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所得の意味を考えろ〜ナウル
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投稿者 MR 日時 2012 年 6 月 30 日 07:23:55: cT5Wxjlo3Xe3.
 

南緯0度32分、東経166度55分、すなわちオーストラリア大陸の北東の太平洋の真ん中に、「ナウル共和国」という国がある。日本人には「ソロモン諸島」と「マーシャル諸島」の間に位置すると書いた方が分かりやすいだろうか。マーシャル諸島は第一世界大戦後に日本の委任統治領となり、ソロモン諸島には日米両国が激戦を繰り広げたガダルカナルがある。両諸島の間に位置するナウル共和国は、当然、太平洋戦争の前線の一つとなり、一時は日本軍が占領した。

 このナウル共和国の事例ほど、「所得の意味」について考えさせられるものはない。ナウル共和国は、バチカン市国及びモナコ公国という特殊な二国を除くと、世界で最も小さな独立国になる。「島嶼国」という分類で言えば、文句なしで最小だ。ナウル共和国は、太古の昔から「アホウドリ」の通り道であった。ナウル国を経由する渡り鳥の種類は少なくないが、それにしても「アホウドリ」は特別であり、同国の象徴ともなっている。

 何しろ、アホウドリが蓄積した「糞」により、ナウル国には膨大な「リン鉱石」が埋蔵されることになったのである。ナウルのリン鉱石は、オーストラリアやニュージーランドで肥料として重宝され、両国(及びイギリス)により大々的に開発、採掘が進んだ。1970年、イギリス連邦から独立したナウル共和国に、リン鉱石の採掘ビジネスが委譲された。結果的に、ナウル共和国の国民は、リン鉱石の採掘から生じる収益を直接手にすることになったのである。羨ましいことに、働かなくても「所得」を得られる身分になったわけだ。

 独立した当時のナウル共和国の人口は、約4000人だった。リン鉱石の採掘事業は、オーストラリアの企業が行い、労働者はツバルやキリバスなど、近隣の島嶼国からやってきた人々であった。さらに、中国系の労働者もナウルを訪れ、リン鉱石の採掘場で汗を流していた。すなわち、ナウル国民が働き、所得を得ていたわけではなかったのである。

 ナウル国民は採掘場ではなく、公務員として働いた。とはいえ、それほど仕事があるわけでもなく、一日遊びほうけていても所得を得ることはできた。さらに、ナウル国民たちはリン鉱石採掘場の「地主」として認められた。1974年頃には、ナウルの地主たちは年間に数万ドルの所得を「寝ながらにして」得ることができたのである。

 リン鉱石の恩恵で、この頃のナウルには平均で9000万ドルから1億2000万ドルの可処分所得があった。1970年代のナウルのGDPは、一人あたりで2万ドル近くに至り、何とアラビア諸国の原油産出国と肩を並べるに至った。有り余るリン鉱石の収益で、ナウル国民は税金を払う必要が全くなかった。ナウルの島にはリッチな病院が建てられ、その病院で対処できない場合は、メルボルンの有名私立病院に「政府の金」で転院することができた。電気などの公共サービスは全て無料で、高校生は国費で海外の学校に留学することができたのである。ナウル国民は働く必要が全くなく、船釣りやリクリエーション、島の海岸線を走るただ一本の舗装道路を延々とドライブするなど、怠惰としか言いようがない生活を送った。

 やがて、破局が来た。1990年代、ナウルのリン鉱石採掘現場の面積は、ついに島面積の80%を超えてしまった。現在のナウルは、島の周縁部だけが残っている「ドーナッツ状」の形状をしている。

 島の中央部からひたすら採掘し続けた結果、90年代後半にはリン鉱石がほぼ枯渇した。また、黄金時代の悪影響で、ナウル政府は国家の所得が激減しているにも関わらず、財政支出を絞り込もうとはしなかった。結果、当然の話としてナウル政府はデフォルト(債務不履行)した。さらにまずいことに、ナウル政府は国家としての生き残りを「金融業」に賭けてしまう。とはいえ、素人同然のナウル人が渡って行けるほど、グローバル金融市場は甘くない。ナウルの金融市場はテロリストたちのマネー・ロンダリングの場となり、アメリカ政府のブラックリストに載る始末であった。

