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ギリシャのユーロ離脱が欧州経済に及ぼす損害額はいくら?ユーロ圏の中央銀行は1000億ユーロを融資、ECBは560億ユーロ
http://www.asyura2.com/12/hasan76/msg/300.html
投稿者 MR 日時 2012 年 5 月 24 日 01:49:45: cT5Wxjlo3Xe3.
 

http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20120521/232431/?ST=print

ジア・国際>The Economist
ギリシャのユーロ離脱が欧州経済に及ぼす損害額はいくら?ユーロ圏の中央銀行は1000億ユーロを融資、ECBは560億ユーロのギリシャ債を購入…
• 2012年5月24日 木曜日

• The Economist



 ギリシャがユーロ圏から離脱する可能性が日に日に高まっている。5月6日の総選挙の後、連立政権協議が不調に終わった。ギリシャは暫定政府を置き、6月中旬に再選挙を実施する。再選挙が、ギリシャの緊縮計画を否認する結果に終われば、事態は間違いなくユーロ離脱に向けて動き始める。
 だがそれ以前に、ギリシャ国民がオンライン操作で銀行から預金を引き出し始めたら、事態は前倒しで進行しかねない。
ギリシャの預金の3分の1が消えた

 今日の取り付け騒ぎは、預金者が銀行に押し寄せて現金を引き出すという形では始まらない。マウスをクリックするだけで海外に送金する、あるいは債券や株式などの資産を購入することができる。ギリシャの銀行は、過去2年の間に、預金残高全体での3分の1を失った(グラフ1参照)。預金者が(本誌注:暮らしのため)貯蓄を減らしているという面もある。しかし5月の半ば頃から、預金の流出量が膨らみ始めている。不穏な兆候だ。
 ギリシャのカロロス・パプリアス大統領は5月14日に、中央銀行から警告を受けたことを発表した。国内の銀行から約7億ユーロ(約700億円)の預金が引き出されたという。公式な数字は数週間後に発表されるが、銀行関係者によると、14日からの数日間で12億ユーロ(約1200億円)もの預金が流出した。流出はその後も続いているが、ペースはかなり収まっている。
 ある銀行関係者はこう語る。「外貨と交換可能なカネは既に大半が去った。今、盛んに引き出されているのは、夜のニュース番組の内容をどう理解すべきか分からない小口預金者たちのカネだ」。
EFSFの資金をギリシャの銀行に注入すべき
 恐ろしいのは、取り付け騒ぎがポルトガルやスペインなど経済が脆弱な他のユーロ圏諸国に広がる危険性だ。ある銀行関係者は、「取り付け騒ぎは、細い流れで始まり、いきなり洪水になる」と語る。「本当に心配なのは、最初にギリシャでダムが決壊した後、ほかの国でも決壊することだ」。
 他国の個人預金者は、今のところ預金を引き出す動きを見せていない。だが大企業は、ユーロ圏周縁国の銀行から既に預金を引き上げている。英国のある地方自治体は、スペインのサンタンデール・グループ傘下の英サンタンデール銀行に預けてある預金を他行に移していると報じられた。同行は英国内で資本調達を行い、英国の規制当局の監督下にあるにもかかわらずだ。
 ギリシャでは、再選挙まで4週間、政治空白が続く。差し当たり、この間に取り付け騒ぎが起きないようにすることが課題となる。当局には、預金者の信頼感を回復させる強力な手段がある。まさにこのような目的のために欧州金融安定基金(EFSF)が用意している480億ユーロ(約4兆8000万円)ほどの新たな資金を、ただちにギリシャ国内の銀行に注入するのだ。
 欧州中央銀行(ECB)は5月中旬、ギリシャの一部の銀行に対して、資本増強の不足を理由に流動性供給オペを停止した。それでもECBが豊富な流動性の手持ちを示せば、預金者は安心できる。
 しかし、これらの対策は賭けでもある。預金者は、望めば引き出せる現金の準備があることを知って、むしろ預金を下ろそうとするかもしれない。
 欧州とギリシャ当局が再選挙までなんとか取り付け騒ぎを抑えられたとしても、その選挙で国民が、ユーロ離脱を掲げる政府を選ぶ可能性は残る。ギリシャ国内の銀行は、そうならないことを祈っている。ギリシャの銀行関係者はこう語る。「ユーロ離脱は悪夢を招く。アルゼンチンとは違う。アルゼンチンには独自の通貨があった。ギリシャでは経済がたちまち物々交換の段階に戻ってしまう」。
 しかし、離脱がもたらす危険性は、ギリシャ1国にとどまらない。
伝染経路は1つではない
 ギリシャが借り入れた救済資金を返済しなければ、ユーロ圏諸国と国際通貨基金(IMF)も無傷ではいられない。ギリシャがユーロを離脱した場合に、債権者が直接負う金融的な負担は、債務再編前に比べればましになっているとはいえ、かなりのものだ。
 しかしそれよりもはるかに大きな負担を負うのは、欧州の納税者だろう。ギリシャ中央銀行はユーロ圏のほかの中央銀行から合計約1000億ユーロ(約10兆円)を借りている。仮にこの債務をデフォルト(債務不履行)すると、ドイツだけでも(ECBへの出資比率から計算して)約300億ユーロ(約3兆円)の損害を受ける。
 このほか、ECBは、流通市場で購入したギリシャ国債で560億ユーロ(約5兆6000億円)の損失を被る(各国中央銀行の購入分を含む)。欧州が拠出した救済資金は総額1610億ユーロ(約16兆1000億円。ECBが損失を被らないよう一時的に取り分けた担保費用を含む)。IMFの融資額は220億ユーロ(約2兆2000億円)にのぼる。
 ギリシャ発の金融的な連鎖で次に問題になるのは、各銀行がギリシャ向けに保有しているエクスポージャー(投融資残高)だ。銀行は既にギリシャ国債について評価損を計上している。また、額面価値の低い債券との交換にも応じた。それでも、独ベーレンベルク銀行によると、さらに評価損を計上せざるを得ないという。欧州の銀行と投資家は、合わせて額面で550億ユーロ(5兆5000億円)のギリシャ国債を依然として保有している。
ギリシャの企業と家計も海外に借金をしている
 ギリシャで債務を負っているのは政府だけではない。国際決済銀行によると、ギリシャの企業や家計が他国の銀行に負っている負債は、2011年末で690億ドル(約5兆5000億円)にのぼる(グラフ2参照)。最も多いのがフランス(家計と企業に対するエクスポージャー総額は約370億ドル)。次いで英国(同約80億ドル)、ドイツ(同約60億ドル)の順だ。

