★阿修羅♪ > 経世済民76 > 904.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
中国13億人の経営者と投資家達・・中国では労働を貧乏の象徴と哂う!ユダヤ商人の出自と酷似!
http://www.asyura2.com/12/hasan76/msg/904.html
投稿者 墨染 日時 2012 年 7 月 19 日 11:10:23: EVQc6rJP..8E.
 

http://blogs.bizmakoto.jp/global_reseach/entry/5091.html

家族団らんの席で『リターンはどのくらいだ?』という会話はごく一般的な家庭でもある見慣れた風景だそうだ。至るところでこんな話がされているらしい。中国人にとって投資というものは非常に身近なものであり、普通の家庭でも話し合われているごく一般的な話題のようである。

それにしても、多くの中国人が何らかの投資をしていたりするのは正直なところ驚く。日本人は特にコツコツと地道に生きることに美徳を感じ、一発逆転的な考え方はネガティブなイメージを持っているので、投資については本当に疎いし興味がそもそもない。それにしても、なぜ中国においてそんなにも投資が一般的なのだろうか?その事を考えることで、中国をここまで急速に発展させた原因が分かってくるような気がする。そして、いかに日本とは異なる成長過程をたどっているのかも理解出来るのではないだろうか。

日本も戦後もそうだったように、欧米のように豊かな生活にあこがれ一生懸命仕事をしたように、中国でも貧しい生活を少しでも良くしようという意気込みを持っている。それはまさしく欧米に追い付け追い越せと日本全国で大号令がかかったかのように働き続けた日本人そのものである。しかし、中国の場合、日本と違ったのは豊かになるための「手段」である。

中国の場合、豊かになるための手段は、「会社経営」と「投資」である。日本のように「労働」こそが豊かになるための「手段」であると無意識に思っているのとは違う。

なぜ豊かになる手段が「労働」ではなかったのか?それは中国人の価値観にある。日本人には、自分自身で会社を起こすなんてことを考える人が少ない。それは、小さい頃から優秀な労働者になる為の、教育や習慣の中で生きてきているからだ。会社を起こしたいと思った時点で優秀な労働者ではない。(この辺りのことは次回くらいに詳しく書きたいと思っている。)
しかし、中国においては労働者になりたければなればいいし、経営者になりたければなればいいのだ。もちろん、いろんな制約により出来ないこともあるが少なくとも中国では日本のような優秀な労働者を作り上げるための教育・習慣はない。

そうなると、豊かになる為の手段として「経営者」を選ぶ人が増えるのは当然である。経営者の方が豊かになれる可能性が圧倒的に高いのだから。特に以前のように給料も低い時代に労働で豊かになれるなんてことは中国人にとって考えられないことである。今でこそ経済発展したおかけで労働により豊かになるという人も増えてきているようだが、中国は発展してきた手段が「労働」ではないのは紛れもない事実なのだ。とにかく、中国の場合、自分でビジネスをしたいと思う人は日本とは比にならないくらい多い。

しかし、どんなに新しい経営者が現れても事業をするには、資金がいる。経営者になりたい人が沢山いたところで経済は発展するわけでも豊かになるわけでもない。特に貧しい人が多かった時期に事業を始めるのはとても難しい。しかし、その問題については中国の歴史的習慣と豊かになりたいという憧れが解決することになった。

中国では、家族関係が非常に濃い。家族だけでなく、親戚や近所づきあいは日本とは比べものにならないくらい濃い。つまり、家族・親戚・近所と強く結びついているのが中国の特徴である。そんな中で新しいビジネスを立ち上げたい人が出てくるとどうなるか。自然とみんなで少額でもお金を出すようになるのだ。

そのようにして、その資金を元手に新しいビジネスを立ち上げることが可能になったのである。そして、お金を出す人も豊かになりたいと考えているわけだから、リターンを期待するようになる。共にお金を出し合ってビジネスを成功させようとみんなで一生懸命になる。