 現在、ナウルの肥満率は人口の78.5%に及んでいる。そのほとんどが糖尿病患者だ。アメリカの肥満率35%など、ナウルに比べたら可愛いものだ。ナウルの肥満率は、文句なしの世界ナンバーワンである。
リン鉱石が枯渇し、政府が財政破綻した結果、「太り切った」ナウル国民が所得を得る術はなくなった。結果的に、ナウルの家庭の父親たちは、食料を得るために海で魚を釣り、ココヤシの実を収穫するという生活を送っている。ライフスタイルが、いきなり百年前に戻ってしまったわけだ。

 かつて溢れるように輸入された高級車も、今や走ることもなく朽ち果てていっている。何しろ、ガソリンを輸入することができないのだ。恐ろしいことに、ナウルの国民は「家事」すら完全に忘れ去ってしまっており、掃除機の使い方も分からない。結果、ナウル政府は若い女性をフィジーに送り込み、「家事を習わせる」事業を展開している始末だ。

 現在、ナウル政府はリン鉱石の再開(最新技術により、より深く掘る)を考えているが、何しろ国民が誰一人「リン鉱石の採掘法」を知らないわけである。同国の運命は、神のみぞ知るとしか言いようがない。

 国民経済の基本は、国民が働き、所得を稼ぐことだ。国民の労働により稼ぎ出された所得の合計こそが、本来はGDPになるのである。ところが、ナウルは「他国民が働き、所得は政府から貰う」という生活を続けて来た。結果的に、国民は働くことも学ぶことも知らず、リン鉱石の枯渇と共に破滅した。

 日本国憲法が国民の義務として納税の他に、「労働」と「教育」を掲げている意味が、ナウル共和国の事例を知ると、しみじみと理解できるわけである。

『週刊三橋貴明』06/23号より抜粋

 


 


投資家の弱気心理が広がると上昇するVIX指数(別名「恐怖指数」)は、週央にNYで18%台、日本で23%に落ち着いた。5月半ば以降では初めての落ち着き水準である。NYのVIX指数が20以下になると外国投資家の売りは減るという経験則がある。日本も同じだ。これで海外の売りは一巡したと見てよかろう。とにかく、「安きを売り、高きを買う」という順張りが海外投資家の行動パターンだから。週末の騰落指数も110%前後で「通常の範囲」である。
★28〜29日のEU首脳会議
★銀行同盟の設立による銀行の一元管理の創設
★金融安定基金による国債買い入れ
★7月のECB理事会で追加緩和の発表期待
 等々の政策期待で下値は支えられよう。だが、上値も限られる。25日線も75日線もクリアしたから、200日線の8944円が上値抵抗線と見るのが常識的だろう。

 ところで、これは大きく外れるかもしれないが、ここで筆者は一つの提案を致したい。週末金曜は、NYは250ドル安と大幅安した。それにもかかわらず日本はモチアイで推移した。日経平均は、一時は前日比より高い場面もあった。東京市場はNY市場の全くの写真相場だったが、金曜の現象を見る限り、「相場は相場に聞け」から言えば、日本株は十人中の九人以上が「戻り売りだ」「売り方が作る小康状態だ」という見方をしているにもかかわらず、金曜日の相場つきは、そこから離れて「押し目買いに転じた」、という見方が出来る。外国投資家も少量ながら買い越しに転じた。

 「一日だけの現象」で、こういうのは軽率であろう。だが、半世紀前に一世を風靡した石井久氏(立花証券創業社長)は「桐一葉落ちて天下の秋を知る」と言って、些細な出来事から急成長先取り相場の終焉を予言したことがあった。今回、ひょっとすると「戻り売りだ」は「押し目買いだ」に変わったか、という感じ方の源は国内の政局の変化にある。「民主党は完全に分裂した─→秋の解散総選挙─→自民党が圧倒的に議席数を伸ばす─→自民民主の大連立が成立する─→小泉内閣の時のように変化を感じとった外国投資家が買ってくる」、という図式だ。

 5月20日号(4)で、「この下げは(専ら海外要因と思われているが)『国内要因の将来を見通した市場のシグナルだ』とすれば、それは何か」と述べて、それは、一つは原発停止後の30%縮小した日本の将来図の予見であり、もう一つは政治不作為である、と述べた。その後者の方である。「自民党には二つの目論見がある。一つは、“消費税増税を賛成する代わりに早期の衆院解散を約束させる、これによって議席数を増やし政権を奪還する”と言うものだ」と先週述べた。

