銀行は預金を作り出すことができる。預金者が10億円、銀行に預けに来なくても、銀行は勝手に10億円の預金を作り出すことができるのだ。

早い話が、銀行は貸し手の預金口座に10億円の預金があるように記帳することで、10億円の預金を作り出すことができると同時にその相手に10億円貸したことにもなる。

借り手は自分の預金口座からカネを引き落として財やサービス等の対価としてカネを市場に提供することになる。市場でカネは回りまわって、預金となり、この預金はさらなる貸し手を作り出すことになる。

銀行が民間に対する貸し手であることは国債の買い手が銀行であることとは筋が通ってり、国家も借りるときは民間と対等だということだ。

国家は銀行に国債を買わせた後で、国債の対価として手に入れたカネを市場に流す。カネは回りまわって預金として銀行に戻ってくる。また、このカネは銀行の貸し手の借金の返済として銀行に戻ってくるのだ。借金の返済にあてられ、戻ってきたカネで銀行は国債をさらに購入できる。国債はこうして膨張するのだ。

これは国債の第二のトリックだ。気が付けば、いつの間にか民間の債務は国債に置き換わっている。銀行の民間に対する貸付金を国家が肩代わりして国債と交換したこととなるのだ。国債は納税者のカネで償却されるのだから、結局、金融危機が招いた不況のツケは納税者の事後的な負担によって清算されるのだ。

以下は国債の第一のトリックの説明である。

一般に、金利が下がれば資産価格は上昇するが、融資が絡んだ巨大バブルの崩壊時は目いっぱい金利を下げても、特定の水準で価格が下げ止まるぐらいの効果しか出ない。
過度に借金に依存した経済は返済額に見合った流動性(カネ)の補充がないと、経済は金融の面から必然的に縮小均衡に向かうことになる。そこで政府は将来の増税を確実の担保にして、市場に流動性を供給する。

この結果、最終的に起こる現象は、民間の債務返済を公的債務が肩代わりすることである。国民の金融資産の大部分が日本国債などの公的債権(国民から見れば)に置き換わった日本が典型的な例である。

日本国民にとって、国債などの金融資産は銀行預金のような目に見える帳面の中の数字を意味する。しかし、その資産の大部分は将来の増税により、相殺され、揮発される数字に過ぎない。国民にとって資産だけが目に見えて、同時発生した負債は目に写る数字でないのが国債のトリックである。

単純なトリックで経済は変動する。この現象の結末は確実に起こる未来の増税と、貯蓄減少、デフレの長期化を引き起こす。

こうして10億円を銀行から借りことができたAさんは

（例）
http://www.youtube.com/watch?v=iqlxMp3dR7Q

>カナダ政府はお金を民間銀行から借ります。彼らは借金として複利の利子付きでカナダに貸すのです。それから政府は驚異的に増大する財政赤字への利息の支払いのために、カナダ人への毎年、課税額を増やし続けています。その結果はインフレーションで、カナダ人にとって私達の経済へ費やす本当のお金が減少し、本当のお金は銀行のポケットに詰め込まれる

