★阿修羅♪ > 経世済民76 > 154.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
「軽減税率」に騙されるな (週刊現代) 
http://www.asyura2.com/12/hasan76/msg/154.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 5 月 14 日 10:04:50: igsppGRN/E9PQ
 

「軽減税率」に騙されるな
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/32504
2012年05月13日(日)ドクターZ 週刊現代


 「小沢無罪」という結果は、野田政権にとって痛い話であるが、これでかえって谷垣自民へのすり寄りがやりやすくなった。民主党内の小沢グループが勢いづくのは確実だが、自民党が国会での小沢証人喚問要求などで政権を側面支援するという奇妙な協力関係もできつつある。

 実際、民主党と自民党は財務省の勝栄二郎事務次官の指導の下、増税・解散の2点セットに向けてじわじわと前進している。表向きはファイティングポーズを崩していないように見えるが、実は水面下で最悪のシナリオが進行しているようなのだ。ヴェールをめくってみよう。

 自民党は民主党マニフェストが総崩れになったと主張するために、最低保障年金の創設などの「社会保障政策」を断念させたい。そしてその尻馬に乗る形で財務省が狙っているのが、民主党内反増税グループによって消費税増税法案に盛り込まれた「増税の前提条件」の削除だ。

 なかでも財務省の最大のターゲットは「歳入庁設置」の阻止である。増税関連法案には「税と社会保障料を徴収する体制の構築について本格的な作業を進める」と書かれており、これを何としても削除したい。国税庁の「マルサ」を抱えていればこそ、政治家やマスコミを黙らせることができるとも言われているように、国税庁は財務省の「飛び道具」。これを歳入庁に改編させられて内閣に取り上げられてはたまらない。だが、この条文を削除するとさすがに目立つので、財務省は知恵を絞っている。ポイントは「軽減税率」だ。

 歳入庁は、税と社会保障料を一体として徴収するので、消費税増税法案が低所得者対策として定めている「簡素な給付措置」を行う上で役に立つ。それに対して、「軽減税率」を導入すれば低所得者対策になるから「簡素な給付措置」は不要になって、歳入庁を創るまでもないという議論が成り立つ。財務省はこれを自民党の修正案に盛り込み、民主党に丸呑みさせようとしているフシがある。

 軽減税率とは食料品などの特定物品に低い税率を導入し、低所得者対策をしようというもの。欧州などでは導入されているから議論も楽だ。また、ここが本音だが、何を軽減の対象にするかの線引きは難しく、それは業界を所管する官僚の裁量権を拡大することにつながる。これが官僚にとってはたまらないのだ。

 消費税はすべての物品・サービスにかかるから、軽減税率の導入は世の中のモノの数だけ「租税特別措置」をつくるようなものだ。当然ながら税率軽減と対象になる業界への天下りはセットだから、オール霞が関の賛同を得られるし、特定業界に影響力を行使したい政治家にとってもオイシイことこの上ない。

 さらに、新聞業界に対しては、増税プロパガンダへの協力を求める「エサ」にもなる。事実、130社以上が加盟する日本新聞協会は昨年7月、新聞への軽減税率適用を求める要望書を政府に提出している。

 国会審議が近づくにつれて、軽減税率の話題がメディアを賑わすようになってきた。だが欧州では、軽減税率で特定業界を利するのではなく「簡素な給付措置」で低所得者対策をするべきだという議論が多くなっていることを報じるメディアはない。

 デフレ下に無駄の削減もせずに消費税増税するのは愚の骨頂だが、その上さらに官僚利権を生む軽減税率を導入し、その結果として歳入庁創設を葬るなど、絶対に許してはならない。


「週刊現代」2012年5月19日号より


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2012年5月14日 11:22:40 : sD7hVLM44A
本質について少しだけ分かって来たようだな。

自民党と民主党は元々お仲間。

自民党と民主党の違いは自民党内の派閥の違い程度しかない。

それを見破られないように見せ掛けの対立劇を演じているだけ。

チャンスがあれが協力して、或いは見せ掛け対立しているように装って
造反を出すと言う姑息な手段を用いて消費増税など国民に都合が悪い法案をどんどん通そうとするだろう。


02. 2012年5月14日 14:51:55 : sgolhP60mA
歳入庁については一つの危惧がある。
それは、保険料の徴収に人手を割かれて、税金の徴収がおろそかにならないかということ。

03. 2012年5月14日 23:16:58 : B58bB79bTo
>>02
そのための国民背番号でしょう。
背番号がなければ給付を受けられないことで、納付を担保する。

「自由の国」アメリカでさえ昔からやっていることです。

プライバシー云々というのは既得権ムラの言い訳に過ぎません。
よほど異性関係が甘い方は別として、普通に暮らしていて隠すことなんてありますか?

思想統制がどうこうと心配する方も多いですけれど、現状でも、当局がその気になれば
痴漢だって「期ずれ」だって、どうにでも冤罪を作って「都合の悪い人物」を
排除できています。


04. 2012年5月15日 04:45:48 : s50KPCec3A
■軽減税率の欠点
(1)どこまでの適用範囲とするのか、業界と税制当局との間で議論が白熱、訴訟やトラブルが生じ、
納税者・事業者双方に大きなコストをかけている。
(2)逆進性対策としての効果はない。
つまり、高所得者の方が食料支出絶対額が多いので、軽減税率に伴う恩恵は、高所得者の方が多い。
(3)軽減税率は、これを認めるかどうかに官僚の裁量の余地が大きく、それに群がる政治家も多い既得権の典型。
既得権の温床になるとともに、新たな既得権(天下りなど)を生み出す。

★紙面では「消費税増税せよ」といい 新聞代には「税率軽減」求める大新聞の甘え
http://www.j-cast.com/2011/07/24102248.html?p=all

とうとう官僚利権が。衣の下の鎧が見えてきた
←野田首相:軽減税率の検討も 野党提案で− 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/news/20120424k0000m010059000c.html
http://twitter.com/#!/YoichiTakahashi/status/194573758189670400

「食料品など一部で軽減税率」なんてナンセンス!
計上と徴収が複雑化してコストがかさむ上に、
例えば食料品と雑貨を売ってる店があれば食料品の売上をごまかして脱税することが可能になる。
低所得者対策は給付付き税額控除など「負の所得税」で議論すべき。
http://twitter.com/#!/89089314/statuses/154907113049686016

軽減税率=官僚利権

つまり、あらゆる業界が軽減税率を求めて財務省に必死に嘆願することになります。
その嘆願を受けた財務官僚は、「ま、その代わり、再就職の件頼むよ」と天下りポストを要求。
「天下りポスト」の見返りとして、軽減税率を適用。
このように軽減税率は、新たな既得権を生み出します。

低所得者対策は、官僚利権にならない給付付き税額控除や負の所得税で議論すべきでしょう。


  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 経世済民76掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 経世済民76掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