 「私見によればこれは悪くはない」とも述べたのは「自民党がいいというわけではないが、民主党は何と言っても政治の“素人”だが、自民党は少なくとも半世紀以上に亘って与党を務めてきた“玄人”だ」とも述べた(その期間に高度成長も体験したし、オイルショックという戦争に匹敵する一大事にも直面して乗り越えて来た)。もう一つの目論見は消費税の増税だ。「消費税増税ということは、いずれは誰かがやらねばならないことだとは分かっているが、国民に不人気なこのことは、民主党時代にやらせておく方がトクだ」という思惑である。歴代内閣は、皆が消費税は避けて通った道だった。(戻り売りだ)という見方は、今は「通念」として通っているし、筆者もそうは思う。だが、「“通年”とは、単純で居心地がよく、簡潔で分かりやすく便利なものだが、必ずしも正しくないし、また、絶対に正しくないと言い切れるものでもない」(「 」内は何処で読んだか記憶にないが、J・K・ガルブレイスの言葉だったはずである)。こういう「疑いの目を以て」中長期の市場を見ていたい。
『山崎和邦の投機の流儀』06/24号より抜粋

▓ 山崎 和邦
慶應義塾大学経済学部卒。野村證券、三井ホームエンジニアリング社長を経て武蔵野学院大学名誉教授に就任。投資歴51年に及び野村証券時代の投資家の資金を運用から自己資金で金融資産までこなす。

 

 

≪原油価格による影響≫
 供給の面では、2012年市場最大の不確実性は中東の地政学的リスクによる供給危機である。近年、イギリス、エジプトやインドネシア等の国々が石油純輸出国から輸入国に変わった。これで石油市場が一時の供給不足で中断になる可能性が見られる。イラン原油危機の方では、今のところ、イランも欧米も最悪の結果を避けようとしていることから、お互いに妥協する余地がある。英仏独三国の首脳は、イランと交渉するドアがまだ開いているとの共同声明を発表した。故に、米国−イラン間で戦争が暫く起こらないという判断によって、戦争で原油供給が減少する可能性が低いが、イラン産原油の輸出が抑制されたことで石油供給が下落し、原油価格が今後続伸するだろう。

 欧州連合(EU)のイラン産原油輸入禁止措置が7月1日から施行される一方、日本、韓国もイラン産原油輸入を減少し始めるという。イランと欧米の緊張関係は石油供給中断を誘発する懸念が原油価格の支援材料となった。ただし、需要の面では、米景気回復が原油需要を支援した。それに、新興経済国におけるエネルギー需要も依然として続伸している。

 前述したように、中東の地政学的な雰囲気やイラン核危機がまだ続いている背景に、国際原油価格の高いリスクプレミアムを排除することが困難である。それに、将来不確定的なリスクが相次いで出る可能性があるため、戦略石油備蓄の放出が長期的策にはならない。また、主要産油国の石油増産にも限度があるため、国際原油価格の上昇トレンドは簡単に逆転されるはずがない。短期的で局部の売りが、逆に買いにより多くのチャンスを作ることになる。原油価格が全体的に強含み展開を続けることが、中長期的な金価格を支援するだろう。

≪金投資信託の現物保有高による金価格への影響≫
 世界最大の金ETF(SPDRゴールド・トラスト)は金を原資産とし、スポット金価格に連動する金融派生商品である。大手金メーカーが投資信託に金現物の販売を委託し、金現物のみで運用する投資信託を、有価証券化して証券取引所に上場し、投資者達に発行する。信託銀行が投資信託の管理や金現物の保管を取り扱い、投資信託が存続する限り、金現物が自由に償還できる仕組みとなっている。