中国は、約13億人の人々の多くが経営者意識を持っているし、投資家意識を持っている。最初は小さなビジネスでも成長することで投資者も経営者も共に富を築いていくことが出来たのである。そして、このサイクルを回すことでさらに豊かになっていったのが中国なのだ。今では世界中からお金が中国に集まるようになっている。
日本のように製造業が特に発展したのは国の主導もあるが、何よりも優秀な
労働者の功績が高い。質の高い製品を安いコストで製造できた製造業がまず最初
に発展することで経済成長が始まり、そしてその周辺へと広がっていったのが日本
の経済成長である。製造業が日本の基幹産業であると言われるゆえんである。
しかし、中国の場合、日本のようにある特定の産業が発展して経済成長してきた
わけではない。

「労働」だけが豊かになる手段ではない。
中国にはまず経営者が出てくる環境があったこと。そして何より人間同士の結び
つきが強かったために、結果的に投資文化が根付いたことこそが、経済発展の
原因と考えることが出来る。今では家族団らんの席でここに投資すべきだ、
いやこっちの方がいいと多くの人間が毎日議論しているのである。

よく中国人は、ビジネスの話(儲け話)をよくするがそれを具体的にどう利益にして
いくのかという話になると途端にトーンダウンする。これはいつも投資家的な立場
もしくは経営者的な立場で物事をいつも見過ぎているからだと思う。そのために、
具体的な業務については全く分からない、もしくはそれは苦手という人が多い
のも中国人の特徴でもあるのだ。多くの人が経営者的・投資家的な考え方に
偏り過ぎているからに他ならない。

中国人労働者は働かない。日本人のように会社への忠誠心がないと日本人から
見ればそうなのだが、そんなのは当たり前だ。日本は、世界的にも特殊で日本
国民の殆どが優秀な労働者になることを望んでいるのだから、それを基準にして
中国人を扱うことがどんなに無意味かがお分かり頂けると思う。

ただ、この方法で成長してきたがために失ったものもあるのは事実だ。それが
優秀な労働者に他ならない。製品の質・サービスの質という点ではやはり劣る
部分があるのが現状だ。例えば、素晴らしい技術者が育ってきているとは思えない。
もし、中国が優秀な労働者を生み出すようになったらそれこそ凄まじい経済成長を
さらに続けるだろう。

******************
最後に、インタビューした中国人からコメントがありましたので、記載しておきます。

『中国人は、投資配当や不労収入は皆の望ましいことで、一発逆転こそ最強だと
考えている。実際、周りに一夜にして大金を稼いだ人は多く、稀ではなくなって
きているのが現状です。コツコツ勤労していたのでは一緒貧乏から脱出できない
と誰もが思ってると言っていい。コツコツ勤労こそが貧乏の象徴と思われ
ていて、バカにされることもある。

例えば中華圏では人気トップの座を長い間守り続けた有名女優のコン・リー
がシンガポールの華人と結婚した時、ネット上では彼のある経歴が暴露され、
皆の嘲笑の的になった。とある経歴とは、『数十年の下積み苦労や努力に
よって企業トップまで登り着いた』という経歴である。

中国人にとっては、検索エンジンのBaiduやSinaのような短期間で一発逆転の
成功者が尊敬される傾向があります。日本と真逆です。ただ、一発逆転ばかり
が良いとは思わなくなっているのも事実ですが。

コツコツ働きたいチャンスも手に入れられない大卒や若者は中国には沢山
います。そんな中で、地球上最後で最大のマーケットとして世界中から投資
が集まっている。この事実は、多くの中国人にとってチャンスにしか映らない。
今の中国人は、ハングリー精神と強欲の塊のように豊かさを求めているのです。

なぜここまで成長できたのか?それは富への欲の強さと経済に熱いハングリー
精神にほかならない。ケ小平の南巡講話により、政府支配により眠っていた
頭脳を刺激することにより、またこれまでなかった自由を与えたことで、
史上最短期間で先進国レベルまで成長した富への欲の強さとハングリー
精神はハンパじゃない。』
 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2012年7月19日 11:26:01 : vufsMfsakp
中国を支配しているのはイルミナティの血流に繋がる李一族とその手先たちだ!

