%A8%E8%AA%AC%E3%81%AE%E6%B5%81%E5%B8%83

●だから誰も恐れて真実を書かない。この法律にしても、言論を封殺するのが目的であろう。B層は、このニュースを見て、シャープは再建できると思い込んでいるようだ。身内がシャープに行っている人がそう言っていた。だが、それは甘かったようだ。

●日本に市場を奪われた欧州の音響・映像機器家電メーカーは、持ちこたえられなくなった1980年代に事業の再編を推進した。不採算部門の売却と、有望部門(産業機器や社会インフラ事業)への集中投資と言った、いわゆる「選択と集中」が進んだのである。シーメンスもフィリップスもテレフンケンも、不採算部門から撤退した。音響・映像にこだわったグルンディッヒやエレクトリック・ローレンツなど倒産している。日本だと、これらの分野に強い日立、東芝、三菱電機が生き残れるだろう。

●欧州では家庭用液晶テレビを生産するのは、フランスのコンチネンタル・エジソン1社である。かつての日本勢が衰退し、韓国勢が増えてきた。だが、日本勢に雇用を奪われた1970年代後半以降、欧州の雇用は減少し、失業率が高いまま続いている。あの時、日本側は「欧州は努力が足らない。」などとほざいた。今、同じ目に日本が遭わされている。上のネバダが言うように、日本メーカーの努力が足りないのである。えらそうにやってきたから、その天誅が日本メーカーに下されたといえる。

●パナソニックが三洋電機を無理やり吸収合併した。強引過ぎると思っていたが、これも赤字拡大に拍車をかけた。かつてアメリカのGEがRCAを無理やり買収し、行き詰ってフランスのトムソンCSFに叩き売った再来だ。トムソンCSFも赤字部門を売却し、2001年にイギリスの大手防衛機器メーカー、Racalと合併してタレス・グループとなった。トムソンCSFと言えば、MP3の基本技術を開発したメーカーである。多分、この技術を生かした音響・映像機器を展開するつもりだったようだ。だがインターネット時代の前で時期が早すぎ、開花するまで待てなかったらしい。歴史にifはないが、ひょっとしたらipodみたいな製品を出していたかもしれない。

●シャープは、かつてメビウスと言うノート型パソコンを展開していた。これが採算が合わずに撤退したのだが、価格が高かったことが大きいだろう。パソコンなど、元々は安いものだ。これに付属のソフトを100種類以上満載し、付加価値を高めて売る戦略をとった。だが実際使ってみると重くて動かない。CPUの発熱でフリーズする。不都合が多すぎたのだ。最初はわからないから大手量販店で高いパソコンを買わされていた面々も学習し、ソフトなどネット上から無料で取り込めることを発見した。それらを組み込んでいない法人向け事務用パソコンを買えば安いことが分かったことから、メーカー直販を買う人が増加。当方は法人向けモデルの中古機を買い換えているが、これなど2万円から3万円で買える。動きも軽い。そんな中で大型量販店のパソコンは売れなくなり、シャープも撤退せざるを得なかった。

●当方の見解では、シャープはいずれ会社の解体に直面するだろう。パナソニックも同様だ。両社の白物家電部門など黒字を出している分野で合併が行なわれると思う。液晶テレビは日本国内で1社だけが生産するだろう。ソニーはラジオなど限られた製品だけになるだろう。これらは欧州が辿った道から仮定した将来像だが、いずれにしても日本の音響・映像機器メーカーは、成功と共に滅んでいく。シュンペター理論が現実のものとなるのだ。


09. 2012年5月19日 16:53:49 : FWDRJbsiec
08です。シャープの続報です。親戚がシャープの亀山工場に行ってるのですが、ソニーやパナソニックより会社の状況は危機的状況らしく、片道切符で他社に生産応援に送り出されたそうです。行き先は広島のルネサス・テクノロジーです。会社で上司から突然、明日から広島に行ってくれと言われたとか。

これは相当追いつめられている感じです。メインバンクの三井住友銀行も青くなっているはず。台湾のEMS会社が出資すると言ってましたが、上の記事を見ても無理っぽそうだし、今はマスゴミにシャープの件は書かないように言ってますが、これからどうなるか予想してみます。

ギリシャの国家財政破綻でユーロから離脱する可能性が高まる中、世界の株式市場は大暴落→崩壊の危機にあります。そのどさくさに紛れて、シャープが…。後は書かなくても分かりますよね。

スマートフォン向けの液晶パネルなんて、生産要員など少しで済みます。人がいらないんだ。そもそもスマートフォンなんて、維持費が高すぎるから世界大恐慌が来て無収入者が増えたら、さすがに解約するでしょう。元々、生活にはいらないものです。昔は携帯電話なしで生活していました。

パナソニックもメインバンクが三井住友銀行ですが、ここの白物家電部門は黒字ですから、いずれシャープと合体させるのでは。優良部門だけを残し、赤字続きの部門を清算する。亀山工場の生産設備を丸ごと売却するのではないでしょうか。高く売れるうちに事業に見切りをつける。メインバンクとしては、将来性のない事業は早く整理したいのが本音です。


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