 金ETFは証券取引所で上場される故、普通の株式と同じように、証券口座を持っていれば特に何の手続きもなく自由に売買することができる。購入時の手数料が低いのも金ETFの一つのメリットである。金ETFを購入する場合、金の保管料、貯蔵費用と保険料などがかからず、0.3%-0.4%の管理費用しかかからないので、ほかの金投資ルートの2%-3%の費用と比べ、メリットが顕著である。金ETFの現物保有高が非常に高いため、保有高の増減による金の市場価格への影響が大きい。一般的には、金ETFの現物保有高が増加すれば、金相場に好影響を与え、金価格が支援されて上昇する。逆の場合、金ETFの現物保有高が減少すれば、金相場に悪影響を与える。当面の金ETFの現物保有高から見れば、残高が長い間高い水準にあるため、ある程度金価格を支えている。

≪世界各国中央銀行の金購入行為による金価格への影響≫
 世界各国外貨準備の多様化を求め、金保有高を増加させる傾向がある。金は各国資産配分の不可欠の一部となっている。金を資産として多額に保有することは、国有資産のリスク回避に役立つだけでなく、金融市場の安定化にも役に立っている。ほとんどの新興市場国の中央銀行の金準備が外貨準備に占める割合がまだ低いので、これらの国の中央銀行は金を積極的に購入する見通しである。米国や欧州各国は低い金利水準で経済成長を維持することを背景に、紙幣信用の切り下げは各国の中央銀行による金購入行為を長期化させる。2012年、各国中央銀行による金購入は金価格上昇を支援する重要な要素となる見通しである。

 ワールド・ゴールド・カウンシルが発表した『世界の公的金保有量』の最新情報によると、米国、ドイツ、国際通貨基金(IMF)、イタリアおよびフランスの金準備がいずれも2000トンを超えて、世界各国公的金保有量ランキングのトップ5を占めた。公的金保有高の第1集団となっている。続いて、第6位の中国の公的金保有量は1054.1トンしかない。中国を除いて、ブラジル、ロシアおよびインドというBRIC諸国のその他の経済体の金準備はそれぞれ33.6トン、879.2トンおよび557.7トンとなり、関わるランキングは第51、第8位および第11位である。

 注目すべきなのは、トルコ、カザフスタンおよびメキシコなどの新興経済体は過去の半年で金を大規模に購入しており、新たな金購入ブームをリードしているため、今後の一定時期で国際金価格の上昇をサポートする見通しである。データによると、年初は金購入の伝統的なピークシーズンではないが、今年の1月から2月にかけて、カザフスタンが金保有高を2か月連続で7.6%と2.2%を増やし、2012年の金購入ブームの中で最も活躍した国である。トルコが3.7%と2.2%の増加率でその後を付いている。経済規模が相対的に限られている一部の新興経済国の景気が順調に回復していることも、今回の金購入ブームの要因になるであろう。世界景気がスムーズに回復してないことも、新興経済国に金準備規模拡大の必要性を意識させる。


▓ 東岳(とうがく)証券
東岳とは中国一の霊峰、泰山(世界遺産)の別名で日本では富士山に当ります。当社はアジアを中心としたネットワ─クを活用し投資家に貢献できる証券会社を目指しております。米ドル建の取引が可能なパーフェクト米ドル口座も好評提供中。


 


 


夫と私は資金調達のために、日焼けサロンの企画書を持って、銀行回りを始めました。でも残念なことに、結果はみんな一緒でしたね。「おたく、担保とかあるの?」必ずそうくる。「じゃあ、連帯保証人はいるの?」みんな偉そうだった。「何言ってるの? このおっさん!」私は心の中でそう叫んでいた!(笑)
 「連帯保証人もいないし、担保なんてないからお金を借りにきたんだよ!」本当に喉の先まで出かかっていましたよ、その時は。当時の私の無知さ加減にも笑えるのですが(基本的に、銀行は実績のない人間にはお金は貸さないし、持家や預金がゼロなんて、もっての他だと思うから)
 でも、どうしても、この銀行員の態度だけは許せなかった!「ここはあんたの会社か!?」と私は内心思っていましたよ。だってそうでしょう?有名ブティックの店員なんかがいい例だと思います。よく自分の店(経営者)でもないのに、商品を偉そうに売っている人、いますよね?そのブランド力が、まるで自分の価値だと勘違いしていて、こちらがお客様なのに高慢ちきな態度で接客する人!(笑)とにかく夫に対する態度が酷かったのは今でも覚えています。

 「若いね〜、ん? 20 代? そうですか〜! 親に借りればいいんじゃないですか?」その銀行員は夫が持っていった『企画書』に最後まで1ページも目を通そうとしなかったんです。