 ギリシャがユーロ圏から離脱した場合、こうした民間債務のどの程度が回収不能になるのかは、評価が難しい(仮にギリシャがユーロ離脱を避けることができたとしても、評価損となる可能性は高い)。例えば融資の一部は船舶や航空機の製造に使われたかもしれない。船舶などへの融資契約は、英国法に基づき、ドル建てで結ばれている可能性がある。その契約の担保となる資産(船舶)は港で差し押さえることができる(積み荷の荷主にとっては困った事態になる)。
 ギリシャの債務者には恐らく非上場企業が多い。大手上場企業の多くも、開示情報から分析すると、借入枠が比較的小さい。また、シンジケートローンに関係する金融機関は広く分散しているようだ。
 このほか、ギリシャがユーロを離脱した影響のもっと小さな波及経路として、外国の保険会社や年金基金がギリシャ企業の社債を購入しているケースが考えられる。
市場は、スペインとイタリアを注視
 欧州の金融システムにとって、危機がギリシャ国外に広がるかどうかは大きな問題である。ギリシャのユーロ離脱によって被害を被ることが最も明白なのはキプロスだ。キプロスの金融システムはギリシャのシステムと密接に絡み合っている。
 米格付け会社ムーディーズは、ギリシャがユーロを離脱した場合、キプロスの銀行は大きな損失を被り、同国GDP(国内総生産)の50%に相当する約90億ユーロ(約9000億円)の資本増強が必要になると試算する。欧州の銀行はキプロス経済に対して約360億ドル(約2兆8000億円)のエクスポージャーを持つ。
 しかしキプロスは小国だ。必要となれば容易に救済できる。本当の不安は、市場がもっと大きな国に目を向けていることにある。ポルトガルとアイルランドがギリシャに続く候補として控える。さらに、スペインとイタリアの国債利回り(借り入れコスト)も、ギリシャ不安に反応して上昇している。スペインでは5月17日に、最近一部国有化されたバンキア銀行の株価が急落した。同行から預金が10億ユーロ(約1000億円)引き出された、との報道を受けてのことだ。
 ギリシャ危機は発生から2年になる。だが欧州の政策担当者にとって、周縁国への飛び火を抑える防火壁を築くのに使える時間は、数週間もないかもしれない。
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コメント
 
