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オバマの新しい大統領令は北米連合樹立を加速させる
http://www.asyura2.com/12/hasan76/msg/119.html
投稿者 墨染 日時 2012 年 5 月 10 日 10:15:37: EVQc6rJP..8E.
 

http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1263.html

オバマが大統領になってからというもの、いったい、いくつの大統領令を発布されたのでしょう。それは、すべてアメリカ、カナダ、メキシコを統合して「北米連合」を生み出すため。

●オバマ大統領令は、アメリカ国民を北米連合と世界統一経済システムに押しやろうとするhttp://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1263.html
New Obama Executive Order Pushes Us Closer To A North American Union And A One World Economic System
by Michael Synder −The American Dream 2012年5月2日

バラク・オバマといえば、彼を理解する上で最も重要なことのひとつは、オバマが根っからのグローバリストである、ということです。

彼は、グローバル・ガバナンス(地球的統治)こそ、世界を、はるかに良い場所にすると固く信じているのです。
ただし、グローバル・エリートたちは、世界政府(global government)という言葉を表立って使いたがりません。

オバマは、ホワイトハウスにいる間中、国連、IMF、世界銀行およびWTOのような国際機関を強化しようと一貫して努力してきました。

事あるごとに、オバマは、アメリカを国際社会の中に完全に統合させようとしてきました。

オバマが大統領に選ばれて以来、彼は新しい国際的な経済協定のホストに署名してきました。

そして、定期的に、世界のさまざまな宗教の協力が必要であることを説いてきたし、ホワイトハウスでも種々の異なる宗教式典を主催してきました。

(管理人:
グローバリストたちは、既成宗教を「世界で一つの宗教」に収斂していくため、既成宗教を融和させて溶かしてしまう、という方法を取るのです)

オバマは、以前、「より強いグローバルな政権を構築するために国家は、共にあらねばならない」と述べたことがあります。

もし、あなたがグローバルな政権の下で暮らしたくないなら、それは、あまりにも悪い状況と言うべきです。

オバマのようなグローバリストたちにとっては、アメリカ合衆国が、新興のグローバル機構の中に取り込まれることは、避けられないということになるのです。

ちょうど今週、オバマは、米国の経済的な規定を、その他の世界の規定と「調和させる」という、新しい大統領命令を出しました。

・ホワイトハウスのホームページ↓
大統領令:「国際的規制協力促進(Promoting International Regulatory Cooperation)」発布の告知。

この新しい大統領令は、私たちをいっそう、北米連合(North American Union)とワン・ワールド経済システムに押しやるための第一ステップに過ぎないのです。

不幸なことに、ほとんどのアメリカ人は、何が起こっているか考えもつかないのです。

アメリカの人々は、バラク・オバマという人間が、アメリカを、世界の他の国々により深く統合させるための方法を絶えず探っていることを理解する必要があるのです。

世界経済のグローバル化は、オバマ政権下で加速されました。
また、この最新の大統領命令は、米国の経済政策における根本的な転換を表わしています。

したがって、連邦規制当局には、彼らの仕事を国際社会と「調和させる」ことが要求されるでしょう。

下記は、この新しい大統領命令が最近のビジネスウィークの記事(2012年5月1日)でどのように評価されているかを示しています。

オバマ体制は、国際的な規定の協力体制を促進し、それぞれの努力を組織化するための枠組みを提供する。
(このことは、今日、商工会議所のトップクラス取締官が言ったことである)

「今日の大統領令は、首尾一貫した包括的な方法で、(通商の)規定業務について国際的で密接な連携を取るように方向づけることによって、アメリカの規制担当官たちにとってのパラダイム・シフトを示すものである」。

商工会議所の中の世界規定協力センターの副理事であるショーン・へザー(Sean Heather)は、E-Mailで、このように述べた。

オバマ政権のメンバーは、“規定を減らす”方法として、このことを、しきりに売り込んでいます。
しかし、本当のところは、アメリカの(通商の)規定を世界と緊密に連携させるというのが狙いです。

オバマの“情報ツァー(独裁者の意味。オバマがひれ伏す情報導師)、キャス・サンスティーンは、月曜日にウォールストリート・ジャーナルに1本の記事を書きました。

彼は、その記事の中で、「アメリカが、相互依存の世界経済の中で、より有効に競争ができるようになるためには、世界の国々の不要な規定の違いを取り除くことが必要である」と強調しています。

このプロセスの最終結果は、世界の国々が行っているより、私たちが、さらに多くのことを行うようになるだろう、ということです。

キャス・サンスティーンの記事の一部抜粋。

相互依存の世界経済においては、異なった種々の規定が、国境を超えて取引を行っている会社にとって、問題を引き起こすことがある。

それぞれの国が設けている規定の必要条件において、無用な相違点があることによって、経済成長や雇用の創出について、ときに妥協したり、歩み寄ったりすることが必要となるため、そのためのコストが必要となることが出てくる。