 悔しかった。虚しかった。馬鹿にされているのが充分伝わった……。でも、これが現実だった。私がいくら腹をたてたところで、借りられないものは借りられないし、もう動きがとれなかった。帰り道、私はうなだれている夫にこう言いました。「今日はやるだけやったよ。あなたは悪くない。悪くはないけど……これが現実なんだね」夫は今まで見たことのないくらい悔しそうな顔をして、こう言いました。「若者は夢を持っちゃ、世の中駄目なのかよ! 企画書だって損益計算書だって見やしなかった! どうしたらいいんだよ……俺」……夫が辛いのは、充分伝わってきました……。

 実は、私には最後の切り札として『実家の親』を残していたんですね。私の父は商売人だし、きっと話せば分かってくれるはず! 私には妙な確信があったんです。「……じゃあさ、私の親に相談してみる?」夫に訪ねてみました。「ほんと!?……あぁ、でもさ……親父さん、俺が会社を辞める話すら知らないんでしょ? 大丈夫なの?』確かにそうだった。私の両親は何も知らなかった。でも、大丈夫もなにも、乗りかかった船だもの! 片足突っ込んだからには進むしかない!(笑)私達はその足で電車に乗り、実家に向かいました。「500万でいいのか……?」私の父は静かに言いました。両親に自分たちの気持ちを伝えた後の一言でした。夫は熱心に語りました。自分の考えている事業計画、それにはどの位お金が必要なのか、二人の将来について……。それはもう完璧でしたね。

 元々サービス業に勤めている夫だったので、人慣れしていましたし、それは見事な話っぷりでした!一時間くらいでしょうか……夫はひたすらしゃべり続けていました。私は隣でこの重い空気の中「どうか父が貸してくれますように!」と祈るだけで、何も口には出さなかったんです。その時、父が私に視線を移して、こう言いました。「よしこはそれでいいのか? 彼のサポートをする気持ちがあるのか?」父は神妙な面持ちで私をじっと見ていたので、ドギマギしてしまい「う。うん! 私は出来る限りサポートするつもりだし、お店を持てるなんて夢みたいだけど……頑張るつもり!」と、即答しました。

 「頑張るつもり、ではなくて絶対に頑張るんだよ」そういうと、そのまま黙ってしまいました。少し考えていた父。そして言葉に出たのが「500万円でいいのか……?」でした。その日、家に帰宅してから母から電話があり、その時の父の気持ちを聞かされました。「あなた、解ってないかもしれないけど……あの500万は、『貸した』という名目だけど、本当のお父さんの気持ちは『あげたい』と言っていたわ。どうしてだか解る? 誤解しないでほしいんだけど、それは彼にではなく、よしこによ。
 お父さん、よしこの伴侶にはサラリーマンより自営業の人を望んでいたから、この話を聞いた時に(よしこが彼と一緒に仕事が出来る)と脳裏に浮かんだんだと思うわ……。やはり、私達もそうだけど、夫婦で何か仕事を共にするって、とてもいい事だと思うし、あなたにはそれが向いているとお父さんは思っていたのよ。あなたの幸せの為に……黙って彼に投資したのよ」

 私は涙が溢れて溢れて、電話機が見えませんでした。私はこんなにも両親に愛されている。これはもう、前に進む以上は期待を裏切ってはいけないんだ!絶対に!「娘を頼んだぞ!」その想いに私は応えなくてはいけないんだ!

 数日前まで「彼についていけばいいか」なんてお気楽に少し考えていた私ですが、この日を境に起業への意識は完全に変わりましたね!それからは忙しかった!
 今思い出そうとしても、細かく思い出せない程、記憶に残ってない。そのくらい動きましたもん!次の日、借用証書もかかないまま、父は彼の口座に500万円振り込んでくれていました。

『シングルマザーのハッピーライフ〜さいとうよしこ』より抜粋

▓ さいとうよしこ
2人の子どもを持つシングルマザー。22歳で前夫と日焼けサロンの会社を起こし、4店舗を展開。「Kirei style」で美容読者ブロガーとしてまた、美容ブログ1位の「Kirei style」の執筆者でもある。メルマガでは経営面から美に関する情報を配信中


http://www.mag2.com/o/kinyukeizai/2012/0629.html  

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