もっと勉強した方がいいな

歳出過剰で財政赤字がある限り、利子を払い続ける必要がある
そして、その相手は、銀行ではなく、国債保有者だ

それが嫌なら、緊縮財政（増税と歳出削減）でPBを黒字化すればいい

wiki/カナダ銀行
20世紀初頭までカナダには長い間、中央銀行がなく、政府による貨幣供給はほとんどない状態であった。そのため、国内大手の銀行が独自に貨幣を発行していた。
財務省は小額の銀行券のみを発行し、当時、国内最大の銀行であったモントリオール銀行が政府の銀行としての役割を担っていた。カナダ国内では安定した銀行制度が広く行き渡っていたため、アメリカ国内の決済システムが混乱したような流動性の問題に直面することがなく、統括管理する中央銀行の必要性が生じなかった。銀行制度はカナダ銀行協会が政府との調整に基づいて規定していた。
20世紀初頭には中央銀行の必要性を訴える人々（主に農家）が見られたが、すぐに体制が変えられることはなかった。この情勢を変えたのが世界恐慌で、不況を悪化させたとして国内銀行がとった政策への風当たりが強くなり、中央銀行を必要とする農家は製造業者や他の業界と手を組んだ。一方でモントリオール銀行のライバル行であるカナダロイヤル銀行の働きかけがあり、モントリオール銀行から政府ビジネスがなくなることを望んでいた。政府もまた外国債券を直接取り扱う権限がない不自然な状態の打開を主張した。
1933年にリチャード・ベネット首相は王立委員会を招集し、中央銀行発足の決定が発表された。そして、カナダ銀行法にもとづき、中央銀行の運営は1935年3月11日に開始された。当初、中央銀行は政府の介入を受けない独立した法人として設立されたが、1938年にマッケンジー・キング首相のもと、政府直営の国営会社へと変わり、総裁は内閣によって選ばれた。また、財務省より小額の銀行券の発行業務が移管され、1949年には市中銀行の各行が独自に発行していた従来の紙幣の回収を命じられた。
第二次世界大戦時には、中央銀行がカナダ財政において重要な役割を担い、戦後、カナダ経済の発展を促す役割を担うことが義務化された。また、カナダ経済の投資を促進する目的で子会社である産業発展銀行（IDB、現在のBDC）が設立された。中央銀行の初期の金融政策は低金利と完全雇用に向けられ、インフレーションへの関心はほとんど向けられていなかった。1960年代にインフレが始まったため、ジェームズ・コイン総裁はマネーサプライを減らす政策をとったが、ジョン・ディーフェンベーカー首相はこの動きに反対し、完全雇用政策に戻した。中央銀行は本来、政府の管理下にあってはならないが、このことで短期の間、危機を招いた。そして、コイン総裁は罷免となり、ルイス・ラスミンスキーが後を引き継いだ。その後、徐々に反インフレ政策へと傾き、1980年代よりインフレ抑制が最大の優先課題となった。

　それが嫌なら、緊縮財政（増税と歳出削減）でPBを黒字化すればいい」

金利は誰が決めるのか？　
格付け会社？市場？　彼らが金利を決める正当性はあるのか？
増税で税収が増えるとは限らない。しかも低所得者に増税する。富裕層には減税。歳出削減されるのは決まって社会保障で軍事予算ではない。ODAも削減しない。

根本的に資本主義なんだから投資家が儲けることを否定してはいけないが、得た金を地元もしくは国内に預金・再投資するか慈善団体に寄付していればという前提がある。銀行が儲けても税金を取れるし行員の給与にもなる。

最大の問題は国境を越えた金融資本の所得に租税回避地という選択肢ができたこと。所得収支が大幅黒字の日本でさえ海外からの所得を国内に戻してもらう為、税金はほとんどかけられていない。

更に問題を悪化させたのは完全に博打化した金融派生商品。租税回避地のカネを増やすことだけが目的の博打だから泡銭化するのはある意味当たり前。

日本の財政は海外で得た所得収支に税金がかけられない上、国債に化けて逆に利息を払う二重苦となって国民にのしかかるから事態を深刻化させてしまう。国債の使い途は投資効果が極めて高い公共投資と社会福祉の補填分は現物支給に絞る必要がある。

このおじちゃんを管理人が消さないので、わざわざ書きますが、おじちゃんは、相手の生活を心配している場合なのですか？ｗ
すぐに自分の相手してくれないと、「消えた」「ひきこもり」の「ハローワーク」通いに違いないと、今日も妄想たくましく御機嫌ですか？ｗ
相手も忙しいにも関わらず、馬鹿を見捨てておけないという慈悲で書いているという「想像」は出来ないのですか？
「妄想」しか出来ない哀れなおじちゃんが生き恥さらそうと、私としては結構毛だらけ猫灰だらけですがｗ

「我々の中央銀行家たちは、知において破産している（Ron Paul)・・LIBOR禍：｢信用 操作｣の椿事を印刷する中央銀行」スレで回答してあげるわよｗ
さっさと来なさいなｗ

しょうもない工作してないで、さっさと相手が指定した試合会場に来ればいいのにｗ
あさっての場所で、何匹もいるふりをした工作が精一杯なの？ｗ
い・く・じ・な・しのおじちゃんの相手してやろうって言ってくれる相手がいるうちが花よｗ

要は、世界中のみんなが「民間銀行の奴隷」であることがわかればいいんだ。

その次は、「打ち壊し・磔・獄門・暴動」だ。

銀行制度が生まれた明治維新時代を振り返る

江戸から明治へ過渡期の金融制度
http://www.h6.dion.ne.jp/~tanaka42/sinwa-3.html