★阿修羅♪ > 経世済民76 > 685.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
プリウスは「ガラカー」か?
http://www.asyura2.com/12/hasan76/msg/685.html
投稿者 MR 日時 2012 年 6 月 28 日 11:20:26: cT5Wxjlo3Xe3.
 

日経ビジネス オンライントップ>IT・技術>時事深層

プリウスは「ガラカー」か?

2012年6月28日 木曜日 吉野 次郎

エコカー補助金がHV(ハイブリッド車)の販売を後押しする。国内販売の2割を占め、米国の2%、中国の1%未満を圧倒。携帯電話と同様に、日本の自動車も「ガラパゴス」化するのか。

 低燃費車の購入に7万〜10万円を支給するエコカー補助金が、予算の消化で7月にも終了しそうだ。今回の補助金は、2009年4月〜2010年9月に運用した制度を2011年末に復活させたもの。


国内販売1位のHV「プリウス」(トヨタ自動車)。世界でも通用するだろうか
 2回の実施を通じて最も恩恵を受けたのが、HV(ハイブリッド車)の販売を伸ばしたトヨタ自動車だ。HVの主力モデルである「プリウス」の本格的な普及は、1回目のエコカー補助金制度をきっかけに始まった。導入直前の1年間(2008年4月〜2009年3月)の販売台数は累計7万618台にすぎなかった。それが、最近の1年間(2011年6月〜2012年5月)では累計34万1812台と、5倍近くに膨らんだ。

新車の5台に1台はHVに


 ホンダの「フィットハイブリッド」などを含め、今や国内新車販売の2割をHVが占める。日本に次いでHVの販売が多い米国でも約2%、世界最大の自動車市場である中国も1%に満たず、日本のHV比率は断トツだ。

 エコカー補助金の対象には、燃費性能の良い軽自動車も含まれる。ホンダの「N BOX」やダイハツ工業の「ミラ」が売り上げを伸ばし、市場全体に占める軽自動車の販売比率は4割に上る。日本は軽自動車とHVを合わせると国内販売の6割を占めるという、他国とは全く異なる自動車市場を形成しつつある。

 懸念されるのが、日本市場の「ガラパゴス」化だ。

 携帯電話事業で日本メーカー各社は国内市場を主戦場に位置づけた。その結果、ワンセグやおサイフケータイ、赤外線通信など、日本でしか通用しない機能を満載した携帯電話が多く出回った。生物が独特の進化を遂げたガラパゴス諸島になぞらえて、そうした携帯電話は「ガラケー(ガラパゴスの携帯電話)」と揶揄された。

 このままではエコカー補助金により普及に弾みがついたHVが、ガラケーならぬ「ガラカー(ガラパゴスの自動車)」となる恐れがある。

携帯電話メーカーは「内弁慶」

 ガラケーでの反省は、パナソニックやシャープ、富士通といった携帯電話メーカーが「内弁慶」に陥ったことだ。シェアが高いのは日本市場だけで、海外では韓国サムスン電子やフィンランドのノキアに大きく水をあけられた。

 同様に日本市場で大きな存在感を示すトヨタだが、急拡大する中国市場の開拓では米ゼネラル・モーターズ(GM)や独フォルクスワーゲン、韓国・現代自動車に大きく後れを取る。

 4月下旬、北京モーターショーの記者会見でトヨタの豊田章男社長は、「課題は商品にある。魅力あるクルマ作りでカギを握るのがハイブリッド技術だ」と語り、HVで巻き返しを図ると誓った。これまでも中国でプリウスを販売していたが、割高だったため、販売は振るわなかった。今後、現地生産に取り組み、HVの低コスト化を進める。

 ただ、中国でHVがエコカーの本命に育つかどうかは未知数だ。既に欧州では「エコカーの本命はHVではなく、ディーゼル車だ」という認識が広がりつつある。

 日本人の嗜好が海外とはやや異なることは、ガラケーの普及が示している。国内での成功に目を奪われすぎると、道を誤りかねない。


時事深層

“ここさえ読めば毎週のニュースの本質がわかる”―ニュース連動の解説記事。日経ビジネス編集部が、景気、業界再編の動きから最新マーケティング動向やヒット商品まで幅広くウォッチ。

⇒ 記事一覧


吉野 次郎(よしの・じろう)