01. 2012年5月24日 04:36:30 : UtzuRYm9kE
ギリシャ人やスペイン人は金融資産としてユーロを持っている。ギリシャがユーロ通貨圏を離脱してギリシャ国債のデフォールトを全面的に実行しても、ユーロ通貨はギリシャ人から取り上げられない。彼らは恵まれている。ユーロ通貨圏に残る国々から見れば、は耐え難い出来事だ。

02. 2012年5月24日 11:24:06 : 3CNLte9sGM

ユーロ圏首脳、ギリシャの離脱に備える
2012年 5月 24日 7:33 JST

 【ブリュッセル】23日の非公式会合のために当地に集まった欧州連合(EU)各国の首脳はギリシャがユーロ圏にとどまることを望んでいるものの、同圏当局者は同国が離脱した場合の影響を封じ込める備えを強めている。

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Jock Fistick/Bloomberg
オランド仏大統領(右)と話すメルケル独首相(23日、ブリュッセル)
 首脳会合後に発表される予定の声明の草案によると、EU27カ国の首脳は予想通り、危機への対応を拡充することでサプライズとなる合意はできなかった。

 首脳の非公式晩餐会の前に確認されたこの声明草案によると、各国首脳は、ユーロ圏の財政安定を守ることを改めて約束するとともに、厳しい緊縮政策と改革計画を今後も実行する内閣がギリシャで樹立されることへの期待を表明している。

 草案は「調整計画を自己のものとし、必要な財政、構造改革を実行できる十分な過半数議席を議会に持つ新しい政府が早期につくられることを期待している」とし、「これによってユーロ圏におけるギリシャの輝かしい将来が強力に保証される」と述べている。

 為替市場のユーロ相場と欧州株式は23日、首脳会合ではギリシャのユーロ圏離脱という懸念を払拭するための意義ある措置が取られないのではないかとの見方が強まる中で下落した。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.26ドル(100円)を下回る過去最低に落ち込み、ストックス欧州600株価指数は2.1%安の239.51と、4月23日以来の大幅な下げで、終値としては年初来2番目の低さだった。

 ユーロ圏17カ国の財務省当局者は、ギリシャがユーロ圏を離脱した場合に備えて、国ごとの「緊急時対応策」をまとめることを決めた。この決定は21日に下されたという。

 政治家らは、6月のギリシャ再選挙のあとに、離脱がやってくる可能性があると恐れている。同国の世論調査では、ギリシャで嫌われている救済策の再交渉を主張する急進左派連合(SYRIZA)と、緊縮政策を導入した新民主主義党(ND)との接戦となっている。SYRIZAが選挙で勝てば、ギリシャは世界の債権者、国際通貨基金(IMF)、それにユーロ圏諸国の政府と対決することになる。行き詰まり状態が長引けば、同国政府は資金不足となり、同国の銀行は欧州中央銀行(ECB)からの融資が受けられなくなる。その直後に同国が離脱する公算が大きい。

 ファンロンパイEU大統領(首脳会議常任議長)は、23日の首脳会合は6月のEU首脳会議で成長促進策について「確固とした決定」を下すための基盤作りが目的だと述べた。同大統領は「今夜の討議は集中的で、フランクなものになるだろう。5週間後の確固とした決定のための基盤を準備する」としている。

記者: William Boston、Matthew Dalton、Matina Stevis

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03. 2012年5月24日 11:25:20 : 3CNLte9sGM
EU首脳:ユーロ共同債で対立−ギリシャには緊縮継続求める

