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1956年以来の米国旱魃〜過去の湿潤土壌回復は緩慢 生牛価格も急伸 今後一段の価格上昇
http://www.asyura2.com/12/hasan77/msg/247.html
投稿者 MR 日時 2012 年 8 月 03 日 22:55:33: cT5Wxjlo3Xe3.
 

1956年以来の米国旱魃〜過去の湿潤土壌回復は緩慢〜
http://www.jri.co.jp
(1)今回、アメリカを襲った旱魃と熱波は数十年に一度の深刻さとの見方。そこでNOAA、すなわち
  米海洋大気庁作成の旱魃指数をみると、2000年以降最悪(図表1)。同指数は旱魃の深刻度別に、
  @乾燥、A軽度の旱魃、B中度の旱魃、C重度の旱魃、D最重度の旱魃、の5段階に分ける一方、
  乾燥、あるいは旱魃に見舞われていないエリアを問題なしとして、合計6区分を設定。もっとも、
  全区分の推移を図示すると輻輳するため、第T区分として@乾燥とA軽度の旱魃を合算、第U区
  分は中度以上の旱魃としてB〜Dを合計、第V区分は問題なしとし、これまでの推移をみると、
  第T区分のレベルは過去ピークと同水準であるものの、第U区分では02〜03年に記録した既往ピ
  ークを大きく凌駕。一方、第V区分の問題なしでは02年のボトムを下回り、過去最低。加えて、
  今回の特徴は急速かつ大幅な第U区分の増加。
(2)さらに、エリア別バラツキの大きさ(図表2)。アパラチア山脈以東とロッキー山脈以西では
  例年並みの降水があり、問題なしや@乾燥区分が最大。それに対して、ハイプレーンズや西部、
  コーンと大豆の主要生産地である中西部では中度以上の旱魃エリアが大半。穀倉地帯での旱魃は
  上記、全米全体でみた情勢を上回る深刻さ。
(3)旱魃指数の遡及は短期間。それに対して湿潤土壌と乾燥土壌の面積シェアは、旱魃の深刻度は
  不詳ながら、1895年まで遡及。それによると本年6月の乾燥土壌は54.6%。6月を上回った時期は
  1934年3〜12月、39年11月〜40年1月、54年の4月と6月〜9月、11月〜55年1月と3月、56年12月のみ
  (図表3)。春から夏に限定すると過去34年と54年の2回。両年とも旱魃の深刻さから土壌回復が
  遅延。湿潤土壌シェアが冬小麦収穫期の翌春まで低迷(図表4)。小麦産地のハイプレーンズが
  中西部を上回る深刻な旱魃の現状に照らせば、小麦を中心に今後一段の価格上昇が視野。

(図表4)湿(図表3)湿潤・乾燥土壌の面積シェア潤・乾燥面積シェア(各年6月〜翌年4月)

(図表1)アメリカ旱魃指数の推移(図表2)エリア別旱魃指数(2012年7月31日)

http://www.jri.co.jp/MediaLibrary/file/report/research/pdf/6237.pdf


 
生牛価格が急伸
〜 拡がる旱魃影響 〜
http://www.jri.co.jp
(1)7月最終週に入り、生牛価格が急伸(図表1)。6月から、コーンや大豆など穀物価格が上昇、
  このところ既往最高値を更新。それに対して生牛価格はこれまで安定して推移。しかし、7月末、
  1ポンド当たり1.26ドルと最高値圏へ急上昇。
(2)主因はまず飼育頭数の減少(図表2)。2006年秋以降、コーンをはじめ飼料価格が値上がりし、
  事業採算が悪化するなか、アメリカの飼育牛頭数は08年初から減勢に転換。さらに10年秋以降、
  再びコーンをはじめ穀物価格が上昇に向かい、採算悪化が深刻化した結果、本年初来、飼育頭数
  の減勢加速。本年初の生牛価格上昇は飼育頭数の減少を受けた先行き需給逼迫懸念の増大に起因。
  もっとも今春、BSE感染牛が確認され、価格急落。
(3)第2の要因は旱魃(図表3)。とりわけ飼料となるコーンや牧草の被害深刻。米農務省が毎週
  公表している主要生産地の作柄判断をみると、先週は天候改善が期待されたものの、依然旱魃と
  熱波が続いた結果、作柄判断が一段と悪化。先週末から穀物価格が再び強含み。アイオワ州など
  畜産地では飼料制約から飼育を諦め、市場出荷に切り替える動きが拡大。短期的には、供給増で
  精肉価格低下に作用するものの、飼育頭数の減少に拍車が掛かり、中期的には需給逼迫が加速し、
  価格上昇圧力増大に作用する懸念大。
(4)旱魃による飼料価格上昇は生牛に限らず。むしろ飼育期間の短い豚や鶏に対して、より大きく、
  かつ短期的な値上がり圧力に。米農務省の7月予測によれば、13年の食肉生産量は5月予測対比、
  とりわけ鶏肉、次いで豚肉が減少に(図表4)。これまで一部にはインフレは一時的かつ来年の
  問題との見方も。しかし旱魃が深刻化するなか、より早期の影響拡大が視野。
http://www.jri.co.jp/MediaLibrary/file/report/research/pdf/6233.pdf


#日本への影響は当面は軽微だろうが
今後、確実に世界の低所得層の生活水準低下、特に貧困層の食糧危機へとつながっていくだろう

 

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