日経ビジネス記者。1期生として慶応義塾大学環境情報学部を卒業。1996年に日経BPに入社し、通信業界の専門誌「日経コミュニケーション」で2001年までNTTと新電電の競争や業界再編成を取材。2007年まで通信と放送の専門誌「日経ニューメディア」で、通信と放送の融合やデジタル化をテーマに放送業界を取材。現在は「日経ビジネス」で電機やIT(情報技術)業界をカバーする。好きな季節は真夏。暑ければ暑いほどよい。お腹の出っ張りが気になる年齢にさしかかり、ダイエット中。間もなく大型バイク免許を取得する予定。著書に『テレビはインターネットがなぜ嫌いなのか』(日経BP)。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20120625/233729/?ST=print
 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2012年6月28日 13:24:40 : YQX9xw9YPg
我々日本人は、同じサイズであれもこれも詰め込んだ(箱弁当みたいな)グッズを喜ぶ性質がある。
家電もカメラも使いもしない機能がたくさん付いているが、それでなんとなく儲かったような気になってしまう。
ガラ携も同じ流れで、無いよりあった方がよい程度の機能を盛り込みすぎた結果、価格はそこそこ高いのにメーカーは採算に合わず、基本的な機能に絞ってレベルアップを図った海外製品に負けてしまった。
ハイブリッドカーも同じ。エンジンとモーターの2種類のパワーシステムを搭載するのだから技術的には難しく、価格は高くなっても採算は上がらない。
メンテナンス体制も2倍の人的資源が必要で、国内では技術者の教育で対応できても海外では2倍の人件費が掛かることを喜ぶディーラーなど居ない。
いざとなったら・・・が好きな日本人にはウケるが、外国では?となる。
単独のパワーシステムを基本から見直すということでは、欧米の流れは間違いではない。シンプル イズ ベスト はいつの時代にも通用する。
環境ディーゼルに対抗するには、モーター単独で走行する電気自動車だと思う。

衝突回避システムや自動操縦システムなども所詮はオマケで、クルマという本質的なモノからは遠く離れている。


02. 2012年6月28日 16:57:26 : NlddI6eT2s
この間2ちゃんねるで恐縮ですが、ディーゼルは結局排ガス規制に適合しないとどこかの研究機関から発表ありましたけど、どうなりましたか…?!


ガラケーもガラカーも技術革新の中では陳腐化していくでしょ?
今やパソコンなんて昔のワープロ並だし、ノキアも社員二万人削減で、あっという間に状況は変わります

Googleが端末を発売したけどこれからアップルとしのぎを削るんですよね
一年したら私のスマホ(アップルでない)買い替えるか考えます
ワープロは年賀状印刷に、携帯はいっそうのことウィルコム?、iPhoneはやめてiPadニスルカと思案中
車だってどうなるか分かりませんよ!技術革新とインフラ整備次第です


03. 2012年6月28日 21:12:17 : F8kAfrcP4Y
エコカー補助金という税金を一部の企業に与えてエコカーが売れた!売れた!と浮かれていても、世界に通用しないレベルの来るまでは何もならない。
エコカーを買えない国民が余計な税金を払わなければならないこのシステムは問題である。

04. 2012年6月29日 04:44:17 : SRotBsgHDW

03さんに賛同です。

家電のエコポイントもそうでしたが、結果的にメーカーと購入者に他の国民が税金を貢いでいるだけ。

これこそ、まさにバラ撒き。

おまけに需要を無理に先食いさせるような仕組みですから、その反動で購入一巡、制度終了後の落ち込み、副作用が凄まじい。

家電メーカーの今期決算、大型TVの実勢価格がそれを物語っている。

車も1年後くらいには国内販売激減でメーカーは虫の息になると思う。


05. 2012年7月01日 09:52:12 : SuHVWfSgk2
当方が疑問に思うのが、ハイブリッドカーの安全性。ガソリンエンジンと電気モーターが一緒に搭載されている構造だ。引火爆発する危険なガソリンをタンク内に安全に搭載し、万が一の時もタンク内に完全に封じ込める必要がある。エンジンから排出される排気ガスは、床下の排気管を通じて後方に導かれる。これが排気ガス規制で触媒を内蔵しているため、排気ガスの温度がかなり高くなっている。

ハイブリッド車の場合、バッテリーから電気を取り出すケーブルを内蔵しているが、これに200ボルト以上の電圧がかかっている。プリウスの場合、これを昇圧しているから、更に高電圧になる。これの安全対策にも取り組まなければならない。

ハイブリッドカーは、ガソリン自動車であると同時に電気自動車でもあることから、凄まじいまでの安全対策が必要となる。このため、当方は以前から構造上、無理があるのではないかと問題提起してきた。01さまの書かれているように、これからの自動車は環境ディーゼルか電気自動車しかないと思われる。

乱暴な意見だが、ハイブリッドカーはガソリン自動車と電気自動車のメカを一緒に搭載している。これは生産にかかる必要資材を多く必要とすることを意味する。将来の地下資源枯渇に伴なう原材料費の高騰が予想される中、1台の自動車を作るのに2台分の資材を使うことが許されるのか、このあたりの問題も出てくる。


06. 2012年7月01日 23:34:21 : 5fmTVE0kBA
クリーンディーゼルとか言ってるが、EUで道路を歩いている時の突発的な心疾患が増えてる原因に認定されそうじゃないか。業界がどう火消しに走るか分からんが各社ハイブリッド開発に本腰を入れ始めたではないか。
ガラケーはハイスペックが仇となって規格から敗北したが、ハイブリッドに規格なんか無い。結局、ヨーロッパ内だけが盛り上がるF1の様に排他的な自動車業界だからねぇ。トヨタと組んだBMWは正解じゃないか。

  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 経世済民76掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 経世済民76掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