  5月24日(ブルームバーグ):23日ブリュッセルで開かれた欧州連合(EU)首脳会議で各国は、ユーロ共同債構想をめぐって激しく対立した。ギリシャに対しては、ユーロ圏残留の条件である財政緊縮を継続するよう求めた。
欧州危機が始まって2年余りの間で18回目となる首脳会議では、ドイツ主導の緊縮財政を通じた危機対策に対し、フランスのオランド大統領が異を唱えた。ドイツが進めてきた対策はユーロ圏の安定化につながらず、ギリシャのユーロ離脱懸念をもたらしている。
メルケル首相は6時間にわたった首脳会議が終了した24日未明、記者団に対し、 フランスの共同債の呼び掛けをドイツが受け入れることは「極めて困難だ」と指摘。「ユーロ共同債に関するわれわれの立場はさまざまだ。ユーロ圏の経済協力を大幅に強化する必要があるとのドイツの立場を説明した」と述べた。
原題:EU Chiefs Clash on Euro Bonds Amid Call That Greece KeepCutting(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ブリュッセル James G. Neuger jneuger@bloomberg.net;ブリュッセル Josiane Kremer jkremer4@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:James Hertling jhertling@bloomberg.net
更新日時: 2012/05/24 09:36 JST


04. 2012年5月24日 11:26:50 : 3CNLte9sGM
スペイン:BFAバンキアに資本注入へ−90億ユーロ以上必要

  5月23日(ブルームバーグ):スペイン政府は、国営化した銀行グループ、BFAバンキアの資本増強に必要なだけの公的資金を注入する。デギンドス経済・競争力相が明らかにした。同グループが銀行ルールを順守するには少なくとも90億ユーロ(約9000億円)が必要。
今年通過した2つの法令により、BFAバンキアは71億ユーロの引当金に加え、資本バッファーとして19億ユーロを積むことが義務付けられる。デギンドス経済相が23日、議会委員会で発言した。
同国の銀行再建基金(FROB)は今月9日、親会社BFAを公的管理下に置いた。同相によると、BFAの評価が実施されており、結果は6月中旬に公表されるという。
同相は議会で「FROBはこの種の事業に最も適切な利用可能な手段を使い、必要なだけの増資をカバーする」と説明した。
国際通貨基金(IMF)がスペインの金融システムに関する報告で国内3位の銀行グループ、バンキアを名指ししたことから、スペイン政府は同行を傘下に置くBFAを国有化した。同相によると、BFAバンキアの新経営陣は存続に向けて必要な資本を示す計画を提出する必要がある。FROBはBFAを資本増強し、同グループはその後、バンキアの株主割当増資を実施する。
同相は、BFAバンキアは「特別な」ケースであり、これを同国の他金融機関に当てはめるべきではないと語った。
原題:Spain to Recapitalize BFA-Bankia as Lender Needs $11Billion(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:マドリード Emma Ross-Thomas erossthomas@bloomberg.net;Madrid Charles Penty cpenty@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Craig Stirling cstirling1@bloomberg.net
更新日時: 2012/05/24 07:46 JST


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05. 2012年5月24日 11:27:59 : 3CNLte9sGM
EU首脳会議、ギリシャに関する声明を発表
2012年 05月 24日 09:52

EU首脳会議、ギリシャのユーロ圏残留を希望=EU大統領
ギリシャのユーロ圏残留望むが約束守る必要=メルケル独首相
五輪=2020年夏季大会招致、東京が1次選考を通過
米フェイスブック、NY証取からの上場提案を検討=関係筋
[ブリュッセル 24日 ロイター] 欧州連合(EU)首脳は23日に非公式首脳会議を開催し、雇用や成長促進策、ギリシャ問題などについて議論。ギリシャについて、以下の声明を発表した。

われわれはギリシャの政治および経済情勢について議論した。われわれは、ギリシャがコミットメントを尊重し、ユーロ圏にとどまることを望んでいる。

われわれはギリシャ国民がすでに多大な努力を進めていることを全面的に認識している。

ユーロ圏は強い結束を示しており、ギリシャを支えるため2010年以降、すでに国際通貨基金(IMF)と共同で1500億ユーロ近い資金を提供した。われわれは、ギリシャを成長や雇用創出に向けた軌道に乗せるため、欧州の構造基金やツールを活用する。

債務の持続可能性回復、民間投資の促進、組織の強化のために重要な改革を継続することは、ユーロ圏の将来をさらに繁栄させる上で最善の保証となる。

われわれは選挙後に生まれるギリシャの新政府がそうした選択をすると期待している。

© Thomson Reuters 2012 All rights reserved.