自動車のヘッドライト、食品のラベル付け、標準タイプのコンテナ・サイズなど、(相手国の規定がが違うことによって生じる)多岐にわたる必要な条件を考えてみてほしい。

こうしたことを認識し、オバマの政権運営会議は、米国のさまざまな機関に、主要な貿易相手国の規定に、アメリカも合わせるように求めた。

そして、今日(2012年5月1日)、大統領は、一つのゴールを目指す大統領令「国際的規定協力促進(Promoting International Regulatory Cooperation)」を発布した。

これは、不必要な規定を取り払うことによって、アメリカの輸出、成長、雇用の創出を促進するための大統領令である。

しかし、ワン・ワールド経済のシステムは、一朝にしてできるものではありません。
まず最初に、北米の統合に向けての強力なプッシュが、かなりの確度でありそうです。

ゴールは、北米をEUと同様の地域経済統合単位として形成させることでしょう。

キャス・サンスティーンは、この新しい大統領令が、北米統合にどのように影響するかについて、火曜日、ホワイトハウスのウェブサイト上で議論しました。

新しい大統領令は、すでに進行している取り組みに基本を置いている。
我々は、心して始めた。

オバマ大統領は、カナダのハーパー首相、そしてメキシコのカルデロン大統領と規定協力委員会をスタートした。

委員会は、カナダ、メキシコとの越境貿易に不利に働くような不要な規定の相違を撤廃し、今後、そのような規定を作らせないよう、作業計画を実行している。

規定の必要条件の合理化、そして、一般大衆とビジネスのため、より確実性の高いものにすることを促進すること。
特に食品、処方薬、ナノテクノロジー、その他の分野の中小企業において。

アメリカとカナダは、昨年12月、アメリカ−カナダ地域協力会議(RCC)の共同行動計画を公表した。

今年2月、私たちはアメリカ−メキシコのハイ・レベル地域協力会議(HLRCC)の作業計画を発表した。

ほとんどのアメリカ人は、アメリカ、カナダおよびメキシコを統合する計画がどれくらい先に進んでいるか、考えもしないもしないでしょう。

昨年、バラク・オバマは、「北アメリカのセキュリティ周囲を創る協定」に署名しましたが、主流ニュース・ネットワークは、これを完全に無視したので、ほとんどのアメリカ人の知るところとはならなかったのです。

しかし、これこそ、グローパリストが望むものなのです。

グローバリストたちは、アメリカの人々に、北米統合に向けての動きに警報を発して欲しくないのです。

(管理人:
だから、日本のマスコミは、絶対に書かないでしょう。そんな勇者は日本のマスコミには皆無)

事実、ウィキリークスによって暴露された文書は、北米を統合しようとする努力に関わっている人々が、※“増加的”なアプローチ法がベストであると信じていることを明らかにしています。

※増加的なアプローチ法: 徐々に、人々が気がつかないように、半ば秘密裏に次々と協定を結び、人々が気がついたときには、後戻りできないような条件をすべて作ってしまって、国民を包囲する、という手口。

「新しいSOPA」と言われているCIPA(新しいセキュリティ法案)なども、米国民が知らないうちに法制化されてしまいそう。
SOPAについては、世界中から反対の声が上がっているので、それなら、こっそりとSOPAの別バージョンを考えて、可決してしまおうということです。

日本の場合なら、国民の目の届かないところで、粛々と進められている秘密保全法の制定がある。
密かにコトを進めてしまいたい人々にとっては、無関心な国民は神様です。

見たところ、北米統合を進めている人たちは、統合に向けての小さな動きなら、一般人に警告が発せられることはないだろう、と考えているようです。
(派手にやらなければ、米国民も騒がないだろう、ということ)

以下は、昨年、The National Postに掲載された記事からのものです。

アメリカの外交公電から漏れ伝わってきたところによれば、北米統合経済は、人知れず進められる増加的手法によって、最善の状態で達成されるだろう。

ウィキリークスから流出した外電(この外電は、2005年1月28日に書かれたと思われる)では、欧州連合のときと同様の方法で、アメリカ、カナダ、メキシコの経済の合併を進めた場合、それを取り巻くいくつかの障害について議論されている。

「新しい北米の創造発動のための増加的、実際的なタスクは、カナダの政策決定者たちの間で、もっとも多くの支援を獲得することだろう」と、その文書は語っている。

北米統合が実現するときに、予期されうるペイオフは有効に機能するだろう。
しかし、その規模とタイミングは予測不能だ。
したがって、過度に評価することは慎むべきである。

アメリカ、カナダ、メキシコの3つの国の経済を、すべて統合しようという計画があることを、これらの国々の人々が知ったら、それを阻止しようと大規模な抗議活動が起こるかもしれません。
 

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