約5年前西方オリエント地区から侵攻してきた、
殷・秦・漢という武力征服国家を創った中心的一族もこの閨閥だと考えれば、

中共の国家中枢に居座る連中が、偽ユダヤ(イルミナティ・フリーメーソン)と
思想が似ていることが頷けるだろう!

そして、約2千年前に日本に侵攻してきた天皇一族とは、この閨閥だ!


02. 2012年7月19日 13:33:11 : eisNMzGY3I
ただひとつ中国は現体制、つまり一国二制度、になってから
まだ失敗を経験していない、右肩上がりの経済を味わったに過ぎない
これから現体制が本当に持続可能かすぐ来るであろう壮大な下り坂の中で試される。

03. 2012年7月19日 15:57:22 : JYfzRIxeyM
日本みたいに一人に極限まで働かせ、逆に仕事が無い人も多い国もたいがいだろ
極限まで働く奴は忙し過ぎて金を使わず、仕事が無い奴は暇があるが金がないから金を使えない

04. 2012年7月19日 16:50:57 : GqcfowSfx2
中国人が「起業好きで投資好き」だというのは過渡的な現象に過ぎず、実際には最早、急速に崩れつつある。確かに90年代から最近のリーマンショックぐらいまではそうだったし、それで成功して来た連中や、おこぼれに与って来た連中が多かったのも事実だ。しかし最新の状況を見ると全く違って来ていることが分かる。急激なインフレの進行と不動産バブルの終焉、世界経済、特に最大の輸出先だったEUの経済危機で、今年上半期の輸出産業の売上高は昨年同期比で半分ぐらいに落ち込んでいる。08〜09年のリーマンショックの時期には、言わば「独り勝ち」状態だった中国は海外投資などにも非常に積極的だった。だが現在は世界経済委縮の応分のリスクや痛みを負わなければならない状態になって、数年前の勢いはすでに無い。国内でも、こんな状態で新たに株や不動産などに投資して、荒稼ぎしようという連中は急激に減っている。若者の就職も安定を求めて「公務員」とか「大手企業」とかに人気が集まっている。中国でも新たに徒手空拳で起業して成功できるような「ニッチマーケット」はもうすでに殆ど無い。
私はこれはある意味当然の事なのだろうと思う。これまでの10数年ほどの時期がむしろ異常だったのだ。多くの中国人の意識もそれに左右されて、「真面目に働くのはバカらしい」、「投機で儲けるのが賢いやり方」などと思わされ、また思って来た。だがそういう意識すらも急激に変化しつつある。これは良いことだと思う。中国式資本主義、市場経済がようやく成熟して来たのだ。これからは中国国内で大規模な「淘汰」が始まると思う。今までのように不動産で一儲けした「老板」が、儲かりそうだと話を聞き付けて製造業に手を出し、少し儲けて、あるいは損をして、すぐに別の商売に鞍替えするようなやり方はこれからはますます通用しなくなる。本物の「その道のプロ」だけが生き残る時代に入るのだ。これは日本にとってはどうなのか。むしろ今後、中国人が浮かれた考えを捨てて真面目にコツコツ働き始めると、その時こそが本当の「脅威」になるだろう。

05. 2012年7月20日 11:56:39 : Wg3S07Yplk
>>04
「黄色いユダヤ=華僑」を必死に弁護ですか?

世界史の経済覇権争いは・・常にユダヤ血統による近親憎悪であった。
現在、英国ロスチャイルド/米国ロックフェラー/天安門李一族(新興勢力)の三つ巴を演じておる。

ユダヤ=陰謀論として・・洗脳=条件反射させられている日本人!
石原が尖閣島で国士風情を演じても、どこかのセクトのひも付きのサルが関の山である。


  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 経世済民76掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 経世済民76掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