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EUの非公式首脳会議で加盟国は、ギリシャが約束を守る限りユーロ圏に残留させるという文言で合意した。
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田巻 一彦

[東京 24日 ロイター] ユーロ圏の亀裂が鮮明になってきた。23日の欧州連合(EU)非公式首脳会議では、ギリシャにユーロ残留を求めたが、ユーロ圏当局者はギリシャ離脱に備えた対応策検討の必要性で、各国が一致していていることを明らかにしている。特にドイツからは突き放した見方が公然と示されており、マーケットの目が、ギリシャ離脱の先のスペイン危機深刻化に向く可能性が高まっている。一部で進められている独国債買い/スペイン国債売りが活発化する兆しがあり、スペイン長期国債の動向から目が離せない状況と言える。

<現実味増してきたギリシャのユーロ圏離脱>

注目されてきたEU首脳会議後に発表された声明で、「ギリシャがユーロ圏にとどまることを望んでいる」というメッセージを盛り込んだ。しかし、ユーログループの作業部会が21日、電話会議でギリシャのユーロ離脱に関する対応策を検討する必要があることで、各国の認識は一致したという。

また、ロイターが確認したユーロ圏の対応策に関する文書には、各国が直面する可能性のあるコストに言及し、離脱する場合には「友好的な分離」を模索すべきであるとの方向性が盛り込まれている。さらにEUと国際通貨基金(IMF)は、離脱の際のギリシャの痛みを緩和する目的で、最大500億ユーロの資金援助を行う可能性があるとも指摘している。

<厳しさ増すドイツの対ギリシャ政策スタンス>

ギリシャ情勢の緊迫化とともに注目するべきは、ドイツのギリシャに対するスタンスが、厳しさを増しつつあるように見えることだ。ドイツ連銀が23日に発表した月報では、ギリシャが合意した改革を履行しない場合は、支援の継続実施が難しくなると指摘。「ギリシャは、このようになった場合の影響を受け入れなければならない」と主張した。

その上でユーロ圏とドイツにとって、困難な事態になることが予想されるものの「慎重に対応していけば、対処することは可能だ」との見解を表明し、約束を守らないギリシャが、ユーロ圏を出て行っても「OKである」とのスタンスを明確に示した。ドイツのメルケル首相も24日、ギリシャがユーロ圏にとどまることを望むが「ギリシャが合意した約束を守らなくてはならない」と述べ、ギリシャに緊縮策の実行を強く迫った。

ここにきて、ドイツやオランダなど北部欧州のサイドから、ギリシャのユーロ圏離脱の可能性を認める発言が出てきていることを過小評価できない。ユーロ圏からの落ちこぼれ回避を最優先課題にしてきた昨年までとは、EUとユーロ圏加盟国内でのムードが変わってきている。ユーロに生じた亀裂が、だれの目にもはっきりと浮かび上がってきている。

<財政統合か空中分解か、岐路が迫るユーロ圏>

統一通貨ユーロの動向を長期的な時間軸でみれば、深まった亀裂を埋めるため、将来の政治・財政統合を前提にユーロ圏共同債の採用に踏み切るのか、それとも結論が出ないまま、いずれかの段階でユーロが空中分解するのか、という岐路に差し掛かっていると指摘したい。

フランスのオランド新大統領は、ユーロ圏共同債の採用を提案し、前者の道に行くべきであると明確に示している。しかし、ドイツのメルケル首相は今回も反対の意思を明確にし、長期的な課題として議論していくことで妥協が図られた。

こうなると、先回りして利益の拡大を目指す市場関係者の中には、ユーロが空中分解する方向でポジションを形成する向きが増えるだろう。ユーロ圏で最も信用のあるドイツ国債は、このところマネーの受け皿として空前の人気となっており、23日の市場で10年独国債利回りは史上最低の1.38%まで低下した。

<空中分解前提のポジション膨らませる投機筋>

一部の投機筋は、独国債買い/スペイン国債売りを大胆に推し進めているという。ギリシャ国債のデフォルトとユーロ圏離脱が時間の問題になった場合、銀行への公的資金注入を推進しながら、その手当は国債発行に頼ることになっているスペインに市場の関心が集まるのは自然な流れだ。EUとIMFがギリシャ並みの支援を今後、検討しようとしても、最終的にギリシャが離脱しそうな情勢の下では、スペインの将来に対する不安感が増大することになる。

ギリシャのユーロ圏離脱が現実味を帯びるにつれ、独国債買い/スペイン国債売りの流れがマーケットで大きなうねりになる可能性が高まると予想する。10年スペイン国債利回りは、23日の市場で6.2%台での推移だったが、危機水準の7%を突破するリスクが増大しそうな気配が濃厚だ。

<世界的金融システム危機発生なら、円全面高に波及も>

23日のコラム「ギリシャなどでショック起きない限り、ドル安/円高は急進展しない公算」でも指摘したように、24日もドル/円は79円台を維持している。しかし、ギリシャやスペインで銀行預金の引き出し急増などの流動性面での危機が表面化し、それが米国に飛び火して米株価が大幅に下がり始めると、円全面高になりかねない。

日本にとっては、ギリシャ危機が世界的な金融システム不安に直結するかどうかで、影響が大きく異なってくるだろう。東京市場関係者は、欧米の金融システム動向への注意度を高める必要がある。


07. 2012年5月24日 17:34:42 : 3CNLte9sGM
ギリシャのユーロ脱出大作戦、緊迫の46時間をシミュレート 

  5月24日(ブルームバーグ):ギリシャがユーロ圏を離脱することを決めた場合、その撤退作戦の実行時間は46時間しかない。米国でニューヨーク市場が閉まってからニュージーランドのウェリントン市場が開くまでの流れを事前に検証してみよう。
この2日弱の間に、ギリシャ政府は社会の混乱を抑え、場合によってはソブリン債でデフォルト(債務不履行)宣言し、新通貨を計画して銀行を支え、資本流出を阻止するとともに、救済が断ち切られた後の支払い資金手当てを模索しなければならない。財政を管理できず2010年以降2回の救済を必要とした国の、しかも誕生したばかりの新政権の手に負える仕事ではなさそうだ。
今月6日の総選挙後に政権を作れなかったギリシャは6月17日の再選挙に向け準備している。英ランカスター大学のアリストトゥル・カリス教授によれば「救済か反救済かの選挙」だ。
この選挙で反救済・反緊縮の新政権ができれば直ちに、ユーロ離脱の是非の議論が始まるだろうと、元国際通貨基金(IMF)幹部のエコノミスト、マルコ・アヌンツィアータ氏は予想する。「事態はわれわれが考えているよりも急速に展開する可能性がある。新政権の改革否定コメントが預金流出を引き起こすことがリスクだ」と同氏は述べた。
預金流出が始まった場合、欧州中央銀行(ECB)は週内にもギリシャの銀行への資金提供を停止すると、元欧州委員会エコノミストでINGグループに在勤するカルステン・ブルゼスキ氏はシミュレートする。政府にも銀行に注入する資金はない。
資本統制導入
新政府は市民が預金を引き出すのを止めるため資本統制を敷くかもしれないと、英国立経済社会研究所(NIESR)のエコノミスト、ドーン・ホーランド氏は言う。「これは非常に迅速に行う必要がある」と同氏は述べた。
ギリシャは離脱を決めたならば、その条件を交渉するためユーロ圏財務相と首脳会合の開催を求める必要がある。このような準備はニューヨークの金曜午後5時ごろに債券市場が閉まったらすぐに開始する。フランクフルトとブリュッセルでは午後11時になる。アテネは深夜。
財務相らは土曜に会合し、日曜の首脳会議を準備。首脳会議がギリシャ離脱計画を完成させるだろうとブルゼスキ氏は予想している。ギリシャは、IMFからの支援を求める間のつなぎ融資を欧州から得られるかもしれない。「欧州は野良犬のようにギリシャを追い出すことはせず、幾つか骨を投げ与えるだろう」と同氏は述べた。
政府当局者がブリュッセルで交渉している間にアテネでは、議会が土曜に新通貨発行の計画を発表するかもしれない。新通貨の名前は恐らくユーロ以前と同じドラクマになるだろう。銀行はこの間に、預金や賃金などを含め全ての資産と債務を、決定された為替レートに基づいて新通貨に換算することを指示される。ロジャー・ブートル氏らキャピタル・エコノミクスのエコノミストらは、換算レートは等価にするべきだとの論文を発表している。
国境封鎖
政府は新しい紙幣とコインも注文しなければならない。英紙タイムズは18日、150以上の国の紙幣の印刷を請け負う英デ・ラ・ルー社が既にドラクマ再導入に向けて準備していると報じた。新紙幣とコインができるまではユーロが使われるかもしれないが、市民はユーロの温存を図り振込みやクレジット、デビットカードなどでの支払いを増やすだろう。
政府はまた、土曜早朝から軍を配備して国境を封鎖。紙幣ができるまでの間、ユーロ札にドラクマのスタンプを押すという暫定策を実施する。
また、ドイツのフレンスブルク大学の欧州研究科責任者のシャーロット・ゲータナイズ氏は、ギリシャが2800億ユーロの債務について直ちにデフォルト宣言する可能性が高いとみている。「新通貨の価値低下によって巨額の対外赤字が生じるだろう。従ってIMFに頼るしかない」と同氏は電話で述べた。
IMFはできる限り厳しい条件を課そうとし、ギリシャは歳出削減をめぐる譲歩を引き出そうとする中で、IMFとの交渉は週末いっぱい続くだろう。
暴動の恐れ
ユーロ離脱という歴史的な大事業はギリシャ新政権の手に余る公算だ。ウニクレディトのチーフエコノミスト、エリック・ニールセン氏は、ギリシャ政府が「秩序ある退出を演出できるとは全く思わない」として、「法律を導入することすらできない国が、新通貨の印刷を手配し銀行をコントロールし資本フローを制御、しかも秩序立ってできることなどあり得ない」と述べた。
ギリシャがユーロ離脱を準備しているという情報が漏れれば、ギリシャ市民は街頭に繰り出してくるだろう。ノムラ・インターナショナルのストラテジスト、レフテリス・ファルマキス氏は「暴動が起こらないと考える理由がない」と話す。
そして欧州で日曜が終わりかけ、米東海岸が午後になるころ、ウェリントンでは月曜の午前7時になり、債券・為替市場が開く。金融顧問グループ、トリプルTコンサルティングのアナリスト、ショーン・キーン氏は「ニュージーランド市場が開く瞬間を、全世界がオンラインで見つめるだろう」と話した。
原題:War-Gaming Greek Euro Exit Shows Hazards in 46-HourWeekend (2)(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:フランクフルト Jana Randow jrandow@bloomberg.net;ロンドン Gabi Thesing gthesing@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:John Fraher jfraher@bloomberg.net
更新日時: 2012/05/24 16:38 JST


08. 2012年5月24日 19:42:55 : 3CNLte9sGM
5月の独Ifo景況感指数、予想以上の低下−ギリシャ懸念で

  5月24日(ブルームバーグ):ドイツのIfo経済研究所がまとめた5月の独企業景況感指数はエコノミスト予想以上に低下した。ギリシャがユーロ圏を離脱するとの観測が景況感を曇らせた。
Ifo経済研が24日発表した5月の企業景況感指数は106.9と、前月の109.9から低下した。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト37人の予想中央値は109.4だった。
今月初旬の総選挙後に政権が誕生しなかったことを受け、ギリシャの将来をめぐる不透明感は高まった。ギリシャは6月17日に再選挙を実施する。ドイツ経済は1−3月(第1四半期)に予想を上回る成長となったものの、5月の景況感は悪化した。
ウェストLBのエコノミスト、ヨルク・ルーショフ氏は「ドイツ経済はユーロ圏全体よりも安定しており回復が続くと思われるが、ギリシャの総選挙後にリスクは大きく高まった」とし、「通貨同盟の分裂はドイツにも膨大な影響をもたらす」と話している。
原題:German Business Confidence Fell in May on Greek ExitConcern(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:フランクフルト Jana Randow jrandow@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Craig Stirling cstirling1@bloomberg.net
更新日時: 2012/05/24 17:29 JST


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